※プログラムは予告なく変更となる場合がありますので、ご了承ください。
OP3
オープニングリマークス
「オートモーティブ・ソフトウェア・フロンティア」プログラム副委員長
同志社大学 モビリティ研究センター センター長
教授
佐藤 健哉
K3
基調講演
ソフトウェア・デファインド・ビークル(SDV)
同時通訳
Arm Inc.
APAC オートモーティブ・パートナーシップ担当
シニアディレクター
Simon Teng
K3 基調講演「ソフトウェア定義型自動車を実現するアーキテクチャの未来」
自動車産業は今、ソフトウェア定義型自動車の実現に向けて根本的な転換期を迎えています。この移行に伴い必要となる要素は多岐にわたり、車両の電気および電子的アーキテクチャや、機能安全やリアルタイム要件に対応するクラウドネイティブなソフトウェアフレームワーク、ヘテロジニアスなコンピューティングアーキテクチャ、仮想化技術によるクラウド上のデジタルツイン、開発工数の削減と再利用性を向上させる標準化などが含まれます。本講演では、この移行に向けた動向と、移行の際に必要とされるソリューションについて解説します。
Arm Inc.
APAC オートモーティブ・パートナーシップ担当
シニアディレクター
APAC 地域のチーム責任者として、車載エコシステムのパートナーシップ
を構築しつつ、パートナー・イノベーションの一環として、Armの製品、テクノロジー、ソリューションを促進している。自動車業界において約 12 年間にわたる職務経験を有している。
2021 年にArm に入社。Arm への入社以前は、Mediatek 社のオートモーティブ・ビジネスユニットのアシスタント・ジェネラルマネージャーとして、戦略プランニング、プロダクト管理、ビジネス開発の部門を指揮した。それ以前は、LiteOn 社のバイスプレジデント兼オートモーティブ・ビジネスユニット責任者として、欧州、米国、アジア太平洋地域で OEMメーカーとティア 1 サプライヤー顧客の対応にあたった。ベルギーのルーベン大学でコンピュータ・サイエンスの修士号を、台湾の国立精華大学では学士号を取得。さらに、米国スタンフォード大学のスタンフォード・エグゼクティブ・プログラムも修了している。
S3
特別講演
ソフトウェア・デファインド・ビークル(SDV)
マイクロソフト・コーポレーション
自動車・モビリティ産業担当
ディレクター
江崎 智行
S3 特別講演「Next Generation Mobility: Car to Cloud」
私たちは、コネクテッド モビリティ、自動運転、シェアリング モビリティ、電動モビリティの最先端テクノロジーによって加速される100年に一度の変革の真っ只中にいます。本講演では、デジタル トランスフォーメーションがイノベーションに与える影響や、よりスマートで、よりコネクテッドで、より顧客体験にインパクトを与えるクルマがエコシステムに与える影響など、次世代モビリティについて説明します。
本講演では以下についてお話します:
マイクロソフト・コーポレーション
自動車・モビリティ産業担当
ディレクター
35年間の日本IBM(株)勤務において、主に製造業・自動車業界を中心としたエンジニアリング領域のDX、さらにはモビリティ&サービス事業、スマートシティー事業におけるインダストリーソリューション開発・異業種連携のビジネス開発に従事。2020年3月よりマイクロソフト・コーポレーションに転職、自動車・モビリティ産業チームに所属し、グローバルと連携した日本の自動車業界・モビリティ業界に向けたソリューション&ビジネス開発の推進に従事し、特に最近は、ソフトウェア・デファインド化とサステナビリティのテーマについて広くお客様との会話・取り組みを通じてマイクロソフトのミッション「地球上のすべての個人とすべての組織がより多くのことを達成できるようにする」の実現に向けて活動中。
K3/S3に関するQ&Aセッション
休憩
C1-1
招待講演
交通インフラ
DX・IoT
交通インフラDX推進コンソーシアム
技術検討委員会
委員長
石丸 弘之
C1-1 招待講演「安全安心で持続的な交通社会の実現を目指した産学官連携による「交通インフラDX推進」への取り組み」
2022年8月設立。人・モビリティ・インフラが協調した安全安心で持続的な交通社会の実現に向けて、交通信号機の活用による5Gネットワークを軸とした柔軟性・拡張性のある新たなDX基盤やアプリケーションの社会実装に必要な検討・対外活動を推進。
2019年度から3か年で実施した官民研究開発投資拡大プログラム(PRISM)は、交通信号機の5G基地局の設置場所としての活用と5Gを用いた交通信号機の集中制御化等について、技術・制度面で検討が成されたものであるが、社会実装に向けてこれを引き継いだのがコンソーシアム設立の経緯。
セミナーではPRISMの概要や成果の紹介を交え、コンソの取組・展望について紹介する。
交通インフラDX推進コンソーシアム
技術検討委員会
委員長
1989年に住友電気工業(株)入社、送電線監視システムや河川、道路の映像配信システムの開発・構築を担当したのちに一般道交通管制システムの営業企画統括を経て、現在まで安全運転支援システム、インフラ協調型自動運転システムなどの実証実験、標準化、事業開発等に従事。関係各社と協調して交通インフラDX推進コンソーシアムの立上げに携わり、2022年8月22日のコンソーシアム発足時より技術検討委員会の委員長に就任。このほかITS Japan、UTMS協会、ITS Connect推進協議会の委員会等でも活動中。
C1-2
企業講演
開発プロセス
機能安全
サイバーセキュリティ
SGSジャパン株式会社
C&P Connectivity Functional Safety
SW Team Leader
藤崎 博久
C1-2 企業講演「Automotive SPICE、機能安全、SOTIF、サイバーセキュリティの一斉規格対応」
Automotive SPICEの普及が広がる中、車載開発においては機能安全(ISO 26262)やサイバーセキュリティ(ISO/SAE 21434)、SOTIF(ISO 21448)などの対応が同時に求められることが常識となってきている。
これらのISO規格は、参照規格や関連情報が大変多く、また自動運転やソフトウェア制御の複雑化に伴う、ソフトウェア開発の難易度や重要性が上がる中、どのように規格対応をすべきかの判断において、困難な状況に直面することが多く見られる。
本セッションでは、これらの一斉規格対応への課題解決をサポートするソリューションを紹介する。
SGSジャパン株式会社
C&P Connectivity Functional Safety
SW Team Leader<
TIER1サプライヤにて、車載用音響/情報機器のハードウェア及びシステム開発に従事。
その後、複数の外資系メーカーにて、デジタルカメラ及びプリンター等の組込みソフトウェア開発に従事。
2008年よりコンサルティングファームにて、主に車載領域のコンサルティング業務に従事。
2017年よりSGSジャパン株式会社にて、機能安全、Automotive SPICE、サイバーセキュリティ、SOTIF、MBD関連の支援業務、及びSGS-TÜV認証業務に従事。ソフトウェアチームリーダー及びSGS-TÜV アセッサー資格認定Technical Committeeのボードメンバー。
C1ブロックに関するQ&Aセッション
休憩
C2-1
招待講演
AI/機械学習/ディープラーニング
自動運転
TURING株式会社
代表取締役CEO
山本 一成
C2-1 招待講演「AI完全自動運転実現の構想と未来」
自動車業界は新興メーカー台頭による変革期を迎え、世界で自動運転EV市場が急速に立ち上がる。「We Overtake Tesla」を掲げ完全自動運転EVメーカー目指すTURINGでは、AIのポテンシャルの最大化こそ本質と捉え、カメラの膨大なレゾリューション活かした研究開発の方針をとる。如何にして自動運転EV市場の牙城に食らいつき追い越してゆくか、自社の技術開発を得た知見を通じて自動運転の未来を語る。
TURING株式会社
代表取締役CEO
1985年生まれ。愛知県出身。東京大学での留年をきっかけにプログラミングを勉強し始める。その後10年間コンピュータ将棋プログラムPonanzaを開発、佐藤名人(当時)を倒す。東京大学大学院卒業後、HEROZ株式会社に入社、その後リードエンジニアとして上場まで助力した。海外を含む多数の講演を実施。情熱大陸出演。現在名古屋大学特任准教授・愛知学院大学特任教授も兼任。21年8月、共同代表青木俊介と共に、完全自動運転EV車両の開発製造を行うTURING株式会社を創業。
C2-2
企業講演
ソフトウェアプラットフォーム
先進開発手法/アジャイル
UI / UX
DXCテクノロジー・ジャパン株式会社
DXC Luxoft自動車事業企画開発部
本部長
柳井 貴志
C2-2 企業講演「自動運転開発を加速する3つのイネーブラー ~UX/UI・コネクティッド・アジャイル開発~」
自動運転の進化と普及を見据えながら、将来的により多くのユーザーに安心して使用してもらうためには、ユーザーとシステム間のインタフェースが非常に重要なポイントとなる。
また、自動運転が想定すべきシーンのバリエーションは無限大であり、一度の開発で全ての機能を作り上げることはほとんど不可能であると考えられている。
そうした要素や課題をふまえ、今回は自動運転開発を加速させるための3つのイネイブラーとして、①UX/UI、②コネクティッド、③アジャイル開発について、欧州での事例を交えて解説する。
DXCテクノロジー・ジャパン株式会社
DXC Luxoft自動車事業企画開発部
本部長
大手自動車会社にてソフトウェアPF、MBD・シミュレーション、システム・ソフトウェアアーキテクチャ開発を経験後、DXCテクノロジー・ジャパンにて日本における自動車業界向け事業企画・開発に従事。
C2ブロックに関するQ&Aセッション
休憩
C3-1
招待講演
検証技術
国立情報学研究所
アーキテクチャ科学研究系
准教授
石川 冬樹
C3-1 招待講演「テスト生成・デバッグの自動化技術の自動運転システムへの展開」
ソフトウェア工学分野においては、欠陥発見能力や網羅性を高める自動テスト生成や、欠陥箇所を推定したり修正したりする自動デバッグのための技術が盛んに追及されてきた。本講演では、プログラム向けに取り組まれてきたこれらの技術を、連続的で不確かさを含む自動運転領域において活用するアプローチを論じる。具体的な産学連携事例として、経路計画機能に対し安全性やルール遵守など多様な要求違反の可能性を追求するシミュレーションテスト生成や要因分析の技術、ニューラルネットワークによる障害物検知におけるリスク低減のための自動修正技術などの取り組みを紹介する。
国立情報学研究所
アーキテクチャ科学研究系
准教授
国立情報学研究所アーキテクチャ科学研究系准教授、および先端ソフトウェア工学・国際研究センター副センター長。ソフトウェア工学および自律・スマートシステムに関する研究・教育に従事。現在は、自動運転システムやAIシステムに対する品質マネジメント、テスト・検証、安全性論証に関する研究開発に注力し、産業界との実践研究やガイドライン構築にも取り組んでいる。AIプロダクト品質保証コンソーシアム副運営委員長。博士(情報理工学)。
C3-2
企業講演
仮想開発環境/仮想ECU
株式会社ユビキタスAI
SPQA事業部
担当部長
植田 宏
C3-2 企業講演「ここまで来た、広がる仮想ECUの利用法」
仮想ECUを使用したPC上のシミュレーションは各種利点があり採用事例が増えている。本講演では仮想ECUの特徴を活かして今後利用が期待される以下の分野の応用方法を提案する。
1)効率的なECUソフトウェア開発者の育成。
2)AD/ADASアプリケーションの効率的な検証。
3)アプリケーション検証だけでなくBSWを含めたより実機に近い環境でのソフトウェア検証
株式会社ユビキタスAI
SPQA事業部
担当部長
株式会社ユビキタスAIコーポレーション SPQA事業部 自動車制御ソフト、ゲームソフト開発などを経て、1998年より現職
C3ブロックに関するQ&Aセッション
休憩
P1
パネルディスカッション
国立情報学研究所
アーキテクチャ科学研究系
准教授
石川 冬樹
日立Astemo株式会社
技術開発統括本部 次世代モビリティ開発本部
システムアーキテクチャ開発部
シニアマネージャー
石郷岡 祐
イータス株式会社
DEV ソリューション・フィールド ソリューション・セールス
部長
石川 誠司
「オートモーティブ・ソフトウェア・フロンティア」
プログラム委員長
名古屋大学 未来社会創造機構
教授
高田 広章
「オートモーティブ・ソフトウェア・フロンティア」プログラム委員
株式会社日立製作所 研究開発グループ サステナビリティ研究統括本部
制御・ロボティクスイノベーションセンタ 自動運転研究部
主任研究員/博士(情報科学)
吉村 健太郎
P1 パネルディスカッション「AI/SDV時代のソフトウェア開発」
AI/SDV時代のソフトウェア開発に向けて、その将来と備えに関して議論する。
国立情報学研究所
アーキテクチャ科学研究系
准教授
国立情報学研究所アーキテクチャ科学研究系准教授、および先端ソフトウェア工学・国際研究センター副センター長。ソフトウェア工学および自律・スマートシステムに関する研究・教育に従事。現在は、自動運転システムやAIシステムに対する品質マネジメント、テスト・検証、安全性論証に関する研究開発に注力し、産業界との実践研究やガイドライン構築にも取り組んでいる。AIプロダクト品質保証コンソーシアム副運営委員長。博士(情報理工学)。
日立Astemo株式会社
技術開発統括本部 次世代モビリティ開発本部 システムアーキテクチャ開発部
シニアマネージャー
2008年株式会社日立製作所 日立研究所入社。2013年日立ヨーロッパ出向、2015年帰任。2022年日立Astemo株式会社出向。次世代ソフトウェアプラットフォームの戦略策定・技術開発に従事。博士(情報学)。
イータス株式会社
DEV ソリューション・フィールド ソリューション・セールス
部長
1989年から日系自動車部品メーカーでGPS受信機とジャイロセンサーの開発を担当、
2004年から外資系半導体メーカーで技術サポートを担当、
その後、2017年イータス(株)入社。
2022年よりSoftware Defined Vehicle関連製品サービスのソリューション・セールス担当。
「オートモーティブ・ソフトウェア・フロンティア」プログラム委員長
名古屋大学 未来社会創造機構
教授
「オートモーティブ・ソフトウェア・フロンティア」プログラム委員
株式会社日立製作所 研究開発グループ サステナビリティ研究統括本部
制御・ロボティクスイノベーションセンタ 自動運転研究部
主任研究員/博士(情報科学)
CL
クロージングリマークス
「オートモーティブ・ソフトウェア・フロンティア」プログラム委員長
名古屋大学 未来社会創造機構
教授
高田 広章