インフラ基盤自動化基礎講座<Puppet編> インフラ基盤自動化基礎講座<Puppet編>

2019年3月は、インフラ基盤の自動化コーディングをテーマに、著名構成管理プロダクト「Puppet Enterprise」をコアに、同プロダクトの概説・ハンズオン・事例研究講演で構成する「インフラ基盤自動化基礎講座<Puppet編>」を実施いたします。

今回の講座では、Puppet Enterpriseを利用して、複数・多様なサーバーインフラの構築・運用、クラウド環境の設定変更を、「コード」を記述する事だけで、容易に実行できるインフラ自動化を体験いただきます。
 合わせて、DevOpsをベースに、その開発コンセプト・実装根拠を統一的に、反映・規定・反応するインフラ基盤マネジメントのあり方についても、演習・事例講演等を通じて理解を図る事を狙いとしています。

今回授業の講師には、「Puppet Enterprise」の正規国内販売代理店であり、延べ数百社への教育・サポート経験も有する株式会社ネットワールドから、同社の同製品の技術スペシャリストが担当いたします。

授業の構成は、「Linux環境で、システム構成管理の初歩の基礎知見を習得する」という観点から組み立ててあります。ただ、同業務の知識・経験がある方にも、知識の再整理・復習の意も含めて受講可能な構成となっています。

具体的には、Puppetの基本構成から、サービスの利用方法、構成を管理する定義ファイルの利用と各種サービスの制御とコントロールという基本機能と特徴について、手を動かしながら習得を図っていきます。
 後半は、より実務利用に近いケースとなる「複数サーバの管理」・「Puppetの維持・運用管理」手法について解説・指導いたします。

授業構成概要

<Part-1>
Puppetの基本構成を体験・理解する
【講義・演習】Puppet Enterpriseの概説、同製品と Agentのインストール、サーバの構築
<Part-2>
Puppetによるソフトウェアのインストールとサービス(デーモン)の起動
【講義・演習】Puppetコーディング(ディレクトリとファイル、マニフェスト(=Puppetの定義ファイル)、エージェントの関連付け、サービスの制御・サービス制御演習
<Part-3>
Puppetによる設定ファイルを作成する
【講義・演習】ntpdの設定ファイル、テンプレートの利用、ntpdの時刻同期、先IPアドレスの利用
<Part-4>
複数サーバを管理する
【講義・演習】エージェント2台目のインストール、ntpdの同期とエージェントの変更、hiera機能の概要、 hiera機能の利用
<Part-5>
Puppet運用管理
【講義・演習】fact機能、パッケージインスペクタ、Puppetタスク機能
今回授業の特徴
  • インフラ構成ツール(Puppet)をベースに、手を動かしながら、その機能・特徴を把握する。合わせて、インフラ面だけではなく、開発フェーズとの連動とする今後のインフラ基盤・プロダクト開発のあり方を理解する
  • 講義をメインとするのではなく、「手を動かす」をメインにした授業構成
  • 特別講演枠を設定。実際の製品利用に際しての留意事項(データとプログラムの分離、ロジック構造の使用を回避、可読性の高いコードの記述)を、利用入企業から忌憚なく講演するコーナーの設定
  • 他の同様な授業よりも比較的安価な受講費用を設定
  • 全2日間。集中的に講義・演習を実施(全12時間程度)
  • ※あくまでも授業カリキュラムに沿った教導のポイントの概要です。進行スケジュール及び製品変更・進行遅速により変更がありますのでご了承下さい。

また、1日目の最終セッションでは、「実際のPuppetの利用サイドからの視点から」をテーマに、特別講演を実施いたします。講師は、株式会社NTTデータ 術革新統括本部 システム技術本部 方式技術部 企画推進担当 課長代理 菅原 亮 氏を迎え、同プロダクトを如何に活用すべきかについて、実際の利用経験を通じた経験を踏まえて忌憚なくお話しをいただきます。

単なる製品販売促進では無い、授業に厚みを加える工夫を凝らしていますので担当講師・講演講師も交えて、受講者も合わせて活発な質疑応答を期待しております。

また、「最後の方も演習できる時間があれば良かったです」・「内容が盛りだくさんで欲を言えば、あと1時間あると良かった」との声を、受講者の皆さまから多数いただいている事から、今回は授業の進行に応じ授業時間の延長を予定しています。
※予定定刻以降の帰社・帰宅は自由です。

既に、インフラ基盤自動化プロジェクトに従事しているエンジニアの方を始め、マネージャー/ディレクター・クラスの方は勿論、Linuxコマンドラインの知識を有しており、初めて同タイプの利用を予定している方など幅広い階層の方々に取って、本講座を通じ、その理解を深め、応用できる素養を身に付ける場として自負しております。

充実した内容の授業構成となっておりますので、担当の基盤インフラ部門担当だけではなく、アプリ開発系部署・新規デジタル事業部門など、多くの方々の受講を心よりお待ちしております。

  • ※昨年及び前回実施した『Scrum基礎講座』、『AWS Lambda実践編』、『Kubernetes基礎実践編』、『Linux コマンドライン入門講座』を受講された方も、知識の再整理・復習の意も含め再受講をお薦めいたします。

インプレス・セミナーについて

インプレスでは、「データサイエンス・機械学習」の、その有用性にいち早く着目。
2013年秋からビッグデータ、AI研究の先端研究が進む東京工業大学大学院イノベーションマネジメント研究科/東京大学政策ビジョン研究センターに協力を仰ぎ、授業タイプのセミナーとして改めて企画し、2014年4月から「データサイエンス講座」として実施してまいりました。

現在では、「データサイエンス基礎講座シリーズ」、「ブロックチェーン基礎講座シリーズ」に加え、「クラウドネイティブコンピュータ/マイクロサービスアーキテクチャ基礎講座シリーズ」(<Scrum基礎講座>、<AWS Lambda実践編>、<Kubernetes基礎実践編>、<Linuxコマンドライン入門講座> 等)など、最先端のテクノロジーにフォーカスした授業セミナーを連続して実施してきています。

データ分析担当者だけではなく、情報エンジニアリング部門、新規事業部門、品質管理部門の方々、先端外資系ITベンダー等、幅広い各層の方が参加し、延べ1,000名以上の方々に受講いただき、高い評価を受けています。

開催概要

セミナー名 インフラ基盤自動化基礎講座<Puppet編>
~クラウドネィティブ時代のシステム構成管理の肝を学べ~
日時
  • 2019年3月8日(金)13:00~19:00(受付開始 12:30)
  • 2019年3月9日(土)09:00~17:00(受付開始 08:30)

全2回

会場

インプレスグループ セミナールーム

東京都千代田区神田神保町1-105 神保町三井ビルディング23F

  • 三田線神保町駅[A9]徒歩1分
  • 新宿線神保町駅[A9]徒歩1分
  • 半蔵門線神保町駅[A9]徒歩1分
  • 東西線竹橋駅[3b]徒歩5分
  • 千代田線新御茶ノ水駅[B7]徒歩5分
  • JR線御茶ノ水駅[御茶ノ水橋口]徒歩8分
主催 株式会社インプレス
協力 株式会社ネットワールド
株式会社NTTデータ
特別協力 フューチャーブリッジパートナーズ株式会社
受講対象
  • Linuxコマンドの基本を操作・理解している方
  • 上記と同等の知識を有している方
  • 受講前に、上記と同等の知識を予習・学習・習得した方
  • インフラ自動化、インフラ構成管理の業務に、既に従事している方
  • インフラ/アプリ開発系で、上記テーマに関心のある方
  • これから同テーマで業務をはじめる、もしくは同テーマに初心者の方
  • または、同テーマで各種の処理・業務をしているが、今後、その利用を広げたいと考えている方
受講料 5万4,000円(税込)
お問い合わせ先

株式会社インプレス 基礎講座シリーズ 事務局(担当:石川義貴)

E-mail:jimukyoku@impress.co.jp

受付時間 10:00~18:00(土・日・祝日を除く)

定員 30名(最少開講人数15名)
  • ※応募者多数となりました場合には、受講いただけない場合がございます。予めご了承ください。

注意事項

  • 最少開講人数15名となります。
  • 受講票は2019年2月25日(月)以降、順次電子メールにてご連絡させていただきます。
  • 応募者多数となりました場合には、受講いただけない場合がございます。予めご了承ください。今回ご受講いただけないお客様には、次回の開講について、改めてご案内させていただきます。
  • 講師・講座内容は予告無く変更される場合があります。予めご了承ください。
  • 製品購入を前提としたり、製品販売促進のためのセミナーではありません。

重要:利用ソフト、持参PC等、機器について

  • 受講者へは、改めて「演習環境」・「利用ソフトウエア」についての利用方法・ダウンロード方法等をメール等でご連絡いたします。
  • 演習環境にはクラウド「AWS」を利用する予定ですが、必ずしも「AWS」に精通している必要はありません。
  • また、受講時に、ダウンロード、インストールする際は、ご自身の責任において行っていただきます。