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第9回 オートモーティブ・ソフトウェア・フロンティア 2024 オンライン ~モビリティを未来へ走らせるソフトウェア技術の最前線~ | 【フォーラム】LIVE講演:2024年2月20日(火)-22日(木) |【オンライン展示】2024年2月14日(水)-3月14日(木) | インプレス

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タイムテーブル[2/20]

※プログラムは予告なく変更となる場合がありますので、ご了承ください。

9:309:35(5分)

OP1

オープニングリマークス

徳田 昭雄

立命館大学

経営学部

教授

徳田 昭雄

9:3510:15(40分)

K1

基調講演

モビリティと知能化について

皿田 明弘

トヨタ自動車株式会社

デジタルソフト開発センター

センター長

皿田 明弘

セッション詳細

セッション概要

K1 基調講演「モビリティと知能化について」

近年、ADAS, IVI(In-vehicle Infotainment)等の大規模なソフトウェアの導入、車がお客様の手に渡った後も進化し続けるOTAソフトウェアアップデート、そして車の基本である走る・曲がる・止まるの領域でも統合制御というように自動車におけるソフトウェアの重要性は高まってきている。良質なソフトウェアが組み合わさって、もっと魅力的なソフトの価値を提供できると考えている。本講演ではトヨタのソフトウェア開発の考え方・取り組み、今後クルマにとどまらず社会システムへとつなげるという方向性、そして、その実現へ向けて乗り越えねばならないチャレンジについてご説明する。

講師
皿田 明弘
皿田 明弘

トヨタ自動車株式会社
デジタルソフト開発センター
センター長

1997年 トヨタ自動車株式会社 入社、ボデー設計部にてクラウンなどを担当。
2015年 カムリ、そして2017年には主査としてクラウンの製品企画に従事し、
2022年 クラウン・センチュリー・ミライのチーフエンジニアを務める。
2023年 10月からデジタルソフト開発センターのセンター長に就任し現在に至る

10:1510:45(30分)

S1

特別講演

品質/アシュアランスケース

規格・標準からみたSDV時代の車両ソフトウェア品質向上アプローチ

西岡 亮

株式会社ベリサーブ

中部事業部

西岡 亮

セッション詳細

セッション概要

S1 特別講演「規格・標準からみたSDV時代の車両ソフトウェア品質向上アプローチ」

自動運転の社会実装に向け、ソフトウェア更新/サイバーセキュリティ(SUMS,CSMS,A-SPICE,ISO/SAE 21434等)、機能安全/SOTIF(ISO 26262,ISO 21448)等の法規制・規格の整備が進み、従来の車両開発プロセスにアドオンすべきインプットが増加し続けている。工数不足が懸念される開発環境におけるプロジェクトの品質向上に向けたアプローチについてご紹介する。

講師
西岡 亮
西岡 亮

株式会社ベリサーブ
中部事業部

2023年、(株)ベリサーブ入社。車載部品・航空機装備品サプライヤおよび航空機プライムにて第三者認証、法規認証対応を歴任。現在は、機能安全・サイバーセキュリティ関連のコンサルティングを担当し、ReAMo(次世代空モビリティの社会実装に向けた実現プロジェクト)に参画している。

10:4510:55(10分)

K1/S1に関するQ&Aセッション

  • ナビゲーター
  • プログラム委員長
  • 名古屋大学 未来社会創造機構 モビリティ社会研究所
  • 高田 広章

10:5511:10(15分)

休憩

11:1011:40(30分)

A1-1

招待講演

ソフト人材育成

デンソーのソフトウェア領域における人材育成の取り組み

広瀬 智

株式会社デンソー

モビリティエレクトロニクス経営企画部
キャリア支援室

室長

広瀬 智

セッション詳細

セッション概要

A1-1 招待講演「デンソーのソフトウェア領域における人材育成の取り組み」

CASEの潮流によって、自動車の高度化だけでなくモビリティ社会の高度化が加速する中、当社はモビリティ社会のTier1を目指し、その進化をソフトウェアで支えようとしている。その実現のためには、ソフトウェア開発力の強化が必須であり、ソフトウェア人材のスキルの高度化・多様化と人材増が重要なポイントとなる。当社では、ソフト技術者が自ら自身のキャリアを描き、その実現に向け会社・組織が支援するためのしくみ”キャリアイノベーションプログラム(CIP)”を構築・展開している。その概要とこれまでの成果について紹介する。

講師
広瀬 智
広瀬 智

株式会社デンソー
モビリティエレクトロニクス経営企画部
キャリア支援室
室長

1990年(株)デンソーに入社、翌91年100%出資のソフト専門会社設立とともに出向し、ソフト技術者として、ソフト開発のみならず、品質管理、プロセス改善、人事制度改革、採用、健康経営、人材育成など様々な業務を経験。2020年に、デンソーのソフト改革における人材マネジメントの推進リーダを拝命、活動を加速するために同年7月に帰任して、ソフトキャリア支援室を立ち上げ現在に至る。

11:4012:10(30分)

A1-2

企業講演

ソフト人材育成

リスキリング

DX時代に乗り遅れないためのリスキリングによるソフト人財育成

古山 寿樹

株式会社エクスモーション

コンサルティング本部

コンサルタント

古山 寿樹

セッション詳細

セッション概要

A1-2 企業講演「DX時代に乗り遅れないためのリスキリングによるソフト人財育成」

企業の事業戦略やDX戦略の中でソフトウェア人財確保は重要な課題であり、特に車載分野では、自動運転や電動化(EV化)などの技術革新やビジネスモデルの変化に対応するために社内リソースを活用したリスキリングを進める企業も増えてきている。
リスキリングの推進では限られた時間の中で効率的な実践力強化が求められるため、明確なゴール設定、戦略立案などのインストラクショナルデザイン、スキルやモチベーションのモニタリング、モニタリング結果の分析に基づく素早い改善などが必要となる。
本講演では、リスキリングに有効なソフトウェア人財育成プロセスの考え方や実践で蓄積した教育ノウハウについて具体事例を交えて紹介する。

講師
古山 寿樹
古山 寿樹

株式会社エクスモーション
コンサルティング本部
コンサルタント

大学卒業後、松下電器産業株式会社(現:パナソニック)に入社。研究開発部門で大型計算機、スパコン、ミニコン、ワークステーション、パソコン上で各種ソフト開発を経験。その後、全社ソフトウェア研究開発部門で家電製品や車載機器等に搭載される組込みソフトを対象としたソフトウェアエンジニアリング(高信頼性開発手法、開発プロセス)の研究開発、社内展開・推進、オフショア開発拠点立ち上げ支援等に従事。
2021年、(株)エクスモーション入社。リスキリングによるソフトウェア人財育成に取組む現場に入り込み、コンサルタントとして、お客様の特性に合わせた人財育成戦略の立案、実践力教育、育成効果の見える化などを行っている。

12:1012:20(10分)

A1ブロックに関するQ&Aセッション

  • ナビゲーター
  • プログラム委員
  • 有馬マネジメントデザイン株式会社
  • 有馬 仁志

12:2013:30(70分)

休憩

13:3014:00(30分)

A2-1

招待講演

海外動向(中国)

中国BEV・製品開発トレンドとユーザビリティ

八杉 理

株式会社現代文化研究所

調査・研究本部

主任研究員

八杉 理

セッション詳細

セッション概要

A2-1 招待講演「中国BEV・製品開発トレンドとユーザビリティ」

クルマが「SDV・スマートキャビン化」の方向へと進む中で、中国BEVブランドのクルマが進化している。その製品開発はターゲットを明確にし、マーケットインでのクルマづくりを進展させている。本講演では、中国BEVブランドの製品・技術開発トレンドを俯瞰し、クルマづくりへの発想と顧客へのユーザビリティへの実践、そして、そのユーザーの事例(現地ユーザー調査)を通じて顧客ニーズを把握していく。また、中国の海外進出が躍進している中で、中国BEVが急拡大するASEANにおける期待についても現地事例を交えて解説し、中国から世界に向けた製品開発動向を確認していく。

講師
八杉 理
八杉 理

株式会社現代文化研究所
調査・研究本部
主任研究員

明治大学大学院商学研究科博士課程、中国人民大学商学院中国産業経済学シニアスカラー修了。長く中国で生活し、90年代初頭より現地で自動車産業・市場の研究活動を開始。トヨタ系マーケティング会社勤務時には、トヨタブランドの海外コーポレートマーケティングPDCA構築を手掛けた他、大手広告代理店とともに商品・技術ネーミング開発にも携わるシニアマーケティングアナリストを歴任。グローバルのモーターショー等イベント会場調査も実施し、主要ブランドの先端技術動向にも精通するエバンジェリストでもある。

14:0014:30(30分)

A2-2

企業講演

自律走行車開発における倫理的配慮の方法について

伊藤 昌夫

株式会社ニルソフトウェア

代表取締役

伊藤 昌夫

セッション詳細

セッション概要

A2-2 企業講演「自律走行車開発における倫理的配慮の方法について」

AI の進展とともに,AI 利用のシステムには,倫理的配慮が必要とされ,さまざまな議論がなされています.一方,自律走行車は,AI を広く利用すると考えられており,同様に倫理的配慮のもとでの開発が必須となります.本セッションでは,機能安全規格 ISO 26262 における概念フェーズ(第三部)と並行する形で,どのように配慮することができるかを説明します.

講師
伊藤 昌夫
伊藤 昌夫

株式会社ニルソフトウェア
代表取締役

自動車会社、航空宇宙関連会社を経て、ニルソフトウェアを設立。ツール開発やシステムの開発プロセスに関するコンサルテーションを行っている。一貫して、システムの高度な信頼性・安全性に興味を持っている。

14:3014:40(10分)

A2ブロックに関するQ&Aセッション

  • ナビゲーター
  • プログラム委員
  • トヨタ自動車株式会社
  • 菅沼 英明

14:4015:00(20分)

休憩

15:0015:30(30分)

A3-1

招待講演

海外動向(中国)

中国における車路連携(V2X)発展の状況と適用事例

※同時通訳あり

張 樹安(チョウ シュアン)

Thunder Software Technology Co., Ltd

インテリジェントエッジ ビジネスユニット,
インテリジェントインダストリー ビジネスグループ,
インテリジェントIoT ビジネスグループ,

ゼネラルマネージャー

張 樹安(チョウ シュアン)

セッション詳細

セッション概要

A3-1 招待講演「中国における車路連携(V2X)発展の状況と適用事例」 ※同時通訳あり

中国では、情報技術による車両と道路間の効率的な相互接続が政策レベルで支持されており、一部の都市や高速道路において実証や運用が進められている。この車路連携(V2X)技術の継続的な進歩と政策の推進により、交通管理、インテリジェント運転、旅行サービス等における応用は、進化の速度を緩めず今後も広がるでしょう。
本講演では、前半に、中国における車路連携(V2X)の最新状況(コンセプト、政策、実施、応用など)をご説明し、後半では、交通信号をインテリジェントに制御することでリアルタイムな交通情報やナビゲーションサービスを提供する取り組みなど、実際にサンダーソフト社が参加した事例についてご紹介する。

講師
張 樹安(チョウ シュアン)
張 樹安(チョウ シュアン)

Thunder Software Technology Co., Ltd
インテリジェントエッジ ビジネスユニット,
インテリジェントインダストリー ビジネスグループ,
インテリジェントIoT ビジネスグループ,
ゼネラルマネージャー

2019年にThundersoft株式会社に入社以来、主に知能産業事業部のゼネラルマネージャーとして、MEC、新しい交通カメラ、フルインフォメーション交差点ソリューション、スマートバスソリューションなど、スマート交通V2X分野におけるThundercommのエッジAI製品およびソリューションの商業的実装を担当している。
中国の主要都市へのV2Xプロジェクトの企画立案、設計、プロジェクト納品に関与した。また、上海市の新型交通カメラの標準、信通院の車路協調ロードサイドセンシングシステムの技術要件およびテスト方法の業界標準の作成にも参加している。

15:3016:00(30分)

A3-2

企業講演

SDV時代の車載セントラルコンピューティングの実践~進化激しい中国EV開発の最前線~

今井 正徳

サンダーソフトジャパン株式会社

代表取締役社長

今井 正徳

セッション詳細

セッション概要

A3-2 企業講演「SDV時代の車載セントラルコンピューティングの実践~進化激しい中国EV開発の最前線~」

中国市場のEV開発は急速に進化し、SDV実現に向けたセントラルコンピューティングアーキテクチャの変革が進行中です。このセッションでは、車載システムの最新動向と自動車メーカー各社の取り組みについて解説します。また、グローバルOEMに対する次世代EVコックピット開発で、豊富な実績を持つサンダーソフトの進化する車載コックピットプラットフォームの構成、豊富な機能についても紹介します。

講師
今井 正徳
今井 正徳

サンダーソフトジャパン株式会社
代表取締役社長

1968年神奈川県生まれ。東京電機大学電気通信工学科、青山学院大学大学院国際マネージメント研究科卒。
2012年からサンダーソフトジャパン株式会社の代表取締役社長就任。2017年より車載HMIツールのグローバルリーダーであるRightwareの日本法人、Rightware Japan株式会社の代表を兼務。スマートデバイスソリューションの専門家として、車載、スマートフォン、IoT市場での事業拡大に貢献。

16:0016:10(10分)

A3ブロックに関するQ&Aセッション

  • ナビゲーター
  • プログラム委員
  • 有馬マネジメントデザイン株式会社
  • 有馬 仁志

16:1016:30(20分)

休憩

16:3017:00(30分)

A4-1

招待講演

機能安全

ISO 26262とISO 21448(SOTIF)の類似プロセスに関する一考察

落合 志信

一般社団法人JASPAR/本田技研工業株式会社

電動事業開発本部 BEV開発センター
SDM開発統括部 開発推進・調達戦略部 開発企画戦略推進課

エキスパートエンジニア

落合 志信

セッション詳細

セッション概要

A4-1 招待講演「ISO 26262とISO 21448(SOTIF)の類似プロセスに関する一考察」

ISO 21448(SOTIF)は自動運転システムに関する国際規格であるが、自動車機能安全に関する国際規格 ISO 26262を参照しており、そのプロセスはかなり類似している。開発者の立場からすると、これら類似したプロセスを統合的に推進することで、作業負荷の合理化を図りたいとの意見がある。そこでJASPARではこの類似プロセスを、全く別々で実施せずに統合化する等の合理化が可能かの検討を実施した。その検討結果とSOTIFに関する欧米の動向も踏まえた考察を報告する。

講師
落合 志信
落合 志信

一般社団法人JASPAR/本田技研工業株式会社
電動事業開発本部 BEV開発センター
SDM開発統括部 開発推進・調達戦略部 開発企画戦略推進課
エキスパートエンジニア

電装設計領域において、エンジン制御ユニットのハードウェア、ソフトウェア設計の経験を経たのち、エンジン制御、ハイブリッド制御、電気自動車制御といったパワープラント領域の制御、システム構築を担当。ISO 26262発行を機にパワープラント領域の機能安全設計対応に従事。
社内機能安全検証アセッサー、Intacs認定Automotive SPICE Provisional asessor
JARI機能安全WG ENG WGリーダ、 JARI ISO 26262運営委員会委員
JASPAR機能安全WG主査
JSAE機能安全分科会 ISO 26262 3rd 対応委員

17:0017:30(30分)

A4-2

企業講演

検証技術

機能安全

制御結合とデータ結合の解析について

※日本語字幕あり

Jay Thomas (ジェイ・トーマス)

LDRA Technology

Director – Field Engineering

Jay Thomas (ジェイ・トーマス)

セッション詳細

セッション概要

A4-2 企業講演「制御結合とデータ結合の解析について」 ※日本語字幕あり

モジュール化により高品質なソフトウェアを実現するには、コードコンポーネントであるモジュールが期待どおりに相互作用することが必須だ。実際、DO-178C(民間航空機搭載ソフトウェアの開発ガイドライン)では、「要件ベースのテストがコードコンポーネント間のデータと制御結合を実行したことを確認するための解析」 を要求する。 また、ISO 26262等の機能安全規格では、最悪ケース実行時間(WCET)などのタイミング性能の検証を要求するが、欠陥のある結合などソフトウェアの問題は、遅延や実行時間の変動を引き起こす可能性があり、特にマルチコアシステムにおいては注意が必要だ。本講演では、制御結合とデータ結合の解析をどのように達成できるかについて説明し、次世代戦闘機共同開発やアルテミス計画等で採用される、一歩進んだ検証ツールを使用して、そのプロセスをどのように効率化できるかについての概要を紹介する。
※提供:富士設備工業株式会社

講師
Jay Thomas (ジェイ・トーマス)
Jay Thomas (ジェイ・トーマス)

LDRA Technology
Director – Field Engineering

セーフティクリティカルでミッションクリティカルなソフトウェアの構築と保守に重点を置いてキャリアを重ねて来た。これには、航空機や宇宙船、打ち上げロケットなど航空宇宙分野のソフトウェアのほか、産業制御や自動車へと分野を跨いだベストプラクティスの適用も含まれる。SpaceX 社の初期の従業員でもあり、現在、最も安全な軌道投入法である Falcon ロケットのフライトソフトウェアを開発した。現在、LDRA Technology 社のフィールドエンジニアリング担当ディレクターとして、組込み向けの検証の実践に取り組んでいる。

17:3017:40(10分)

A4ブロックに関するQ&Aセッション

  • ナビゲーター
  • プログラム委員
  • 本田技研工業株式会社
  • 上野 康治

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