タイムテーブル[12/4]
※プログラムは予告なく変更となる場合がありますので、ご了承ください。

- 「自動車機能安全カンファレンス」プログラム委員長
- 一般財団法人日本自動車研究所
新モビリティ研究部 - 研究主幹 シニアエグゼクティブ
- 谷川 浩

- 国立研究開発法人 産業技術総合研究所
- フェロー
- 松本 勉
セッション概要
K2 基調講演「信用できる機器はいかにして確保できるか(仮)」

1986年3月、東京大学大学院工学系研究科博士課程修了、工学博士。同年4月から2024年3月まで横浜国立大学勤務(講師・助教授・教授)。2024年4月、国立研究開発法人産業技術総合研究所(産総研)・フェローおよび横浜国立大学 先端科学高等研究院 上席特別教授に就任、現在に至る。2018年11月から2025年3月まで、産総研・サイバーフィジカルセキュリティ研究センター長を併任。1981年より暗号・システム・バイオメトリクス・ハードウェアセキュリティの研究教育と制度構築・産学官連携への注力を継続中。
- ナビゲーター
- 「自動車機能安全カンファレンス」プログラム委員
お昼休憩

- トヨタ自動車株式会社
- パワートレーン電子開発部
- 主任
- 西島 和希

- Astemo株式会社
- 電動ビジネス事業部 SDVソリューションビジネスユニット PTシステム設計本部 PTシステム制御設計部
- 堀 渉
セッション概要
B1-1 招待講演「OEM・サプライヤでのSEooCを利用した機能安全への取り組みと課題 〜JARI ISO 26262 共同研究エンジンWG 成果発表〜」
概要 近年、車載システムの大規模化が進み、機能安全対応の負担も増加している。その解決策の一つとして、SEooC(Safety Element out of Context)を活用した開発手法が注目されている。
本講演では、OEMとサプライヤ双方が参加するエンジンWGの特性を活かし、SEooC開発における知見を紹介する。

2016年にトヨタ自動車株式会社へ入社。
前職での経験を活かし、入社以来一貫してエンジン、AT、HEV、BEV、FCEVなどのパワートレーンシステムにおける機能安全開発に従事。
2019年よりJARI機能安全 ENG W/G に参画し、パワートレーン系ECUを前提とした各社とのISO 26262の規格解釈の共有活動を推進。
さらに、2021年から2024年にかけてはJASPAR機能安全ハードウェア W/Gにて、ハードウェア観点での安全解析に関するガイドライン策定に携わる。

2016年日立オートモティブシステムズ(株)に入社。現在のAstemo(株)に至るまで、パワートレインの制御システムの開発に従事。ISO 26262共同研究エンジンWGにおいてはマイコンタスクフォースにて活動中。

- イーソルトリニティ株式会社
- 技術部
- 藤山 晃治
セッション概要
B1-2 ソリューション講演「車載分野参入において初めて機能安全規格に対応する際のリスク最小化アプローチ ~確証方策対応から始める機能安全対応手法~」
ISO 26262は第三者認証ではなくサプライヤ自身で説明責任を果たす必要があるが、現場ではいきなり開発からスタートする傾向もあり、説明責任の骨格となる確証方策の整備が後回しになりやすい。特に、車載分野参入後、初めての規格対応プロジェクトには多くのリスクが付きまとう。また、規格対応を予定する企業にも早期の備えが重要となる。
本発表では、確証方策整備を起点とし、必要なエッセンスを設計や管理側に還元することで、適切に説明責任を果たしプロジェクト成功の確率を高めるアプローチを紹介する。また、品証部門による確証方策実施を通じて知見を集約させ、組織的に規格対応力を強化する方法も解説する。

2024年イーソルトリニティに入社。主に車載向け機能安全規格ISO 26262のプロジェクト支援やAutomotive SPICE対応支援に従事。特に、上流工程における要件定義やアーキテクチャ設計、安全分析と、それらをツールを活用して効率的に実施する方法に関して知見と経験の両面から顧客をサポート。
- ナビゲーター
- 「自動車機能安全カンファレンス」プログラム委員
休憩

- 株式会社デンソー
- 技術開発推進部 国際標準渉外室 自動車標準課
- 上級キャリアエキスパート
- 後藤 正博
セッション概要
B2-1 招待講演「SDVを成立させる技術ー機能安全の観点も含めてー(仮)」
SDV(Software Defined Vehicle)を車両として成立させる技術動向と機能安全からの要求を実現するコンセプトを以下の視点から考察する。(1)最新の車両E/Eアーキテクチャ (2)機能配置の考え方と機能安全 (3)機能安全を考慮した基盤ソフトウェアの動向 特に、基盤ソフトウェア及びミドルウェアの役割とその実現について述べる。

(株)デンソー入社以来、車載分散制御システムの技術に関する研究開発を担当してきた。2度のドイツ赴任中にAUTOSARをはじめとする標準化活動に従事した。2021年からISO TC22 SC32議長を務め、2022年からAUTOSAR regional spokesperson Japanとして日本国内のAUTOSAR普及活動に従事している。

- テクマトリックス株式会社
- ソフトウェアエンジニアリング事業部
- 主任
- 鈴木 祥郎
セッション概要
B2-2 ソリューション講演「Automotive SPICEが求めるソフトウェア検証の効率的アプローチ」
Automotive SPICEにおけるソフトウェアユニット検証のプロセスに焦点を当て、要求事項の概要および効率的に満たすための具体的なアプローチを紹介。講演では、検証手段として言及されている静的解析やユニットテストの実施に加え、一貫性および双方間トレーサビリティの確立について、詳しく解説する。これらの手法を、専用のツールを活用しながら効率よく実現するための方法論を探求し、実践的なアプローチを紹介する。

車載やモバイル向けの組込みソフトウェア開発やアセスメント業務、ツール開発やプロセス改善業務の業務経験や、品質保証や業務改善に幅広い知見。
現在はテクマトリックス株式会社にて、ユニットテストや脆弱性検証ツールなどのソフトウェア検証ツールの導入支援、技術サポートなどの業務に従事。
- ナビゲーター
- 「自動車機能安全カンファレンス」プログラム委員
休憩

- 一般社団法人 日本自動車工業会
- エレクトロニクス部会 電子プラットフォーム分科会
- 分科会長
- 川名 茂之
セッション概要
B3-1 招待講演「巨大市場を見据えた機能安全&サイバーセキュリティ動向(2025年版)」
ISO26262やISO/SAE21434、R155やR156等安全の基準標準を取り巻く各国動向は目が離せない。中国規制の対応が始まっているが、その後他の国も同様に早期に実施することが重要である。これらの基準標準が必須要件となった場合の課題についても触れていく

自工会電子プラットフォーム分科会長として、車載電気電子システムの安全設計基盤技術の業界活動に従事。同時にJASICの国連CS&OTA対応WG主査、自技会情報セキュリティ分科会幹事、ISO/TC22/SC32/WG11の国際標準のエキスパート、名古屋大学非常勤講師。トヨタ自動車(株)勤務。

- ハートランド・データ株式会社
- フロントライン部
- 太田 美穂
セッション概要
B3-2 ソリューション講演「複雑化する規格対応を一元管理 -プロセス管理ツール「Stages」が導くデジタル対応の最適解-」
近年の自動車開発プロセスは複雑化し、WordやExcelといった文書ベース管理ではプロセスの全体統制と変更追従が困難である。本講演では、ISO 26262、A‑SPICE、ISO/SAE 21434など複数規格への同時適合を見据えたプロセス管理のデジタル化と効率化を解説する。プロセス管理ツール「Stages」による一貫性のあるプロセス定義、システマティックなテーラリング、コンプライアンス要求とのマッピングなどにより、スマートなプロセス構築と規格対応、効率的な改善を実現するものである。

ハートランド・データにおいて、「プロセス管理ツールStages」を活用したプロセス管理のエキスパートとして活動。ISO 26262、A-SPICE、ISO/SAE 21434など、国際規格の視点に基づくプロセス改善を日本のものづくり現場に普及させており、組織全体の品質向上と効率化に貢献している。
- ナビゲーター
- 「自動車機能安全カンファレンス」プログラム委員













