
※プログラムは予告なく変更となる場合がありますので、ご了承ください。
OP2
オープニングリマークス

「オートモーティブ・ソフトウェア・フロンティア」プログラム委員長
名古屋大学大学院
情報学研究科 未来社会創造機構 モビリティ社会研究所 所長
教授
高田 広章
K2
基調講演

国土交通省
物流・自動車局 技術・環境政策課
課長
猪股 博之
K2 基調講演「自動運転社会の実現に向けた国の取り組みについて」
日本社会の課題である交通事故の削減、地域公共交通の維持改善、担い手不足への対応について、近年、自動運転技術を用いて解決することが期待されている。さらに自動車産業全体が100年に一度の変革期を迎える状況で、国際競争力の強化にも資する自動運転技術の導入・普及・促進を国としても積極的に取り組むことが求められている。そこで現況と将来を見据えて、これまでどのように国として取り組んできたのか、今後どうするのか、制度面、支援施策などを中心に紹介することで、関係各者が取り組むべき方向を検討する上での参考としたい。

国土交通省
物流・自動車局 技術・環境政策課
課長
平成6年4月に運輸省に入省。平成27年7月より国土交通省 自動車局 技術政策課 自動車基準協定対策官として、自動車の国際基準に関する業務や日EUEPA交渉の自動車分野を担当。平成29年7月には同課 国際業務室長(兼)国際企画室長に着任し、国連WP.29(自動車基準調和世界フォーラム)を中心に、国際関係業務全般を担当。その後、令和5年10月より国土交通省 物流・自動車局 技術・環境政策課長に就任し、自動運転に関する政策業務を担当している。
S2
特別講演
コア・エンジニアリング
サイバーセキュリティ

株式会社ベリサーブ
サイバーセキュリティ事業部 セキュリティマネジメントオフィス課
課長代理
中西 駿太
S2 特別講演「各国サイバーセキュリティ法規対応に向けた説明力強化の取り組み ~ISO/SAE 21434対応文書の統合的な管理~」
本講演では、自動車のサイバーセキュリティ法規対応において求められるサイバーセキュリティケースによる論証を、トレース管理によって実現する方法を解説する。
具体的には、実務上の課題に対する解決策として、ALM(アプリケーションライフサイクル管理)ツール「ConTrack」によるトレーサビリティの確保、AIを活用したトレーサビリティ構築の効率化ならびにトレース情報を用いた業務効率化の実例を紹介する。
また、国ごとの法規対応やSDV時代を見据え、ALMツールによるトレーサビリティ確保の利点を示す。

株式会社ベリサーブ
サイバーセキュリティ事業部 セキュリティマネジメントオフィス課
課長代理
2019年 ベリサーブ入社。サプライヤ向けに車載システムにおけるサイバーセキュリティ対策(ペネトレーションテスト、脆弱性診断など)に関連した支援業務に従事。2021年からは、OEMやサプライヤ向けにUN-R155法規対応およびISO/SAE 21434準拠のための開発プロセス整備やその運用支援業務を主導。
K1/S1ブロックに関するQ&Aセッション
休憩
B1-1
招待講演

トヨタ自動車株式会社
トヨタソフトウェアアカデミー
主幹
横山 昌之
B1-1 招待講演「SDV時代のソフトウェア人財戦略
~トヨタソフトウェアアカデミーの取り組み~」
自動車業界、100年に一度の大変革期と言われ始めて早9年。そして、いよいよ本格的な SDV時代が到来しようとしている。 この Software Defined と言われる通り、クルマづくり、モビリティ社会づくりにとって、以前にも増してソフトウェアが重要となり、それを担うAI/ソフトウェア人財強化が求められている。 本講演では、この大きな潮流に対応するためにスタートしたトヨタソフトウェアアカデミーの取り組みについてご紹介する。

トヨタ自動車株式会社
トヨタソフトウェアアカデミー
主幹
2000年のトヨタ入社から車載ソフトウェア(HEV制御、駆動MG制御、燃料電池制御、先進安全制御)の内製開発を担当し、2023年から車載ソフトウェア開発者向け教育講座の開発・運営を担当、2025年からトヨタソフトウェアアカデミー所属となり、グループ会社、海外事業体への展開を担当。
B1-2
ソリューション講演

トレノケート株式会社
営業本部ソリューション推進グループ
コーポレートエヴァンジェリスト
三浦 美緒
B1-2 ソリューション講演「モビリティ業界におけるDX戦略実現に向けたソフトウェア人材の育成」
「クルマのソフトウェア化」の促進、他業界におけるDXとの連動を受け、自動車業界においてもソフトウェア人材育成が課題とされています。
IT人材不足が顕著となっている昨今、自動車業界に関わらずいずれの業界でも外部からの採用だけでは必要な人材を確保するのが困難な状況です。
ドメイン知識を有する自社のビジネスリーダーこそ、データ基盤構築や生成AI、クラウドの利活用促進など、IT/ソフトウェア技術の知識が必要な時代を迎えています。IT企業へ開発を委託するにも、ベンダーコントロールのためにIT・デジタルの知識やスキルが役立ちます。
創業より30年、IT・デジタル人材育成専業で取り組み続けるトレノケートが、人材育成の事例をもとに各種のスキル標準を紐解きながら、IT・デジタル人材育成のトレンドをご紹介します。

トレノケート株式会社
営業本部ソリューション推進グループ
コーポレートエヴァンジェリスト
外資系UNIXベンダー企業にてITコンサルタントとしてオープン環境における運用管理システムの提案・設計・構築などに従事。2002年よりトレノケートにて技術教育エンジニア(講師)、マーケティング・PR担当、AWS認定インストラクター、営業マネジャー等を経て現職。現在は、人材育成コンサルタントとして、DX/デジタル化推進を目指す企業様に向け人材育成ソリューションを設計・提案・提供。2023年から三年連続で Japan AWS All Certifications Engineerを受賞
ITストラテジスト
情報処理安全確保支援士
ITIL® 4 Strategic Leader
iCDアドバイザー
B1ブロックに関するQ&Aセッション
休憩
B2-1
招待講演

Open SDV Initiative (アイシン・ソフトウェア株式会社)
先行開発部 第5先行開発室
室長
野村 武司
B2-1 招待講演「Open SDV Initiativeの活動 と Open SDV API ボディー/キャビンについて」
SDVは、OTA(無線通信によるソフトウエア更新)による機能進化を可能にし、自動車の価値を継続的に高める新しい概念である。本講演では、名古屋大発の産学連携プロジェクト「Open SDV Initiative」の活動を紹介し、車両機能への安全・効率的なアクセスを実現するOpen SDV API策定の取り組みを説明する。最終的にAPIを標準化することで、サードパーティによるアプリ開発を促進し、エコシステム拡大と開発コスト低減に寄与すると考えている。本セッションでは、API設計思想、ビークルOSの調停・リスク制御機能、ボディー/キャビン領域のAPI事例、シミュレーションや実車による検証を報告する。

Open SDV Initiative (アイシン・ソフトウェア株式会社)
先行開発部 第5先行開発室
室長
2004年に現アイシン・ソフトウェア株式会社へ入社。ボディー系製品開発部署にてソフトウェア開発に長年従事。OEMとともに仕様作成、ソフト作成、検証など幅広く実施。
現在は、先行開発部に所属し、SDV、知能化に関係した研究開発・製品開発に従事中。
長年の経験により培ってきたボディー系の知識を活かし、Open SDV Initiative ボディー/キャビン WGに参画しOpen SDV API策定に向けて活動を推進中。
B2-2
ソリューション講演
テクノロジー・フロンティア
SDV

株式会社CRI・ミドルウェア
モビリティ事業本部 開発部
部長
近藤 文仁
B2-2 ソリューション講演「SDVは具現化へ ―― 体験を語り、試し、実装するMESH」
Open SDV Initiativeでは、SDVをAPIや機能から積み上げる工学的アプローチと、ユーザー体験から逆算して落とし込む体験的アプローチという二つの視点から、新しいモビリティの形を模索している。本講演では、これら二つのアプローチを両立させる開発基盤であるMESH(Mobility Experience Simulation Hub)を紹介する。あわせて、アバターによる運転補助体験や、前方車両のドラレコ映像から渋滞の原因を把握する体験例を通じて、体験起点で価値を設計する重要性と、SDVを価値として具現化するための実践的な道筋を共有する。

株式会社CRI・ミドルウェア
モビリティ事業本部 開発部
部長
1997年よりゲーム業界で開発に従事し、メインプログラマー兼ディレクターとして業務用・家庭用ゲーム制作を経験。ゲーム開発と並行して、リリース後も価値を更新し続ける開発基盤の整備と実績を積み上げてきた。2018年より活動範囲をゲーム以外に広げ、音・映像・リアルタイム処理といったゲーム技術を組込み・エンタメ・車載領域へ展開。SDVを「Software-Defined Value」と捉え、ソフトウェアによって体験価値とブランドを進化させる技術的な仕組みを構築してきた。現在はOEMや大学、法人と連携し、実サービスを見据えた事業モデルの実装を進めている。
B2ブロックに関するQ&Aセッション
休憩
B3-1
招待講演

ASAM
Representative of ASAM Japan
庄井 美章
B3-1 招待講演「自動運転検証における標準化規格ASAM OpenXの紹介」
自動運転の実現においては、シミュレーションによる検証が行われることが一般的である。この検証においては多くのツールによるシミュレーションシナリオの設定から実施、評価などが必要であり、それらを繋ぐための標準化された規格が必須となっている。
国際標準化団体であるASAMはこれら標準をUN/ECE WP29(自動車基準調和世界フォーラム)やISOなどと協調しながら策定してきており、更なる深化も図っている。
本講演では、この自動運転検証における様々な標準として規格化されているASAM OpenXと呼ばれる8つの標準について説明すると共に、現在進行している標準化や今後についても述べる。

ASAM
Representative of ASAM Japan
ツールベンダーの測定および適合に関わる部門にて、マネジメント業務を行う傍ら北陸先端科学技術大学院大学にて技術経営の学位を取得。その後、自動車業界内で標準化を推進している非営利団体ASAMの日本支部を立ち上げ、その代表として現職。日本国内外のASAMメンバーと共に国際標準化のプロジェクトの活動を多方面で行う。
B3-2
ソリューション講演
コア・エンジニアリング
自動運転のシミュレーター/シナリオ評価&検証
MaaS-スマートシティ/社会インフラとクルマ開発

株式会社PTVグループジャパン
オートモーティブソリューション部
マネージャー
三浦 基嗣
B3-2 ソリューション講演「交通シミュレーターを活用した安全性検証シナリオの生成」
AD/ADAS開発における安全性評価では、多様な交通状況を再現したテストシナリオが不可欠である。しかし、実走行データや体系的なシナリオは実用的である一方、交通参加者が複雑に絡み合う予期せぬ事象や、動的な発展性に乏しいという課題がある。
そこで交通シミュレーターを活用し、運転スタイルやヒューマンエラーを設定することで、交通参加者の挙動や相互作用に基づく動的なシナリオを生成する手法を紹介する。さらにクリティカル・インシデントを抽出し、ASAM OpenSCENARIOとして出力することで、様々な車両シミュレーターを用いた発展的な検証が可能になる。

株式会社PTVグループジャパン
オートモーティブソリューション部
マネージャー
慶應義塾大学電子工学科を卒業後、完成車メーカーにて全輪駆動制御技術の研究開発に従事。
2018年に現職のPTVグループジャパンへ入社して以来、国内自動車業界を対象に交通シミュレーションのマーケティング・販売から製品サポート、プロジェクト推進、パートナー企業との連携等、一気通貫でお客様を支援している。
B3ブロックに関するQ&Aセッション
休憩
B4-1
招待講演

トヨタ自動車株式会社/公益社団法人自動車技術会
先進安全システム改革部/走行制御部会/自動駐車システム分科会
主幹/委員
岡村 竜路
B4-1 招待講演「自動バレー駐車/ドライビングシステムに関する標準化の取り組み」
車両とインフラの連携によりLevel4自動運転を実現する「自動バレー駐車」および拡張システムである「自動ドライビングシステム」の国際標準化を、日本とドイツが主導している。
本システムは標準装備の車両で実現可能とするため、駐車場や事業者管理敷地内に限定し、インフラ設備との連携を前提に開発が進められている。そのため、車両とインフラ間の相互接続性(Inter-operability)はメーカやソフトウェア開発にとって不可欠である。
本講座では、アーキテクチャ・機能配置・インタフェースなどの標準化の最新動向と各地域での実用化事例を紹介する。

トヨタ自動車株式会社/公益社団法人自動車技術会
先進安全システム改革部/走行制御部会/自動駐車システム分科会
主幹/委員
2000年にトヨタ自動車株式会社に入社し、電子システム・ソフトウェア開発に従事。2010年より自動運転・先進安全分野に携わり、駐車支援、周辺監視モニタ、自動駐車および自動バレーパーキングの開発を担当。2021年からはウーブン・コア株式会社(現在のウーブン・バイ・トヨタ株式会社)に出向し、自動運転システム開発に従事。現在はトヨタ自動車にて、自動運転技術を応用したシステムやサービスの開発に取り組むとともに、自動車技術会 走行制御部会/自動駐車システム分科会の委員としてISO国際標準化活動を推進。
B4-2
ソリューション講演
コア・エンジニアリング
検証技術/高信頼設計技術

LDRA
Technical Marketing and Business Development Manager
Stephen Di Camillo
B4-2 ソリューション講演「次世代車載ソフトウェアの安全性とセキュリティの確保 Ensuring Safety and Security of Next Generation Automotive Software」
※英語講演(日本語音声、字幕あり)
SDV や ADAS 機能に対して、ISO 26262 は通常、より高いレベルの ASIL(自動車安全度水準)を割り当てており、安全性確保のために、より厳格な開発・検証・妥当性確認プロセスが求められる。本講演では、航空・宇宙業界で採用されてきた検証ツールによって、次世代車載ソフトウェアの提供と規格準拠をいかに加速できるかを示す。

LDRA
Technical Marketing and Business Development Manager
モデルベースエンジニアリングと標準規格への準拠に重点を置いた、組み込みシステムおよびソフトウェア開発の分野で30年以上の経験を有し、LDRAのテクニカルマーケティング兼事業開発マネージャーとして、自動車、航空宇宙、鉄道、医療、通信、エネルギー、産業機器といった業界において、世界中の顧客と協業する。これまでのキャリアを通じて、エンジニアリング組織が新しいプロセス、ツール、テクノロジーを導入し、進化する技術規格への準拠を維持しながら、システムおよびソフトウェアの開発とテストの効率と効果を向上できるよう支援してきた。コーネル大学で電気工学の理学士号を取得。
B4ブロックに関するQ&Aセッション