たくさんのお申込をいただきありがとうございました。
タイムテーブル 12月16日(水)

- 経済産業省
- 商務情報政策局 サイバーセキュリティ課
- 課長
- 奥家 敏和 氏
セッション概要
K2 基調講演
産業分野におけるサイバーセキュリティ政策
あらゆるものがIoTでつながる「Society5.0」、「Connected Industries」の実現に向けて産業社会が変容する中で、新たな形の産業構造に潜むリスクを洗い出し、サプライチェーン全体としてサイバーセキュリティ対策に取り組む必要がある。
本講演では、フィジカル空間とサイバー空間のつながりの信頼性の確保の考え方を整理した「IoTセキュリティ・セーフティ・フレームワーク(IoT-SSF)」に関する検討状況をはじめ、経済産業省がサプライチェーン全体のサイバーセキュリティを強化するために取り組んでいる政策の最新状況を御説明する。
講師

- 奥家 敏和 氏
- 経済産業省
- 商務情報政策局 サイバーセキュリティ課
- 課長
1995年に通商産業省(現経済産業省)入省。マクロ経済分析、科学技術戦略、公務員制度改革、情報システム高信頼など様々な業務を担当した後、2010年より日本貿易振興機構(ジェトロ)New York Centerにて産業調査員を務める。2013年から資源エネルギー庁需給政策室長として日本の第4次エネルギー基本計画の策定等を担当。2015年より安全保障貿易管理政策に従事。2016年より安全保障貿易管理政策課長として対内直接投資規制等を強化する外為法改正等に取り組んだ後、2017年7月より現職。
- ナビゲーター
- 横浜国立大学
- 大学院環境情報研究院および先端科学高等研究院
- 教授
- 松本 勉
「kusabi」のご紹介

- アイビーシー株式会社
- マーケティング統括部 DX営業推進部
- 次長
- 夏堀 貴仁 氏
セッション概要
B3 ソリューション講演
ブロックチェーン技術を活用した次世代PKIによるIoTセキュリティ管理 「kusabi」のご紹介
インターネット接続機器は、通信を暗号化してもポートが外部へ開けてあるだけで、さまざまなセキュリティリスクが伴う。パスワードクラックや証明書有効期限切れから明るみになったIoT機器の設定・更新・運用課題。これらの課題を解決可能な、機器ごとの署名や外部ポートを不要にできるブロックチェーン技術を電子証明サービスに応用した、新しいアプローチによるPKI運用ソリューションを紹介する。
講師

- 夏堀 貴仁 氏
- アイビーシー株式会社
- マーケティング統括部 DX営業推進部
- 次長
システム総合ソリューションメーカの情報システム部門でサーバ・ネットワーク環境の設計・構築・運用に約20年従事。2003年頃からインターネットを駆使して、国内・グローバル合わせて約150拠点のVPNを運用。外部攻撃に耐えながらセキュリティを意識した運用に苦心し、従来型機器での遠隔メンテナンスやアップグレード運用の限界を痛感。2013年頃からOTAを始めとしたクラウド型IoT機器を運用している。

- 一般社団法人 重要生活機器連携セキュリティ協議会
- 代表理事
- 荻野 司 氏
セッション概要
A4-1 招待講演
「with/afterコロナで加速するDXとセキュリティ」 〜ワークスタイル変化と守るべきセキュリティ〜
ニューノーマル時代の新たなワークスタイルが提唱され、テレワークやワーケションが加速しています。しかし、VPN暗唱番号流出事案に代表されるように、企業内の正面玄関だけでなく、つながるスマートホームへの対応もより考慮すべきでしょう。本講演では、最近の脅威の動向とスマートホームと中心としたIoT機器に関する国内外のガイドラインを解説し、CCDSサーティフィケーションプログラムについて紹介します。
講師

- 荻野 司 氏
- 一般社団法人 重要生活機器連携セキュリティ協議会
- 代表理事
キヤノン(株)中央研究所を経て、各種製品の研究・開発やISP事業に携わる。2003年~2014年まで株式会社ユビテック代表取締役社長。(社)日本ネットワークインフォメーションセンター(JPNIC)IP担当理事、IPv6 普及・高度化推進協議会常務理事を歴任。現在は、IoTセキュリティにおける標準化、技術開発を推進。情報セキュリティ大学院大学客員教授(2018~)

- 株式会社日立ソリューションズ
- セキュリティマーケティング推進部
- 部長/セキュリティエバンジェリスト
早稲田大学グローバルエデュケーションセンター非常勤講師 - 扇 健一 氏
セッション概要
A4-2 特別講演(プラチナ)
Society 5.0 つながる時代のセキュリティ 〜IoTのセキュリティ対策〜
社会インフラや製造ラインにおいて、IoTデバイスとインターネットを活用したスマート化が進んでいます。また、これと同時にセキュリティ対策も求められています。日立ソリューションズでは、IoTデバイスそのもののセキュリティ強化や監視も含め、制御システム全体のセキュリティ対策を提案します。重要インフラや製造業で培ったノウハウを活用し、業界ガイドラインに精通したコンサルタントがセキュリティ対策を支援します。
講師

- 扇 健一 氏
- 株式会社日立ソリューションズ
- セキュリティマーケティング推進部
- 部長/セキュリティエバンジェリスト
早稲田大学グローバルエデュケーションセンター非常勤講師
1996年よりセキュリティ関連研究開発、SI業務、情報漏洩防止ソリューション「秘文」の開発に従事。その後、セキュリティ全般の拡販業務に従事し現在に至る。また、並行して特定非営利活動法人日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)での社会貢献や早稲田大学グローバルエデュケーションセンター非常勤講師として活動を行う。新建新聞社 リスク対策.com連載『テレワーク時代のデジタルBCP基礎講座』筆者。
- ナビゲーター
- 株式会社日立ソリューションズ
- クロスインダストリソリューション事業部
- セキュリティソリューション本部 セキュリティマーケティング推進部
- ユニットリーダ
- 柴田 真里氏

- 大日本印刷株式会社
- ABセンター コミュニケーション開発本部サイバーセキュリティ事業推進ユニット
- 主席研究員
- 半田 富己男 氏
セッション概要
B4 ソリューション講演
DNPが考える「Internet of Secure Things(IoST)」
身の回りの多くの機器が情報のやりとりの起点となる“IoT社会”が到来し、サイバーセキュリティの重要性は一層高まっている。DNPは、IoTに“セキュア”を加えた「IoST(Internet of Secure Things®)」をコンセプトに掲げ、安全・安心なIoT社会に向けて社会課題の解決に取り組んでいる。本講演では、IoTデバイスのライフサイクル全般に渡るセキュリティ確保への取組みをご紹介する。
講師

- 半田 富己男 氏
- 大日本印刷株式会社
- ABセンター コミュニケーション開発本部サイバーセキュリティ事業推進ユニット
- 主席研究員
1988年DNP入社、情報システム部門を経て、研究開発部門でICカードOSへの公開鍵暗号アルゴリズム実装に従事。その後、ITセキュリティ評価及び認証制度(JISEC)認定評価機関に出向し、CC評価業務に従事。認証技術及びPKI関連業務を経て、2015年からサイバーセキュリティ事業に取り組んでいる。「CRYPTREC 暗号運用委員会」委員、ISO/TC68国内検討委員会委員等を歴任。CISSP

- 国立研究開発法人 産業技術総合研究所
- サイバーフィジカルセキュリティ研究センター セキュリティ保証スキーム研究チーム
- 研究チーム長
- 吉田 博隆 氏
セッション概要
A5-1 招待講演
組込み機器に対するセキュリティ保証スキーム
機器・システムのサプライチェーンは多様な事業者や多くのフェーズを含み、グローバル化している。一方、IoTの急速な普及と共に、IoTの末端ノードである組込み機器におけるセキュリティ対策及びその評価が課題となってきている。本発表では、IoTシステムで用いられる組込み機器及びその信頼の基点の役割を担うICチップ等を対象とし、セキュリティを保証するための評価基盤や制度・規制に関する動向を紹介する。
講師

- 吉田 博隆 氏
- 国立研究開発法人 産業技術総合研究所
- サイバーフィジカルセキュリティ研究センター セキュリティ保証スキーム研究チーム
- 研究チーム長
2013年 KU Leuven Department of Electrical Engineering 博士課程修了。
2001-2015年に日立製作所研究員、2016年より産業技術総合研究所主任研究員。
2018年11月より産業技術総合研究所 サイバーフィジカルセキュリティ研究センター セキュリティ保証スキーム研究チーム長。セキュリティ保証スキーム、IoT向け暗号技術に関する研究に従事。

- パロアルトネットワークス株式会社
- チーフ サイバーセキュリティ ストラテジスト
- 染谷 征良 氏
セッション概要
A5-2 特別講演
「事業者」と「利用者」の両面で考える、企業のIoTセキュリティの未来
ビジネスの競争力強化や業務効率化などを目的に、様々な業種でIoTの活用がはじまる一方、事業継続性を脅かしかねないサイバーリスクはすでに現実のものとなっている。企業でIoTを活用するにあたって直面するサイバーセキュリティ観点での課題、採用すべき視点や戦略、検討すべき具体策について、IoT関連の製品・サービスを開発・提供する事業者や、IoTデバイスを導入・利用する側の事業者の両方の観点で議論する。
講師

- 染谷 征良 氏
- パロアルトネットワークス株式会社
- チーフ サイバーセキュリティ ストラテジスト
欧州、北米、日本のセキュリティ業界でセキュリティ戦略・技術、製品戦略、危機管理まで20年以上の経験を有し、セキュリティベンダー2社でグローバルMVPを受賞。パロアルトネットワークスでは、セキュリティ戦略や施策に関する啓発を担当。RSA Conference Asia Pacific & Japan プログラム委員。ZDNet Japan「ビジネス視点でわかるサイバーのリスクとセキュリティ」連載中。
- ナビゲーター
- パロアルトネットワークス株式会社
- マーケティング オペレーションズ マネージャー
- 竹内 宏一氏

- ゲスト
- 早稲田大学
- 理工学術院
- 教授
- 森 達哉 氏

- ゲスト
- 電気通信大学
- 情報理工学研究科
- 准教授
- 菅原 健 氏

- ホスト
- 横浜国立大学
- 大学院環境情報研究院/先端科学高等研究院
- 教授
- 松本 勉
セッション概要
A6 招待講演(鼎談)
IoT機器への新たな脅威 〜音声・音響インタフェースへの攻撃とそのインパクト〜
第1部: 「ライトコマンド: レーザー照射により音声コマンドを挿入する攻撃 」電気通信大学 情報理工学研究科 准教授 菅原 健 氏
第2部: 「音声認識装置と人間の認知機能のギャップを悪用した攻撃」早稲田大学 理工学術院 教授 森 達哉 氏
第3部: 鼎談(ホスト 横浜国立大学 大学院環境情報研究院/先端科学高等研究院 教授 松本 勉)
講師

- 森 達哉 氏
- 早稲田大学
- 理工学術院
- 教授
1999年3月早稲田大学大学院修了。1999年から2013年までNTT研究所勤務。2013年より現職。下はハードウェアから、上は人間まで、幅広く情報セキュリティ・プライバシーに関する研究に従事。2018年より理研AIP人工知能セキュリティ・プライバシーチーム 客員研究員。2019年よりNICTサイバーセキュリティ研究所 招へい専門員。博士(情報科学)

- 菅原 健 氏
- 電気通信大学
- 情報理工学研究科
- 准教授
2011年東北大学博士後期課程修了.博士(情報科学).2011年より三菱電機株式会社・情報技術総合研究所に入所.IC カード・車載機器・産業機器などの組込機器セキュリティに関する研究開発に従事.2017年より電気通信大学・准教授.2019年には客員研究員としてミシガン大学に滞在.暗号実装,サイドチャネル攻撃,アナログサイバーセキュリティなどの研究を行う.

- 松本 勉
- 横浜国立大学
- 大学院環境情報研究院および先端科学高等研究院
- 教授
1986年3月東京大学大学院博士課程修了、2001年4月より現職。2018年11月より産業技術総合研究所サイバーフィジカルセキュリティ研究センター長。1982年に「明るい暗号研究会」を4名で創設。ASIACRYPT、暗号と情報セキュリティシンポジウム、バイオメトリクス研究会、ハードウェアセキュリティ研究会、CRYPTREC、各種セキュリティ評価認証制度等の創設に貢献。
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