産学連携フォーラム 「第9回 自動車技術に関するCAEフォーラム2020 in 東京」 2020年2月4日(火)、5日(水) IoT時代のモノづくり革新を支えるCAEの可能性と展望

本イベントのお申込受付は終了いたしました。多数のお申込ありがとうございました。

テーマカテゴリー

簡易モデルを用いてのCAE/FOA/1D-CAE、BIGDATAを用いたAI等との併用によるCAE

CADデータ作成までの期間を概念設計フェーズと定義し、開発初期に実施するBIGDATAを用いたAIを用いたディープラーニングによる最適化検討、FOA(First Order Analysis)に代表される簡易モデルを用いた性能検討、1D-CAEによる多機能間の連携を通した提案型の検討を「概念・構想設計CAE」として取り上げました。

鋳造・鍛造・プレス成形・接合・熱処理など加工に関するCAE全般(ロボティクス は含まない)

製造品質向上、製造コスト低減および生産準備期間短縮を目的に、鋳造・鍛造・プレス成形・塗装・溶接・熱処理など、生産加工におけるCAEの利活用が進んでいる。また、生産加工CAEと設計CAEをコンカレントに行うことで、製造要件を考慮した手戻りの少ない設計も可能になってきた。本カテゴリでは、生産加工CAEに関する最先端の技術および企業での適用事例について紹介する。

機能設計や性能設計をさらに進化させるためのCAE活用

自動車に求めらる機能・要件は年々複雑さを増し、モデルベースによる開発(MBD)は必須となりつつある。MBDではコンセプトや構想を練る段階から、図面での具体的な仕様・構造の定義、さらには検証に至るまで、目的とする機能要件の達成を見通す必要がある。
各プロセスで必要とされる検討レベルに適したCAEを活用することで、開発の効率化が飛躍的に進んでいる。
今年度は、冷却性能、衝突性能、運動性能から最新の情報を紹介する。

2月4日(火) A会場 B会場 C会場
9:30-9:40
(10分)
op-1 オープニングリマークス
景山 一郎 氏

日本大学

生産工学部 教授

自動車工学リサーチセンター 主席研究戦略アドバイザー

景山 一郎

サテライト会場(中継)
9:40-10:40
(60分)
K-1 基調講演

ヤマハ発動機が考えるひろがるモビリティの世界

島本 誠 氏

ヤマハ発動機株式会社

取締役上席執行役員

モビリティ技術本部長

先進技術本部長

島本 誠

概要

ヤマハ発動機株式会社は長期ビジョンでは、「ART for Human Possibilities」というスローガンを掲げ、2030年に向けた成長戦略を立案しました。これからますます多様化が進む人々の価値観、社会を取り巻く環境に、当社の持つ歴史的価値観を基盤として、社会課題の解決を進めながら、成長戦略を実行しています。
本講演では、「モビリティに変革をもたらす(Transforming Mobility)」を中心にひろがるモビリティの世界の実現へ向けた取り込みをご紹介します。

プロフィール

1983年 4月 ヤマハ発動機株式会社 入社
2014年 3月 執行役員就任
2015年 1月 PF車両ユニット長(兼)PF車両ユニットPF車両開発統括部長
2015年 3月 上席執行役員就任(現)
2017年 1月 技術本部長(兼)PF車両ユニット長
2017年 3月 取締役就任(現)
2018年 1月 取締役上席執行役員モビリティ技術本部長
2020年 1月 取締役上席執行役員モビリティ技術本部長・先進技術本部長(現)

管掌:車両開発・デザイン領域

サテライト会場(中継)
10:45-11:25
(40分)
S-1 特別講演

MBDにおける3次元CAEの活用法

~機能と形を結びつける縮退化技術~

金澤 匠 氏

株式会社IDAJ

解析技術6部

リーダー

金澤 匠

概要

モデルベース開発(Model Based Development;MBD)において、いわゆる1D CAEに代表されるシステムモデルは主に上流工程における「機能」の設計、3D CAEは下流工程における各コンポーネントの「形状」の設計に使用される。
この設計プロセスは必ずしも上流から下流への一方通行ではなく、下流工程で決めた形状因子を上流工程で使用したシステムモデルへフィードバックし、その成立性を確認するフェーズが必ず存在する。そのためにはシステムモデルの中に3次元の形状因子の情報を組み込み、高速に計算を行う手法が必要となる。
本講演では、システムモデルと3D CAEをカップリングさせる手法として近年注目されている様々なモデル縮退化技術について概説するとともに、その活用方法を具体例を交えながら紹介する。

プロフィール

4年間鉄鋼メーカーにて構造分野のCAEを経験し、その後IDAJに入社。熱流体分野のコンサルティングを経験し、現在は電気分野も含めたマルチドメインのシステムシミュレーション業務に従事。

サテライト会場(中継)
11:25-12:20
(55分)
お昼休憩および会場転換
ランチセッション
※本講演は軽食の提供があります。
L-1 11:35~12:05

モーフィングだけじゃない

- オールインワンCAEプラットフォーム DEP MeshWorks -

武藤 晴彦 氏

​DEP Japan株式会社

代表取締役社長

武藤 晴彦

概要

モーフィングソフトウェアとして長年認知されてきたDEP Morpherは、昨年の大幅バージョンアップで、CADに戻らずCAEモデルを直接変更し、付随する条件設定も引き継げる画期的な機能をはじめ大幅強化。さらに、マルチフィジックスに各種ベンダー間のツールに横断的に対応。ユーザーの”あったらいいな”を実現するCAEプラットフォームMeshWorksを、事例やデモを交えわかりやすく紹介する。

プロフィール

  • 1993年 IHI関連会社にCFD技術者として入社。
  • 1997年 Fluent日本代理店入社後、同社日本法人を経てアンシス社に移籍。
  • 2008年 エクサ・ジャパン(株)に営業担当として入社。
  • 2014年 エムエスシーソフトウェア(株)に入社。
  • 2017年 DEP Japan(株)設立に参画し、現在に至る。
A会場A1 B会場B1 C会場C1
12:20-13:00
(40分)
概念・構想設計CAE
A1-1 招待講演

騒音・振動 と多性能の両立設計を可能にするe-POWER用MBDの構築

松岡 久祥 氏

日産自動車株式会社

カスタマーパフォーマンス&CAE・実験技術部 ダイナミックパフォーマンス実験技術開発グループ

主担

松岡 久祥

概要

e-POWERシステムは発電によりエンジンが駆動するため、エンジンの動かし方の自由度が高い。それ故、従来のICEより、様々なシーンでNVと多性能のトレードオフが起こり得る。これらを設計するには、エンジン制御とNVモデルを結合したモデルベース技術が必要である。本報では開発した技術と適用事例を紹介する。

プロフィール

2003年 東京工業大学大学院理工学研究科 博士課程卒
同年、日産自動車株式会社に入社。騒音、振動、乗心地の先行技術開発、実験・CAE技術開発を主として取り組む。

生産加工CAE
B1-1 招待講演

塗装炉体工程におけるデジタルツール開発のご紹介

稲見 顕子 氏

株式会社SUBARU

生産技術管理部 生技研究G BY技術開発主査 B担当

稲見 顕子

概要

自動車ボディの塗装焼付け炉体では、塗料の硬化だけでなく、ボディ剛性や制振性の向上など、品質向上のための材料硬化も担うようになっており、詳細な温度情報が必要となっている。また、従来からの熱応力による歪み対策は、マルチマテリアル化に伴い、さらに重要になるため、本工程のデジタルツール開発に取り組む。

プロフィール

生産技術の共通部門にて、各生産技術の課題解決に従事してきた。
現在は主に、開発時のデジタル開発工程で使用するツールの開発を中心に取り組んでいる。

機能設計CAE
C1-1 招待講演

車載状態の冷却システム性能検討に向けたマレリの取り組み

坂元 智幸 氏

マレリ株式会社

CAE・MBE部

チームリーダー

坂元 智幸

概要

近年、排ガス制御や燃費向上を目的として、内燃機関が急速にターボチャージやEV / HEVベースになりつつあり、冷却システムが複雑化している。 車両開発の早い段階で冷却システムの性能を考慮することが、より重要となってきている。
本講演では、マレリで実施している車載状態を考慮した冷却性能予測手法を紹介する。

プロフィール

2011年より、マレリ株式会社(元カルソニックカンセイ株式会社)にて熱交換器製品のCAE業務を担当。2015年より車両を含めた冷却性能解析を経験し、2019年より、CAE部のチームリーダーとして排気製品や電子製品などを含めた幅広い製品分野で熱流体解析の技術開発に従事している。

13:05-13:45
(40分)
概念・構想設計CAE
A1-2 企業講演

「開発現場で必要な機能満載!気軽に使えるCAEソフトFemtetのご紹介」

辻 剛士 氏

ムラタソフトウェア株式会社

営業企画部

部長

辻 剛士

概要

設計者にとって使いやすいシミュレーションツールとは?この問いとともにFemtetは40年間進化しつづけてきた。このセッションではFemtetの特徴である電気系・機械系・流体の8つのソルバーと連成解析が同じ環境で行える「簡便さ」「直感的なUI」「導入しやすい価格・ライセンス」について事例を交えて紹介する。

プロフィール

10年以上Femtetの開発に従事。開発者時代は応力解析、熱伝導解析、磁場解析、電場解析、音波解析のソルバー開発に携わる。現在はFemtetを広く普及させるべく販売・PR活動を中心に活動している。

生産加工CAE
B1-2 企業講演

MSC Softwareの提案するDigital Thread/Twinのご紹介

立石 源治 氏

エムエスシーソフトウェア株式会社

営業統括部 ビジネスデベロップメント

シニアディレクター/テクニカルフェロー

立石 源治

概要

仮想空間で実現象を再現できるデジタルツインの構築は製造業での設計プロセス、製造プロセスの効率向上に大きく貢献する。本講演ではHEXAGONグループが所有する計測技術とMSC Softwareが開発するCAE技術を融合し、CAEをコア技術とする高精度なデジタルツインの構築に関する試みについて紹介する。

プロフィール

差出人1979年明治大学理工学部建築学科卒業、ユニバーサル設計株式会社入社。1983年日本マーク株式会社入社。8節点厚肉シェル要素、ケーブル要素、静電場・静磁場解析機能の開発に従事。2003年京都工芸繊維大学より学位受領(博士(工学))。エムエスシーソフトウエアにて機構-構造連成解析機能の開発、橋口モデルのMarcへ実装プロジェクトに参加。2017年エムエスシーソフトウエア テクニカルフェローに就任。

機能設計CAE
C1-2 企業講演

車両性能開発のためのドライビングシミュレータ技術の紹介

吉井 亨 氏

株式会社日本ヴイアイグレイド

代表取締役社長

吉井 亨

概要

近年ドライビングシミュレータが多くの車両性能分野で活用されはじめ、2019年のドイツ・日本で開催されたVI-gradeユーザーカンファレンスでは、20以上のシミュレータ関連の事例が発表されている。本講演では、国内外の活用事例のダイジェストと共に、シミュレータ活用に必要な様々な技術を紹介する。

プロフィール

2000年 CAEベンダーに入社後、機構解析ソフトウェアAdamsを活用した車両運動解析のコンサルティング業務に従事。2005年 VI-grade GmbH(ドイツ)が設立された後、日本支社の設立に参画、同社の製品を活用したシステムレベルシミュレーション、HILS、各種シミュレータ等のソリューション提案に従事。

13:45-14:00
(15分)
休憩および機材セッティング
A会場A2 B会場B2 C会場C2
14:00-14:40
(40分)
概念・構想設計CAE
A2-1 招待講演

シャシ開発初期における包括的タイヤサイズ決定手法

Comprehensive Tire Size Determination Technique in Chassis Planning

日下 馨 氏

株式会社本田技術研究所

オートモーティブセンター

主任研究員

日下 馨

概要

シャシの緊急回避などの動的安全性能はこれまでは実車テストやフルビークル・シミュレーションを駆使し仕様策定してきた。本報告ではシャシの動的安全性能を司るリア横力の限界を所望以上にするリアタイヤ摩擦係数を論理的に求める手法を導き,さまざまな車両諸元に対しタイヤサイズを論理的に定める手法を紹介する。

プロフィール

1962年大阪生まれ。神戸大院卒。本田宗一郎さんの人柄やユニークな製品、F1に憧れHonda へ入社。先行研究部門のサスペンション設計、運動性能領域の11の研究プロジェクトの後、第三期F1プロジェクトに参画。現在は、車両開発初期の性能設計理論とその適用技術開発を行う。趣味は旅行、絵画、山登りなど。

機能設計CAE
B2-1 招待講演

自動車衝突時の減速度に対する部材寄与度の解析

長坂 圭 氏

スズキ株式会社

四輪車両性能開発部 四輪車両性能開発企画課

専門職(係長)

長坂 圭

概要

自動車衝突時、部材が変形してエネルギを吸収することで、客室の減速度を緩和し、乗員傷害を軽減する。したがって、減速度に対する部材の寄与度を知ることは、設計者にとって重要である。今回は、FEMで得られる力学的エネルギから、客室減速度に対する部材の寄与度を定量的求める手法「エネルギ微分法」を紹介する。

プロフィール

大学で自動車の衝突安全について学んだ後、2003年スズキ株式会社入社。以来、一貫してCAEを用いた四輪車の衝突安全性能開発、および衝突CAEの技術開発に従事。2018年学位取得(博士(工学))。

生産加工CAE
C2-1 招待講演

プレス成形シミュレーション技術開発とモーターサイクル部品への活用

加藤 直幸 氏

ヤマハモーターエンジニアリング株式会社

生産技術部

主事

加藤 直幸

概要

モーターサイクルにおいても、車体軽量化や高意匠化といった商品魅力度の向上と同時に、開発リードタイムの短縮が求められていることから、CAE技術の重要性がますます高まっている。
本講演では、プレス成形シミュレーション技術の高精度化の取り組みと、モーターサイクル部品への適用について紹介する。

プロフィール

2001年 ヤマハモーターエンジニアリング㈱入社
2002年~2004年 ヤマハ発動機㈱生産技術部にて、製造CAE及び計測技術を担当
2005年より、国内外のプレス製品の工程設計及び量産立上げ業務を担当
現在は、製造CAEを含むプレス成形技術の開発業務に従事

14:45-15:25
(40分)
概念・構想設計CAE
A2-2 企業講演

AVLにおける車両開発のためのサーマルマネージメント

福山 順也 氏

エイヴィエルジャパン株式会社

アドバンストシミュレーションテクノロジー事業部

技術部長

福山 順也

概要

車両サーマルマネージメントシミュレーションにおけるAVLでの取り組みについて、カスタマープロジェクトを基に紹介する。

プロフィール

パワートレインおよび車両空力、熱害に関わるCFD業務を経て、現在はシミュレーションを軸とした車両開発のビジネス開拓に従事。

機能設計CAE
B2-2 企業講演

GENOAによる車載ハイブリッドサスペンションの軽量化設計と最新金属3D Printing応用実例紹介

黄 緒明 氏

株式会社アドバンストテクノロジー

CAE技術部

課長

黄 緒明

概要

GENOA/MCQマルチスケール進展性損傷シミュレーションによる、耐久性と信頼性を維持しつつ、軽量化を実現した車両サスペンションの設計事例について紹介。また、欠陥影響を反映した金属3D Printingの製造工程解析の最新事例について紹介する。

プロフィール

1979年生まれ。株式会社アドバンストテクノロジーに勤務。CAE技術部にてプロジェクトエンジニアとしてCFRPをはじめとする先進材料の物性シミュレーションに従事。現在はさまざまな業務で蓄積したノウハウから最前線で幅広い構造用先進材料の力学特性評価、信頼性など課題の解決をサポート。

15:25-15:40
(15分)
休憩および機材セッティング
A会場A3 B会場B3 C会場C3
15:40-16:20
(40分)
概念・構想設計CAE
A3-1 招待講演

ディープラーニングを用いたモータ適合効率化

吉本 博 氏

トヨタ自動車株式会社

計測・デジタル基盤改革部 電動化デジタル開発室

グループマネージャー

吉本 博

概要

モータ適合業務において、モータ電流波形の良否判定には経験者の知見が必要であったが、ディープラーニングで知見を学習させたAIモデルに、モータ電流をモデルベースで予測する技術を組み合わせる事で、バーチャルで良否判定を行う仕組みを実現した。

プロフィール

PCUを主体とした電動化に関わるCAE技術及び製品開発に従事。AIのような先端技術を用いた業務効率化にも取り組んでいる。

機能設計CAE
B3-1 招待講演

システムズエンジニアリングを適用した運動性能検討のフロントローディング化への展望

坪内 淳志 氏

株式会社本田技術研究所

オートモービルセンター 第11技術開発室 第1ブロック

主任研究員

坪内 淳志

概要

昨今の自動車開発では、“走る・曲がる・止まる”の継続的な進化に加え、快適な乗り心地につながる音・振動への要求が非常に高くなり、様々な制約の中で性能両立が困難となっている。そのため全体の目標性能を高効率で実現できる開発がより一層求められている。本講演では運動性能領域におけるフロントローディングへの展望について紹介する。

プロフィール

1998年に入社後、自動車の運動性能に関する技術開発、性能設計に従事。F1開発への異動に伴いUKにて計測値とCAEを用いた挙動解析を担当し、情報基盤とCAEの融合に大きな可能性を感じた。現在は、シャシー領域のプラットフォーム開発、性能設計及び開発プロセス改革の領域担当を兼任。

生産加工CAE
C3-1 招待講演

無塗装樹脂部品の高外観品質への取組み

佐々木 玲奈 氏

スズキ株式会社

部品生産技術部樹脂課

チームリーダー

佐々木 玲奈

概要

昨今のSUVブームにより、無塗装樹脂部品の採用が増えてきている。無塗装樹脂部品は塗装では隠れる表面外観がそのまま意匠として使用されるため、成形品での外観性向上の対策が必要である。
今回はCAEを活用して無塗装樹脂部品の高外観品質を作り込む手法と今後の課題について紹介する。

プロフィール

2009年スズキ株式会社入社。
以来、生産技術として、自動車のバンパーやインストルメントパネル等の大物樹脂部品の開発、生産準備業務を担当。

16:25-17:05
(40分)
概念・構想設計CAE
A3-2 企業講演

欧州におけるEVモータ最適設計への取り組み

脇坂 洋平 氏

アルテアエンジニアリング株式会社

技術本部

テクニカルディレクタ

脇坂 洋平

概要

数年前から欧州自動車メーカー各社では、クルマの電動化すなわちEVに関連する技術の開発に非常に積極的である。本講演では、最新のモータ設計を支えるシミュレーション技術を、マルチフィジックス、1DCAE、最適化などの点から解説し、欧州自動車会社における適用事例と併せて紹介する。

プロフィール

2005年東北大学大学院工学研究科修士課程修了。外資系CAEベンダー数社を経て、2013年アルテアエンジニアリング株式会社入社。
構造解析を中心に製造業各社に向けた技術提案およびコンサルティングなどの業務に従事。

機能設計CAE
B3-2 企業講演

次世代自動車開発へのCAE適用に対するJSOLの取り組み

一ノ瀬 規世 氏

株式会社JSOL

エンジニアリング事業本部 CAE技術部

部長

一ノ瀬 規世

概要

近年、AIを中心とした新しい技術が様々提案されており、それらの技術の活用により自動車開発の加速化が期待されてる。本講演では、JSOLにおける取り組みとして、多変量解析とAI技術による非線形特性のモデル化による解析の高精度化、自動車開発の効率化を中心に次世代自動車開発におけるCAE適用事例を紹介する。

プロフィール

2001年3月に大阪大学基礎工学研究科を卒業後、 ㈱日本総合研究所(現、㈱JSOL) 入社。入社後は自動車衝突安全設計に携わったのち、中部地区を中心にLS-DYNAの技術コンサルティング業務に従事。2018年よりJSOLにおけるCAEプロダクトの技術サポート、コンサルティング、技術営業チームの責任者として現場を統括。

17:05-17:20
(15分)
休憩および機材セッティング
17:20-18:50
(90分)
P-1 パネルディスカッション

自動車開発において次世代技術は実用できるのか?

~VR(仮想現実)/AR(拡張現実)/MR(複合現実)の課題と可能性~(仮)

概要

※講演言語は日本語です。

パネリスト
高山 光弘 氏

本田技研工業株式会社

完成車技術企画部

主任研究員

高山 光弘

プロフィール

1997:
日本大学博士課程卒業
2000:
三星綜合技術院
2002:
トヨタ自動車東富士研究所
2016:
現代自動車研究所
2017:
韓国産業技術評価管理院自動車PD
現在:
Semisysco.Co.,Ltd

主に自動車の運動と制御の分野で働きました。

Pencreach Yoann(ペンクレアシュ ヨアン) 氏

株式会社フォーラムエイト

開発部門

開発シニアマネージャ

Pencreach Yoann
(ペンクレアシュ ヨアン)

プロフィール

フランスSupelec修士課程、Rennes大学修士課程修了後フォーラムエイト入社。現在、同社VRソフトウエアUC-win/Roadの開発責任者及び全製品開発指導を任務し、R&D、広報、教育訓練、また情報とシミュレーション統合環境としてバーチャルリアリティを利用した多くのプロジェクトに携わっている。

新関 浩 氏

日本イーエスアイ株式会社

技術本部

本部長

新関 浩

プロフィール

1985年 早稲田大学理工学部土木工学科卒業 同年五洋建設入社
1991年 有限会社イーエスアイエイジア入社(のちに株式会社に改組)
主に衝突シミュレーションに従事
2013年から現職、システムシミュレーション、シミュレーションプラットフォームの技術部門を兼任。

向井 利光 氏

キヤノンITソリューションズ株式会社

エンジニアリングソリューション事業部
エンジニアリング技術第二本部
MRS技術部

プロフェッショナルMRスペシャリスト

向井 利光

プロフィール

2011年キヤノンITソリューションズ入社。入社以来MREAL(キヤノン製)システムに関わる技術サポートを担当。2018年よりxRシステムの導入支援も担当。自動車を中心に製造業へのMR・VRシステムの導入・サポート実績多数。
工学博士。情報処理学会、日本バーチャルリアリティ学会会員。

モデレーター
景山 一郎 氏

日本大学

生産工学部 教授

自動車工学リサーチセンター

主席研究戦略アドバイザー

景山 一郎

プロフィール

1977年
日本大学 大学院 理工学研究科 機械工学専攻 博士課程修了(工学博士)
1994年
同教授
1989年
オランダデルフト工科大学客員研究員
2004年
スウェーデン国立道路研究所客員研究員
2010年
日本大学自動車工学リサーチセンター立ち上げおよび初代センター長
2014年
国立大学法人 名古屋大学 客員教授
サテライト会場(中継)
19:10-20:30
(80分)
R-1

情報交換会

参加費:4,000円(税込)
会場:C会場

※講演者やプログラム委員、出展社とともに有意義な交流を行えます。どうぞご参加下さい。
※お支払いは会場前受付にてお願いいたします。