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第5回 IoTセキュリティフォーラム 2020 オンライン 5th IoT Security Forum 2020 Online|2020年12月15日(火)、12月16日(水)、12月17日(木)オンライン

本フォーラムへの参加申込みは終了とさせていただきました。​
たくさんのお申込を​いただきありがとうございました。

タイムテーブル 12月17日(木)

時間
講演
11:00-11:40(40分)
K3 基調講演
脆弱なIoT機器を守るための総合的サイバーセキュリティ研究 〜攻撃観測・脆弱機器探索から注意喚起、マルウェア駆除、防御まで〜
吉岡 克成
  • 横浜国立大学
  • 大学院環境情報研究院および先端科学高等研究院
  • 准教授
  • 吉岡 克成

セッション概要

K3 基調講演

脆弱なIoT機器を守るための総合的サイバーセキュリティ研究 〜攻撃観測・脆弱機器探索から注意喚起、マルウェア駆除、防御まで〜

これまで横浜国立大学では、IoT機器へのサイバー攻撃やマルウェア収集、分析、脆弱機器の探索など、激化するIoTサイバー攻撃の現状把握に努めてきました。これらの研究成果を基にした、関係者への情報提供、注意喚起、マルウェア駆除などの対策、攻撃対象とならないためのステルス化技術などの効果的な対策を含む総合的研究の構想と現状についてご説明します。

講師

吉岡 克成
  • 吉岡 克成
  • 横浜国立大学
  • 大学院環境情報研究院および先端科学高等研究院
  • 教授

2005年より(独)情報通信研究機構にてインシデント対策センターNICTERの研究開発に従事。2008年より横浜国立大学にてサイバーセキュリティ研究開発を開始。2009年文部科学大臣表彰。総務省「国際連携によるサイバー攻撃の予知即応技術の研究開発」「電波の有効利用のための IoT マルウェア無害化/無機能化技術等に関する研究開発」他、プロジェクトに多数参画。博士(工学)。

11:40-11:50(10分)
K3に関する Q&Aセッション
  • ナビゲーター
  • 国立研究開発法人 情報通信研究機構(NICT)
  • サイバーセキュリティ研究所 サイバーセキュリティ研究室 室長
  • 井上 大介
11:50-12:05(15分)
休憩&視聴URL移動時間
12:05-12:25(20分)
B5 ソリューション講演
OTネットワークに求められる特権ID管理とは
岸川 孝明 氏
  • NRIセキュアテクノロジーズ株式会社
  • ソフトウェアビジネス三部
  • 岸川 孝明

セッション概要

B5 ソリューション講演

OTネットワークに求められる特権ID管理とは

近年、産業用制御システムは外部ネットワークに繋がれ、クローズドな環境で安全とされてきたOTネットワークも、ITネットワークと同様に内外の脅威に晒されるようになった。実際、ネットワークを経由してマルウェアに感染した結果、工場での生産が停止する等のセキュリティ事故も発生している。
本講演では、重要データや分析基盤を扱う制御システムにおける「特権ID管理」に焦点を当て、ベストプラクティスを紹介する。

講師

岸川 孝明 氏
  • 岸川 孝明
  • NRIセキュアテクノロジーズ株式会社
  • ソフトウェアビジネス三部

クラウドインテグレーター(クラウド専業SIer)でAWSの導入支援や運用支援サービスの提供に従事したのち、2018年に野村総合研究所(NRIセキュア)に入社。現在は自社開発である特権IDアクセス管理製品「SecureCube / Access Check」、およびAWS上で特権ID管理機能をサービスとして提供する「Cloud Auditor by Access Check」の営業・企画を担当。

12:25-12:45(20分)
休憩&視聴URL移動時間
12:45-13:15(30分)
A7-1 招待講演
Current Status of the NOTICE Project -IoT機器調査開始から2年が経って-
笠間 貴弘 氏
  • 国立研究開発法人情報通信研究機構
  • サイバーセキュリティ研究所 サイバーセキュリティ研究室
  • 研究マネージャー
  • 笠間 貴弘

セッション概要

A7-1 招待講演

Current Status of the NOTICE Project -IoT機器調査開始から2年が経って-

2018年5月にNICT法が改正され、2019年2月より日本国内にあるパスワード設定に不備のあるIoT機器調査が開始された。本講演では、約2年間の調査によって明らかになった日本国内の脆弱なIoT機器の状況、そこから得られた知見や課題、今後の展望について述べる。

講師

笠間 貴弘 氏
  • 笠間 貴弘
  • 国立研究開発法人情報通信研究機構
  • サイバーセキュリティ研究所 サイバーセキュリティ研究室
  • 研究マネージャー

2011年 国立研究開発法人情報通信研究機構に入所。サイバーセキュリティ研究室に所属し、インシデント分析センターNICTERを始めとしたサイバーセキュリティの研究開発に従事。2018年から改正NICT法に基づくIoT機器調査業務のオペレーションも担当。2011年度山下記念研究賞、ICSS2016年度研究賞、NDSS2019 Distinguished Paper Award等を受賞。博士(工学)。

13:15-13:45(30分)
A7-2 特別講演(プラチナ)
IoTマルウェアの自動解析とIoTボットネット観測から得られたボットネット活動データの分析
嶋村 誠 氏
  • トレンドマイクロ株式会社
  • 公共ビジネス本部 ソリューションSEグループ サイバースレットリサーチチーム
  • シニアセキュリティスペシャリスト
  • 嶋村 誠

セッション概要

A7-2 特別講演(プラチナ)

IoTマルウェアの自動解析とIoTボットネット観測から得られたボットネット活動データの分析

現在、マルウェアに感染したIoT機器で構成されるボットネットによるDDoS攻撃が頻発している。そこで我々は、著名なIoTマルウェア Mirai、Bashliteの亜種を自動的に解析し、発見したボットネットの活動を継続的に観測するシステムを構築した。
本講演では、構築したシステムの概要、これまでの観測データの分析結果、および新しい亜種をいち早く発見・対応した事例を紹介する。

講師

嶋村 誠 氏
  • 嶋村 誠
  • トレンドマイクロ株式会社
  • 公共ビジネス本部 ソリューションSEグループ サイバースレットリサーチチーム
  • シニアセキュリティスペシャリスト

2010年慶應義塾大学大学院博士課程修了。同年より大手電機メーカーの研究所にて仮想化技術や組み込みデータベースの技術開発に従事。2017年よりトレンドマイクロで脅威リサーチ、およびリサーチ業務の自動化に従事。
博士(工学)、情報処理安全確保支援士(007671)

13:45-14:00(15分)
A7-1とA7-2に関する Q&Aセッション
  • ナビゲーター
  • トレンドマイクロ株式会社
  • IoT事業推進本部 IoT事業開発推進部
  • 技術推進グループ グループ長 ディレクター
  • 原 聖樹
14:00-14:20(20分)
休憩&視聴URL移動時間
14:20-14:40(20分)
B6 ソリューション講演
組込み機器のセキュリティ動向とSecNucleus™ WhiteEgret™
金井 遵 氏
  • 株式会社 東芝
  • 研究開発センター サイバーセキュリティ技術センター セキュリティ―基盤研究部
  • スペシャリスト
  • 金井 遵

セッション概要

B6 ソリューション講演

組込み機器のセキュリティ動向とSecNucleus™ WhiteEgret™

組込み機器のIoT化に伴い、セキュリティ対策が急務となっている。ここでは組込み機器に対するサイバー攻撃と対策技術の動向、セキュリティ対策の勘どころを説明するとともに、組込み機器向けのホワイトリスト型の実行制御ソフトウェアSecNucleus™ WhiteEgret™について紹介する。

講師

金井 遵 氏
  • 金井 遵
  • 株式会社 東芝
  • 研究開発センター サイバーセキュリティ技術センター セキュリティ―基盤研究部
  • スペシャリスト

2009年、株式会社 東芝 入社。入社より研究開発センターにてデジタルテレビ、Androidタブレット端末、システムLSI、社会インフラシステムを構成する機器など、種々の組込み機器向けセキュリティ技術の研究開発に従事。博士(工学)

14:40-15:00(20分)
休憩&視聴URL移動時間
15:00-15:30(30分)
A8-1 招待講演
ブロックチェーン・ビッグデータ・クラウド及びIoTを使用したハイパーコネクテッドスマートシティを実現するマルチレイヤセキュリティ技術
中澤 仁 氏
  • 学校法人慶應義塾大学
  • 環境情報学部
  • 教授
  • 中澤 仁

セッション概要

A8-1 招待講演

ブロックチェーン・ビッグデータ・クラウド及びIoTを使用したハイパーコネクテッドスマートシティを実現するマルチレイヤセキュリティ技術

都市のスマート化を目的とした大規模なIoTシステムでは、IoTデバイスやそこで生成されるデータ、そのデータが処理されるクラウドシステムからユーザのアプリケーションに至るまで高度なセキュリティが求められる。横浜国大をはじめとする国内外10機関以上が共同して取り組むIoTセキュリティプロジェクトの狙いや取り組み、成果を紹介する。

講師

中澤 仁 氏
  • 中澤 仁

街のスマート化を目的として実空間からのデータ獲得技術や、AIを用いたスマートセンシング技術、移動体を用いたモバイルセンシング技術のほか、データを用いて人の行動に作用する技術、ディペンダブルコンピューティング技術など、幅広い研究を進めている。

15:30-15:35(5分)
A8-1に関する Q&Aセッション
  • ナビゲーター
  • ​デロイトトーマツサイバー合同会社
  • サイバーアドバイザリー
  • マネージャー
  • 田中 典子
15:35-16:15(40分)
A8-2 パネルディスカッション
スマートシティを加速させるための課題
谷内田 修 氏
  • パネリスト
  • 前橋市
  • 政策部 未来の芽創造課
  • 課長
  • 谷内田 修
福田 尚久 氏
  • パネリスト
  • 日本通信株式会社
  • 代表取締役社長
  • 福田 尚久
松尾 正克 氏
  • パネリスト
  • デロイトトーマツサイバー合同会社
  • サイバーアドバイザリー
  • シニアマネージャー
  • 松尾 正克
廣瀬 史郎 氏
  • モデレーター
  • デロイトトーマツコンサルティング合同会社
  • シニアマネージャー
  • 廣瀬 史郎

セッション概要

A8-2 パネルディスカッション

スマートシティを加速させるための課題

日本におけるスマートシティは、一部では始まってはいるが、全体の設計はこれからである。実務としては、ルール、プレーヤーの整備、体制などを作ると同時にセキュリティを設計する必要性がある。本パネルディスカッションでは、スマートシティの先駆者的な存在である前橋市の取り組みを中心にスマートシティを加速させるための課題について話し合う。

講師

谷内田 修 氏
  • 谷内田 修
  • 前橋市
  • 政策部 未来の芽創造課
  • 課長

1989年早稲田大学商学部卒。1989年前橋市役所入職。市民課で「戸籍システム電算化」「住基ネットワーク」、道路建設課で「まちづくり交付金事業」、観光課で「赤城山ヒルクライムプロデュース」等の対応後、2012年に秘書課政策担当副参事として政策全般、2015年に政策推進課長として「総合戦略」「前橋ビジョン」「太陽の鐘」等を所管後、2017年より未来の芽創造課長として、ふるさと納税の「タイガーマスクプロジェクト<ふるさとチョイスアワード大賞>」、未来型政策の「官民ビックデータ活用によるEBPM」「人材育成定着プラットホーム」「SIB事業」、そして「スマートシティ」「スーパーシティ」を所管

福田 尚久 氏
  • 福田 尚久
  • 日本通信株式会社
  • 代表取締役社長

1986年 東京大学文学部卒業、1992年 米国ダートマス大学経営大学院(MBA)修了。1993 年、アップルコンピュータ(現Apple)入社。日・米を行き来し、CEO直下でグローバル戦略、製品及びチャネル戦略、ロジスティクス戦略等の経営全般に携わる。アップル米国本社副社長などを経て2002年、日本通信株式会社 入社。MVNOの事業推進、規制緩和に取り組み、2015年6月から現職。

松尾 正克 氏
  • 松尾 正克
  • デロイトトーマツサイバー合同会社
  • サイバーアドバイザリー
  • シニアマネージャー

IoTセキュリティ分野に15年以上従事。講師や各種講演, 設計コンサルを多数経験。IoT機器用の暗号・認証モジュールやIoT機器向けのPKI証明書発行サービス、SOCサービスを開発。SIPなど、基礎研究にも従事。SC27, JSPS192委員会など公的委員を歴任。IoT機器のセキュア化で肝となる物理乱数生成法、高速PKI鍵生成法、高速暗号処理法、高速秘密分散法の技術を有する。

廣瀬 史郎 氏
  • 廣瀬 史郎
  • デロイトトーマツコンサルティング合同会社
  • シニアマネージャー

■地方自治体・中央省庁・民間企業向けに、スマートシティをテーマとしたコンサルティングサービスを提供している。
-特に、ファイナンスの観点から持続可能なスマートシティの在り方を専門的に研究している
■2003年にデロイトトーマツグループに入社。会計/金融の専門知見を活かしつつ、多様なインダストリへのプロフェッショナルサービスを長年提供してきた。
-米国・東南アジア、にて計4年超の駐在経験を有する
-グループ内組織横断型のスマートシティ事業の立ち上げを推進
■公認会計士(日本)

16:15-16:30(15分)
休憩&視聴URL移動時間
16:30-17:00(30分)
A9 招待講演 ※講演言語:日本語
IoT とモバイルセキュリティの脅威と研究動向 (Threats and Research Trends of IoT and Mobile Security)
Vasaka Visoottiviseth(ワサカ・ウィスーティウィセット) 氏
  • Mahidol University
  • Faculty of ICT
  • Associate Professor Dr.
  • Vasaka Visoottiviseth(ワサカ・ウィスーティウィセット)

セッション概要

A9 招待講演

IoT とモバイルセキュリティの脅威と研究動向 (Threats and Research Trends of IoT and Mobile Security)

This session will wrap up the threats and research trend of Internet-of-Things (IoT) and mobile security by introducing guidelines from OWASP and current Internet Standard (RFC and internet drafts) concerning about IoT Security from IETF.

講師

Vasaka Visoottiviseth(ワサカ・ウィスーティウィセット) 氏
  • Vasaka Visoottiviseth(ワサカ・ウィスーティウィセット)
  • Mahidol University
  • Faculty of ICT
  • Associate Professor Dr.

Vasaka Visoottiviseth is an associate professor at Faculty of ICT, Mahidol University, Thailand. She received her Ph.D. in computer engineering from Nara Institute of Science and Technology (NAIST), Japan in 2003, M.E. and B.E. from Tokyo University of Agriculture and Technology (TUAT), Japan in 1999 and 1997, respectively. Her current research interests are Mobile and IoT security. She is currently the program director of Master in Cyber Security and Information Assurance program at Mahidol University.

17:00-17:10(10分)
A9に関する Q&Aセッション
  • ナビゲーター
  • 横浜国立大学
  • 大学院環境情報研究院および先端科学高等研究院
  • 教授
  • 松本 勉

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「第5回 IoTセキュリティフォーラム 2020 オンライン」事務局
E-mail:iotsecurity-forum@impress.co.jp
受付時間 10:00〜18:00(土・日・祝を除く)