Googleカレンダーに追加する

第8回 オートモーティブ・ソフトウェア・フロンティア 2023 オンライン ~自動車進化の鍵となるソフトウェア技術の深化とこれから~ | 【カンファレンス】2023年2月1日(水)-3日(金) |【オンライン展示】2023年1月23日(月)-2月20日(月) | インプレス

次回2024年2月開催WEBサイトはこちら

タイムテーブル[2/1]

※プログラムは予告なく変更となる場合がありますので、ご了承ください。

9:309:35(5分)

OP1

オープニングリマークス

徳田 昭雄

「オートモーティブ・ソフトウェア・フロンティア」プログラム副委員長
立命館大学 経営学部
教授

徳田 昭雄

9:3510:15(40分)

K1

基調講演

ソニー・ホンダモビリティ 新たなモビリティの価値基準の創出

川西 泉

ソニー・ホンダモビリティ株式会社

代表取締役 社長 兼 COO

川西 泉

セッション詳細

セッション概要

K1 基調講演「ソニー・ホンダモビリティ 新たなモビリティの価値基準の創出」

2022年9月に設立されたモビリティの新会社ソニー・ホンダモビリティは、2023年1月ラスベガスで開催されたCESにて、EVの新ブランド「AFEELA」とそのプロトタイプ車両を発表した。
45個に及ぶ車載センサーや広い車室内空間を生かし、クラウドと連携しながら新たなモビリティの価値創造に挑む。同社が描くモビリティの進化に対する考え方や取り組み、開発秘話、今後のチャレンジなど、ソニー・ホンダモビリティが挑むクルマづくりについてご紹介する。

講師
川西 泉
川西 泉

ソニー・ホンダモビリティ株式会社
代表取締役 社長 兼 COO

1986年ソニー入社。以後、プレイステーションやXperiaなどの商品開発に従事し、2014年、業務執行役員SVPに就任。2016年よりAIロボティクスビジネスを担当。aiboの開発責任者のほか、ソニーのモビリティへの取り組みであるVISION-Sを担当。2021年6月、ソニーグループ常務、AIロボティクスビジネス担当に就任。2022年9月、ソニー・ホンダモビリティ株式会社 代表取締役社長 兼 C0Oに就任。2022年10月、ソニーグループ常務、モビリティ事業担当、現在に至る。

10:1510:45(30分)

S1

特別講演

先進開発手法/アジャイル

ソフトウェアデファインドビークル (SDV)のためのセキュアなソフトウェア開発のフロンティアに迫る

岡 デニス 健五

日本シノプシス合同会社

ソフトウェア・インテグリティ・グループ

プリンシパル・オートモーティブ・セキュリティ・ストラテジスト

岡 デニス 健五

セッション詳細

セッション概要

S1 特別講演「ソフトウェアデファインドビークル (SDV)のためのセキュアなソフトウェア開発のフロンティアに迫る」

自動車業界は、ソフトウェアデファインドビークル(SDV)によって変革を遂げようとしている。SDVの進化とともに車両側により高度な機能が増え、追加サービスや新しいソフトウェアソリューションの展開なども可能となるが、多くの新しい課題が生じる。新たなサイバーセキュリティの脅威、アジャイルな開発手法、新しいプログラミング言語のサポートやより多くのオープンソースソフトウェアの採用等の考慮が必要となる。本講演では、これらの課題をより詳細に説明し、ソフトウェアデファインドビークルのためのセキュアなソフトウェア開発プロセスを確立することによってこれらの課題を克服する方法についてのアプローチを紹介する。

講師
岡 デニス 健五
岡 デニス 健五

日本シノプシス合同会社
ソフトウェア・インテグリティ・グループ
プリンシパル・オートモーティブ・セキュリティ・ストラテジスト

自動車業界において15年以上のグローバルな経験を持つオートモーティブサイバーセキュリティの専門家。日本シノプシス合同会社にてプリンシパルオートモーティブセキュリティストラテジストとして自動車セキュリティのソリューション業務に従事。70以上の執筆を手掛け、イベントでの講演も世界中で多数行っている。最新の出版書籍は「Building Secure Cars: Assuring the Automotive Software Development Lifecycle」 (Wiley, 2021)。

10:4510:55(10分)

K1/S1に関するQ&Aセッション

10:5511:10(15分)

休憩

11:1011:40(30分)

A1-1

招待講演

社会システムデザイン

システムズエンジニアリング

デジタルモビリティへの期待とそれを支えるプロデューサ人材

光井 隆浩

一般社団法人 スキルマネージメント協会

幹事長

光井 隆浩

セッション詳細

セッション概要

A1-1 招待講演「デジタルモビリティへの期待とそれを支えるプロデューサ人材」

ドローンやローバー(無人運転車)など、移動するIoTの活用を見聞きすることが増えている。しかし、それらが単独で機能するレベルに留まるケースが多いのではないか。業務システムや社会システムと協調することで、その価値は飛躍的に増大する。ここで必要となるのがシステムズ(SoS)としての考え方であり、デジタルの付加価値を高めることのできるDXプロデューサ人材である。システムズと求められる人材像について、各種の取り組みをご紹介する。

講師
光井 隆浩
光井 隆浩

一般社団法人 スキルマネージメント協会
幹事長

スキルマネージメント協会(SMA)幹事長
多くの関係団体(IPA、JEITA、MCPC、JASA、iCDA、インターネット協会、私情協、IT団体連携など)と合従連衡してDXプロデューサ人材の定義と育成に取り組んでいる
(株)東芝出身、OS設計開発、放送・メディア事業などを経て、エンベデッド技術責任者、同事業責任者を歴任
主に車載組込み技術領域を担当し、国内外の関係産業と深く関わってきた

11:4012:10(30分)

A1-2

企業講演

自動運転×倫理

生活世界における自律走行車と倫理

伊藤 昌夫

株式会社ニルソフトウェア

代表取締役

伊藤 昌夫

セッション詳細

セッション概要

A1-2 企業講演「生活世界における自律走行車と倫理」

倫理は、実世界における望ましい判断に関係している。望ましさを厳密に定めることはできず、また、判断者の時間/場所/文化などに影響を受ける。判断が事前に埋め込まれている場合、何らかの規則のもとに、設計者が埋め込むことになる。
自律走行車の安全性に関して、ミクロ倫理の視点から、生活世界において、我々が埋めるべきギャップについて考える。

講師
伊藤 昌夫
伊藤 昌夫

株式会社ニルソフトウェア
代表取締役

自動車会社、航空宇宙関連会社を経て、ニルソフトウェアを設立。ツール開発やシステムの開発プロセスに関するコンサルテーションを行っている。一貫して、システムの高度な信頼性・安全性に興味を持っている。

12:1012:20(10分)

A1ブロックに関するQ&Aセッション

12:2013:30(70分)

休憩

13:3014:00(30分)

A2-1

招待講演

自動運転の実証実験

同時通訳

Beyond the Limits: Nonlinear Model Predictive Control for Extreme Maneuvers-非線形モデル予測制御による自動運転ドリフト走行の実証-

Jonathan Goh

Toyota Research Institute, Inc.

Extreme Vehicle Dynamics Control

Manager

Jonathan Goh

セッション詳細

セッション概要

A2-1 招待講演「Beyond the Limits: Nonlinear Model Predictive Control for Extreme Maneuvers -非線形モデル予測制御による自動運転ドリフト走行の実証-」

Autonomous vehicles that can extend their operation outside the stable handling limits could widen the range of maneuvers available in emergencies, improving overall safety. To that end, we present a Nonlinear Model Predictive Control approach that can smoothly transition from dynamic, non-equilibrium drifting to grip driving, while accounting for multiple objectives. Using a modified Toyota Supra, we demonstrate this on a racetrack with designated obstacles.
(制御可能領域を拡大させた自動運転車は、障害物を避けるため急ハンドルを切った際に自動的に姿勢を立て直し事故を回避するなど、全面的な安全性の向上に役立つ可能性があります。
TRIでは、タイヤのスリップ限界を超えた領域まで制御範囲を広げるために、ドリフト用にカスタマイズしたGRスープラにNMPC(Nonlinear Model Predictive Control:非線形モデル予測制御)を組み込み、ドリフト走行からグリップ走行にスムーズに移行する研究を行ってきた。本講演では障害物が設置されたサーキットにおいて行った本実証実験について報告する。)

講師
Jonathan Goh
Jonathan Goh

Toyota Research Institute, Inc.
Extreme Vehicle Dynamics Control
Manager

Jon leads the Extreme Vehicle Dynamics Control team at Toyota Research Institute, which is making cars safer by developing planning and control frameworks that can meet or exceed the skills of expert drivers. Prior to this, he did his PhD at Stanford University with Prof. Chris Gerdes, where he built an autonomous electric drifting DeLorean.

14:0014:30(30分)

A2-2

企業講演

自動運転

シナリオ評価&検証

センサー

リアルとバーチャルの差をどう埋めるか~自動運転センサシミュレーションの進化~

林田 耕作

シーメンス株式会社

技術営業本部

コンサルタント

林田 耕作

セッション詳細

セッション概要

A2-2 企業講演「リアルとバーチャルの差をどう埋めるか ~自動運転センサシミュレーションの進化~」

自動運転/ADAS技術の製品化は加速を続け、その競争は自動車メーカーに加え、巨大ITテクノロジーやスタートアップ企業が参加し、激化している。
バーチャルデータの活用は競争力を維持する鍵となり、膨大な時間のかかる実車試験を削減し、開発スピードを上げるためのブレークスルーとなる。
シーメンスは、自動運転システム検証のためのデータ活用を最大化するために、センサバリデーション、実車走行データからの仮想環境モデル構築、シナリオ生成高速化の開発を進めている。本発表ではリアルとバーチャルの差を埋めるプロセス、リアルとバーチャルの融合、シナリオ評価&検証戦略に関する最新の開発状況や事例をお伝えする。

講師
林田 耕作
林田 耕作

シーメンス株式会社
技術営業本部
コンサルタント

大学院修士課程では、制御工学を専攻、モデル予測制御を研究。
前職より、自動運転/ADASシミュレーションの技術営業、サポートに従事。
2018年にシーメンス株式会社入社。技術営業本部に所属し自動車、建機、農機の顧客向けに自動運転/ADASソリューションの提案を行っている。
Simcenter Prescan(製品)をメインに担当。

14:3014:40(10分)

A2ブロックに関するQ&Aセッション

14:4015:00(20分)

休憩

15:0015:30(30分)

A3-1

招待講演

自動運転の要素技術(衛星測位システム)

GNSS

GNSS 受信機におけるマルチコンステレーションとマルチバンドの測位精度とロバスト性への貢献について

池田 貴彦

古野電気株式会社

システム機器事業部開発部

部長

池田 貴彦

高山 洋史

古野電気株式会社

システム機器事業部 開発部 要素技術課

主任

高山 洋史

セッション詳細

セッション概要

A3-1 招待講演「GNSS 受信機におけるマルチコンステレーションとマルチバンドの測位精度とロバスト性への貢献について」

米国がGlobal Positioning System(GPS)の正式運用開始を1993年に宣言して以来、GPSは我々の生活、特に航法や通信の分野を支える基盤技術となった。
今日、米国を含む各国が独自で衛星測位システムを配備したことでGPSからGNSSへと一般化され、さらに衛星が放送する信号も近代化が進められている。
古野電気はGPSの正式運用開始前からGPS/GNSS受信機の開発を手がける受信機メーカである。
本セッションでは、昨今の研究開発のトレンドであるGNSSや近代化信号に対応したマルチコンステレーション・マルチバンド受信機について概説し、その利点を実例を交えながら紹介する。

講師
池田 貴彦
池田 貴彦

古野電気株式会社
システム機器事業部開発部
部長

1992年に古野電気(株)に入社。システム機器事業部に配属され、陸上用GNSSのソフトウェアエンジニアとして30年以上のキャリアを積む。自動車ナビゲーション用GPS/GNSSモジュール、時刻同期向けGNSS製品の開発等に携わってきた。

高山 洋史
高山 洋史

古野電気株式会社
システム機器事業部 開発部 要素技術課
主任

2009年古野電気(株)に入社.以来,GNSS/INS センサ統合アルゴリズムや拡張カルマンフィルタによる測位アルゴリズムの構築などGNSS受信機に関する研究開発に従事.
神戸大学大学院博士後期課程在籍中.

15:3016:00(30分)

A3-2

招待講演

MaaS(Mobility as a Service)

プラットフォーム

デジタル技術が切り拓く新たなモビリティサービス

望月 智之

株式会社 日立製作所

研究開発グループ

リーダ主任研究員

望月 智之

小林 悠一

株式会社 日立製作所

研究開発グループ

研究員

小林 悠一

セッション詳細

セッション概要

A3-2 招待講演「デジタル技術が切り拓く新たなモビリティサービス」

モビリティ分野は、様々な輸送サービスを統合して提供するMaaS(Mobility as a Service)の登場や、新型コロナウイルス感染症に起因する人々の移動に関する生活様式の変化を受け、大きな変革期を迎えている。このような中で、デジタル技術の活用で生まれる新たなモビリティサービスが生まれつつある。本セッションでは、日立の取り組みとして、公共交通や観光スポットのシームレスな利用を可能とするデジタルチケッティング、スマートフォンアプリを使って公共交通利用者の行動変容を促すことで実現される安全・快適な移動ソリューションについて紹介する。

講師
望月 智之
望月 智之

株式会社 日立製作所
研究開発グループ
リーダ主任研究員

株式会社 日立製作所 研究開発グループ 社会イノベーション協創センタ 社会課題協創研究部 所属
現在,次世代モビリティソリューションの開発に従事

小林 悠一
小林 悠一

株式会社 日立製作所
研究開発グループ
研究員

株式会社 日立製作所 研究開発グループ サービスシステムイノベーションセンタ セキュリティ・トラスト研究部 所属
現在,鉄道チケッティング関連システム及び都市・自治体向けサービスの研究開発に従事

16:0016:10(10分)

A3ブロックに関するQ&Aセッション

16:1016:30(20分)

休憩

16:3017:00(30分)

A4-1

招待講演

データスペース Catena-X

脱炭素(カーボンニュートラル)

資源循環経済(サーキラーエコノミー)

脱炭素・資源循環・SDGs のためのサプライチェーン情報管理基盤の共創〜ドイツ自動車産業Catena-Xと日本のデータ連携基盤〜

境野 哲

NTTコミュニケーションズ 株式会社

イノベーションセンター
スマートファクトリー推進室/スマートシティ推進室 兼務

担当部長・エバンジェリスト

境野 哲

セッション詳細

セッション概要

A4-1 招待講演「脱炭素・資源循環・SDGs のためのサプライチェーン情報管理基盤の共創
〜ドイツ自動車産業Catena-Xと日本のデータ連携基盤〜」

いま世界では、気候変動・海洋汚染の深刻化や人権保護意識の高まりを背景に、各企業に対しCO2排出量や使用原材料、リサイクル率、労働環境などに関する情報の開示を義務化する法規制が強化されている。欧州では2024年から車載バッテリーの製造時カーボンフットプリントなどの情報開示を求める欧州電池規則が施行される予定だ。そうした中でSDGs達成に向けサプライチェーンを構成する企業間で環境負荷データなどを国際的に共有する動きが広がっている。本講演では、今年リリースされる自動車産業向け企業間データ連携基盤Catena-Xの仕組みと日本のデータ連携基盤の整備計画を解説し、各社が生き残るための指針を提示する。

講師
境野 哲
境野 哲

NTTコミュニケーションズ 株式会社
イノベーションセンター
スマートファクトリー推進室/スマートシティ推進室 兼務
担当部長・エバンジェリスト

1990年  日本電信電話株式会社に入社。社内基幹業務システムの開発を担当
1995年~ 官公庁向けコンサルティング、公共施設建設プロジェクトを担当
1998年~ NTT再編成プロジェクト(基幹業務システム更改)を担当
2000年~ 異業種協業による新規ビジネスインキュベーションに従事
2004年~ ネットビジネスのパートナー営業/協業アライアンス等を担当
2011年~ エネルギーマネジメント、M2M/IoTソリューションの開発を担当
2015年~ IoT・エバンジェリスト
2020年~ 現職

17:0017:30(30分)

A4-2

企業講演

NCAP

V2X

自動運転システム

V2Xの安全な旅を実現するキーサイトの開発・テストソリューション

髙野 修平

キーサイト・テクノロジー株式会社

Automotive & Energy Solutions 事業部

Business development manager

髙野 修平

セッション詳細

セッション概要

A4-2 企業講演「V2Xの安全な旅を実現するキーサイトの開発・テストソリューション」

V2Xは自動運転システムの認知度を高める付加的な機能です。NCAPへの導入も検討されており、車両への搭載が進められています。ただ、開発には各国の仕様への対応や、実路での機能検証など、多大な工数がかかります。
キーサイトは、V2Xの開発向けに、ASN.1のエンコーディングなしに、機能開発を可能にするプラットフォームや、機能検証用に、V2X信号のエミュレーションや、V2Xのモニタリングができるツールを提供しています。これらのツールは、V2Xの車両への統合と機能検証を簡単にし、ラボ、テストコース、道路でのユースケース検証の基盤としてお使いいただけます。キーサイトとともに、V2Xの安全な旅を実現しましょう。

講師
髙野 修平
髙野 修平

キーサイト・テクノロジー株式会社
Automotive & Energy Solutions 事業部
Business development manager

Keysight Technologies Automotive & Energy Solutions のビジネス開発部門所属。主にConnected、AD/ADAS系のテストソリューションを担当。RADAR、C-V2XやAutomotive Ethernet などの通信、サイバーセキュリティテストプラットフォームなどをメインに、顧客ニーズに合わせたテストソリューションを提案している。

17:3017:40(10分)

A4ブロックに関するQ&Aセッション

次回2024年2月開催WEBサイトはこちら