物流データ利活用フォーラム2022 オンライン ~物流イノベーションを起こすデータ利活用・標準化の最前線~ | 2022年10月13日(木)10:25~17:05

※タイムテーブルは予告なく変更となる場合がございます。
10:30-10:35
(5分)
OP オープニングリマークス
矢野 裕児

物流データ利活用フォーラム実行委員長

流通経済大学 流通情報学部 教授

物流科学研究所 所長

日本物流学会 副会長

矢野 裕児

プロフィール

流通経済大学流通情報学部長。教授。工学博士。日通総合研究所、富士総合研究所を経て、現職。著書は「物流論」「現代ロジスティクス論」(共著、中央経済社)「自由化時代のネットワーク産業と社会資本」(共著、八千代出版)等。「2020年代の総合物流施策大綱に関する検討会座長代理」「今後の鉄道物流のあり方に関する検討会委員」「総合資源エネルギー調査会省エネルギー小委員会委員」など国土交通省、経済産業省等各種委員を歴任。

10:35-11:15
(40分)
K1 オープニング基調講演

目的から考えるデータの利活用

~テクノロジーはSCMをどのように変えていくのか?~

秋葉 淳一

株式会社フレームワークス(大和ハウスグループ)

代表取締役社長CEO

秋葉 淳一

概要

「物流データ利活用」と聞くと、多くの人は物流から得られるデータのみを利活用することを想像する。しかし、物流において解決(改善・改革)したいことに対して、物流データに限らずどのようなデータ(情報)があれば目的を達成できるかを考えることが重要である。また、確からしいデータと不確かなデータがあり、これらの組合せで利活用することが差別化となる。
残念ながら、データやアイデア、サービスといった見えないものの価値を理解する企業が少ないのが現実である。そもそもその価値を理解することが物流データ利活用の出発点であることをこの機会にお伝えしたい。

プロフィール

新卒で大手鉄鋼メーカー系のゼネコンに入社、制御用コンピューター開発と生産管理システムの構築に従事。その後、多くの企業のSCM システムの構築とそれに伴うビジネスプロセス・リエンジニアリング(BPR)のコンサルティングを担当。現在は、株式会社フレームワークス代表取締役社長CEO をはじめ、大和ハウスグループの複数企業で代表取締役、取締役を務める傍ら、学習院大学、金沢工業大学虎ノ門大学院、流通経済大学で教鞭をとる。また、日本ロジスティクスシステム協会の講師、各種専門委員として、ロジスティクス人材の育成にも力を注ぐ。「ロジスティクスのイノベーションが持続可能な社会を創る」を信念に、企業や業界の枠組みを越え、標準化やSDGs に繋がる「共創」の取り組みを発展させるべく、日々奔走中。

11:20-12:00
(40分)
S1 講演

【EC市場20.7兆円突破。今やるべきEC物流対策】

〜はぴロジ/流通統合システムlogiecの活用事例とともに解説!〜

株式会社はぴロジ

代表取締役社長

木村 和弘

概要

物流における上流・下流システムの自由自在な連携接続と複雑な出荷指示の自働化を実現するSaaS/iPaaS「logiec」と、logiecをコアにネットワーク化された130を超えるロジスティクス・パートナー(提携物流事業者)様とともに提供をしてきたロジスティクス・プロセス・アウトソーシングで、流通インフラプラットフォーム事業を展開。流通DX・物流DXのニーズが高まる中、データの見える化をすることによるメリットを「はぴロジ」サービスの解説を交えながらご紹介。

プロフィール

2007年関西大学法学部卒業後、新卒でりそな銀行に入社し法人営業に従事、その後事業会社へ転身し、Vietnam Tabuchi Electric Co., Ltd. President / General Directorなどを経て2019年12月株式会社ブレインウェーブ(現 株式会社はぴロジ)に参画、2020年4月 同 バイスプレジデント、2022年6月 同 代表取締役社長就任

11:20-12:00
(40分)
S-1 特別協賛講演

加速するデジタル時代のデータ経営

木浦 武志

株式会社セールスフォース・ドットコム

Tableauソリューションビジネス本部

Analytics Specialist

木浦 武志

プロフィール

外資系ベンダーでBI・機械学習製品のプリセールスを経て、セールスフォース ・ドットコムへ入社。製造業を中心にAIとBIを用いたデータ利活用プロジェクト支援を推進中。

松井 葵

株式会社セールスフォース・ドットコム

セールス ディベロップメント本部

コマーシャル事業部 第3営業部

部長

松井 葵

プロフィール

国内SIerを経て、2014年にセールスフォース・ドットコムへ、新規開拓型インサイドセールスとして入社。
その後4年間首都圏エリアの中堅・中小企業の外勤営業→2020年2月よりセールスディベロップメント本部コマーシャル事業部部長としてインサイドセールスチームを担当し、現在に至る。

概要

刻々と変化する経営状況に対して、いま求められる「データドリブン経営」とはー。
勘や経験に頼るのではなく、データ(=事実)を元にした判断を行いたい。
一方で社内にデータ活用・分析に長けた人材がいない。
そのようなお声は、昨今多くの経営者・事業責任者の皆様からいただいている。
そこで注目を集めるのがBIツール(ビジネスインテリジェンス)である。
BIを活用することで今まで自社に蓄積されてきたデータから " AI " が皆様のビジネスを成功に導く新たな道筋を示してくれている。
本セッションでは、これからの変化に対応するためのデータ分析、BIツールの定着化、AI活用についてお話させていただく。

12:00-13:00
(60分)
休憩
13:00-13:30
(30分)
A1 講演

デジタルデータを活用したサプライチェーンの最適化に向けた取り組み

田坂 晃一

花王株式会社

SCM部門デジタルイノベーションプロジェクト

チーフデータサイエンティスト

田坂 晃一

概要

花王は製造メーカーとしての調達物流や工場物流の他、卸機能の物流、また、小売物流など幅広く物流を行っている。過去からデータを活用した物流の自動化や最適化などは行ってきたが、現在の物流を取り巻く環境からさらなる高度な取り組みを自社のみならず他社と協働して取り組んでいく必要がある。
本講演では花王の基本的なロジスティクスに関するビジネスプロセスとデータを活用した物流拠点での改善活動・需要予測手法など、過去から現在までの取り組みについて説明する。
また、現在の花王が目指すサプライチェーンの姿として、フィジカルでの新たな物流拠点の構築やデジタルを活用した最適化の取り組みについて説明する。

プロフィール

2007年に花王に入社し、ロジスティクス部門にて国内の物流拠点の見える化システム開発や作業改善に従事。その後、ビックデータを活用した物流コスト分析や海外の物流拠点政策の立案や推進を実施。
2017年7月から2年間は経済産業省商務・サービスグループ物流企画室に出向し、日本の物流政策の立案・実行に従事。
2019年7月に花王に帰任し、ロジスティクスセンターにて国内の物流拠点政策を担当。主に中部エリアの最適サプライチェーンネットワークの策定や新たな物流拠点の設計を実施。
2021年7月にデジタルイノベーションプロジェクトが発足し、現職。サプライチェーン全体の最適化・高度化を図るDXを推進。

13:35-14:15
(40分)
A2 講演

物流DXを目指して

~ロボットソリューションにおけるデータ活用~

小堀 貴之

ラピュタロボティクス株式会社

ビジネス部門

Product manager

小堀 貴之

概要

物流DXを推進するにあたって、まだまだ標準化がなされていないというのが現状である。弊社ソリューションを交えながらどんなデータが見える化できるのかをお話させていただく。

プロフィール

大学卒業後、デロイトトーマツコンサルティング株式会社(現:アビームコンサルティング株式会社)に入社し、IT導入を通じた業務改善プロジェクトに多数関わる。
その後Evonikにて物流拠点統廃合プロジェクト、GAPにてEコマース配送センター立ち上げ、AmazonにてAmazon Fresh事業の立ち上げをリードする。
2019年、自身の倉庫管理業務の自動化への関心の高まりと、物流分野のエキスパートを求めていたラピュタロボティクスのビジョンが合致し、同社に参画。
事業開発マネージャーとして、これまでの経験を活かし、3PLを中心とした物流会社の倉庫内作業に関するソリューションを提供している。

14:20-14:50
(30分)
A3 講演

加工食品サプライチェーンの現状と課題

~標準メッセージ・業界共通プラットフォームの重要性~

時岡 肯平

一般社団法人 日本加工食品卸協会

専務理事

時岡 肯平

概要

加工食品卸売業が加盟する業界団体である日本加工食品卸協会より、加工食品業界の特徴やサプライチェーンの課題と解決の方向性をデータ連携視点から整理し説明する。

プロフィール

国分株式会社(現国分グループ本社株式会社)営業本部副本部長、国分首都圏株式会社副社長執行役員、国分グループ本社株式会社執行役員経営統括本部部長を歴任。2020年1月一般社団法人日本加工食品卸協会に出向、同年5月の定時総会を以って専務理事に就任。

14:55-15:25
(30分)
A4 講演

今こそ、データドリブン・ロジスティクス®の実現へ

〜気合いのプロセス改善からデータ利活用への変革

重成 学

株式会社Hacobu

Hacobu Strategy

ディレクター

重成 学

概要

データがあることにより、事実を共有し、事実を見つめなおし、建設的な解決策を考え、新しいロジスティクスの在り方を考えることができる。Hacobuはそのような世界を"Data-Driven Logistics®"と定義し、実現を目指している。本セミナーでは、現場で起きる様々な問題を、データでどのように解決していくのか、具体的な改善事例をもとに、DX推進のポイントをお伝えする。

プロフィール

三井倉庫株式会社にて、海外物流の提案営業、欧州長期出張(短期駐在)を経験。株式会社ドーム /Under Armourでは SCM 企画部署にて、国内外の業務プロセス改善・改革を担当。その後、株式会社レイヤーズ・コンサルティングにおいて、グループ経営管理・業務改革・サプライチェーンマネジメント等の数多くのプロジェクトをリード。荷主・物流企業・コンサルと異なる立場で物流・SCM現場に携わる中で、物流変革への想いが強まり、株式会社Hacobuに参画。

15:30-16:00
(30分)
A5 講演

物流データ利活用の必要性と取組の方向性

森川 健

株式会社野村総合研究所

アーバンイノベーションコンサルティング部

プリンシパル

森川 健

概要

わが国のロジスティクス分野での現状を示して、フィジカルインターネットやDX化を進めることが急務であることと、それに対し、物流データの利活用の前提となる物流分野のDXに資する萌芽を紹介し、今後の物流データの利活用に向けた取組の方向性を示す。

プロフィール

1990年4月に株式会社野村総合研究所に入社以来、SCMやロジスティクスに関わるコンサルティング業務に携わっている。
初期は国内外の港湾や空港、流通団地等の物流インフラの計画に携わることが多かったが、1990年代後半からは民間企業に関わるコンサルティング業務に数多く関わっている。特にロジスティクスや、SCMに焦点をおいた専門性を有している。著書に「戦略的SCM」「港湾IT革命」「コンテナ物語」(共に共著)がある。
現在、中央大学国際経営学部講師、日本ロジスティクスシステム協会が主催するストラテジックSCMコースの講師、ロジスティクス大賞ノミネート委員会の委員を歴任している。

16:05-17:10
(65分)
K2 クロージング基調講演 パネルディスカッション

データ利活用がもたらす物流改革とは

概要

物流分野においては、生産性向上、労働環境改善への対応をするべく、情報の電子化、自動化、機械化への取り組みが重要となっている。物流分野においては、これまで定量的な現状把握がなされず、そのために問題点の分析、課題解決が難しいということが指摘されてきた。デジタル化、標準化するということは、物流に関連するデータを生成、蓄積することとなる。「データ利活用」をすることにより、定量的に問題点を把握し、さらに分析、解決方策を提示することによって、様々なボトルネックを除き、物流がスムーズに流れる仕組みにしていくという視点が重要である。
ここでは4人のパネリストと、その現状、課題、問題点について議論し、今後の物流のあり方を展望する。

秋葉 淳一
パネリスト

株式会社フレームワークス
(大和ハウスグループ)

代表取締役社長CEO

秋葉 淳一

プロフィール

新卒で大手鉄鋼メーカー系のゼネコンに入社、制御用コンピューター開発と生産管理システムの構築に従事。その後、多くの企業のSCM システムの構築とそれに伴うビジネスプロセス・リエンジニアリング(BPR)のコンサルティングを担当。現在は、株式会社フレームワークス代表取締役社長CEO をはじめ、大和ハウスグループの複数企業で代表取締役、取締役を務める傍ら、学習院大学、金沢工業大学虎ノ門大学院、流通経済大学で教鞭をとる。また、日本ロジスティクスシステム協会の講師、各種専門委員として、ロジスティクス人材の育成にも力を注ぐ。「ロジスティクスのイノベーションが持続可能な社会を創る」を信念に、企業や業界の枠組みを越え、標準化やSDGs に繋がる「共創」の取り組みを発展させるべく、日々奔走中。

田坂 晃一
パネリスト

花王株式会社

SCM部門デジタルイノベーションプロジェクト

チーフデータサイエンティスト

田坂 晃一

プロフィール

2007年に花王に入社し、ロジスティクス部門にて国内の物流拠点の見える化システム開発や作業改善に従事。その後、ビックデータを活用した物流コスト分析や海外の物流拠点政策の立案や推進を実施。
2017年7月から2年間は経済産業省商務・サービスグループ物流企画室に出向し、日本の物流政策の立案・実行に従事。
2019年7月に花王に帰任し、ロジスティクスセンターにて国内の物流拠点政策を担当。主に中部エリアの最適サプライチェーンネットワークの策定や新たな物流拠点の設計を実施。
2021年7月にデジタルイノベーションプロジェクトが発足し、現職。サプライチェーン全体の最適化・高度化を図るDXを推進。

佐々木 太郎
パネリスト

株式会社Hacobu

代表取締役社長CEO

佐々木 太郎

プロフィール

アクセンチュア株式会社、博報堂コンサルティングを経て、米国留学。卒業後、ブーズアンドカンパニーのクリーブランドオフィス・東京オフィスで勤務後、ルイヴィトンジャパンの事業開発を経てグロッシーボックスジャパンを創業。ローンチ後9ヶ月で単月黒字化、初年度通年黒字化(その後アイスタイルが買収)。食のキュレーションEC&店舗「FRESCA」を創業した後、B to B物流業界の現状を目の当たりにする出来事があり、物流業界の変革を志して株式会社Hacobuを創業。
慶応義塾大学法学部卒業
カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)アンダーソン経営大学院卒業(MBA)

森川 健
パネリスト

株式会社野村総合研究所

アーバンイノベーションコンサルティング部

プリンシパル

森川 健

プロフィール

1990年4月に株式会社野村総合研究所に入社以来、SCMやロジスティクスに関わるコンサルティング業務に携わっている。
初期は国内外の港湾や空港、流通団地等の物流インフラの計画に携わることが多かったが、1990年代後半からは民間企業に関わるコンサルティング業務に数多く関わっている。特にロジスティクスや、SCMに焦点をおいた専門性を有している。著書に「戦略的SCM」「港湾IT革命」「コンテナ物語」(共に共著)がある。
現在、中央大学国際経営学部講師、日本ロジスティクスシステム協会が主催するストラテジックSCMコースの講師、ロジスティクス大賞ノミネート委員会の委員を歴任している。

矢野 裕児
モデレーター

物流データ利活用フォーラム実行委員長

流通経済大学 流通情報学部 教授

物流科学研究所 所長

日本物流学会 副会長

矢野 裕児

プロフィール

流通経済大学流通情報学部長。教授。工学博士。日通総合研究所、富士総合研究所を経て、現職。著書は「物流論」「現代ロジスティクス論」(共著、中央経済社)「自由化時代のネットワーク産業と社会資本」(共著、八千代出版)等。「2020年代の総合物流施策大綱に関する検討会座長代理」「今後の鉄道物流のあり方に関する検討会委員」「総合資源エネルギー調査会省エネルギー小委員会委員」など国土交通省、経済産業省等各種委員を歴任。

13:00-13:40
(40分)
13:00-13:20(20分)
A-1 招待講演

劇的に生産性と利益率を上げた「老舗食堂ゑびや」のデータ活用法

小田島 春樹

株式会社EBILAB

代表取締役

小田島 春樹

プロフィール

1985年、北海道生まれ
大学ではマーケティングと会計学を専攻
大学卒業後、ソフトバンク株式会社にて組織人事や新規事業・営業企画を担当
2012年、妻の実家が営む「有限会社ゑびや」に入社し、店長、専務を経て、現在は有限会社ゑびやと株式会社EBILABの代表取締役を務める
2016年、地域の課題解決を研究テーマに三重大学地域イノベーション学研究科の博士課程へ進学
2018年、同大学院での研究テーマの社会実装の為、サービス業向けデータ解析サービスプロダクトを手掛ける株式会社EBILABを設立
2019年、三重大学地域イノベーション学研究科の博士課程を単位取得退学、引続き論文を執筆中。

常盤木 龍治

株式会社EBILAB

CTO・CSO・エバンジェリスト

常盤木 龍治

プロフィール

1976年、東京生まれ
2001年より国内外の数多くのNo.1シェアプロダクトに携わる
AI/IoT/Cloud/LeanUXを得意とするプロダクトデザイナー/軍師/エバンジェリスト
テンダ→B-EN-G→インフォテリア(現アステリア)→SAP→レキサス
2016年より日本の産業構造変革加速の為、パラレルキャリアで日本を代表するテクノロジー企業で様々なプロダクト企画/開発/事業戦略/マーケティング/人材育成に携わる
2018年初頭より、ゑびやに事業戦略アドバイザーとして参画
2018年 EBILAB創業と同時にファウンダーとして、CTO/CSO/ヱバンジェリストに就任

概要

伊勢の老舗食堂『ゑびや』はほんの数年前はそろばんを弾いて経営する昔ながらの食堂。
それが数年前にデジタルシフトに成功し、今や様々なメディアに取り上げらている。その経験をもとに日本中の悩めるサービス業のデジタルシフト支援を手がける老舗食堂発スタートアップEBILAB(エビラボ)を立ち上げた。どのようなステップで必要な技術を取り入れチーム組成をし“データをもとに考える経営”を成し遂げたのか、従業員を増やさず売上5倍利益10倍を実現した背景と、withコロナでのニュー・ノーマルに対応した経営術、明日からでも簡単に始められるデータ活用法を紹介

13:20-13:40(20分)

六本木スマート街路灯の設置とデータ利活用の取り組み

臼井 浩之

六本木商店街振興組合

理事長

臼井 浩之

概要

六本木商店街では既存の街路灯を新たなスタイルの「スマート街路灯」に建て替えている。「スマート街路灯」はカメラ、デジタルサイネージ、通信機器等を装備し24時間歩行者通行量を計測するとともにデジタルサイネージから各種情報発信を行なう。カメラからの計測データをもとにコロナ禍におけるまちの混雑度表示や購買データとの組み合わせを行った東京都データ利活用プロジェクトの結果を交え、まちの見える化から地域課題への取り組みについて語る。

プロフィール

1956年六本木生まれ。サラリーマン生活を経て写真業を営む。2002年より六本木商店街振興組合理事就任、2018年より理事長を務める。夜のイメージ強い六本木から昼も夜も楽しめるまちへ「アート&デザインのまち」をコンセプトとしてイベントを展開し環境変化に対応したまちづくりを推進。商店街としてのロゴマークやそのサインを六本木交差点首都高速に掲出、桁下にはデザイン照明を設置するなどまちなかの施設整備を推進。近年ではカメラ、デジタルサイネージなどを備えたスマート街路灯の設置とその活用の業務にあたっている。港区商店街連合会副会長。