2019年5月度は、「デザイン思考」をコンセプトに、「顧客ペルソナの具体化」・「サービスアイデア創出」・「ビジネスモデル設計」のプロセスを、AIなどのデジタル技術を活用したワークショップを通じて体感する「サービスデザイン講座2019<サービス創生手法「NEXPERIENCE」の基礎と実践編>」を実施いたします。
- ※NEXPERIENCEは、日立製作所が開発したサービスを協創するための手法です。
講師には、日本を代表する社会イノベーターである株式会社日立製作所・研究開発グループ・東京社会イノベーション協創センタの精鋭が担当し、白熱の講義・演習指導を展開していただきます。
合わせて、講義会場は、同社の顧客協創空間「NEXPERIENCE / Space」を利用いたします。
ディスカッションのような人的リレーションによるアイデアソンに留まらず、AIによる事例レコメンドなどのデジタル環境を備えたイノベーション空間を活用しながらの先進的なワークショップとなります。
主要ポイント
- デザイン思考の重要性
- 日立の社会イノベーションへのチャレンジ紹介
- 手法1:顧客ペルソナの具体化(ペルソナ作成)
- 手法2:サービスアイデアの創出(NEXPERIENCE / Service Ideation:サービスアイデア創出ツール、サービスパターン、AIレコメンド)
- 手法3:ビジネスモデルの設計(NEXPERIENCE/Business Model Designing:ビジネスモデル設計ツール)
- 顧客協創空間(NEXPERIENCE / Space)
- 事業価値のシミュレーション(NEXPERIENCE/Cyber Proof of Concept(Cyber-PoC))
- 事例の紹介
- その他
今回は「街作りに関する社会課題の解決」を題材として、顧客となるユーザ像を具体化したペルソナを作成し、そのペルソナが抱くニーズを明確化します。
また<サービスアイデア創出ツール>を用いて、ペルソナの課題を議論すると共に、議論内容を音声認識で解析する<AIレコメンド>によって社会イノベーション事業に関する事例である<サービスパターン>などを活用することで、サービスアイデアを創出します。
更に、<ビジネスモデル設計ツール>を用いて、サービスを実現するために必要となるステークホルダ間の関係を整理し、提供価値やその対価など、可視化しながら高収益なビジネス構造を設計していきます。
イノベーションは、既存のものの新たな繋がりである「新結合」から生まれると言われています。
本セミナーでは、デジタルツールの活用によって試行錯誤を高速に繰り返すことで、「新結合」を見つけ出す探索型のアプローチを体験できるように構成しています。
- ※あくまでも授業カリキュラムに沿ったポイントの概要です。準備や進行の都合上、変更の可能性がありますのでご了承下さい。
また、1日目の最終セッションでは、NEXPERIENCEによって実際に生み出されたサービス事例として、東京海上日動火災保険株式会社と協創した「IoT保険」を紹介すると共に、同テーマを題材としたパネルディスカッションを「特別講演」として実施いたします。
協創の狙い・経緯から、その実践、実現した効果迄について、会場の皆さんからの質問を交えながら、実際の経験を踏まえてお話しをいただきます。
既に、新規事業化プロジェクトに従事している方を始め、これから新たな事業体制を模索・企画している担当者・マネージャー/ディレクター・クラスの方は勿論、デジタルトランスフォーメーション施策を検討している方など幅広い階層の方々に取って、本講座を通じ、その理解を深め、応用できる素養を身に付ける場として自負しております。
充実した内容の授業構成となっておりますので、新規事業・事業改革の担当の方だけではなく、IT部門系部署・新規デジタル事業部門など、多くの方々の受講を心よりお待ちしております。
- ※昨年及び前回実施した『Scrum基礎講座』・『牧野 司のテクノロジカル・シンギュラリティ講座2018』を受講された方も、新規知識の習得・復習の意も含め受講をお薦めいたします。
- 今回授業の特徴
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- 日立製作所が独自に開発した<サービスアイデア創出ツール>、<ビジネスモデル設計ツール>を活用して「デザイン思考」による新サービス創生を体験する
- 加えて、「AIレコメンド」などのITツールを活用した先進的なワークショップツールも利用し、デジタル活用によるビジネス設計の新しい取り組みも学ぶ
- 特別講演枠を設定。実践企業から講演・議論するコーナーを設定
- 他の同様な授業よりも比較的安価な受講費用を設定
- 5/16夜、5/17終日の2日間。集中的に講義・演習を実施(全11時間程度)
インプレス・セミナーについて
インプレスでは、「データサイエンス・機械学習」の、その有用性にいち早く着目。
2013年秋からビッグデータ、AI研究の先端研究が進む東京工業大学大学院イノベーションマネジメント研究科/東京大学政策ビジョン研究センターに協力を仰ぎ、授業タイプのセミナーとして改めて企画し、2014年4月から「データサイエンス講座」として実施してまいりました。
現在では、「データサイエンス基礎講座シリーズ」、「ブロックチェーン基礎講座シリーズ」に加え、「クラウドネイティブコンピュータ/マイクロサービスアーキテクチャ基礎講座シリーズ」(Scrum基礎講座、AWS Lambda実践編、Kubernetes基礎実践編 等)など、最先端のテクノロジーにフォーカスした授業セミナーを連続して実施してきています。
データ分析担当者だけではなく、情報エンジニアリング部門、新規事業部門、品質管理部門の方々、先端外資系ITベンダー等、幅広い各層の方が参加し、延べ1,500名以上の方々に受講いただき、高い評価を受けています。
開催概要
セミナー名 | サービスデザイン講座2019 <サービス創生手法「NEXPERIENCE」の基礎と実践編> ~「デジタル×デザイン思考」で『サービス協創』を ~ |
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日時 |
全2日 |
会場 | ■1日目 東京都千代田区神田神保町1-105 神保町三井ビルディング23F
■2日目 東京都港区赤坂五丁目3番1号(赤坂Bizタワー)
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主催 | 株式会社インプレス |
協力 | 株式会社日立製作所 |
特別協力 | フューチャーブリッジパートナーズ株式会社 |
参加対象 |
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受講料 | 86,400円(税込) |
お問い合わせ先 |
株式会社インプレス 基礎講座シリーズ 事務局(担当:石川義貴) E-mail:jimukyoku@impress.co.jp 受付時間 10:00~18:00(土・日・祝日を除く) |
定員 | 20名(最少開講人数10名)
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注意事項
- イベント当日に出てきたアイデアなどは、皆さまがフリーで活用できるようにしたいと思います。その為、お手数をお掛け致しますが、「NEXPERIENCE活用セミナー 参加同意書」(日立製作所が用意)にサインをいただきます。「参加同意書」のひな形は、PDFで、下記に提示いたします。
「参加同意書」をお読みいただき、受講申し込みをお願い申し上げます。
- 受講票は2019年4月26日(金)以降、順次電子メールにてご連絡させていただきます。
- 応募者多数となりました場合には、受講いただけない場合がございます。予めご了承ください。
今回ご受講いただけないお客様には、次回の開講について、改めてご案内させていただきます。 - 講師・講座内容は予告無く変更される場合があります。予めご了承ください。
- 製品購入を前提としたり、製品販売促進のためのセミナーではありません。
- ロゴ、記載されている 製品およびサービス名は・会社名・団体名は、各社の商標または登録商標です。