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タイムテーブル[3/13]

開催時間 セミナー
9:20~9:30
オープニングリマークス
原田 研介

講師

  • 大阪大学大学院
  • 基礎工学研究科
  • システム創成専攻 教授
  • 原田 研介
9:30~10:30
K-3 基調講演3

Boston DynamicsにおけるMobile Manipulation Robot

Marc Raibert

講師

  • Boston Dynamics
  • CEO
  • Marc Raibert
セッション概要

先端的な制御システムと高性能なメカニックの設計を持つダイナミックなロボットはいまや実験の領域を出て、現実の世界に入りつつある。それらは自宅やオフィス内はもちろんのこと、現状の車輪やわだちでは不可能な地勢でも作動できる。これらのロボットはダイナミックに動き、均衡を保ちながら進み、しかも環境を認識し、マニピュレーションの機能を拡大すべくモバイルの構造を使用する。この講演では、Boston Dynamics が先端的なモバイル・マニピュレーションを開発するためにどのような業務を行ってきたかに関する基本的なスタンスを述べる

講師プロフィール

Marc RaibertはBoston Dynamicsの創立者でCEO。同社はBigDog, Atlas, Spot、Handleのような世界でもっとも先端的なロボットのいくつかを世に送り出した企業。これらのロボットは敏捷性、器用さ、あるいは知覚や知性で動く動物の際立った資質によってはぐくまれてきた。キーとなる要素はダイナミックな動きであり、これらは、生命感あふれる性質や実際の世界でリアルな業務をこなす効率性に大いに貢献している。Boston Dynamicsを創業する前のキャリアは、1986年から1995年まではEE&CSやMITのロボティクスのEE&CSの教授、1980年から1986年まではカーネギーメロン大学に奉職している。その間、高度なダイナミックなロボットの科学的原理を打ち立てるためのラボ、Leg Laboratoryを創設した。現在、the National Academy of Engineeringの会員。

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10:30~11:10
S4-1 協賛講演

デジタルトラスフォーメーションの実現に向けて
~富士通のAI、IoT、ロボティクスへの取組み~

原 裕貴

講師

  • 富士通株式会社
  • 執行役員 デジタルサービス部門AIサービス事業本部担当
  • 原 裕貴
セッション概要

多くの企業がデジタルトランスフォーメーションへの取組みを本格化している。自社の事業変革や新規事業創出には、AI、IoT、ロボティクスなどのデジタル技術の活用が不可欠である。
このセッションでは、富士通が提供する最先端技術を事例を交え紹介する。

講師プロフィール

1984年に株式会社富士通研究所に入社、ソフトウェアやAI関連の基礎研究に従事。2015年6月に同社の取締役に就任。ビッグデータ・メディア処理・知識情報処理など幅広い分野を担当。2017年4に富士通株式会社執行役員に就任し、AIサービス事業を担当。

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11:10~11:50
S4-2

精密農業を目指すロボット・センシング技術

近藤 直

講師

  • 京都大学
  • 農学研究科
  • 教授
  • 近藤 直
セッション概要

2045年から2050年には,世界人口は90億人に達するという予測の一方で,すでに8億人が栄養不良で苦しんでいる。また,地球温暖化,大気,水,土壌汚染など憂慮すべき環境問題も深刻さを増している。人類にとって,最も重要なこのトレードオフの問題を解決するためのロボット技術をいくつか紹介し,その解決方法を議論する。

講師プロフィール

1984年 京都大学農学研究科修了後,岡山大学農学部助手,助教授を経て
2000年 石井工業株式会社 技術開発部部長
2006年 愛媛大学工学部 教授,2007年 京都大学農学研究科 教授
2017年 農業食料工学会 会長
主として食料生産のための自動化,センシングシステムに従事,28冊の著書(翻訳本を含む),2017年,日本農学賞,読売農学賞を受賞

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11:50~13:00 展示会場をご覧ください
13:00~13:40
S5-1

防災および災害対応のためのロボット技術とその社会実装

淺間 一

講師

  • 東京大学
  • 大学院工学系研究科
  • 教授
  • 淺間 一
セッション概要

2011年に東日本大震災,津波及び福島原発の事故が発生した.その際,高放射線環境などの環境において,ロボット技術の投入が不可欠であった.本講演では,そこで開発・活用されたロボット技術について紹介するとともに,今後の防災や災害対応のために必要となるロボット技術とその社会実装について議論する.

講師プロフィール

1984年東京大学大学院工学系研究科修士課程修了.1986年理化学研究所研究員補.同研究員,副主任研究員等を経て,2002 年東京大学人工物工学研究センター教授.2009 年同大学院工学系研究科教授.日本機械学会,日本ロボット学会フェロー.2017年よりIFAC次期会長,日本学術会議会員.工学博士(東京大学).

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13:40~14:20
S5-2 協賛講演

農業におけるIoT、ビッグデータ、AI、CPSの活用 ~栽培における判断をサポートする「電子案山子」の事例紹介~

山口 典男

講師

  • PSソリューションズ株式会社
  • フェロー 博士(システム情報科学)
  • 山口 典男
戸上 崇

講師

  • PSソリューションズ株式会社
  • CPS事業本部 農業科学Lab. 所長
  • 博士(学術)
  • 戸上 崇
山本 恭輔

講師

  • PSソリューションズ株式会社
  • CPS事業本部 農業科学Lab. 主幹研究員
  • 博士(農学)
  • 山本 恭輔
セッション概要

「e-kakashi(いいかかし)」は栽培をサポートするために、IoT、ビッグデータ、AIやCPSなどの技術を採用して開発されたシステム。このシステムは栽培的な観点でデータを分析し、車でいうところのカーナビのように「栽培のナビゲーション」を行うことが特徴である。当セッションでは、農業セクターで頻繁に生じる課題の解決方法や、近い将来農業界で必要になると考えられる先進技術について。加えて、「e-kakashi」の取り組む導入事例もご紹介する。

講師プロフィール
PSソリューションズ株式会社
山口 典男

KDD研究所にて人工知能の応用研究に従事後、日本HPにて新サービス構築コンサルティングに従事。ソフトバンクにて事業責任者としてディズニーモバイルを立ち上げた後、社内ベンチャー制度を利用してPSソリューションズ(株)から農業IoT事業e-kakashi (いいかかし)をスタートさせる。博士(システム情報科学)。

PSソリューションズ株式会社
戸上 崇

オーストラリア ニューサウスウェルズ州 公立チャールズスチュアート大学卒 (学士(応用科学))その後、国立三重大学 大学院の修士課程に進学し、農業ICT分野の研究に携わる。2012年 同大学院博士課程にて、農業現場におけるセンサーネットワークおよび情報の利活用に関わる研究にて、博士号(学術)を取得。2012年12月日本学術会議CIGR分科会にてHonorable mentionを受賞。2013年1月よりソフトバンクモバイル入社。以降、農業IoTの技術・知見を基に2013年1月より本プロジェクトの技術開発をリード。

PSソリューションズ株式会社
山本 恭輔

2015年に東京大学大学院にて博士(農学)の学位を取得。画像解析や機械学習、データマイニングといった情報科学技術の農学分野での応用が専門。現在は農業IoT「e-kakashi」の研究開発を担当。主幹研究員 博士(農学)。

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14:20~15:00 展示会場をご覧ください
15:00~15:40
S6-1

超小型宇宙ロボティクスを起点に築く、宇宙資源利用産業

袴田 武史

講師

  • 株式会社ispace
  • Founder&CEO
  • 袴田 武史
セッション概要

ispaceが挑むのは、民間主導の月面資源開発。超小型宇宙ロボティクスを軸に、政府主導より低価格で高頻度の月面輸送と探査ミッションを計画している。

講師プロフィール

ジョージア工科大学で修士号(航空宇宙工学)を取得。大学院時代は次世代航空宇宙システムの概念設計に携わる。大学院卒業後、外資系経営コンサルティングファーム勤務。2010年よりGoogle Lunar XPRIZEに参加する日本チーム「HAKUTO」を運営する株式会社ispaceを経営。

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15:40~16:20
S6-2 協賛講演

Real-Timeシミュレータの高解像度化と高自由度化への挑戦

伊地知 勝美

講師

  • エムエスシーソフトウェア株式会社
  • 営業統括部 ビジネスデベロップメント モーション担当
  • 部長/Director
  • 伊地知 勝美
セッション概要

公道走行試験向けのReal-Timeシミュレータは欧州市場向けのものが多く、遅延計算を避けて低解像度や低自由度の設定のため、日本国内市場のニーズに合わない場合が見受けられる。弊社でも車両機構ソフト「Adams Car」とドイツ国家プロジェクトの公道走行シミュレータ「VIRES社VTD」との融合を試みているが、そこから見えてきた課題と今後の取り組みを紹介する。

講師プロフィール

2003年にエムエスシーソフトウェア株式会社に入社。同社コンサルティング部門にて車両走行時の状態量計算に従事。2013年から同社のビジネスデベロップメント部門のマネージャーに就任。マルチボディダイナミクスと非線形有限要素法や個別離散要素法との連携を担当。2018年から同社同部門にてダイレクターに就任。マルチボディダイナミクスとReal-Time OSやADASシステムとの連携を担当。

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16:30~18:00
P-1

ロボティクスとAI

モデレータ

  • 東北大学大学院
  • 工学研究科 ロボティクス専攻 教授
  • 小菅 一弘

モデレータ

  • 東京大学
  • 大学院 情報理工学系研究科 システム情報学専攻 教授
  • 生田 幸士

パネリスト

  • MIT and Rethink Robotics
  • Computer Science and Artificial Intelligence Lab
  • Professor of Robotics (emeritus)
  • Rodney Brooks

パネリスト

  • Boston Dynamics
  • CEO
  • Marc Raibert

パネリスト

  • 名城大学
  • 理工学部 メカトロニクス工学科 教授
  • 福田 敏男

パネリスト

  • 東京大学
  • 次世代知能科学研究センター センター長
  • 情報理工学系研究科 教授
  • 國吉 康夫

パネリスト

  • 大阪大学大学院
  • 基礎工学研究科 システム創成専攻 教授
  • 原田 研介