クラウドネイティブコンピュータ・マイクロサービスの普及に伴い、改めて、その基盤となるLinux(今回はUbuntu)の基本機能の理解とコマンドライン利用ノウハウの重要性に注目が集まって来ています。
そこで、インプレスでは「Scrum基礎講座」・「AWS Lambda実践編」・「Kubernetes基礎実践編」のラインアップに連なるシラバスとして、新たにインプレスのベストセラー書籍「6日間で楽しく学ぶLinuxコマンドライン入門 コマンドの基本操作を身につけよう (ネット時代の、これから始めるプログラミング)」をテキストにLinux初心者と、経験はあるが改めてLinuxコマンド知識の整理をしたい方を対象に、「Linuxコマンドライン入門講座」を、2月5日(火)、8日(金)、9日(土)の全3日間にわたって実施いたします。
基礎の基礎である「Linuxコマンドライン」に習熟したエンジニアを輩出し、クラウドファースト時代を牽引できる土台としたく考えています。
幅広い層・部門部署から、1人でも多くの方が受講をいただきますよう、心より祈念しております。
また、同シリーズは、今後も拡充を予定しています。今回の講座に続き、クラウド運用管理「Stackdriver実践演習編」(3月6日、13日)、インフラ基盤自動化コーデイング「Puppet Enterprize実践演習編」(3月8日、9日実施予定)など、続々と内容を充実させながらも継続して開催を計画しています。
2015年に出版し、ロングセラーを続ける書籍「6日間で楽しく学ぶLinuxコマンドライン入門 コマンドの基本操作を身につけよう (ネット時代の、これから始めるプログラミング」の書籍販売サイトに下記のコメントがあります。
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「実地レベルで学んだから知らないオプションとか結構あるもんだね。職場の新人に「とりあえずこれ全部やっとけー」って渡すのはアリかも。今時「趣味でLinuxやってました」って若い人でもGUIばっか使っててコマンドラインほとんどいじれなかったりするし。。」
(「6日間で楽しく学ぶLinuxコマンドライン入門」についての書籍販売サイトコメント)
上記のコメントの見られるように、
- 言語・ツールの利用の精通だけでは無く、Linux自体の基礎知識を持った人材を育成したい
- 既に、Linuxの利用経験はあるが、業務によって利用範囲が限定されており知見の幅が狭い
また、Linuxの機能全般を勉強するのには大変な労力・時間が必要で、もっと的を絞って、効率的にLinuxの基礎を学びたいなどと言う声も多く寄せられて来ています。
こうした声をバックに、同著をテキストにして、LinuxやOS XなどUNIX系OSのコマンドラインの基本操作およびシステム管理の基礎を理解できることを狙いとして授業を構成いたしました。
講義・定型の演習だけではなく、同上の書籍の章に沿って、設問を手を動かしながら解く形態を取る事で、知識だけでは無く、得心の行く理解と知識の整理が、合わせてできるように工夫を凝らしました。
加えて、書籍「Docker 実践ガイド」(インプレス社刊)の著者でもあるHPE認定オープンソース・Linuxテクノロジーエバンジェリストの古賀政純氏を迎え、Linuxがクラウド・オープンソース・マイクロサービスといったビジネス活用面でメイン基盤OSとなりつつある側面にもフォーカスして基調講演をしていただきます。技術的な面での教導に加え、実ビジネスからの面も解説することで授業に厚みを加える工夫も凝らしました。
1日目 19:00-21:00
特別講演:(仮)ビジネスに必須となったLinux
日本ヒューレット・パッカード株式会社
ハイブリッドIT事業統括 クラウドプラットフォーム統括本部
コアソリューション部
HPE認定オープンソース・Linuxテクノロジーエバンジェリスト
古賀 政純 氏
2日目 9:00-18:00
テーマ:Linuxの基本機能を手を動かして理解する
主要項目
- コマンドラインの世界の講義・解説
- ファイルの基本操作の演習
- テキストファイルを扱うためのノウハウ (viエディタの操作等)
- 1日目のまとめと課題演習
3日目 9:00-18:00
テーマ:Linuxのシステム管理機能を手を動かして理解する
主要項目
- findコマンドによる検索やフィルタコマンドの使いこなしなど、日常の操作に便利な多少高度なコマンドの操作についての説明・演習
- ユーザ管理やアクセス制御といったLinuxにおけるシステム管理の基本についての説明・演習
- シェルを活用するテクニック
- 2日間のまとめと課題演習
※あくまでも授業カリキュラムに沿った目安の進行スケジュールです。授業の進行状況により変更がありますのでご了承下さい。
また、「最後の方も演習できる時間があれば良かったです」・「内容が盛りだくさんで欲を言えば、あと1時間あると良かった」との声を、受講者の皆さまから多数いただいている事から、授業の進行に応じ、授業時間の延長を予定しています。
※スケジュール予定の終了時間をえいた合の帰社・帰宅は自由です。
講師・演習指導には、同著の著者でもあるテクニカルライターの大津 真(おおつ まこと)氏が自ら担当いたします。早稲田大学理工学部卒業後、著名外資系コンピューターメーカーにSEとして勤務。現在は主にテクニカルライターやミュージシャンとして多方面な活動しており、また、書籍著述だけでは無く、雑誌「日経Linux」では「基礎からわかるLinuxコマンド」という連載を持つなど多忙な日々を送っています。今回は、その経験・知見を活かして、楽しく分かりやすい丁寧な授業を心掛けていただきます。
IT関連の知識経験はあるが、OS(特にLinux)の関する知識・経験が浅く、今後の業務に必要な方。合わせて、Linuxの利用経験はあるが、その知識等が局所化していて、もう少し、網羅的に知識を整理したい方。
上記に加えて、クラウドインフラ関連業務、コンテナ管理、インフラ基盤自動化業務に携わるインフラ系業務に携わる方々や、アプリ開発でOSに関する知識も養成したいと考えている業務アプリ系に携わる方、Linuxへの理解が浅薄と考えているスタッフ・リーダーの方々が自ら部員の方々に、ぜひ受講をお薦めいただく事もお願いいたします。
同テーマに関心・興味のある方は勿論、幅広い階層・部署の方々等、多くの部門・皆様のご参加を心よりお待ちしております。
※昨年及び前回実施した『Scrum基礎講座』・『AWS Lambda実践編』・『Kubernetes基礎実践編』を受講された方も、知識の再整理・復習の意も含め再受講をお薦めいたします。
- 今回授業の特徴
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- Linuxの初心者、並びに経験は有るが改めてLinuxコマンド知識の整理をしたい方を対象に、Linuxの基本機能を詳解・演習を指導更に、やや高度はシステムコマンドについても解説・演習指導
- 講義に、それに伴う演習を交えた構成で、手を動かしながら理解を図る構成
- テキストの著者が自ら講座・指導を担当。自らの経験・知見を生かした授業内容
- 全3日間(計16時間程度)。比較的安価な授業料の設定
※昨年及び前回実施した『Scrum基礎講座』、『AWS Lambda実践編』、『Kubernetes基礎実践編』を受講された方も、知識の再整理・復習の意も含め再受講をお薦めいたします。
インプレス・セミナーについて
インプレスでは、「データサイエンス・機械学習」の、その有用性にいち早く着目。
2013年秋からビッグデータ、AI研究の先端研究が進む東京工業大学大学院イノベーションマネジメント研究科/東京大学政策ビジョン研究センターに協力を仰ぎ、授業タイプのセミナーとして改めて企画し、2014年4月から「データサイエンス講座」として実施してまいりました。
現在では、「データサイエンス基礎講座シリーズ」、「ブロックチェーン基礎講座シリーズ」に加え、「クラウドネイティブコンピュータ/マイクロサービスアーキテクチャ基礎講座シリーズ 」(<Scrum基礎講座>、<AWS Lambda実践編>、<Kubernetes基礎実践編> 等)など、最先端のテクノロジーにフォーカスした授業セミナーを連続して実施してきています。
データ分析担当者だけではなく、情報エンジニアリング部門、新規事業部門、品質管理部門の方々、先端外資系ITベンダー等、幅広い各層の方が参加し、延べ1,000名以上の方々に受講いただき、高い評価を受けています。
開催概要
セミナー名 | Linuxコマンドライン入門講座2019 ~クラウド・コンテナ・プロビジョニングも、すべてここからだ!~ |
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日時 |
全3日 |
会場 |
東京都千代田区神田神保町1-105 神保町三井ビルディング23F
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主催 | 株式会社インプレス |
協力 | テクニカル・ライター 大津 真(おおつ まこと) 日本ヒューレット・パッカード株式会社 |
特別協力 | フューチャーブリッジパートナーズ株式会社 |
受講対象 |
※基礎の基礎から始めるので、IT関連知識が乏しいか、技術的知識面に不安な方でも大丈夫です。 |
受講料 | 54,000円(税込) |
参加特典 | ![]() 【各回配布】
※1日目お渡し |
お問い合わせ先 |
株式会社インプレス 基礎講座シリーズ 事務局(担当:石川義貴) E-mail:jimukyoku@impress.co.jp 受付時間 10:00~18:00(土・日・祝日を除く) |
定員 | 30名(最少開講人数15名)
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注意事項
- 最少開講人数15名となります。
- 受講票は2019年1月21日(月)以降、順次電子メールにてご連絡させていただきます。
- 応募者多数となりました場合には、受講いただけない場合がございます。予めご了承ください。
今回ご受講いただけないお客様には、次回の開講について、改めてご案内させていただきます。 - 講師・講座内容は予告無く変更される場合があります。予めご了承ください。
- 製品購入を前提としたり、製品販売促進のためのセミナーではありません。
重要:利用ソフト、持参PC等、機器について
授業の演習環境には、
- OS: Ubuntu 18.04 LTS (VirtualBoxなどの仮想環境上でも可)
- 32bit・CPU以上、500MB程度の空き容量を確保し、
最低でも2GBのRAMを搭載要を利用いたします。