※プログラムは予告なく変更となる場合がありますので、ご了承ください。
K1-1
オープニングリマークス
クラウド&データセンター完全ガイド
編集長
三柳 英樹
K1-1 オープニングリマークス
K1-2
オープニング基調講演
アマゾンウェブサービスジャパン合同会社
常務執行役員 技術統括本部長
巨勢 泰宏
K1-2 オープニング基調講演「AWSが考えるこれからの最適なデータセンターとは」
AWSは世界中でクラウドインフラの強化を進めている。日本においても本年1月に2027年までの国内クラウドインフラに対する投資計画を発表。生成AIの利活用が拡大する中、データセンターの能力や、エネルギー効率など、時代に合った最適な投資が求められてる。本講演では、AWSの考えるデータセンターの戦略の一端をご紹介し、最適なデータセンターの姿をご説明する予定。
巨勢 泰宏
アマゾンウェブサービスジャパン合同会社
常務執行役員 技術統括本部長
2016年11月よりAWSジャパンの技術統括本部責任者としてソリューションアーキテクト組織を牽引。製造、流通、小売、金融、サービス、通信、メディアなどの大手企業のデジタルトランスフォーメーション促進を支援。クラウド利用や既存資産のクラウド移行の技術支援から、企業幹部との折衝によるデジタル戦略アドバイスまで、幅広い支援を行う。AWS入社以前よりクラウド事業に携わり、事業責任者としてクラウドサービスのゼロからの立ち上げや組織の発足・拡大、基盤整備などの経験を持つ。これまでアーキテクト、プリセールス、デリバリ、営業の各部門責任者を歴任し、官民学のIT支援にも従事。
S1
特別企業講演
株式会社ゲットワークス
事業統括部
部長
林 竜太朗
S1 特別企業講演「液冷マストの時代到来!コンテナ型データセンターという選択 ~国内最強の水冷環境でグリーンデータセンターを目指して~」
10年間で200棟以上のコンテナ型データセンター(国内自社設計・構築・運用)の実績と8年間に及ぶ様々な水冷環境の実証実験を経て、液冷が必須のAI/HPCサーバへのコンテナ型データセンターの取組みを紹介。新潟県湯沢町で展開中の「湯沢GXデータセンター」では豊富な水源を最大限活用し、シュナイダーエレクトリック製水冷式局所冷却空調機「Uniflair Chilled Water InRow™ Cooling」、Supermicro製の液冷クーリングタワー(日本初導入)、液冷サーバー、液冷サーバラックを独自ノウハウと融合して稼働。また、水資源を全量排水せずに回収して再活用することより、環境負荷低減を目指す取り組みも紹介。
林 竜太朗
株式会社ゲットワークス
事業統括部
部長
ゲットワークスの事業統括部に所属。
コンテナ内部の構造設計、電気設備・冷却機構の設計、運用管理システムの開発設計を主務とする。
S1-QA
質疑応答
A1
招待講演
株式会社アイティアイ
代表取締役
大和 敏彦
A1 招待講演「生成AIのデータセンタービジネスへのインパクト」
データセンターの設置や増強の動きが加速している。この要因の一つは生成AIによる需要である。生成AIは、進化を続け、生活や業務を変えつつある。生成AIには、巨大なCPUやGPUのサーバが必要であり、多くの消費電力を必要とする。さらに空調にも電力が必要とされる。したがって、それらを収容するデータセンターは、大容量の電力を提供できなければいけない。脱炭素の観点では、省電力化や齊瀬エネルギーの活用が求められており、データセンターの立地にも影響を及ぼす。一方AIサーバユーザは、運用コスト回収の課題がある。これが解決しなければAI需要は伸びない。これらデータセンターを取り巻く環境や、今後の姿を考えてみたい。
大和 敏彦
株式会社アイティアイ
代表取締役
ITi(アイティアイ)代表取締役。日本IBMで「Thinkpad」の開発および戦略コンサルタントを担当。シスコシステムズで、CTOとしてインターネットの新しいユースケース開発を牽引。ブロードバンドタワー社長として、データセンター、クラウドサービス、ZTEジャパン副社長として、モバイルビジネスを経験。2013年4月から現職で戦略コンサルティングやベンチャー支援を行っている。日本クラウドセキュリティアライアンス副会長、JNSA顧問。
A2
招待講演
株式会社RSI
代表取締役
杉浦 日出夫
A2 招待講演「AI向けデータセンターの出現による今後の変化」
AIという言葉が頻繁に聞かれる昨今、データセンターは対応できているのか?AIに必要不可欠とされるGPUサーバーが普及していく中、データセンターは設計方法など様々は見直しが迫られる。そして従来とは異なる製品の出現やグローバルでのトレンドが、既存のビジネスを大きく変える可能性もある。続々と日本国内に進出してくる外資系データセンター事業者、勢力を伸ばすクラウド事業者は市場にどのような影響を及ぼすのか?再生可能エネルギーの活用やエッジデータセンターの行方など盛りだくさんのデータセンターの業界で抱える課題や実態を踏まえ今後の展望を考える。
杉浦 日出夫
株式会社RSI
代表取締役
2006年モルガン・スタンレー証券を退社し、株式会社RSIを設立。モルガン・スタンレー証券在職時に自社用データセンターのIT・通信設計を担当、20年以上国内外の様々なデータセンターの設計、構築に従事。2017年より液浸冷却の研究を実施。
著書に、「改訂版 AI時代のビジネスを支える「データセンター」読本』((株)幻冬舎メディアコンサルティング)など。カナダ・マギル大学MBA修了。
A3
企業講演
シュナイダーエレクトリック株式会社
セキュアパワー事業部 事業開発本部
事業開発マネージャー
木下 英彦
A3 企業講演「AI時代を支える、次世代データセンターの未来 ~トレンドから最新のテクノロジーまでご紹介~」
急激に増加するAI需要に対応するため、データセンターは高密度化とGPU搭載のコンテナ型データセンターへの投資が進んでおり、サステナビリティの観点でもエネルギー効率の向上が強く求められている。本イベントでは、そのヒントを様々な確度から解説し、最新のトレンドから新しい冷却テクノロジーとその展開方法まで実践的な視点で説明する。
木下 英彦
シュナイダーエレクトリック株式会社
セキュアパワー事業部 事業開発本部
事業開発マネージャー
2018年よりシュナイダーエレクトリックにてデータセンター向け空調事業の拡大に推進。伝熱学を専攻し、前職では15年間業務用空調機の設計に従事。豊富な業界知識と経験を活かし、技術とビジネスの両面から事業を推進する空調エキスパート。
A3-QA
質疑応答
クラウド&データセンター完全ガイド編集長 三柳 英樹がA3の講演についてポイントを整理し、皆さまからの質問に講演者とともにお答えしていきます。
A4
企業講演
三桜工業株式会社
新事業開発室
室長
大垣 雅弘
A4 企業講演「AI時代のデータセンターに必須の冷却技術 ~「富岳」にも採用!創業85年の自動車用配管部品メーカーが手がける水冷製品~」
急速なAI需要の拡大を受け、高性能サーバーへの関心が高まっている一方、こうしたサーバーの発熱への対応がデータセンター事業者、関連装置メーカー、工事事業者等に求められている。本講演では、創業85年の自動車用配管部品メーカーが手がける、スーパーコンピュータ「富岳」にも採用されたデータセンター向け水冷冷却技術を紹介する。
大垣 雅弘
三桜工業株式会社
新事業開発室
室長
三桜工業に入社以降、自動車・家電向け、サーマルソリューション関連製品の設計・開発業務に従事。
2007年~2011年英国、2017年~2023年中国の現法(子会社)へ出向し、海外の工場立ち上げ、事業管理(経営)を経験。帰任後、新事業開発に従事。現在は、DC向け・ESS向け冷却システムに関する事業開発責任者。
A4-QA
質疑応答
クラウド&データセンター完全ガイド編集長 三柳 英樹がA4の講演についてポイントを整理し、皆さまからの質問に講演者とともにお答えしていきます。
A5
企業講演
NECネッツエスアイ株式会社
営業統括本部 キャリアソリューション営業本部 営業推進部
担当部長
赤崎 好伸
A5 企業講演「データセンターの液浸冷却システムの取組み」
近年、AI用途のサーバー導入が著しく、サーバーベンダ、GPUベンダによる技術革新が著しく、スケーラビリティの高いクラウドサービス、高性能なオンプレミスHPC環境が必要不可欠となっている。一方でIT機器の高性能化・高密度化により、IT機器による発熱がこれまで以上に大きくなってきており、データセンターでの排熱処理が課題としてクローズアップされてきている。さらなる半導体技術の発展に伴う高密度化による発熱量の増加に対して、空冷方式での冷却方式では限界を迎えることが懸念されている。そこで今後はクラウドサービスやHPCサーバーのさらなる発展と共に、サステナビリティなデータセンターを実現するために電力消費量の削減と排熱効率の良いデータセンター運用が求められている。液浸システムでの取組について説明する。
赤崎 好伸
NECネッツエスアイ株式会社
営業統括本部 キャリアソリューション営業本部 営業推進部
担当部長
通信事業関連のネットワークシステムのソリューション開発従事、データセンターの次期冷却関連ビジネス開発に従事。液浸、液冷、コンテナデータセンターについてソリューション開発。
A5-QA
質疑応答
クラウド&データセンター完全ガイド編集長 三柳 英樹がA5の講演についてポイントを整理し、皆さまからの質問に講演者とともにお答えしていきます。
K2
クロージングパネルディスカッション
パネリスト
株式会社アイティアイ
代表取締役
大和 敏彦
パネリスト
株式会社RSI
代表取締役
杉浦 日出夫
モデレーター
DataCenter Co-Creation Place(DCC2P)
アドバイザー
田沢 一郎
K2 パネルディスカッション
「AI時代における新たなデータセンターのビジネスとは?Vol.1」
大和 敏彦
株式会社アイティアイ
代表取締役
ITi(アイティアイ)代表取締役。日本IBMで「Thinkpad」の開発および戦略コンサルタントを担当。シスコシステムズで、CTOとしてインターネットの新しいユースケース開発を牽引。ブロードバンドタワー社長として、データセンター、クラウドサービス、ZTEジャパン副社長として、モバイルビジネスを経験。2013年4月から現職で戦略コンサルティングやベンチャー支援を行っている。日本クラウドセキュリティアライアンス副会長、JNSA顧問。
杉浦 日出夫
株式会社RSI
代表取締役
2006年モルガン・スタンレー証券を退社し、株式会社RSIを設立。モルガン・スタンレー証券在職時に自社用データセンターのIT・通信設計を担当、20年以上国内外の様々なデータセンターの設計、構築に従事。2017年より液浸冷却の研究を実施。
著書に、「改訂版 AI時代のビジネスを支える「データセンター」読本』((株)幻冬舎メディアコンサルティング)など。カナダ・マギル大学MBA修了。
田沢 一郎
DataCenter Co-Creation Place(DCC2P)
アドバイザー
DataCenter Co-Creation Place(DCC2P)アドバイザー 田沢 一郎 氏がS1の講演についてポイントを整理し、皆さまからの質問に講演者とともにお答えしていきます。