第11回 IoTセキュリティフォーラム 2026(横浜国立大学先端科学高等研究院シンポジウム・シリーズ第68回) | リアル&オンライン講演会:2026年9月8日(火)・9日(水) オンライン展示会:2026年8月26日(水)~9月30日(水)

タイムテーブル 9月9日(水)

時間
Aトラック
Bトラック
9:30-10:10(40分)
K2 基調講演
AIを最強の味方にするサイバーセキュリティ研究戦略
吉岡 克成
  • 横浜国立大学
  • 大学院環境情報研究院 および 先端科学高等研究院
  • 教授
  • 吉岡 克成

セッション概要

K2 基調講演

AIを最強の味方にするサイバーセキュリティ研究戦略

AIによるサイバー攻撃の高度化が大きな懸念となる中、防御側こそAIを活用し、脅威に立ち向かうことが不可欠となっている。本講演では、AIを単なる脅威や自動化ツールとして捉えるのではなく、人間の専門性を拡張する強力なパートナーとして活用するサイバーセキュリティ研究戦略について述べる。サイバー攻撃観測、脅威情報収集、ASM (Attack Surface Management)、脆弱性解析など、実践的な研究事例を紹介し、AI時代におけるサイバーセキュリティ研究の新たな展望を議論する。

講師

吉岡 克成
  • 吉岡 克成
  • 横浜国立大学
  • 大学院環境情報研究院 および 先端科学高等研究院
  • 教授

2005年よりNICTにてインシデント対策センターNICTERの研究開発に従事。2008年より横浜国立大学にてサイバーセキュリティ研究開発を開始。総務省「電波の有効利用のための IoT マルウェア無害化/無機能化技術等に関する研究開発」、NEDO「KPRO・先進的サイバー防御機能・分析能力の強化」他、国プロに多数参画。サイバー安全保障分野での対応能力の向上に向けた有識者会議 構成員、IPAセキュリティ要件適合評価及びラベリング制度(JC-STAR) 技術審議委員会委員長等。博士(工学)。

10:10-10:20(10分)
K2ブロックに関するQ&Aセッション
  • ナビゲーター
  • 国立研究開発法人 情報通信研究機構(NICT)
  • サイバーセキュリティ研究所 研究所長
  • サイバーセキュリティネクサス ネクサス長
  • 井上 大介
10:20-10:40(20分)
休憩
10:40-11:10(30分)
A5-1 招待講演 IoTセキュリティ対策 NOTICE NICT
見つけるだけでは守れない ― NOTICEの観測と利用者対応から見えたIoT機器セキュリティの課題
高嶋 香織
  • 国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)
  • サイバーセキュリティ研究所 ナショナルサイバーオブザベーションセンター
  • 研究センター長
  • 高嶋 香織

セッション概要

A5-1 招待講演

見つけるだけでは守れない ― NOTICEの観測と利用者対応から見えたIoT機器セキュリティの課題

NOTICEでは、インターネット上に接続されたIoT機器の観測・調査を通じて、多数の脆弱性を継続的に把握してきた。しかし、脆弱性を発見し利用者へ通知するだけでは、必ずしも十分な対策につながるとは限らない。本講演では、NOTICEの観測・調査から見えたIoT機器の脆弱性の実態を紹介するとともに、利用者への注意喚起や対処支援を通じて明らかとなった課題について取り上げる。

講師

高嶋 香織
  • 高嶋 香織
  • 国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)
  • サイバーセキュリティ研究所 ナショナルサイバーオブザベーションセンター
  • 研究センター長

同志社大学工学部卒業後、民間企業でシステムエンジニアとして勤務。その後、大学での職務を経て、IoT機器のセキュリティ対策の重要性に関心を持ち、2021年12月にNICTへ入所。以来、一貫してNOTICE事業に従事し、IoT機器の脆弱性対策や実態把握に関する研究・運用を推進。現在はナショナルサイバーオブザベーションセンター研究センター長として、関係機関や事業者と連携し、実効性のあるセキュリティ対策の社会実装を推進するとともに、育児と研究を両立しながら、安全・安心なインターネット社会の実現に取り組んでいる。

B5-1 招待講演
IoT機器への耐量子計算機暗号導入に向けた課題
坂本 純一
  • 国立研究開発法人産業技術総合研究所
  • サイバーフィジカルセキュリティ研究部門
  • 主任研究員
  • 坂本 純一

セッション概要

B5-1 招待講演

IoT機器への耐量子計算機暗号導入に向けた課題

IoT機器、特に省リソースなIoT機器に耐量子計算機暗号を導入する際の課題特にROM/RAM容量、リアルタイム性、サイドチャネルセキュリティなどについて講演する。

講師

坂本 純一
  • 坂本 純一
  • 国立研究開発法人産業技術総合研究所
  • サイバーフィジカルセキュリティ研究部門
  • 主任研究員

2020年横浜国立大学大学院環境情報学府博士後期課程修了。博士(情報学)。横浜国立大学大学院環境情報研究院の非常勤教員を経て、2021年より産業技術総合研究所で勤務。学部時代よりにハードウェアセキュリティの研究に従事しており、現在はサイバーフィジカルセキュリティ研究部門ハードウェアセキュリティ研究グループ主任研究員である。専門はサイドチャネル攻撃、フォールト攻撃、暗号実装など。

11:15-11:45(30分)
A5-2 特別講演
SBOMを 作っただけでは 守れない 法規が変えた SBOM管理
藤原 洋平
  • 株式会社ベリサーブ
  • サイバーセキュリティ本部 サイバーセキュリティ部 セキュリティマネジメントオフィス第二課
  • 課長補佐
  • 藤原 洋平

セッション概要

A5-2 特別講演

SBOMを 作っただけでは 守れない 法規が変えた SBOM管理

近年CRAやFDAなどの法規制の進展により、SBOMは単なる部品表から製品セキュリティの基盤へと位置付けが変化している。本講演では、Log4Shellをはじめとするセキュリティインシデントや各国の規制動向を振り返りながら、各企業におけるOSS管理・脆弱性管理・SBOM運用の10年の変遷を紹介する。また、SBOM作成後の運用課題やPSIRT連携、VEX活用などの実践事例を通じて、CRA時代に求められる製品セキュリティ体制の在り方と今後の展望を考察する。

講師

藤原 洋平
  • 藤原 洋平
  • 株式会社ベリサーブ
  • サイバーセキュリティ本部 サイバーセキュリティ部 セキュリティマネジメントオフィス第二課
  • 課長補佐

2010年からベンチャー系開発企業で組み込み系ブラウザーエンジンの品質保証業務に従事。2016年、ベリサーブ入社。OSSのリスク管理サービスの他、セキュリティに関するコンサルティングや脅威分析、脆弱性診断に携わる。2021年ごろからは、自動車のサイバーセキュリティに軸を置き活動中。

B5-2 特別講演
“2030年問題”に備えるエンドポイント戦略 ― 米国PQC動向と移行の現実
木下 和紀エドワルド
  • 株式会社 日本HP
  • ワークフォースソリューション事業本部
  • セキュリティエバンジェリスト
  • 木下 和紀エドワルド

セッション概要

B5-2 特別講演

“2030年問題”に備えるエンドポイント戦略 ― 米国PQC動向と移行の現実

量子コンピューティングの進展を背景に、米国ではPQC(耐量子暗号)への移行が現実的な課題として加速している。政府主導のガイドライン整備や標準化が進む一方、企業には暗号資産の可視化と移行計画の策定が求められている。本セッションでは、米国における最新動向を整理しつつ、企業が直面する課題と優先順位を明確化する。さらに、エッジおよびエンドポイントを起点としたセキュリティ強化と、PQC時代に向けた現実的な対応戦略を解説する。

講師

木下 和紀エドワルド
  • 木下 和紀エドワルド
  • 株式会社 日本HP
  • ワークフォースソリューション事業本部
  • セキュリティエバンジェリスト

前身のHPではAccount Security Officerとして、金融・製造業を中心にセキュリティ製品の提案、導入、インシデント対応、監査対応に従事。 分社を機にユーザー企業へ移籍し、インフラおよびセキュリティ基盤構築を主導。エンドポイントセキュリティの選定・導入・運用に加え、SIEM導入およびSOC立ち上げを実現。 2021年にHP Inc.へ再入社。Security製品部にてセキュリティ製品全般を担当し、2024年より日本HP セキュリティエバンジェリスト。

11:45-11:55(10分)
A5ブロックに関するQ&Aセッション
  • ナビゲーター
  • 株式会社ベリサーブ
  • サイバーセキュリティ本部 ビジネスマネジメント
  • 担当部長
  • 武田 一城
B5ブロックに関するQ&Aセッション
  • ナビゲーター
  • 株式会社 日本HP
  • マーケティング本部 コマーシャルマーケティング
  • シニアマネージャー
  • 橋本 淳子
11:55-12:10(15分)
休憩
12:10-12:40(30分)
AB3 招待講演
特許出願からみたサイバー攻撃検知技術の技術動向 ―令和7年度特許出願技術動向調査より―
金沢 史明
  • 特許庁
  • 審査第四部情報処理 (情報セキュリティ)
  • 審査官
  • 金沢 史明

セッション概要

AB3 招待講演

特許出願からみたサイバー攻撃検知技術の技術動向 ―令和7年度特許出願技術動向調査より―

特許庁では、令和7年度特許出願技術動向調査において「サイバー攻撃検知技術~不正侵入・マルウェア等の検知に向けた情報セキュリティ技術~」を技術テーマとして取り上げ、調査を実施した。本調査では、サイバー攻撃検知技術、具体的には、侵入/異常検知やウイルス/マルウェア検知に向けた技術に関連する文献を対象として、国内外の特許出願約21,200件、論文約16,400件を読み込み、その内容について、要素技術、適用領域、課題・効果等の観点により作成した技術区分に峻別し、統計的な分析を行った。本講演では、その統計分析結果に加え、市場環境、政策動向等を踏まえて得られた統合的な分析結果を報告する。

講師

金沢 史明
  • 金沢 史明
  • 特許庁
  • 審査第四部情報処理 (情報セキュリティ)
  • 審査官

2008年特許庁入庁。2010年審査官昇任。現在まで、主に情報セキュリティ分野の特許審査に従事。

12:40-13:00(20分)
休憩
13:00-13:30(30分)
A6-1 招待講演
メーカーにおける製品セキュリティ関連法/認証への対応
中野 学
  • パナソニックホールディングス株式会社
  • 技術部門 製品セキュリティセンター 製品セキュリティグローバル戦略部
  • 部長
  • 中野 学

セッション概要

A6-1 招待講演

メーカーにおける製品セキュリティ関連法/認証への対応

欧州のCRAや日本のJC-STARなど、製品をとりまく法律/認証が様々な場所で立ち上がってきています。このため、モノ作りに取り組む開発/生産拠点の法律のみならず、仕向け先の法律も取り入れた上での仕様策定が求められています。それらの対応を潤滑に行うためには、社内外含めて多くの人たちの協力や理解が必要となります。
パナソニックではかねてより製品セキュリティ確保に向けた取組みを行ってきましたが、法律/標準対応についても、いくつかのチャレンジを行っています。本講演ではこれまでの取組みを基に、パナソニックグループとして活動事例をいくつかご紹介いたします。

講師

中野 学
  • 中野 学
  • パナソニックホールディングス株式会社
  • 技術部門 製品セキュリティセンター 製品セキュリティグローバル戦略部
  • 部長

2006年横浜国立大学大学院 修了(情報学博士)
2006年から(独)情報処理推進機構(IPA)において、セキュリティ調査・普及啓発活動に従事。担当は家電・自動車・医療機器等の組込みデバイス、インフラ・工場等の制御システム等
2016年4月にパナソニック(現パナソニックホールディングス)製品セキュリティセンター入社。担当は国内外の製品セキュリティ強化に向けた課題解決、方針策定等 Panasonic-PSIRTリーダ
2023年4月よりサイバーセキュリティ統括室の部長職を拝命し、IT/OT分野も担当

B6-1 招待講演
チップレット・ソリューションにおけるハードウェアセキュリティ ~自律移動システムを指向して~
永田 真
  • 神戸大学
  • 大学院科学技術イノベーション研究科
  • 教授
  • 永田 真

セッション概要

B6-1 招待講演

チップレット・ソリューションにおけるハードウェアセキュリティ ~自律移動システムを指向して~

近年の半導体システムは、アプリケーションに最適な機能・技術・製造者によるチップレットを選定し、マルチチップ・システムインパッケージ技術により集積する、チップレット・ソリューションへ変貌しつつある。本セッションでは、チップレット・ソリューションにおけるハードウェアセキュリティについて、その考え方と世界的な技術動向を解説する。また、フィジカルAIのような次世代の自律移動システムをモチーフとして、半導体産業(JEITA)の視点とセキュリティ保証スキーム(ICSS-JC)の視点を融和したチップレット・ソリューションの可能性について議論する。

講師

永田 真
  • 永田 真
  • 神戸大学
  • 大学院科学技術イノベーション研究科
  • 教授

神戸大学大学院科学技術イノベーション研究科・教授、産業技術総合研究所サイバーフィジカルセキュリティ研究部門・招聘研究員、株式会社セカフィー・取締役を務める。大学等の研究機関にて30年以上、 半導体システム(VLSI)設計、電磁環境両立性(EMC)工学、ハードウェアセキュリティの研究に従事している。

13:35-14:05(30分)
A6-2 特別講演
AI時代におけるPSIRT業務変革
堀江 涼介
  • PwCコンサルティング合同会社
  • Trust Consulting
  • Manager
  • 堀江 涼介

セッション概要

A6-2 特別講演

AI時代におけるPSIRT業務変革

EU Cyber Resilience Act(CRA)をはじめとする法規制により、PSIRT活動は製造業・IoT事業者にとって必須の取り組みとなりつつある。一方で、脆弱性監視や分析、影響評価には高度な専門性と継続的な運用負荷が伴い、製品開発など本来の価値創造活動の負担となるケースも少なくない。本講演では、AIを活用した情報収集・分析・一次判断の自動化により、PSIRT業務をどのように変革できるのかを解説。人とAIの役割分担を踏まえ、PSIRTにおけるAI活用の勘所と実践のポイントを紹介する。

講師

堀江 涼介
  • 堀江 涼介
  • PwCコンサルティング合同会社
  • Trust Consulting
  • Manager

家電製造会社にてIoT家電の制御開発に従事した後、自動車メーカーにて車両サイバーセキュリティ対応の立ち上げに参画し、対策技術および開発プロセスの構築を推進。インシデント対応プロセス構築、脆弱性分析、UN-R155認証取得対応等に従事し、製品認証取得に貢献。現職では自動車業界のみならず、製品業全般に対し、製品サイバーセキュリティプロセスの導入・運用を支援。

B6-2 特別講演
チップレット・ソリューションにおけるハードウェアセキュリティ ~社会実装に向けた取り組み~
門田 和樹
  • 株式会社セカフィー
  • 代表取締役
  • 門田 和樹

セッション概要

B6-2 特別講演

チップレット・ソリューションにおけるハードウェアセキュリティ ~社会実装に向けた取り組み~

チップレット・ソリューションの普及に伴い、異なる設計者・製造者による複数のチップを組み合わせた半導体システム全体として、どのようにセキュリティを確保し、その信頼性を保証するかが重要な課題となっている。
本講演では、チップレット間通信や半導体パッケージを含むシステムレベルのハードウェアセキュリティに着目し、物理攻撃への対策、Root of Trustを活用した信頼基盤、セキュリティ評価・認証との連携など、社会実装に向けて必要となる技術について紹介する。
また、株式会社セカフィーにおける研究開発や国内外の企業・研究機関との取り組みを通じて、チップレット時代のハードウェアセキュリティを実際の半導体製品・システムへ適用していくための方向性について議論する。

講師

門田 和樹
  • 門田 和樹
  • 株式会社セカフィー
  • 代表取締役

神戸大学大学院科学技術イノベーション研究科にて博士号を取得。暗号技術を中心としたハードウェアセキュリティおよび半導体回路設計に関する研究開発に従事し、2023年に株式会社セカフィーを共同創業。現在は、国内外の企業・研究機関・大学との連携を通じて、半導体セキュリティ分野における先端技術の研究開発、セキュリティ評価・認証を見据えた技術検討、および研究成果の社会実装に取り組んでいる。

14:05-14:15(10分)
A6ブロックに関するQ&Aセッション
  • ナビゲーター
  • PwCコンサルティング合同会社
  • テクノロジーコンサルティング
  • ディレクター
  • 奥山 謙
B6ブロックに関するQ&Aセッション
  • ナビゲーター
  • 国立研究開発法人 産業技術総合研究所
  • フェロー/
  • 横浜国立大学 上席特別教授
  • 松本 勉
14:15-14:30(15分)
休憩
14:30-14:50(20分)
AB4 招待講演
サイバーフィジカルシステムの観点から見るPhysical AIセキュリティ
飯島 涼
  • 国立研究開発法人 産業技術総合研究所
  • サイバーフィジカルセキュリティ研究部門
  • 研究員
  • 飯島 涼

セッション概要

AB4 招待講演

サイバーフィジカルシステムの観点から見るPhysical AIセキュリティ

講演者は、ドローン・IoT機器など、現在のAIシステムを含まないサイバーフィジカルシステムのセキュリティに取り組んできた。センサ・制御・アクチュエータの要素で構成されるサイバーフィジカルシステムに対して、AIが搭載された場合、セキュリティ脅威としてどのようなものが考えられるのか、AIの搭載されたサイバーフィジカルシステム(Physical AIシステム)をセーフティ上安全に運用するためにはどのような評価が必要であるかについて、ロボット工学を専門とする研究者と共同で実施した研究・開発内容について示す。

講師

飯島 涼
  • 飯島 涼
  • 国立研究開発法人 産業技術総合研究所
  • サイバーフィジカルセキュリティ研究部門
  • 研究員

2022年早稲田大学大学院 博士後期課程修了(博士 工学)。現在、産業技術総合研究所研究員。サイバーフィジカルシステム・ロボティクスシステムのセキュリティ、サイドチャネル・ハードウェア評価におけるAI活用研究、AI安全性評価に関する研究に従事。

14:50-15:00(10分)
休憩
15:00-15:30(30分)
A7-1 招待講演
ICT分野におけるサイバーセキュリティ政策の最新動向
道方 孝志
  • 総務省
  • サイバーセキュリティ統括官付
  • 参事官 (政策担当)
  • 道方 孝志

セッション概要

A7-1 招待講演

ICT分野におけるサイバーセキュリティ政策の最新動向

社会全体に対するサイバー攻撃が巧妙化・複雑化する中、総務省ではサイバー空間の安全・安心を実現するために、多岐にわたる取組を進めています。IoT機器のセキュリティ確保をはじめとして人材育成や産学官連携など、総務省が推進するサイバーセキュリティ政策の最新動向をご紹介します。

講師

道方 孝志
  • 道方 孝志
  • 総務省
  • サイバーセキュリティ統括官付
  • 参事官 (政策担当)

2002年総務省入省。情報通信分野において、通信やサイバーセキュリティに係る技術基準等の策定、国際機関における人材育成・ICTプロジェクトの推進、Beyond 5Gに関する研究開発の推進、学術機関における研究指導、サイバー分野における外国政府との対話等に携わる。2025年7月よりサイバーセキュリティ政策に係る戦略策定や制度改正を担当。OECDデジタル政策委員会デジタルセキュリティ作業部会副議長。

B7-1 招待講演
サイバーセキュリティにおけるClaudeの活用
菅野 信
  • Anthropic Japan合同会社
  • Applied AI本部
  • 本部長
  • 菅野 信

セッション概要

B7-1 招待講演

サイバーセキュリティにおけるClaudeの活用

Anthropicは、AIの安全性研究を基盤として大規模言語モデルClaudeを開発する企業である。本講演では、会社概要とClaudeの最新モデルの動向、先行提供プログラムでの取り組みを紹介した上で、サイバーセキュリティ分野での活用を解説する。コードベース全体から脆弱性を検出・検証し修正パッチを生成するClaude Securityと、コード生成時にセキュリティ問題を検知し安全な実装へ導くセキュリティプラグイン等の関連機能を取り上げ、セキュリティ対策を開発サイクルに組み込むことの必要性を論じる。

講師

菅野 信
  • 菅野 信
  • Anthropic Japan合同会社
  • Applied AI本部
  • 本部長

Anthropic Japan合同会社にてApplied AIチームを率いる。日本のエンタープライズ顧客に対し、Claudeの技術検証から導入支援を技術面からリードする。前職のGoogle Cloud Japanには約10年在籍し、執行役員としてCustomer Engineering部門の日本における立ち上げを牽引した。それ以前はノキアにてLinuxベースのモバイルOS「Maemo」「MeeGo」の基盤開発を統括した。英オックスフォード大学・京都大学大学院修士課程修了。柔道五段。

15:35-16:05(30分)
A7-2 特別講演 IoT/OTデバイスセキュリティ 製品セキュリティ 法規制/制度対応
~ 法規制/制度の実適用が開始!対応が急務に ~ IoT/OTデバイスに求められるセキュリティ対策の最新動向紹介
桑田 雅彦
  • NECセキュリティ株式会社
  • 第一プロダクト&SaaSユニット
    [主担当領域:NWセキュリティ、IoT/OTセキュリティ]
  • ディレクタ(ユニット長)
  • 桑田 雅彦

セッション概要

A7-2 特別講演

~ 法規制/制度の実適用が開始!対応が急務に ~ IoT/OTデバイスに求められるセキュリティ対策の最新動向紹介

自動車やドローンなどのモビリティ、ロボット、FA機器、船舶機器、建機、農機、医療機器、監視カメラなど、様々なIoT/OTデバイスの導入/活用により、モノにかかわるDX(デジタル変革)が急速に進展しつつある中、IoT/OTデバイスにかかわるセキュリティリスクが増大し、その対策は、経済安全保障推進法やEUサイバーレジリエンス法、JC-STARなど実適用が開始された法規制/制度対応としても急務である。
法規制/制度の最新動向とともに、IoT/OTデバイスに求められるセキュリティ対策とはどのようなものか、その課題は何かを解説し、IoT/OTデバイスの特性/制約に適用可能なセキュリティ対策製品の最新情報や事例を紹介する。

講師

桑田 雅彦
  • 桑田 雅彦
  • NECセキュリティ株式会社
  • 第一プロダクト&SaaSユニット
    [主担当領域:NWセキュリティ、IoT/OTセキュリティ]
  • ディレクタ(ユニット長)

30年以上にわたり、サイバーセキュリティ関連業務に従事。
当初の専門領域は、ID/アクセス管理、認証/認可(アクセス制御)のソフトウェア技術。
その後、サイバーセキュリティ全体へ守備範囲を拡張。
最近11年ほどは、IoT/OTシステム向けセキュリティ対策の企画/開発/提案を推進。
JNSA/OTセキュリティWG/SWG2(工場セキュリティWGから移行)のリーダを務め、
工場セキュリティガイドラインのエディタ及び主要執筆者。
経済産業省 産業サイバーセキュリティ研究会 WG1 工場SWG 委員。

B7-2 特別講演
事業継続を支えるPSIRT運用とは ~製品ライフサイクル全体のデータ活用と、日立の実践知~
檜垣 宏行
  • 株式会社 日立製作所
  • マネージド&プラットフォームサービス事業部 プロダクトセキュリティソリューション部
  • 部長
  • 檜垣 宏行

セッション概要

B7-2 特別講演

事業継続を支えるPSIRT運用とは ~製品ライフサイクル全体のデータ活用と、日立の実践知~

製造業DXの進展に伴い、製品セキュリティは経営課題として重要性を増しています。本講演では、セキュリティデータ活用やAIによる運用高度化を通じ、製造業DXを支える継続的なセキュリティ対応の実践アプローチをご紹介します。

講師

檜垣 宏行
  • 檜垣 宏行
  • 株式会社 日立製作所
  • マネージド&プラットフォームサービス事業部 プロダクトセキュリティソリューション部
  • 部長

2004年に日立製作所へ入社後、コンシューマー関連の研究所でモバイル端末向けICカードやRFIDなどの研究開発に従事。人々の生活に貢献したいという思いのもと、現在はIoT機器をはじめとする製品をサイバー攻撃から守る製品セキュリティ事業に携わる。これまで培った技術知見と社内外の関係者との連携を生かし、事業戦略の策定や顧客提案、コンサルテーションを推進。BtoBビジネスを通じて、人々の安心・安全な社会の実現に貢献したいと考えている。

16:05-16:15(10分)
A7ブロックに関するQ&Aセッション
  • ナビゲーター
  • 国立研究開発法人 産業技術総合研究所
  • フェロー/
  • 横浜国立大学 上席特別教授
  • 松本 勉
B7ブロックに関するQ&Aセッション
  • ナビゲーター
  • 国立研究開発法人 情報通信研究機構(NICT)
  • サイバーセキュリティ研究所 研究所長
  • サイバーセキュリティネクサス ネクサス長
  • 井上 大介
16:15-16:30(15分)
休憩
16:30-17:30(60分)
P1 パネルディスカッション
徹底討論:フロンティアAI × サイバーセキュリティ
菅野 信
  • パネリスト
  • Anthropic Japan合同会社
  • Applied AI本部
  • 本部長
  • 菅野 信
飯島 涼
  • パネリスト
  • 国立研究開発法人 産業技術総合研究所
  • サイバーフィジカルセキュリティ研究部門
  • 研究員
  • 飯島 涼
森 達哉
  • パネリスト
  • 早稲田大学
  • 理工学術院
  • 教授
  • 森 達哉
吉岡 克成
  • パネリスト
  • 横浜国立大学
  • 大学院環境情報研究院
    および 先端科学高等研究院
  • 教授
  • 吉岡 克成
井上 大介
  • モデレータ
  • 国立研究開発法人 情報通信研究機構(NICT)
  • サイバーセキュリティ研究所 研究所長
    サイバーセキュリティネクサス ネクサス長
  • 井上 大介

セッション概要

P1 パネルディスカッション

徹底討論:フロンティアAI × サイバーセキュリティ

今年4月にAnthropic社が公表したフロンティアAI「Claude Mythos」は、これまでの常識を覆す強力な脆弱性発見能力を示し、サイバーセキュリティ分野に大きな衝撃を与えました。本パネルディスカッションでは、Claude Mythos誕生の経緯やその能力、今後のサイバーセキュリティ分野に及ぼす影響などについて、Anthropic Japan社のキーパーソンと日本のトップ研究者をパネリストに迎え、徹底討論します。フロンティアAIがもたらす「大脆弱性時代」を、私たちはどう乗り切るべきなのか!?

講師

菅野 信
  • 菅野 信
  • Anthropic Japan合同会社
  • Applied AI本部
  • 本部長

Anthropic Japan合同会社にてApplied AIチームを率いる。日本のエンタープライズ顧客に対し、Claudeの技術検証から導入支援を技術面からリードする。前職のGoogle Cloud Japanには約10年在籍し、執行役員としてCustomer Engineering部門の日本における立ち上げを牽引した。それ以前はノキアにてLinuxベースのモバイルOS「Maemo」「MeeGo」の基盤開発を統括した。英オックスフォード大学・京都大学大学院修士課程修了。柔道五段。

飯島 涼
  • 飯島 涼
  • 国立研究開発法人 産業技術総合研究所
  • サイバーフィジカルセキュリティ研究部門
  • 研究員

2022年早稲田大学大学院 博士後期課程修了(博士 工学)。現在、産業技術総合研究所研究員。サイバーフィジカルシステム・ロボティクスシステムのセキュリティ、サイドチャネル・ハードウェア評価におけるAI活用研究、AI安全性評価に関する研究に従事。

森 達哉
  • 森 達哉
  • 早稲田大学
  • 理工学術院
  • 教授

早稲田大学理工学術院の教授として、ネットワークセキュリティ研究室(NSL)を主宰。兼任で理化学研究所AIP客員研究員およびNICTサイバーセキュリティ研究所招聘研究員を務める。研究分野はAI、自律運行システム、ロボット、Web3等、エマージングテクノロジを対象としたセキュリティ・プライバシにかかる諸問題。IEEE S&P、USENIX Security、NDSS等のトップ会議で成果を発表し、産学連携や国際共同研究も活発に推進する。IPSJ CSEC主査、IWSEC 2026共同委員長を務める。

吉岡 克成
  • 吉岡 克成
  • 横浜国立大学
  • 大学院環境情報研究院 および 先端科学高等研究院
  • 教授

2005年よりNICTにてインシデント対策センターNICTERの研究開発に従事。2008年より横浜国立大学にてサイバーセキュリティ研究開発を開始。総務省「電波の有効利用のための IoT マルウェア無害化/無機能化技術等に関する研究開発」、NEDO「KPRO・先進的サイバー防御機能・分析能力の強化」他、国プロに多数参画。サイバー安全保障分野での対応能力の向上に向けた有識者会議 構成員、IPAセキュリティ要件適合評価及びラベリング制度(JC-STAR) 技術審議委員会委員長等。博士(工学)。

井上 大介
  • 井上 大介
  • 国立研究開発法人 情報通信研究機構(NICT)
  • サイバーセキュリティ研究所 研究所長
    サイバーセキュリティネクサス ネクサス長
参加登録はこちら

オンライン展示をご希望の方

本フォーラム内でソリューションの展示をいただけるご協賛企業・団体を募集しております。
ご希望・ご検討の方は下記の事務局までお問い合わせください。
協賛プログラムに関する詳細資料やお申込書等をご案内いたします。

「IoTセキュリティフォーラム」事務局
E-mail:iotsecurity-forum@impress.co.jp
受付時間 10:00〜18:00(土・日・祝を除く)