タイムテーブル[12/5]
※プログラムは予告なく変更となる場合がありますので、ご了承ください。

- 「自動車機能安全カンファレンス」プログラム委員長
- 一般財団法人日本自動車研究所
新モビリティ研究部 - 研究主幹 シニアエグゼクティブ
- 谷川 浩

- 株式会社ティアフォー
- CEO
- 加藤 真平
セッション概要
K3 基調講演「Beyond the Limits of L4」
「自動運転の民主化」をビジョンに掲げ、自動運転用オープンソースソフトウェア「Autoware」の開発を主導するディープテック企業として、これまでの成果と今後の構想を紹介する。構想の実現には、安全性と乗り心地を両立する技術開発と普及を支える仕組みづくりが鍵となる。技術面では、新たな概念であるL4+およびE2E自動運転への取り組みを示す。本格普及に向けては、車両の量産化と運行設計領域(ODD)の共通定義が課題となる。これに対し、「自動運転サービスパッケージ」とエコシステムの確立を通じ、地方創生と産業競争力強化に貢献する道筋を描く。

自動運転技術のためのオープンソースソフトウェアを進化させたパイオニア、コンピュータサイエンスの国際的な専門家。東京大学大学院工学系研究科技術経営戦略学専攻特任准教授。2012年から2016年まで名古屋大学大学院情報科学研究科の准教授を務め、世界初の自動運転技術のためのオープンソースソフトウェア「Autoware」を開発した。また、慶應義塾大学、東京大学、カーネギーメロン大学、カリフォルニア大学にて博士研究員として勤務。

- AZAPA株式会社
- モデルベースカンパニー
- CPSアドバイザー
- 鳥羽瀬 一英
セッション概要
S3 特別講演「AI時代の安全開発を支えるMBD戦略」
AI・自動運転技術の進化により、自動車の安全開発はISO 26262に加え、ISO 21448(SOTIF)やISO 21434(セキュリティ)など複合的な国際規格への対応が必須となり、検証量が膨大化している。本セミナーでは、IATF 16949をプロセス基盤とし、この課題を解決する戦略について紹介する。具体的には、開発初期から品質を高めるモデルベース開発(MBD)と、AI特有のSOTIFリスクやセキュリティ脅威をデータに基づき定量的に排除する統計的手法(CPS分析)を融合した、次世代の統合安全開発戦略について述べる。

エンジニア歴30年。農機開発からキャリアをスタートし、トランスミッション、自動車部品の開発を経て、現在はモデルベース開発に従事。実機と理論をつなぐ「橋渡し」を得意とし、さらに統計的手法を組み合わせることで、客観性と効率性を兼ね備えた開発を追求している。
- ナビゲーター
- 「自動車機能安全カンファレンス」プログラム委員
お昼休憩

- 中京大学
- 工学部
- 教授
- 山崎 康広
セッション概要
C1-1 招待講演「AVP: Automated valet parkingシステムの通信観点からの機能安全分析」
2023年にISO 23374-1 Intelligent transport systems — Automated valet parking systems (AVPS)が策定された。この規格は車両とインフラが協調して自動運転レベル4の実現を目指す規格である。ドイツ自動車工業会(VDA)はこの規格に対応したシステム仕様を発行し、各機能のASILや安全機構を指定している。しかしながら安全論証等は公開されたものはないため、どのような条件で安全システムとなるか明確ではない。JASPARにてVDAのシステム仕様を分析し、規定されている通信インタフェースの安全性について検討した結果を紹介する。

ICT領域の通信技術の研究開発に従事後、車載通信の開発に参画。車載通信の安全安心(機能安全やQoS(Quality of Service))や先行技術開発(Ethernet AVB/TSNやSDN、V2I)に従事。JASPAR機能安全WG通信チームリーダ。博士(工学)。中京大学工学部教授。トヨタ自動車(株)非常勤。

- 株式会社 日立産業制御ソリューションズ
- コネクティブエンジニアリング事業部 ソフトウエア・デファインド・ソリューション本部
- MBSE DESIGN センタ
- 太田 博志

- 株式会社ティアフォー
- ビジネスユニット 品質保証部
- 部長
- 土屋 友幸
セッション概要
C1-2 ソリューション講演「自動運転レベル4の社会実装に向けたSOTIF対応の取り組み」
自動運転車両の社会実装にむけては、車両を安全に運用するために既知及び未知の危険シナリオによる残存リスクを十分に低減することが求められる。そのため非故障に対する安全性の論証としてSOTIF(ISO 21448)対応の必要性が高まっている。
本講演では、自動運転やADASの開発・検証を支える国際標準フォーマット群であるASAM OpenX® を活用したSOTIF対応の取り組みと、そこから得られた知見を紹介する。

組み込みLSIのソフト開発を経て、電動パワートレインの統合ECU開発プロジェクトに従事。
近年は自動運転サービスを対象にMBSE(Model-Based Systems Engineering)によるモデルを活用した機能安全やISO 21448(SOTIF)の安全設計に従事後、Dependabilityに関する研究開発など活動中。

ブレーキシステムのアルゴリズム開発を経て、機能安全対応プロセスの構築、システムエンジニアリング部門の立ち上げ、システムズエンジニアリング手法論の実装を経験。その後コンサルティング会社にてシステム部門に対するAutomotive SPICEをベースにしたプロセス構築および改善、機能安全対応などのエンジニアリングに関するコンサルティング、およびISO 26262の実践ガイドブックを執筆出版した。現在はTIER IVにて自動運転サービスのDependabilityに関する研究開発を行っている。
- ナビゲーター
- 「自動車機能安全カンファレンス」プログラム委員
休憩

- トヨタ自動車株式会社
- 車両デジタル開発部
- 主任
- 関 康大
セッション概要
C2-1 招待講演「機能安全開発の景色を変える ~MBSEを活用した機能安全活動の変革~」
ISO 26262は自動車機能安全の国際規格として2011年に制定されて以来、14年が経過した。しかし、規格対応には依然として多くの課題が存在し、特に膨大なドキュメント作成や分散した情報の管理、一貫性の確保、レビュー作業の負担といった問題が顕著である。今後のSDV(Software Defined Vehicle)時代には制御開発がさらに複雑化し、機能安全への対応も困難になることが予想される。本講演では、「一貫性」というキーワードに着目し、MBSE(モデルベースシステムズエンジニアリング)を活用したアプローチによってセーフティケースの構築やレビューの効率化を飛躍的に進化させる可能性を提案する。

トヨタ自動車株式会社 車両デジタル開発部にて、システムズエンジニアリングおよびMBSEの社内展開を担当。
以前は、Tier1サプライヤ2社にて、ブレーキシステムおよびステアリングシステムのシステム開発やプロセス改善(ASPICE,ISO26262,IATF16949)を推進。また、各種標準化活動(JASPAR,JARI,JSAE)にも参画。
現在は、任意団体 安全コンセプト記法研究会 SCDL2.0ワーキンググループにて、ワーキングリーダーとして活動中。

- DNV ビジネス・アシュアランス・ジャパン株式会社
- セーフティ・アシュアランス部
- プリンシパルシニアエキスパート
- 山下 修平
セッション概要
C2-2 ソリューション講演「モデルベース機能安全のススメ(仮)」
AD/SDV/SoCの時代には, 車両レベルの機能安全が直接デバイスレベルに実装されることになり、その成立性の説明はこれまでのドキュメントベースの取り組みでは困難になると言われる。この打開策の一つとして, 近年発展普及著しいモデルベースシステムズエンジニアリング(MBSE)の枠組みを活用した 機能安全の取り組みが重要になってくる。今回はこのアプローチを 'モデルベース機能安全(MBFS)' と命名して その勘所のいくつかを紹介する。

・1983年自動車会社に入社, 30年にわたり エンジン電子制御システム, 車両レベル電子アーキテクチャ開発などに従事.
・この間 2005年より自動車技術会 機能安全分科会長に就任し, ISO 26262 第一版策定活動に参画, 国内の規格審議活動を主導した.
・2013年より欧州系認証機関に移り, テクニカルディレクタとして国内外自動車業界における当該規格導入支援で広範囲に活動.
・2014年4月より現職
・SCN-SG(安全コンセプト記法研究会)チェアマン
- ナビゲーター
- 「自動車機能安全カンファレンス」プログラム委員
休憩
自動車機能安全カンファレンス2025の振り返り

- パネリスト
- 株式会社アルゴグラフィックス
- ALMビジネス推進統括部
- チーフ・テクニカル・アーキテクト
- 益 啓純

- パネリスト
- 株式会社BREXA Technology
- 大村 一世

- パネリスト
- 本田技研工業株式会社
- 四輪事業本部 SDV事業開発統括部 電子プラットフォーム開発部
- 電子プラットフォーム開発課
- 落合 志信

- パネリスト
- 株式会社日立製作所
- 研究開発グループ モビリティ&オートメーションイノベーションセンタ 自律制御研究部
兼 AIトランスフォーメーション推進プロジェクト - 金川 信康

- パネリスト
- マツダ株式会社
- 統合制御システム開発本部
- エキスパートエンジニア
- 久保 敬也

- パネリスト
- スズキ株式会社
- 技術戦略本部 技術基盤戦略部
- 主査
- 河野 文昭

- パネリスト
- 株式会社デンソー
- 品質管理部 品質監査2室 機能安全課
- 課長
- 近藤 忍

- パネリスト
- トヨタ自動車株式会社
- モビリティ安全基盤開発部
- SMS推進G
- 佐藤 秀亮

- パネリスト
- 一般財団法人日本自動車研究所
- 新モビリティ研究部
- 客員研究員
- 宮崎 義弘

- パネリスト
- 一般財団法人日本自動車研究所
- 新モビリティ研究部
- 部長
- 長谷川 信

- モデレータ
- 「自動車機能安全カンファレンス」プログラム委員長
- 一般財団法人日本自動車研究所
新モビリティ研究部 - 研究主幹 シニアエグゼクティブ
- 谷川 浩

- モデレータ
- 一般社団法人 人間中心社会共創機構
- 副理事長/
- 九州工業大学 客員教授
- 田丸 喜一郎
セッション概要
P2 パネルディスカッション「」

野口和彦 氏
- 【現職】
- 横浜国立大学 IASリスク共生社会創造センター 客員教授
- 特定非営利活動法人リスク共生社会推進センター 理事長
- 日本学術会議 総合工学委員会 連携会員
- 総合工学委員会・機械工学委員会合同 工学システムに関する安全・安心・リスク検討分科会 副委員長 リスクアプローチ検討小委員会 委員長
- ISO/TC262日本代表委員 国内委員会委員長 等
- 【専門】
- リスクマネジメント(安全工学,危機管理)、科学技術政策
パネリスト
ナマエ
肩書
モデレータ
ナマエ
肩書

- 「自動車機能安全カンファレンス」プログラム委員長
- 一般財団法人日本自動車研究所
新モビリティ研究部 - 研究主幹 シニアエグゼクティブ
- 谷川 浩













