たくさんのお申込をいただきありがとうございました。
タイムテーブル 12月15日(火)
![松本 勉](images/lecture_matsumoto.jpg)
- 横浜国立大学
- 大学院環境情報研究院および先端科学高等研究院
- 教授
- 松本 勉
セッション概要
K1 基調講演
次に来る攻撃に備えて:センサ・コントローラ・アクチュエータに係るIoTセキュリティ
IoTのセキュリティ課題として、通信・蓄積・処理のセキュリティはよく認知され、これらへの対処が進められている。フィジカル世界とサイバー世界の界面に配置されるIoT機器には、通信・蓄積・処理に加え、センサ・コントローラ・アクチュエータに係る計測・制御のセキュリティの課題があり、この課題への取組みの重要性が増している。本講演ではIoTセキュリティの全般に触れるとともに、計測・制御のセキュリティに力点を置き、その最新の研究動向について紹介する。
講師
![松本 勉](images/lecture_matsumoto.jpg)
- 松本 勉
- 横浜国立大学
- 大学院環境情報研究院および先端科学高等研究院
- 教授
1986年3月東京大学大学院博士課程修了、2001年4月より現職。2018年11月より産業技術総合研究所サイバーフィジカルセキュリティ研究センター長。1982年に「明るい暗号研究会」を4名で創設。ASIACRYPT、暗号と情報セキュリティシンポジウム、バイオメトリクス研究会、ハードウェアセキュリティ研究会、CRYPTREC、各種セキュリティ評価認証制度等の創設に貢献。
- ナビゲーター
- 横浜国立大学
- 大学院環境情報研究院および先端科学高等研究院
- 准教授
- 吉岡 克成氏
![後藤 悦夫 氏](images/B1.jpg)
- 一般社団法人日本スマートフォンセキュリティ協会
- 利用部会
- 部会長
- 後藤 悦夫 氏
セッション概要
B1 ソリューション講演
「IoTセキュリティチェックシートの最新版と動画セミナーのご紹介」 〜企業が安心・安全にIoTを活用するために求められていることは〜
今回の講演では、以下を紹介させて頂きます。
「IoTセキュリティチェックシート」は、一般企業がIoTを導入する際に検討すべきことを網羅的にまとめたもので、国際的なセキュリティフレームワーク(National Institute of Standards and Technology (NIST) Cybersecurity Framework(CSF))をベースにA3両面に理解しやすく作られており、「識別、防御、検知、対応、復旧」の観点から、IT側(情報セキュリティ)とOT側(組込みや制御系)の両者が連携して効果的なセキュリティ対策の検討が可能となります。
「動画セミナー」は、IoTを導入する一般企業の方でセキュリティに馴染みの少ない方向けに10分×6回に分け、セキュリティの重要性とIoTセキュリティチェックシート概要、及び活用方法を解説しております。
講師
![後藤 悦夫 氏](images/B1.jpg)
- 後藤 悦夫 氏
- 一般社団法人日本スマートフォンセキュリティ協会
- 利用部会
- 部会長
- 一般社団法人 日本スマートフォンセキュリティ協会(JSSEC)
- 利用部会 部会長
- 株式会社 ラック
- サイバー・グリッド・ジャパン ICT利用環境啓発支援室
- <業務経歴>
- 〜2015/3 トヨタ自動車株式会社 情報部門
・情報インフラ系の企業間EDI基盤、社内情報共有、BCP災害対策など
・情報セキュリティのポリシーやルールの策定、働き方変革の推進など
2015/4〜 株式会社ラック サイバー・グリッド・ジャパン(研究所)
・JSSEC活動を中心にIoTの調査・研究(主に利用企業の視点)
![石井 敦 氏](images/A1-1_1.jpg)
- SiFive, Inc.
- Representative in Japan
- 石井 敦 氏
![近藤 芳人 氏](images/A1-1_2.jpg)
- 株式会社DTSインサイト
- 事業企画本部
- 本部長
- 近藤 芳人 氏
セッション概要
A1-1 招待講演
RISC-Vのセキュリティーに対する取り組み
RISC-VのISA標準化を推進する非営利団体「RISC-V International」のセキュリティー活動の概要と、RISC-V Internationalの中核を担うSiFive社のセキュリティーに対する取り組みについてご紹介する。
講師
![石井 敦 氏](images/A1-1_1.jpg)
- 石井 敦 氏
- SiFive, Inc.
- Representative in Japan
Axis Japan代表、Verisity Japan代表、Carbon Design Japan代表、Cortus社日本代表を経て現在SiFive社日本代表。
![近藤 芳人 氏](images/A1-1_2.jpg)
- 近藤 芳人 氏
- 株式会社DTSインサイト
- 事業企画本部
- 本部長
1990年ソニー株式会社入社、メディアプロセッサ開発に従事。2012年ソニーLSIデザイン株式会社にてCMOSイメージセンサ開発に従事。2019年株式会社DTSインサイトに入社し、現在SiFive社代理店業務を担当。
![長谷川 聡 氏](images/A1-2_1.jpg)
- 株式会社ユビキタスAIコーポレーション 代表取締役社長
国⽴⼤学法⼈ 九州⼯業⼤学 客員教授 - 長谷川 聡 氏
セッション概要
A1-2 特別講演(プラチナ)
セキュアなIoTサービスを実現するための課題と、解決のために考慮すべきこと
IoT機器は、低コストでの開発、長期使用、運用期間中も絶えず新たなセキュリティリスクに直面するのは周知のとおり。また、インターネットやクラウドを含め、トータルで対応可能な事業者も少なく、セキュアなIoTサービス実現には困難が多い。
セキュアなIoTサービス実現のヒントとなる、IoT機器開発で考慮すべき点やライフサイクルマネジメントを中心に解説し、技術を提供する事業者側から見た課題を紹介する。
講師
![長谷川 聡 氏](images/A1-2_1.jpg)
- 長谷川 聡 氏
- 株式会社ユビキタスAIコーポレーション 代表取締役社長
国⽴⼤学法⼈ 九州⼯業⼤学 客員教授
1999年より株式会社デジオンでソフトウェア・ネットワーク関連の事業開発を担当。AVデジタル家電の相互接続規格「DLNA」関連事業の立ち上げに携わる。2002年 取締役。2008年株式会社ユビキタス(現:株式会社ユビキタスAIコーポレーション)入社。2013年 執行役員スマートソリューション事業部長、2014年6月 取締役 事業本部長、2016年 常務取締役を経て、2019年1月より現職。
- ナビゲーター
- 株式会社ユビキタスAIコーポレーション
- 企画室 主席研究員 ディレクター
- 吉田 一茂氏
![小野 真人 氏](images/B2.jpg)
- ウィンボンド・エレクトロニクス株式会社
- マーケティング&FAE部 セキュアプロダクトグループ
- 統括部長代理
- 小野 真人 氏
セッション概要
B2 ソリューション講演
最小の労力で必要十分なセキュアコードストレージとプラットフォームレジリエンシーを付加できるTrustME® W77Qセキュアフラッシュメモリ
もはやセキュリティの実装は組込み機器でも無視できない状況になっている。コネクテッドが当たり前のアプリケーションでは、守ることが攻撃されるよりもコストが高いと言われる。コストが抑えられ、かつ必要十分なセキュリティを既存設計製品にアドオンできないものだろうか?
ウィンボンドはハードウエアレベルのセキュリティロジックを内蔵した新セキュアフラッシュメモリW77Qを紹介し、この課題に一つの解を提供する。
講師
![小野 真人 氏](images/B2.jpg)
- 小野 真人 氏
- ウィンボンド・エレクトロニクス株式会社
- マーケティング&FAE部 セキュアプロダクトグループ
- 統括部長代理
現在 ウィンボンド・エレクトロニクス株式会社(本社台湾)のセキュアプロダクトマーケティング&FAEとして従事。世界初Common Criteria/EAL5+を取得したセキュアフラッシュメモリW75Fとともに新開発したセキュアフラッシュメモリW77Qの応用アプリケーション&パートナー開拓及び拡販を担当。
日頃からセキュリティを組込み応用製品でヒットさせることが今一番面白いミッションと考えている。
![森 彰 氏](images/A2-1_1.jpg)
- 国立研究開発法人産業技術総合研究所
- 情報・人間工学領域 サイバーフィジカルセキュリティ研究センター
- 研究チーム長
- 森 彰 氏
セッション概要
A2-1 招待講演
構文解析木の変更解析に基づく3-wayマージツールの開発
現在広く採用されているpull-basedのソフトウェア開発では、分岐したバージョンでの変更を統合することが必要となる。この3-wayマージと呼ばれる作業では、同じ箇所で行われた変更が自動的に統合できない場合に、人手での編集が必要となるため、開発効率が大幅に低下する可能性がある。本研究では、ソースコードの構文解析木の差分を直接統合することで、従来のマージツールの性能を大幅に上回ることができた。
講師
![森 彰 氏](images/A2-1_1.jpg)
- 森 彰 氏
- 国立研究開発法人産業技術総合研究所
- 情報・人間工学領域 サイバーフィジカルセキュリティ研究センター
- 研究チーム長
京都大学大学院工学研究科・情報工学専攻博士課程修了(博士(工学))ののち、英国オックスフォード大学訪問研究員、米国カリフォルニア大学サンディエゴ校ポスドク、北陸先端科学技術大学院大学助手を経て、2001年産業技術総合研究所に入所。現在、同所研究チーム長。ソフトウェア工学およびコンピューターセキュリティに関わるプログラム解析技術等の研究に従事。
![松岡 正人 氏](images/lecture_matsuoka.jpg)
- 日本シノプシス合同会社
- ソフトウェア・インテグリティ・グループ
- シニア・プロダクトマーケティング・マネージャー
- 松岡 正人 氏
セッション概要
A2-2 特別講演(プラチナ)
ソフトウェア部品表(SBOM)によるソフトウェアリスクの管理の考え方
IoTシステムのような分散システムにおけるリスクは複雑で、管理の難易度が高いことが想定される。セキュリティを崩壊させる可能性のあるリスクの多くは全体を構成するソフトウェアのどこかに内包される。本セッションでは、ソフトウェアに内包される脆弱性などのリスクを「ソフトウェア部品表」によって何をどのように管理することができるか概観を示すとともに、残るリスクについての対処法も列挙してみることを試みる。
講師
![松岡 正人 氏](images/lecture_matsuoka.jpg)
- 松岡 正人 氏
- 日本シノプシス合同会社
- ソフトウェア・インテグリティ・グループ
- シニア・プロダクトマーケティング・マネージャー
新潟県立長岡工業高校電気科卒。組込み含む元ソフトウェア開発者でサイクリスト。
日本ラショナルソフトウェア、日本マイクロソフト、カスペルスキーを経て2019/7より現職。
主に制御システムや組込みソフトウェア開発を経験したのち外資系で組込み開発やサイバーセキュリティビジネスに携わる。
JNSA IoTセキュリティWGリーダー、ASTER(ソフトウェアテスト技術振興協会)理事。
- ナビゲーター
- 日本シノプシス合同会社
- 松岡 正人氏
![田中 伸彦 氏](images/NowPrinting.png)
- 経済産業省
- 貿易経済協力局
- 技術調査室長
- 田中 伸彦 氏
セッション概要
A3 招待講演
「経済安全保障」を巡る動向について -米中の技術覇権闘争と我が国企業等のあり方-
米中の技術覇権をめぐる状況とその対応の在り方についての国内議論について解説します。
講師
![田中 伸彦](images/NowPrinting.png)
- 田中 伸彦 氏
- 経済産業省
- 貿易経済協力局
- 技術調査室長
2016-2019 経済産業省商務情報産業局デバイス産業戦略室長
2019- 現職(大臣官房経済安全保障室併任)
- ナビゲーター
- 東京大学
- 大学院工学系研究科附属システムデザイン研究センター
- 教授
- 池田 誠氏
協賛講演・出展をご希望の方
-
務局では本フォーラム内で講演や展示をいただけるご協賛企業・団体を募集しております。
ご希望・ご検討の方は下記の事務局までお問い合わせください。
協賛プログラムに関する詳細資料やお申込書等をご案内いたします。「第5回 IoTセキュリティフォーラム 2020 オンライン」事務局
E-mail:iotsecurity-forum@impress.co.jp
受付時間 10:00〜18:00(土・日・祝を除く)