※プログラムは予告なく変更となる場合がありますので、ご了承ください。
OP2
オープニングリマークス
「オートモーティブ・ソフトウェア・フロンティア」プログラム委員
(日本工業大学 先進工学部 ロボティクス学科 教授)
於保 茂
K2
基調講演
日産自動車株式会社
電子技術・システム技術開発本部
理事/アライアンスグローバルVP
吉澤 隆
K2 基調講演「日産の自動運転技術「プロパイロット2.0」を実現したソフトウエア技術」
日産自動車は20年以上にわたり数多くの運転支援技術を開発してきた。2016年には「プロパイロット」を実用化、さらに大きく進化した「プロパイロット2.0」を2019年にスカイラインに採用した。本システムはナビ連動自動ルート走行が可能であり、追い越しや分岐なども含めて高速道路上での運転を包括的に支援する。さらにドライバーが前方に注意し、道路交通、自車両の状況に応じて直ちにハンドルを確実に操作できる状態にある限りにおいて、同一車線内でハンズオフも可能とした。これら新技術について解説する。
日産自動車株式会社
電子技術・システム技術開発本部
理事/アライアンスグローバルVP
1987年日産自動車に入社以来、一貫して車両電子アーキテクチャ及び電子システムの開発に従事。その間、米国開発子会社(日産テクニカルセンターノースアメリカ)への出向、ルノー日産アライアンス組織等やアライアンスグローバルダイレクターを経て、2020年8月よりアライアンスグローバルVP。ルノーと日産の共通電子アーキテクチャや、自動運転技術の開発を担当している。
S2
特別講演
SUSE ソフトウェア ソリューションズ ジャパン株式会社
Embedded CoE
Sales Executive
田中 勝幸
SUSE ソフトウェア ソリューションズ ジャパン株式会社
Rancher COE
Field Engineer
程 建強
S2 特別講演「K3sを活用したクラウドネイティブ時代のIoTアプリケーションを事例とデモでご紹介」
CNCF認定の軽量KubernetesディストリビューションであるK3sにフォーカスを当てて具体的なユースケースを紹介する。 K3sは、IoTやエッジコンピューティング向けに開発され、その小さなシングルバイナリ、ネイティブARMサポート、および本番環境に適した高可用性アーキテクチャにより、エッジシステムでクラスタを自動初期化および維持する理想的なKubernetesディストリビューションである。本セッションでは画像認識アプリケーションを題材として、その実装をデモを通じて紹介する。また、Safety Linuxへの取り組みについても紹介する。
SUSE ソフトウェア ソリューションズ ジャパン株式会社
Embedded CoE
Sales Executive
長年に亘り、IT EnterpriseシステムとEmbeddedシステムの両方の経験を持ち、現在はSUSEにて日本のEmbeddedマーケットを統括。
SUSE ソフトウェア ソリューションズ ジャパン株式会社
Rancher COE
Field Engineer
2019年よりRancher Labs(現:SUSE)のField Engineerを担当。様々なコミュニティ活動やセミナー、トレーニングでRancher製品やKubernetesの魅力を語っている。
S2に関するQ&Aセッション
休憩
B1-1
招待講演
検証/高信頼設計技術
日立Astemo株式会社
ソフトウェア事業部 ソフトウェア開発本部 ソフトウェア技術部
技師
飯田 隆博
B1-1 招待講演「自動運転時代に向けたソフトウェア開発」
自動運転技術の進化と普及に伴い、車載ソフトウェアの規模は急激に増大している。
ソフトウェア開発では規模増大に対処するため、マルチコアマイコンの採用や、開発自動化など様々な取り組みが行われている。
本発表では、まずマルチコアマイコン採用に伴う開発の変化を述べ、次に大規模ソフトウェアの開発力強化における日立オートモティブシステムズの取り組みを紹介する。最後に、今後のソフトウェア開発における展望を述べる。
日立Astemo株式会社
ソフトウェア事業部 ソフトウェア開発本部 ソフトウェア技術部
技師
2011年、株式会社日立製作所研究に入社。研究開発グループにてAUTOSAR、機能安全、ソフトウェア再利用をテーマにした研究に従事。
2019年より、日立オートモティブシステムズ株式会社にてソフトウェア技術の開発に従事。エンジン制御、先進運転支援システム及び自動運転制御装置の規模増大に対する、並列ソフトウェアアーキテクチャ設計及び、並列化技術の開発に携わる。
B1-2
企業講演
株式会社ユビキタスAIコーポレーション
SPQA事業部
副事業部長
植田 宏
B1-2 企業講演「ECUソースコードシミュレーション検証における課題の克服」
シミュレーションによる、ハードウェア無しでの早期のECUソースコード検証は開発工数削減に有効であるが、環境構築に時間がかかる、検証が冗長となる、処理負荷の見積もりが困難、といった課題も見えてきている。本講演では、弊社が開発中のシミュレーションツールを題材として、いかにしてその課題を克服していくか紹介していく。
株式会社ユビキタスAIコーポレーション
SPQA事業部
副事業部長
株式会社ユビキタスAIコーポレーション SPQA事業部 自動車制御ソフト、ゲームソフト開発などを経て、1998年より現職
B1ブロックに関するQ&Aセッション
休憩
B2-1
招待講演
シミュレーター
学校法人幾徳学園 神奈川工科大学
工学教育研究推進機構 先進自動車研究所
特任研究員
長瀬 功児
B2-1 招待講演「SIP第2期自動運転「仮想空間での自動走行評価環境整備手法の開発」について」
本大学を中心に研究を行っている国プロ「SIP第2期 仮想空間での自動走行評価環境整備手法の開発」について紹介する。産学10団体がコンソーシアムを形成し、自動走行車を仮想空間で評価するために精緻なセンサモデル(カメラ、ミリ波、LiDAR)に重点を置いたシミュレーションプラットフォームの研究開発を行っている。中でも「実験データに基づいたモデル一致性の検証」や「センサの苦手とする不調条件のモデル化」が本研究の特徴である。
学校法人幾徳学園 神奈川工科大学
工学教育研究推進機構 先進自動車研究所
特任研究員
2013年大阪大学大学院機械工学専攻を修了。同年トヨタテクニカルディベロップメント株式会社に就職。2019年から神奈川工科大学にてSIP第2期自動運転「仮想空間での自動走行評価環境整備手法の開発」の特任研究員としてシステム結合と評価を中心に担当。
B2-2
企業講演
シミュレーター
株式会社PTVグループジャパン
オートモーティブソリューション部
セールスエンジニア
三浦 基嗣
B2-2 企業講演「交通シミュレーターの自動車開発における役割と導入事例の紹介」
自動車開発において、交通シミュレーターを用いて他車両や歩行者が混在する交通環境を再現し、仮想交通環境下で新しい技術やモビリティ運用の検証を行うケースが近年盛んになってきた。
本講演では、都市・交通計画だけでなく自動車開発の分野でも世界的に活用されているミクロ交通シミュレーターPTV Vissimを自動車開発にどのように活用することができるのか、国内・海外の導入事例を交えて紹介する。
株式会社PTVグループジャパン
オートモーティブソリューション部
セールスエンジニア
慶應義塾大学電子工学科を卒業後、完成車メーカーにてAWD制御技術の研究開発に従事。
2018年に現職の株式会社PTVグループジャパンに入社し、国内自動車業界への交通シミュレーションの販売から製品サポート、プロジェクト推進を一括して担当。
B2ブロックに関するQ&Aセッション
休憩
B3-1
招待講演
通信・5G
※講演言語:英語
5G Automotive Association (5GAA)
Chief Technology Officer (CTO)
Maxime Flament
B3-1 招待講演「Automotive Connectivity C-V2X Progress, Opportunities and Challenges」
5G Automotive Association (5GAA)
Chief Technology Officer (CTO)
Maxime Flament has been 5GAA's CTO since April 2018. Previously, he was Head of Department for Connected & Automated Driving (CAD) at ERTICO – ITS Europe, the European association promoting research and deployment on Intelligent Transportation Systems. For 15 years, he has been a leading contributor to European activities on road safety, connected vehicles, automated driving, large-scale pilots, and digital mapping. Maxime holds a Ph.D. E.E. (2002) and M.Sc. E.E. (1997) from Chalmers Technical University, Sweden. In 2001, he was a visiting researcher at Stanford University, CA, USA.
B3-2
企業講演
アルテアエンジニアリング株式会社
技術本部
テクニカルマネージャ
山倉 鉄矢
B3-2 企業講演「CASE時代におけるシミュレーション技術の活用」
CASEが技術トピックとして取り上げられ数年が経ち、自動車業界でもそれぞれの技術、サービスに関する開発が進められている。
コネクティッド化、自動運転化、シェア/サービス化、電動化のための開発環境は様々であるが、昨年からの新型コロナウイルスの流行を機に、実験に伴う物理的な接触を避けつつ試作工数を減らし、在宅ワークでも開発を進められる“シミュレーションツールを活用した開発”に注目が集まっている。当講演ではシミュレーションツールをCASEに適用した事例を紹介する。
アルテアエンジニアリング株式会社
技術本部
テクニカルマネージャ
筑波大学大学院数理物質科学研究科物理学専攻博士課程修了。電波観測装置の研究・開発に携わる。その後、携帯電話基地局装置に係わる業務を経て、2011年より電磁場・流体解析業務に従事。2017年より現職。
B3ブロックに関するQ&Aセッション