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第9回 オートモーティブ・ソフトウェア・フロンティア 2024 オンライン ~モビリティを未来へ走らせるソフトウェア技術の最前線~ | 【フォーラム】LIVE講演:2024年2月20日(火)-22日(木) |【オンライン展示】2024年2月14日(水)-3月14日(木) | インプレス

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タイムテーブル[2/21]

※プログラムは予告なく変更となる場合がありますので、ご了承ください。

9:309:35(5分)

OP2

オープニングリマークス

高田 広章

名古屋大学

未来社会創造機構 モビリティ社会研究所

所長, 教授

高田 広章

9:3510:15(40分)

K2

基調講演

SIP第3期 スマートモビリティプラットフォームの構築で目指したいこと

石田 東生

筑波大学

名誉教授・学長特別補佐

石田 東生

セッション詳細

セッション概要

K2 基調講演「SIP第3期 スマートモビリティプラットフォームの構築で目指したいこと」

SIP第3期「スマートモビリティプラットフォームの構築」では、人・もの・サービスの視点から、公共交通手段に加えて自家用車などの広範なモビリティ資源や新しいモビリティ手段の活用を可能にするような、ハードとソフト双方のインフラとまち・地域をダイナミックに一体化し、安全で環境に優しくシームレスな移動を実現するプラットフォームの構築を目指す。
本講演ではその概要や、安全・快適で愉快な生活道路と賑わい道路の実現、小さい道路の大改革、公共交通のリ・デザインや地域モビリティ資源の最大活用、自動運転の社会システム化とそれを実現するための基盤構築など、今後の方向性について説明する。

講師
石田 東生
石田 東生

筑波大学
名誉教授・学長特別補佐

筑波大学名誉教授。1951年大阪府生まれ。1974年東京大学土木工学科卒業。1976年東京大学大学院工学系研究科修士課程修了。工学博士。1989年筑波大学社会工学系助教授、1996年筑波大学社会工学系教授などを経て現職。内閣府SIP「スマートモビリティプラットフォームの構築」プログラムディレクター、国土交通省 社会資本整備審議会道路分科会長、国土審議会豪雪地帯対策分科会長、デジタル庁 モビリティロードマップの在り方に関する研究会座長などを務める。

10:1510:45(30分)

S2

特別講演

安全革新の道を拓く、コネクテッド・ドライビング・エクスペリエンスの未来ーセキュリティ対策にイノベーションをスローダウンさせないー

Vishal Ghariwala

SUSE

Asia Pacific

Senior Director and CTO

Vishal Ghariwala

セッション詳細

セッション概要

S2 特別講演「安全革新の道を拓く、コネクテッド・ドライビング・エクスペリエンスの未来」

クラウドネイティブを活用したコネクテッドドライビングは、運転体験が向上する一方で、脆弱性が潜んでいると、危険につながる可能性があります。サイバー脅威に対抗し、乗客の安全とブランドの信頼を守るために、堅牢なソリューションの採用が求められます。
本セッションでは、この課題への対応方法、そして、ゆるぎのない信頼の下でクラウド駆動のSDVが繁栄する未来をどのように創造していくのかについて説明します。

講師
Vishal Ghariwala
Vishal Ghariwala

SUSE
Asia Pacific
Senior Director and CTO

SUSEのAPJおよびグレーターチャイナ地域のシニアディレクター兼最高技術責任者(CTO)。また、SUSE Office of the CTOのグローバルチャーターとして、関連する業界、市場、テクノロジーのトレンドを評価し、会社の戦略に沿った機会を特定している。
IT業界で20年以上勤務してきたVishalは、SUSE入社以前は、Red Hatのクラウドネイティブアプリケーション担当ディレクターとして、シニアテクノロジストチームを率い、アジア太平洋地域におけるRed Hat OpenShift、API管理、インテグレーション、ビジネスオートメーションの各ポートフォリオの成長と普及を推進した。それ以前は、IBM、ILOG、Intalioなどの大手ミドルウェアベンダー、および公共部門で勤務。

10:4510:55(10分)

K2/S2に関するQ&Aセッション

  • ナビゲーター
  • プログラム委員長
  • 名古屋大学 未来社会創造機構 モビリティ社会研究所
  • 高田 広章

10:5511:10(15分)

休憩

11:1011:40(30分)

B1-1

招待講演

ソフトウェアデファインドビークル(SDV)

SDV技術開発におけるオープンソースコミュニティ動向とデンソーの取り組み

岩井 明史

株式会社デンソー

ソフト生産革新部

キャリアエキスパート

岩井 明史

セッション詳細

セッション概要

B1-1 招待講演「SDV技術開発におけるオープンソースコミュニティ動向とデンソーの取り組み」

自動車業界では、特定のハードウェアに依存せず、ソフトウェアによって自動車の機能や価値を提供するソフトウェア・ディファインド・ビークル(SDV)と呼ばれる新しい自動車を実現する取り組みが始まっている。
SDVでは、クラウド環境と組込みソフトウェア環境をシームレスに統合する車載ソフトウェア開発技術が求められており、その技術はシステムモデリング、Mixed Criticality、マイクロサービス、DevOpsなど多岐にわたる。
本セッションでは、SDV技術開発におけるSOAFEEやEclipse SDV等の欧米でのオープンソースコミュニティの動向とデンソーの取り組みを紹介する。

講師
岩井 明史
岩井 明史

株式会社デンソー
ソフト生産革新部
キャリアエキスパート

現在、デンソーのSDVソフトウェア技術の先行開発をリードしている。
1988年に同社に入社して以来、自動車用ソフトウェア開発に長く携わり、数多くのソフトウェア開発変革プロジェクトに参加してきた。
また、AUTOSARやJASPARなどの業界標準化活動にも参画し、自動車業界のソフトウェア開発技術の向上に貢献している。
2013年、デンソー・インターナショナル・アメリカに出向し、デンソーのシリコンバレーR&D部門の立ち上げにも携わる。
2019年帰国後、次世代車載システムの先端ソフトウェア開発を担当している。

11:4012:10(30分)

B1-2

企業講演

開発プロセス、PLM/ALM、A-SPICE、プロダクトライン

AI/BI活用によるAutomotive SPICEのアセスメントとプロセス改善の新しい形-アセスメントをもっと身近に-

田渕 一成

アセッサー・アカデミー株式会社

代表取締役社長

田渕 一成

蛸島 昭之

ビジネスキューブ・アンド・パートナーズ株式会社

コンサルティング事業部

シニアディレクター

蛸島 昭之

セッション詳細

セッション概要

B1-2 企業講演「AI/BI活用によるAutomotive SPICEのアセスメントとプロセス改善の新しい形 -アセスメントをもっと身近に-」

Automotive SPICEアセスメントの需要が世界的に急増している中、アセスメントを担うアセッサー不足が深刻化している。日本では他国と比較してその傾向が顕著であり、アセスメントを実施できる人材が限られている。一方、国内のアセスメントニーズは世界でもトップクラスであり、需要と供給に大きなギャップがある。本講演では、Biz3グループがこれまで蓄積してきた膨大なデータとノウハウに基づくAIモデルを活用することで、各企業の社内アセッサーのスキルを補いつつ、効率的なアセスメントを実施する方法を提案する。また、アセスメント結果に基づいてプロセス改善を効果的に進めるためのBIの活用方法を紹介する。

講師
田渕 一成
田渕 一成

アセッサー・アカデミー株式会社
代表取締役社長

Automotive SPICEの黎明期から国内外多くのプロジェクトにおいてアセスメント、コンサルティングに従事。intacs認定インストラクターとして多くのアセッサーの育成に携わる傍ら、アセスメントツールの開発を牽引してきた。関連会社 アセッサー・アカデミーの代表も務めている。

蛸島 昭之
蛸島 昭之

ビジネスキューブ・アンド・パートナーズ株式会社
コンサルティング事業部
シニアディレクター

国内サプライヤーにてAutomotive SPICEの導入活動を含む車載ソフトウェア開発を10年以上経験した後、産業向けコンサルタントとして自動車OEMおよびサプライヤーへのMBSEの導入支援に従事。現在はAutomotive SPICEアセスメント結果に基づくプロセス改善支援を行っている。

12:1012:20(10分)

B1ブロックに関するQ&Aセッション

  • ナビゲーター
  • プログラム委員
  • トヨタ自動車株式会社
  • 菅沼 英明

12:2013:30(70分)

休憩

13:3014:00(30分)

B2-1

招待講演

MBD(モデルベース開発)

電動・自動運転車シミュレーション基盤構築への取り組み

高山 晋一

一般財団法人 日本自動車研究所(JARI)

自動走行研究部 自動走行MBDグループ

グループ長

高山 晋一

セッション詳細

セッション概要

B2-1 招待講演「電動・自動運転車シミュレーション基盤構築への取り組み

近年、自動車開発においてモデルベース開発の必要性が重要視されつつあり、JARIとしても自動車産業の協調領域として取り組むべき課題である。これまで培ったデータ計測ノウハウを生かしながら、モデルベース開発に向けた車両モデルの構築手法を確立することを目的に、自動車産業に貢献することを決めた。JARIとしての電動・自動運転車シミュレーション基盤構築への取り組みへの取り組みについて紹介する。

講師
高山 晋一
高山 晋一

一般財団法人 日本自動車研究所(JARI)
自動走行研究部 自動走行MBDグループ
グループ長

2005年にJARIに入所後、
・衝突安全用人体FEモデル開発に関する研究
・交通事故調査・分析に関する研究
・事故自動通報に関する研究
・自動運転評価拠点構築
・モデルベース開発に関する研究
現在に至る。

14:0014:30(30分)

B2-2

企業講演

自動運転の安全性

膨大なADAS走行計測データの有効活用とクリティカルシナリオの評価

川本 真聡

シーメンス株式会社

技術営業本部

コンサルタント

川本 真聡

セッション詳細

セッション概要

B2-2 企業講演「膨大なADAS走行計測データの有効活用とクリティカルシナリオの評価」

AD/ADASの安全性と信頼性を確保することは最重要課題となっている。
Sakuraプロジェクト、ISO 34502などシナリオベースで危険なケースに至る要因を特定し、AD/ADAS機能の検証、評価を行う方法論が出てきている。
シーメンスは、テスト中に生成される膨大な計測データの取り込みと分析、関連シナリオを効率的に取得できる機能を備えたソリューションを提案している。
本発表では、法規制や標準への準拠を支援し、AD/ADASシステムの安全目標の達成および信頼性を確保するために、実車計測データを利用したクリティカルなケースを含めたシナリオベースのテスト手法を紹介する。

講師
川本 真聡
川本 真聡

シーメンス株式会社
技術営業本部
コンサルタント

前職では、ADASの後方レーダー、前方カメラの走行データ収集、データ解析、アルゴリズム検証テストに従事。
2021年にシーメンス株式会社入社。技術営業本部に所属し、自動車、建機の顧客向けにAD/ADASソリューションを提案している。
Simcenter Prescan(製品)を主に担当。

14:3014:40(10分)

B2ブロックに関するQ&Aセッション

  • ナビゲーター
  • プログラム委員
  • 本田技研工業株式会社
  • 上野 康治

14:4015:00(20分)

休憩

15:0015:30(30分)

B3-1

招待講演

サイバーセキュリティ

クルマを取り巻くセキュリティ~SDV時代に求められるセキュリティ対応~

山﨑 雅史

一般社団法人Japan Automotive ISAC 技術委員会 委員長/

マツダ株式会社 MDI&IT本部 主査 グローバルセキュリティ担当

山﨑 雅史

セッション詳細

セッション概要

B3-1 招待講演「クルマを取り巻くセキュリティ~SDV時代に求められるセキュリティ対応~」

クルマを取り巻くセキュリティと題してSDV時代に求められるセキュリティを法規・標準の動向を踏まえ継続的、かつサプライチェーン全体でセキュリティ品質向上活動を継続的に行い、その対応力を向上していく重要性について述べる。

講師
山﨑 雅史
山﨑 雅史

一般社団法人Japan Automotive ISAC 技術委員会 委員長/
マツダ株式会社 MDI&IT本部 主査 グローバルセキュリティ担当

2015年12月日本自動車工業会(JAMA)に設置された日本版Auto-ISAC設立準備会の発足から携わり、2017.1よりJAMAでのJ-Auto-ISAC-WG活動を経て2021年4月の一般社団法人化まで一貫して幹事会社メンバーとして携わっており、USのAuto-ISACにおいても2016年の設立時はボードメンバーを務めていた。またセキュリティと常にセットで語られることの多いOTAやソフトウェアアップデートに関しても国内外の業界団体で委員やエキスパートを務めている。
参考)マツダ(株)での略歴
1986年4月  マツダ株式会社 入社
2010年6月  車両開発本部 電子開発部 部長
2015年4月  統合制御システム開発本部 副本部長
2019年4月  MDI&IT本部 主査(グローバルセキュリティ担当)

15:3016:00(30分)

B3-2

企業講演

サイバーセキュリティ

サイバーセキュリティ規制および標準適合プロセスにおけるアルガスの知見と提案

喜田 由伎於

アルガスサイバーセキュリティ

セールスエンジニア

喜田 由伎於

セッション詳細

セッション概要

B3-2 企業講演「サイバーセキュリティ規制および標準適合プロセスにおけるアルガスの知見と提案」

アルガスが行った調査によれば、小規模OEMおよび自動車部品サプライヤーのサイバーセキュリティ成熟度に関して、58%の企業が2024年7月から適用される自動車サイバーセキュリティ規制、UNR 155に向けた準備が未だ整っていないと回答している。アルガスでは、世界中のOEMや自動車部品サプライヤーに製品およびコンサルティングサービスを提供している経験から、この数字に信頼性があると考えている。
このセッションでは、アルガスの独自調査の結果と各企業の対応状況に触れ、ソフトウェアの開発から運用までのライフサイクル全体でセキュリティを確保する手法である「DevSecOps」について紹介する。また、OEMや自動車部品サプライヤーが、DevSecOpsを活用することで、より効率的かつ効果的なサイバーセキュリティ対策を実現する方法についても紹介する。

講師
喜田 由伎於
喜田 由伎於

アルガスサイバーセキュリティ
セールスエンジニア

組み込み向け自動化テストツールベンダーのエンジニアとしてテスト自動化や、セキュリティについて興味を持ち、前職ではスタートアップの自動運転ソフトウェア会社でテストエンジニアとして従事。現在は、自動車向けのサイバーセキュリティに関する製品のセールスエンジニアとして様々な企業にサイバーセキュリティのコンサルティングサービスを提供。

16:0016:10(10分)

B3ブロックに関するQ&Aセッション

  • ナビゲーター
  • プログラム委員
  • 株式会社デンソー
  • 岩井 明史

16:1016:30(20分)

休憩

16:3017:00(30分)

B4-1

招待講演

生成AI(ジェネレーティブAI)

生成AIを活用した自動車向けソフトウェア開発の効率化

吉村 健太郎

株式会社日立製作所

研究開発グループ コネクティブオートメーションイノベーションセンタ 自律制御研究部

主任研究員

吉村 健太郎

セッション詳細

セッション概要

B4-1 招待講演「生成AIを活用した自動車向けソフトウェア開発の効率化」

自動車産業では、データドリブンの車載ソフトウェア開発が進んでおり、ADASやADなどのソフトウェア開発において、走行データの分析が重要となっている。しかし、車載カメラなどの非構造化データの分析には多くの時間と労力がかかっている。
本講演では、生成AIを活用し自動車向けソフトウェア開発の効率化を支援する技術について解説する。この技術は車載カメラ映像から交通状況に関する高精度な説明文を自動生成するものである。活用事例として、自動生成した映像の説明文を基にした必要なシーンの自然言語での検索などのユースケースを紹介する。

講師
吉村 健太郎
吉村 健太郎

株式会社日立製作所
研究開発グループ コネクティブオートメーションイノベーションセンタ 自律制御研究部
主任研究員

2001年早稲田大学大学院修士課程修了、同年株式会社日立製作所入社。2009年大阪大学大学院博士後期課程修了。博士(情報科学)。制御システムおよびソフトウェア工学に関する研究開発に従事。
IEEE Senior Member、情報処理学会会員。

17:0017:30(30分)

B4-2

企業講演

AI/機械学習/ディープラーニング

AIによる車両システムのテスト自動化

申 俊秀

キーサイト・テクノロジー株式会社

ソリューションエンジニア

申 俊秀

セッション詳細

セッション概要

B4-2 企業講演「AIによる車両システムのテスト自動化」

自動車の電装化が深化するにつれてIVI 等の車両内部システムも複雑化してあり、ユーザの携帯端末や外部ネットワークとの連携など、
マニュアルテスターまたは従来のテストツールでは効果的な検証が困難な環境になっている。そして、このような傾向は今後さらに加速すると予想する。
本セッションでは、複雑な車両システム体系をAIを利用して効果的かつ統合的にテストし、全体の検証プロセスを自動化する方法について紹介する。

講師
申 俊秀
申 俊秀

キーサイト・テクノロジー株式会社
ソリューションエンジニア

日本と韓国のグローバルコンサルティング会社に長年勤務。自動車、製造、医療系の大手企業にビジネスプロセスイノベーション、基幹系システム導入など企業の価値を向上させるため専門のサービスをデリバリーしてきた。
現在キーサイトではAI技術を活用したテスト自動化ソリューションを通じて、プロダクト品質の向上、テスト費用の削減、リリースサイクルの短縮など、企業がAIの効果を具体的に体験し、より簡単にビジネスに適用できるよう努めている。

17:3017:40(10分)

B4ブロックに関するQ&Aセッション

  • ナビゲーター
  • プログラム委員長
  • 名古屋大学 未来社会創造機構 モビリティ社会研究所
  • 高田 広章

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