第6回 IoTセキュリティフォーラム 2021 オンライン 6th IoT Security Forum 2021 Online 〜DX実現の鍵はIoTセキュリティ! 課題の理解と対策技術の導入〜|2021年9月1日(水)、9月2日(木)

本フォーラムへの参加申込みは終了とさせていただきました。​
たくさんのお申込を​いただきありがとうございました。

タイムテーブル 9月1日(水)

時間
Aトラック
Bトラック
10:00-10:40(40分)
K1 オープニングリマークス / 基調講演
死角をなくせ!末端から隈なくIoTセキュリティを充実するために役立つアイディア Eliminate the blind spots! Useful ideas to enhance IoT security from the end to the end
松本 勉
  • 横浜国立大学
  • 大学院環境情報研究院および先端科学高等研究院
  • 教授
  • 松本 勉

セッション概要

K1 基調講演

死角をなくせ!末端から隈なくIoTセキュリティを充実するために役立つアイディア Eliminate the blind spots! Useful ideas to enhance IoT security from the end to the end

デジタルトランスフォーメーション(DX)を支えるIoTにセキュリティ上の隙を作らないことが望まれる。IoTを構成するセンサでの計測/処理から、データ伝送/蓄積/処理/分析/制御、そしてアクチュエータに至るセキュリティ上の様々な脅威の把握と、それらへの対処に役立つ考え方につき展望する。

講師

松本 勉
  • 松本 勉
  • 横浜国立大学
  • 大学院環境情報研究院および先端科学高等研究院
  • 教授

1986年3月東京大学大学院博士課程修了、2001年4月より現職。2018年11月より産業技術総合研究所サイバーフィジカルセキュリティ研究センター長。1982年に「明るい暗号研究会」を4名で創設。以来、情報・物理セキュリティの理論からソフトウェア・ハードウェア面にいたる広範囲の研究と教育に従事。ASIACRYPT、暗号と情報セキュリティシンポジウムSCIS、バイオメトリクス研究会BioX、ハードウェアセキュリティ研究会HWS、CRYPTREC、各種セキュリティ評価認証制度等の創設に貢献。

10:40-10:50(10分)
K1に関するQ&Aセッション
  • ナビゲーター
  • 横浜国立大学
  • 大学院環境情報研究院および先端科学高等研究院
  • 准教授
  • 吉岡 克成
10:50-11:10(20分)
休憩
11:10-11:40(30分)
A1-1 招待講演 全体動向または制度・政策
総務省におけるネットワークセキュリティ向上に向けた取り組みについて
高村 信 氏
  • 総務省
  • サイバーセキュリティ統括官付
  • 参事官
  • 高村 信

セッション概要

A1-1 招待講演

全体動向または制度・政策

総務省におけるネットワークセキュリティ向上に向けた取り組みについて

世界的なDXの進展に加え、コロナ禍により十分な準備もなくテレワークへ移行するなど、ICTへの依存度が急速に高まっている。さらに、暗号資産の発展により匿名での換金が容易となったことによる犯罪を意図したサイバーセキュリティ事案など、特定組織を狙った攻撃も急激に増加している。
このような状況の下、サイバーセキュリティ戦略本部による「サイバーセキュリティ戦略」の改訂を迎えているが、その中でネットワークセキュリティを担う総務省の取り組みについて紹介する。

講師

高村 信 氏
  • 高村 信
  • 総務省
  • サイバーセキュリティ統括官付
  • 参事官

1996年4月 郵政省入省。
2003年に総務省情報通信政策局情報セキュリティ対策室の課長補佐となり、情報セキュリティ戦略本部の立ち上げなど、政府のサイバーセキュリティへの取り組みを「対策から政策へ」変える一葉を担う。
総務省 国際戦略局技術政策課 統括補佐、情報通信研究機構 経営企画部 シニアマネージャ、総務省 総合通信基盤局データ通信課 国際戦略企画官、同 国際戦略局技術政策課 研究推進室長を経て、2020年7月から現職。

B1-1 招待講演 全体動向または制度・政策
次期サイバーセキュリティ戦略と研究開発政策
上田 光幸 氏
  • 前内閣官房 内閣サイバーセキュリティセンター
  • 内閣参事官
  • 上田 光幸

セッション概要

B1-1 招待講演

全体動向または制度・政策

次期サイバーセキュリティ戦略と研究開発政策

政府の包括的なサイバーセキュリティ戦略が本年新たに策定され、2020年代の戦略実行が始まる。サイバーセキュリティ戦略本部の研究開発戦略専門調査会やその研究・産学官連携戦略ワーキンググループの議論を紹介し、我が国の研究コミュニティを取り巻く状況や国際競争力の強化に向けた今後の取組について考えたい。

講師

上田 光幸 氏
  • 上田 光幸
  • 前内閣官房 内閣サイバーセキュリティセンター
  • 内閣参事官

1997年東京大学航空宇宙工学修士、文部科学省(当時科学技術庁)入省。学術から産学連携まで幅広く科学技術政策を担当。2003年MITスローン校技術経営学修士、シラキュース大学行政学修士。2007年から3年間、在米日本大使館一等書記官(科学担当)。近年は、世界トップレベル研究拠点プログラム(WPI)、科学技術予算、量子技術政策、科学技術外交を担当し、2019年よりサイバーセキュリティ研究開発政策に携わる。

11:40-12:10(30分)
A1-2 特別講演 全体動向または制度・政策
IoT 時代のネットワークセキュリティ ~ネットワークの現状把握 & 境界防御を実現するには?~
小林 春樹 氏
  • アラクサラネットワークス株式会社
  • 経営戦略本部 マーケティングG
  • マネージャー
  • 小林 春樹

セッション概要

A1-2 特別講演

全体動向または制度・政策

IoT 時代のネットワークセキュリティ ~ネットワークの現状把握 & 境界防御を実現するには?~

あらゆる領域でITの利活用が進む中、工場などの元来クローズであったネットワークにおいても、クラウド環境への対応や各種セキュリティ脅威への対策がオフィスと同様に求められるようになっています。本セッションでは、ネットワーク構成の複雑化や接続デバイスの多様化が著しい環境において、効果的な現状把握手法とネットワークセキュリティについて解説します。

講師

小林 春樹 氏
  • 小林 春樹
  • アラクサラネットワークス株式会社
  • 経営戦略本部 マーケティングG
  • マネージャー

1999年にNECへ入社、海外ベンチャーのネットワークアプライアンス製品のOEM開発業務に従事。2004年のアラクサラ設立を機に、シャーシ型スイッチのオリジナルASIC開発に携わることになる。その後は開発経験を活かしてマーケティング部門に転進、近年は広告宣伝の責任者として、セミナー講師やイベント企画・運営などでも活躍している。

B1-2 特別講演 全体動向または制度・政策
高度・複雑化する攻撃に有効包括的な対策とは?
エンドポイント防御にいま必要な機能を解説
大久保 智 氏
  • ヴイエムウェア株式会社
  • カーボン・ブラック セキュリティ事業部
  • シニアセキュリティセールスエンジニア
  • 大久保 智 氏

セッション概要

B1-2 特別講演

全体動向または制度・政策

高度・複雑化する攻撃に有効包括的な対策とは?
エンドポイント防御にいま必要な機能を解説

日々高度化するサイバー攻撃を100%防ぐことは難しく、増え続ける高度な脅威に対抗するために、新たなアプローチが求められています。
企業は具体的にはどうすればいいのでしょうか?
本セッションでは『VMware 2021年度サイバー脅威レポート』のグローバル調査と分析からみえた現実世界で起きている攻撃のシナリオや今後組織を保護するための実用的な対策を解説します。

講師

大久保 智 氏
  • 大久保 智 氏
  • ヴイエムウェア株式会社
  • カーボン・ブラック セキュリティ事業部
  • シニアセキュリティセールスエンジニア
12:10-12:25(15分)
A1ブロックに関するQ&Aセッション
  • ナビゲーター
  • アラクサラネットワークス株式会社
  • 経営戦略本部 事業戦略部
  • 主管技師
  • 新 善文
B1ブロックに関するQ&Aセッション
  • ナビゲーター
  • 横浜国立大学
  • 大学院環境情報研究院および先端科学高等研究院
  • 准教授
  • 吉岡 克成
12:25-12:55(30分)
休憩
12:55-13:15(20分)
A2 ソリューション講演 IoT機器の設計・開発
IoTセキュリティの課題を横断的に解決!
TrustME® W77Qセキュアフラッシュメモリ
小野 真人 氏
  • ウィンボンド・エレクトロニクス株式会社
  • マーケティング&FAE部 セキュアプロダクトグループ
  • 統括部長代理
  • 小野 真人

セッション概要

A2 ソリューション講演

IoT機器の設計・開発

IoTセキュリティの課題を横断的に解決!
TrustME® W77Qセキュアフラッシュメモリ

通称Over-The-Air(OTA)、いわゆるリモートからデバイスのソフトウェアを更新するサービス技術だ。ソフトウェア更新の都合を柔軟化し、かつ新しいビジネスを創出する。
一方、安全にそして確実にOTAを実施するためセキュリティの考慮が必須である。
OTAの終着点は実はフラッシュメモリであり、万が一OTAの経路がハッキングされてもメモリ自身が更新をノーと言えるセキュアフラッシュメモリを紹介する。

講師

小野 真人 氏
  • 小野 真人
  • ウィンボンド・エレクトロニクス株式会社
  • マーケティング&FAE部 セキュアプロダクトグループ
  • 統括部長代理

台湾に本社をおく総合メモリソリューションメーカー ウィンボンド・エレクトロニクス株式会社のセキュアプロダクトマーケティング&FAEとして従事。ハードウェアセキュリティロジックをコード&データストレージに内蔵した新発想のセキュアフラッシュメモリの拡販と技術サポートを担当。民生機器や車、産業系などセキュリティのトレンドを調査しつつセキュアメモリのニーズと価値を規制やゼロトラストの観点から唱えている。

B2 ソリューション講演 IoT機器の導入・運用・対策
OTネットワークに求められる特権ID管理とは
矢満田 理一郎 氏
  • NRIセキュアテクノロジーズ株式会社
  • ソフトウェアビジネス三部
  • 主任
  • 矢満田 理一郎

セッション概要

B2 ソリューション講演

IoT機器の導入・運用・対策

OTネットワークに求められる特権ID管理とは

近年、産業用制御システムは外部ネットワークに繋がれ、クローズドな環境で安全とされてきたOTネットワークも、ITネットワークと同様に内外の脅威に晒されるようになった。実際、ネットワークを経由してマルウェアに感染した結果、工場での生産が停止する等のセキュリティ事故も発生している。
本講演では、重要データや分析基盤を扱う制御システムにおける「特権ID管理」に焦点を当て、ベストプラクティスを紹介する。

講師

矢満田 理一郎 氏
  • 矢満田 理一郎
  • NRIセキュアテクノロジーズ株式会社
  • ソフトウェアビジネス三部
  • 主任

2008年野村総合研究所入社。金融機関向けのアプリケーション開発及び導入・運用に従事した後、2016年NRIセキュアに入社。自社開発である特権IDアクセス管理製品「SecureCube Access Check」、およびAWS上で特権ID管理機能をサービスとして提供する「Cloud Auditor by Access Check」の導入・運用を担当。2021年よりプロモーション企画を担当。

13:15-13:45(30分)
休憩
13:45-14:15(30分)
A3-1 招待講演 IoT機器の設計・開発
IoTシステムに求められるセキュリティ要件とは? 〜「IoTセキュリティ手引書」を解説〜
豊島 大朗 氏
  • 一般社団法人セキュアIoTプラットフォーム協議会
  • 仕様検討部会
  • 座長
  • 豊島 大朗

セッション概要

A3-1 招待講演

IoT機器の設計・開発

IoTシステムに求められるセキュリティ要件とは?~「IoTセキュリティ手引書」を解説~

セキュアIoTプラットフォーム協議会 仕様検討部会では、IoTシステムに求められる「真正性の担保」、「設計から廃棄に至る安全なプロダクトライフサイクルの管理」、「安全なファームウェアのアップデート」などの実現を目指し、具体性のある実装レベルの仕様作りを行っている。その成果として、IoTシステム開発者に向け、国際標準IEC62443-4をベースに、IoTデバイスに求められる実装レベルの仕様をまとめた「IoTセキュリティ手引書」を解説する。

講師

豊島 大朗 氏
  • 豊島 大朗
  • 一般社団法人セキュアIoTプラットフォーム協議会
  • 仕様検討部会
  • 座長

システムエンジニア、基本ソフトウエア開発、システムインテグレータを経験。
インテグレーションの一環としてOSSに魅力を感じミラクル・リナックス(現サイバートラスト)に入社。(現職)
さらに一般社団法人セキュアIoTプラットフォーム協議会 仕様検討部会 座長に就任し、IoTシステムへのセキュリティ実装に取り組む。

B3-1 招待講演 IoT機器の導入・運用・対策
ソニーの製品セキュリティの取り組み -Sony PSIRTの活動-
渋谷 香士 氏
  • ソニーグループ株式会社
  • 品質マネジメント部 製品セキュリティグループ
  • シニア製品セキュリティマネジャー
  • 渋谷 香士

セッション概要

B3-1 招待講演

IoT機器の導入・運用・対策

ソニーの製品セキュリティの取り組み -Sony PSIRTの活動-

Sony PSIRTを中心としたソニーの製品セキュリティの取り組みについて紹介する。活動内容の共有とともに、今後のPSIRTの構築や運営になんらか役立つことを期待して、これまで直面してきた課題やその対応事例の共有などを行う。

講師

渋谷 香士 氏
  • 渋谷 香士
  • ソニーグループ株式会社
  • 品質マネジメント部 製品セキュリティグループ
  • シニア製品セキュリティマネジャー

R&D部門での暗号技術の研究、開発を経て、現在は品質部門において全社製品/サービスのセキュリティ品質向上を目的とした Sony SDL 推進などのガバナンス業務、およびセキュリティ技術開発を担当。また、社内複数組織ですでに存在していたインシデント対応、脆弱性調査/分析などの機能を集め、仮想専門組織 Sony PSIRT として整理、再構成、その一員としても活動。

14:15-14:45(30分)
A3-2 特別講演 IoT機器の設計・開発
最新のセキュリティ規格に適合したIoTエッジデバイスとはどうあるべきか
長谷川 聡 氏
  • 株式会社ユビキタスAIコーポレーション
  • 代表取締役社長​
  • 一般社団法人セキュアIoTプラットフォーム協議会 理事​
    国立大学法人 九州工業大学 客員教授​
  • 長谷川 聡

セッション概要

A3-2 特別講演

IoT機器の設計・開発

最新のセキュリティ規格に適合したIoTエッジデバイスとはどうあるべきか

昨今、セキュアなIoT機器の設計や運用に必要とされる規格、試験および認証制度などの提供が増加しており、実装フェーズでの検討が始まっている。これはセキュリティ脆弱性に因るインシデントの増加と関連して、IoT機器およびサービス提供者にも具体的な対応が求められていることを反映している。本セッションでは、最新動向と、それに対応したセキュアなIoTエッジデバイスおよびサービスの実現方法について紹介する。

講師

長谷川 聡 氏
  • 長谷川 聡
  • 株式会社ユビキタスAIコーポレーション
  • 代表取締役社長​
  • 一般社団法人セキュアIoTプラットフォーム協議会 理事​
    国立大学法人 九州工業大学 客員教授​

金融業界、インターネットプロバイダー業界を経て、1999年より株式会社デジオンでソフトウェア・ネットワーク関連の事業開発を担当。2002年 取締役。2008年株式会社ユビキタス(現:株式会社ユビキタスAIコーポレーション)入社、ネットワーク関連事業を担当。2013年 執行役員スマートソリューション事業部長、2014年6月 取締役 事業本部長、2016年 常務取締役を経て、2019年1月より現職。

B3-2 特別講演 IoT機器の導入・運用・対策
PSIRTを構築する上で何を考えておかなければならないのか
扇 健一 氏
  • 株式会社日立ソリューションズ
  • セキュリティマーケティング推進部
  • 部長/セキュリティエバンジェリスト
    早稲田大学グローバルエデュケーションセンター非常勤講師
  • 扇 健一

セッション概要

B3-2 招待講演

IoT機器の導入・運用・対策

PSIRTを構築する上で何を考えておかなければならないのか

産業ロボットや自動車など、様々なものが繋がる時代、サイバー攻撃への対応を考える上で、昨今、注目を浴びているのがPSIRTという組織である。
開発または販売している製品において、いかにセキュリティを担保するのか?出荷したものにセキュリティ上の問題が発生した場合、いかに対処するのか?必要性はわかっているが、何をすればよいのかわからない。そのような方々にPSIRT構築時の考慮点をお伝えする。

講師

扇 健一 氏
  • 扇 健一
  • 株式会社日立ソリューションズ
  • セキュリティマーケティング推進部
  • 部長/セキュリティエバンジェリスト
    早稲田大学グローバルエデュケーションセンター非常勤講師

早稲田グローバルエデュケーションセンター非常勤講師。特定非営利活動法人 日本ネットワークセキュリティ協会などのセキュリティ関連団体において社会貢献活動も行う。セキュリティ関連の開発やSI業務を経て、セキュリティソリューション全般の拡販業務やソリューション企画に従事し現在に至る。新建新聞社 リスク対策.com、ダイワボウ情報システム株式会社 PC-Webzineにて記事連載中。

14:45-15:00(15分)
A3ブロックに関するQ&Aセッション
  • ナビゲーター
  • 株式会社ユビキタスAIコーポレーション
  • コネクティビティ&セキュリティ事業部
  • 事業部長
  • 古江 勝利
B3ブロックに関するQ&Aセッション
  • ナビゲーター
  • 株式会社日立ソリューションズ
  • セキュリティソリューション事業部
  • 企画本部 セキュリティマーケティング推進部
  • ユニットリーダ
  • 柴田 真里
15:00-15:30(30分)
休憩
15:30-16:00(30分)
A4-1 招待講演 IoT機器の設計・開発
半導体・デジタル産業戦略と今後の方向性
荻野 洋平 氏
  • 経済産業省
  • 商務情報政策局 情報産業課
  • デバイス・半導体戦略室長
  • 荻野 洋平

セッション概要

A4-1 招待講演

IoT機器の設計・開発

半導体・デジタル産業戦略と今後の方向性

新型コロナウイルス対応によるデジタル化の進展、2050年カーボンニュートラルに向けた動き、世界的な半導体需給状況のひっ迫、半導体・デジタル関連技術などの先端技術を取り巻く貿易問題、経済安全保障など、デジタル産業やデジタルインフラ、そしてその基盤となる半導体を取り巻く環境は大きな変化に直面している。こうした変化に対応するため、今後の政策の方向性について経済産業省が取りまとめた「半導体・デジタル産業戦略」を紹介する。

講師

荻野 洋平 氏
  • 荻野 洋平
  • 経済産業省
  • 商務情報政策局 情報産業課
  • デバイス・半導体戦略室長

2005年経済産業省入省。2006年から2009年に商務情報政策局情報通信機器課にて技術・総括を担当。その後、在タイ日本国大使館、資源エネルギー庁、内閣府原子力被災者生活支援チーム、産業技術環境局などを経て、2021年7月より現職。

B4-1 招待講演 IoT機器の導入・運用・対策
IoTセキュリティの現状 ~NICTERとNOTICEのデータを読み解く~
遠藤 由紀子 氏
  • 国立研究開発法人 情報通信研究機構
  • サイバーセキュリティ研究所 サイバーセキュリティ研究室
  • 主任研究技術員
  • 遠藤 由紀子

セッション概要

B4-1 招待講演

IoT機器の導入・運用・対策

IoTセキュリティの現状 ~NICTERとNOTICEのデータを読み解く~

インシデント分析センターNICTERでは、10年以上に渡り無差別攻撃の観測が行われている。また、2018年5月にNICT法が改正され、2019年2月よりNOTICEプロジェクトにて日本国内にあるパスワード設定に不備のあるIoT機器調査が行われている。本講演ではNICTERの観測状況とNOTICEプロジェクトで明らかになった日本国内の脆弱なIoT機器の状況を合わせて紹介する。

講師

遠藤 由紀子 氏
  • 遠藤 由紀子
  • 国立研究開発法人 情報通信研究機構
  • サイバーセキュリティ研究所 サイバーセキュリティ研究室
  • 主任研究技術員

2003年に横浜国立大学大学院修士課程を修了後、同年から認証連携、権限管理関連の研究及び製品開発に従事。海外動向調査、インフラ構築、仮想化ソリューションの開発業務を経て、2019年 国立研究開発法人情報通信研究機構に入所。サイバーセキュリティ研究室に所属し、インシデント分析センターNICTERにて解析業務に従事。

16:00-16:30(30分)
A4-2 特別講演 IoT機器の設計・開発
IoTシステムに必要なTRUSTとは -マシンIDのトレンドとセキュアな管理
新井 英夫 氏
  • エントラストジャパン株式会社
  • ソリューション & PS本部セールス サポート
  • Senior Technical Sales Consultant
  • 新井 英夫

セッション概要

A4-2 特別講演

IoT機器の設計・開発

IoTシステムに必要なTRUSTとは -マシンIDのトレンドとセキュアな管理

IoTシステムのセキュリティを実現するためには、クラウド、エンド、そしてチャネルの各要所において、信用、つまり「Trust」を相互に実現する必要がある。同時に無数のデバイスへの確実な制御が必要となり、スケーラブルかつハイパフォーマンスを可能にするものでなければならない。デジタル証明書を導入するIoTシステムは、現在増加の一途をたどっており、ユビキタスなデジタル社会の礎になるものと期待されている。ヒトと中心としたデジタルセキュリティを牽引してきたエントラストが、その実績とノウハウを今後はモノへと広げていくうえでの展望をご紹介させていただく。

講師

新井 英夫 氏
  • 新井 英夫
  • エントラストジャパン株式会社
  • ソリューション & PS本部セールス サポート
  • Senior Technical Sales Consultant

2001年より現在まで、アラジンナレッジシステムズ、セーフネット、カスペルスキー、ウィンマジック、エントラストにおいて、認証とPKI、データ暗号化、エンドポイントセキュリティ、クラウド、オンプレミスなどのITセキュリティ分野でテクニカルサポート、プリセールスエンジニアとして活動。幅広いセキュリティ分野の知識・経験と、コンサルタント、プリセールス・エンジニアとしての現場感を大切に、製品・サービスとITのエコシステムの創造と、安心・安全な情報システムの実現に寄与しています。

B4-2 特別講演 IoT機器の導入・運用・対策
エマージングテクノロジーから見えるサイバーセキュリティの未来 〜スマートシティ、ドローンから見えてくる環境変化と求められる対策〜
廣瀬 明倫 氏
  • デロイト トーマツ サイバー合同会社
  • サイバーアドバイザリー
  • シニアマネジャー
  • 廣瀬 明倫 氏

セッション概要

B4-2 特別講演

IoT機器の導入・運用・対策

エマージングテクノロジーから見えるサイバーセキュリティの未来 〜スマートシティ、ドローンから見えてくる環境変化と求められる対策〜

Emerging Technology(新興技術)は従来のビジネスを強力に変革していくと目されているが、デロイトトーマツサイバーではこの新たなビジネス領域に対して、サイバーセキュリティ対策に取り組んできている。
本セッションでは、Emerging Technologyの中で「スマートシティ」と「ドローン」に着目して、法改正・ガイドライン整備などの最新のビジネス環境の変化を解説すると共に、サイバーセキュリティの観点からどの様な対策が必要となるのか、何に留意すべきなのかを解説する。二つのEmerging Technologyを通じて、今後IoTが普及してきた世界においては、従来の対策の立て方とは違うアプローチが必要になりつつあることを紹介する。

講師

廣瀬 明倫 氏
  • 廣瀬 明倫 氏
  • デロイト トーマツ サイバー合同会社
  • サイバーアドバイザリー
  • シニアマネジャー

中央省庁にて情報通信の先端的な技術振興行政を手掛けた他、政府機関や各種行政機関、在外公館等でも幅広く行政官としての経験を蓄積。退官後はコンサルティング、金融、ITベンチャー等を経て現職。Emerging Technologyと呼ばれる社会を変革しうる「新興技術」群に対して、サイバーセキュリティのコンサルティングサービスを提供している。

【専門領域】
Emerging Technology領域におけるサイバーセキュリティサービスの開発
 -Smartcity(評価・実装・運用支援等)
 -Drone(リスク分析、脆弱性診断、ライフサイクル管理等)
 -Blockchain(脆弱性診断、グローバル協業等)
 -esports(コンソーシアム形成等)等
政府政策提言、産学官連携支援

16:30-16:45(10分)
A4ブロックに関するQ&Aセッション
  • ナビゲーター
  • 横浜国立大学
  • 大学院環境情報研究院および先端科学高等研究院
  • 教授
  • 松本 勉
B4ブロックに関するQ&Aセッション
  • ナビゲーター
  • デロイト トーマツ サイバー合同会社
  • サイバーアドバイザリー
  • マネージャー
  • 田中 典子

オンライン展示をご希望の方

本フォーラム内でソリューションの展示をいただけるご協賛企業・団体を募集しております。
ご希望・ご検討の方は下記の事務局までお問い合わせください。
協賛プログラムに関する詳細資料やお申込書等をご案内いたします。

「IoTセキュリティフォーラム」事務局
E-mail:iotsecurity-forum@impress.co.jp
受付時間 10:00〜18:00(土・日・祝を除く)