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第6回 オートモーティブ・ソフトウェア・フロンティア 2021オンライン 2021年2月16日(火)、17日(水)、18日(木) | インプレス

次回2022年2月24日(木)~25日(金)開催決定!
12月下旬頃、事前登録開始!
協賛申込:12月3日(金)締切

タイムテーブル[2/18]

※プログラムは予告なく変更となる場合がありますので、ご了承ください。

11:0011:05(5分)

OP3

オープニングリマークス

佐藤 健哉

「オートモーティブ・ソフトウェア・フロンティア」プログラム委員
(同志社大学 モビリティ研究センター センター長 教授)

佐藤 健哉

11:0511:45(40分)

K3

基調講演

コネクテッドカー時代に向けた総務省の取組

五十嵐 大和

総務省

総合通信基盤局 電波部 移動通信課 新世代移動通信システム推進室

室長

五十嵐 大和

セッション詳細

セッション概要

K3 基調講演「コネクテッドカー時代に向けた総務省の取組」

日進月歩の情報通信技術(ICT)は、身の回りの様々なものを高度化し、私たちの生活を豊かなものにしている。オートモーティブの分野も例外ではなく、自動車などがネットワークに接続され、通信が活用されることで、交通渋滞の緩和、新たな価値やサービスの創出、より高度な自動運転などの実現が期待される。このセッションでは、コネクテッドカー時代に向けた総務省における情報通信技術の研究開発等の状況を御紹介するとともに、5Gやその先の新しい無線通信技術に関する総務省の取組について御紹介する。

講師
五十嵐 大和
五十嵐 大和

総務省
総合通信基盤局 電波部 移動通信課 新世代移動通信システム推進室
室長

1999年の郵政省(現総務省)入省以来、外務本省、内閣官房、在ジュネーブ国際機関日本政府代表部等への出向を含め、多国間宇宙協力、インターネットガバナンス、放送技術、第5世代移動通信システム(5G)、高度道路交通システム(ITS)など情報通信分野の政策立案や国際業務に従事。2019年7月より現職。

11:4512:15(30分)

S3

特別講演

車載セキュリティテストに関するベリサーブの取り組み

銭本 崇

株式会社ベリサーブ

ソリューション事業部

課長

銭本 崇

セッション詳細

セッション概要

S3 特別講演「車載セキュリティテストに関するベリサーブの取り組み」

昨今、自動車業界では、WP29、ISO/SAE 21434への対応が必要とされている。
株式会社ベリサーブでは、サイバーセキュリティに関するサービスを提供しており、講演では、カーメーカーからサプライヤーに対しセキュリティテストとして要求される、ペネトレーションテストおよびファジングについての説明を行う。
ペネトレーションテストにおける攻撃パターンの一例として、ファームウェアを抜き取り、バイナリ解析の説明や、セキュリティ機能の機能テストでは発見しにくい脆弱性を検出するための手法ファジングについての紹介を行う。

講師
銭本 崇

株式会社ベリサーブ
ソリューション事業部
課長

2007年、株式会社ベリサーブに入社。セキュアコーディングに関するコンサルティング、OSSの脆弱性マネジメント、OSSライセンス管理、ECUに対するセキュリティテスト(ペネトレーションテスト、ファジング等)のサービス立ち上げを経て、現在はISO/SAE 21434のプロセス構築および各種セキュリティ診断サービスのマネジメントを担当している。

12:1512:30(15分)

K3/S3に関するQ&Aセッション

12:3013:10(40分)

休憩

13:1013:40(30分)

C1-1

招待講演

自動運転・MaaSの実証実験

パブリッククラウドで実現する信号情報リアルタイム配信基盤

松浦 慎平

株式会社Mobility Technologies

次世代事業部KUUグループ

データエンジニア

松浦 慎平

セッション詳細

セッション概要

C1-1 招待講演「パブリッククラウドで実現する信号情報リアルタイム配信基盤」

株式会社Mobility Technologies ではタクシー配車アプリ「Go」を中心に、移動に関わる様々なサービスを展開している。その中で次世代事業の取り組みとして自動運転車向けの信号情報のリアルタイム配信の実証実験を実施している。
本セッションでは、実証実験で用いた信号情報のリアルタイム配信基盤を紹介する。

講師
松浦 慎平
松浦 慎平

株式会社Mobility Technologies
次世代事業部KUUグループ
データエンジニア

Web地図配信サービス、GISソフトウェアベンダーおよび自動運転関連企業にて位置情報を扱うバックエンドエンジニアとして従事。
現在は株式会社Mobility Technologiesでドライブレコーダーの映像、センサデータを用いた地図メンテナンスプロジェクトおよび信号情報配信プロジェクトにてバックエンド/データエンジニアとして活動。

13:4014:10(30分)

C1-2

企業講演

完全自動運転制御ソフトウェアの開発・検証を加速するPAVE360

メンター・グラフィックス・ジャパン株式会社

テクニカルソリューション営業部

AEマネージャ

神成 明宏

セッション詳細

セッション概要

C1-2 企業講演「完全自動運転制御ソフトウェアの開発・検証を加速するPAVE360」

自動運転に欠かせないインテリジェントな車両用SoCの検証では、通常のSoC検証に比べはるかに多くの要件を満たす必要があり、検証の正しさは、物理的環境、車両のダイナミクス、さらには乗員の生存可能性のコンテキストを考慮した上で定義される。 メンターが提供するPAVE360というソリューションを適用すると、自動運転用制御ソフトウェア検証の加速が可能となる。本講演では、走行環境とシナリオ、車両モデル、車両制御を行う実チップの設計データを完全仮想空間に取り込むことで、OSを含めた全ソフトウェアスタックから成る自動運転論理を走行シナリオに基づいて検証することが可能となる様子を説明する。

講師
神成 明宏 氏

メンター・グラフィックス・ジャパン株式会社
テクニカルソリューション営業部
AEマネージャ
神成 明宏 氏

CPU開発、ネットワーク機器開発、ASIC開発のコンサルティングなどを指揮した後、FPGAを使用するお客様の製品設計サポートとFPGA自体のサポートをリード。主要マーケットは自動車、ネットワーク関連やIoT機器など。現在はメンターにて自動運転開発関係のソリューション展開に従事、新しい概念の設計環境の構築を広めることを目標とする。

14:1014:25(15分)

C1ブロックに関するQ&Aセッション

14:2514:40(15分)

休憩

14:4015:10(30分)

C2-1

招待講演

開発プロセス・プロダクトライン

モデルベース開発における資産再利用への取り組み

多賀 博紀

マツダ株式会社

統合制御システム開発本部

多賀 博紀

セッション詳細

セッション概要

C2-1 招待講演「モデルベース開発における資産再利用への取り組み」

マツダではモデルベース開発を長く継続してきたことで、シミュレーションに用いるソフトウェア資産が蓄積されており、マツダのような規模の会社ではこれらの資産を有効活用することが課題となっている。この課題解決のため資産の再利用を指向したプロダクトライン導入を狙っており、導入には既存資産の要求と仕様が整理されていることが前提となる。本セッションでは、マツダでのモデルベース開発で活用している車一台分モデルの要求仕様記述について、スキル・表現手法・記述ガイドラインの3課題に対する取り組みを紹介する。

講師
多賀 博紀
多賀 博紀

マツダ株式会社
統合制御システム開発本部

マツダにおけるモデルベース開発推進活動を行う部署に所属。担当した業務は量産開発で使用するHILS(Hardware In the Loop Simulation)環境の構築。現在、HILS環境構築で作成された制御・制御対象モデル群を再利用するための枠組み作りを主な業務としている。

15:1015:40(30分)

C2-2

企業講演

開発プロセス・プロダクトライン

プロダクトラインエンジニアリング(PLE)の未来予測~ 今何が起きているのか?どこに向かおうとしているのか? ~

浅野 義雄

富士設備工業株式会社

電子機器事業部

部長

浅野 義雄

セッション詳細

セッション概要

C2-2 企業講演「プロダクトラインエンジニアリング(PLE)の未来予測 ~ 今何が起きているのか?どこに向かおうとしているのか? ~」

テクノロジーの進化はPLEに何をもたらすか? PLEが直面する様々な課題は、最新のテクノロジーで克服して、新たな機会に転じることができる。欧州車載システムの最前線から、少し高いレベルの視点で、CASE時代のPLEの課題と可能性を展望する。

講師
浅野 義雄
浅野 義雄

富士設備工業株式会社
電子機器事業部
部長

組込みシステム開発ツール業界に25年以上の経験。現在、富士設備工業にて、海外で先行する開発手法の国内導入支援を行っている。

15:4015:55(15分)

C2ブロックに関するQ&Aセッション

15:5516:10(15分)

休憩

16:1016:40(30分)

C3-1

招待講演

Modelica

ModelicaとFMIの活用による自動車のモデルベース開発

平野 豊

Woven Planet Holdings, Inc.

Software Platform

Senior Technical Adviser

平野 豊

セッション詳細

セッション概要

C3-1 招待講演「ModelicaとFMIの活用による自動車のモデルベース開発」

Modelicaは、多様な物理領域の非因果的モデリングのためのオブジェクト指向モデリング言語である。また、FMIは、ツールによらずに、モデルを接続・交換するための共通インターフェイス仕様であり、世界中の140以上のツールが既にサポートしている。特に、自動車業界では、Modelicaによる標準モデルを技術研究組合が開発・公開したり、次世代自動車開発のためのシミュレーション基盤構築のための業界活動で、FMIによるモデル接続が推奨されるなど、活用が進んでいる。本講演では、その概要について紹介する。

講師
平野 豊
平野 豊

Woven Planet Holdings, Inc.
Software Platform
Senior Technical Adviser

トヨタ自動車にて、サスペンション設計、車両運動制御開発、自動車のモデルベース開発、ロボット・人工知能開発、人間特性研究、新規事業開発などに36年に渡って携わった後、現在は、TRI-ADにて自動運転やスマートシティ関連の業務に従事している。ModelicaやFMIは、その推進主体である欧州発祥のModelica Associationのキーマン達と、20年以上に渡って交流を持ち、日本での普及に尽力している。

16:4017:10(30分)

C3-2

企業講演

CANoe4SW: 組込み開発を加速させる仮想実行環境でのシステムテスト

喜田 由伎於

ベクター・ジャパン株式会社

コードテストツール部

喜田 由伎於

セッション詳細

セッション概要

C3-2 企業講演「CANoe4SW: 組込み開発を加速させる仮想実行環境でのシステムテスト」

バグの85%はコーディング作業で入り込むといわれており、これらは主に後工程であるシステムテストで検知される。一方、2030年までに車両開発コストの30%をソフトウェアが占めると予測されるなど、ソフトウェア開発のコストが増大している中で、今後ソフトウェア開発におけるシステムテストはますます重要となる。本講演では、ベクターのCANoe4SWやSWシステムテストソリューションを通じて、テストをより早く、より頻繁に行うシフトレフトアプローチ、および仮想環境でのシステムテスト手法を紹介する。

講師
喜田 由伎於
喜田 由伎於

ベクター・ジャパン株式会社
コードテストツール部

輸送機器メーカーで組込みソフトウェア開発のキャリアをスタートさせ、以降組み込みソフトウェア開発とテストに従事。ソフトウェアテストからシステムテストのすべてを経験したのち、現職で自動車開発者向けシミュレーション・テストツールのアプリケーションエンジニアとなる。自社ツールの効率的な使い方や、様々なテスト手法と組み合わせた効率的なテスト設計方法についての技術提供等を行っている。 業務の傍ら、組み込み開発でも導入されているCIの知識・技術向上のためにASTER-組込みCI研究会に参加し、講演活動も行う。

17:1017:25(15分)

C3ブロックに関するQ&Aセッション