中小企業データ活用フォーラム 2021|2021年10月21日(木)

本フォーラムへの参加申込みは終了とさせていただきました。
たくさんのお申込をいただきありがとうございました。
10:00-10:15
(15分)
OP-0 開会挨拶
奥井 規晶

一般社団法人データ社会推進協議会

代表理事/理事長

株式会社インターフュージョン・コンサルティング

代表取締役会長

奥井 規晶

10:15-10:25
(10分)
OP-1 メッセージ
平井 卓也

衆議院議員(前デジタル大臣)

平井 卓也

プロフィール

1958年香川県生まれ。上智大学卒。株式会社電通、西日本放送社長等を経て、2000年、第42回衆議院選挙で初当選。以来、連続7回当選。自民党政調副会長、国土交通副大臣、内閣常任委員長、自民党IT戦略特命委員会委員長等を歴任。2018年第4次安倍改造内閣にてIT政策担当大臣、内閣府特命担当(科学技術・知的財産戦略・クールジャパン戦略・宇宙政策)大臣就任。2019年10月自民党デジタル社会推進特別委員長に就任。2020年9月菅内閣にてデジタル改革担当大臣、情報通信技術(IT)政策担当大臣、内閣府特命担当大臣(マイナンバー制度)就任。2021年9月、デジタル大臣、内閣府特命担当大臣(個人情報保護委員会)就任。

10:25-10:40
(15分)
OP-2 オープニングリマークス
須田 義大

「中小企業データ活用フォーラム 2021」委員長

東京大学 大学院情報学環 教授

越塚 登

プロフィール

専門は計算機科学 (Computer Science)。特に、Ubiquitous ComputingやIoT(Internet of Things)やOpen Data、Operating System、Computer Network、Human Computer Interface、Block Chainなどの研究に取り組んできた。近年は情報通信技術を活用した社会課題の解決や、社会基盤としての情報システムに関心を持ち、特にスマートシティ(特に都市OS)やデータ流通基盤の研究を中心に活動している。

10:40-11:20
(40分)
K-1 オープニング基調講演

東京都のデジタル戦略について

宮坂 学

東京都

副知事

宮坂 学

概要

世界中の国々や民間企業がデジタル前提の社会やビジネスモデルの構築に取り組む中で、東京都を含む行政のデジタル化は後れを取っているのが現状である。行政のデジタル化は待ったなしであり、東京都は、デジタルの力で東京のポテンシャルを引き出し、都民が質の高い生活を送ることができる「スマート東京」の実現に向け、都庁全体で多角的な施策を展開している。
また、データが持つポテンシャルにも着目し、「東京データプラットフォーム」をはじめとするデータ利活用の取組も進めている。こうした都のデジタル戦略について、分かりやすく紹介する。

プロフィール

1967年生まれ。山口県出身。同志社大学経済学部卒業。1997年6月にヤフー(株)に入社。2012年6月に代表取締役に就任。2013年6月ソフトバンク(株)取締役に就任。2018年6月にヤフーの取締役会長に就任。2019年7月に東京都参与、同年9月より現職。

11:20-12:00
(40分)
S-1 特別協賛講演

加速するデジタル時代のデータ経営

木浦 武志

株式会社セールスフォース・ドットコム

Tableauソリューションビジネス本部

Analytics Specialist

木浦 武志

プロフィール

外資系ベンダーでBI・機械学習製品のプリセールスを経て、セールスフォース ・ドットコムへ入社。製造業を中心にAIとBIを用いたデータ利活用プロジェクト支援を推進中。

松井 葵

株式会社セールスフォース・ドットコム

セールス ディベロップメント本部

コマーシャル事業部 第3営業部

部長

松井 葵

プロフィール

国内SIerを経て、2014年にセールスフォース・ドットコムへ、新規開拓型インサイドセールスとして入社。
その後4年間首都圏エリアの中堅・中小企業の外勤営業→2020年2月よりセールスディベロップメント本部コマーシャル事業部部長としてインサイドセールスチームを担当し、現在に至る。

概要

刻々と変化する経営状況に対して、いま求められる「データドリブン経営」とはー。
勘や経験に頼るのではなく、データ(=事実)を元にした判断を行いたい。
一方で社内にデータ活用・分析に長けた人材がいない。
そのようなお声は、昨今多くの経営者・事業責任者の皆様からいただいている。
そこで注目を集めるのがBIツール(ビジネスインテリジェンス)である。
BIを活用することで今まで自社に蓄積されてきたデータから " AI " が皆様のビジネスを成功に導く新たな道筋を示してくれている。
本セッションでは、これからの変化に対応するためのデータ分析、BIツールの定着化、AI活用についてお話させていただく。

12:00-13:00
(60分)
DSA DATA-EX賞 授賞式
13:00-13:40
(40分)
13:00-13:20(20分)
A-1 招待講演

劇的に生産性と利益率を上げた「老舗食堂ゑびや」のデータ活用法

小田島 春樹

株式会社EBILAB

代表取締役

小田島 春樹

プロフィール

1985年、北海道生まれ
大学ではマーケティングと会計学を専攻
大学卒業後、ソフトバンク株式会社にて組織人事や新規事業・営業企画を担当
2012年、妻の実家が営む「有限会社ゑびや」に入社し、店長、専務を経て、現在は有限会社ゑびやと株式会社EBILABの代表取締役を務める
2016年、地域の課題解決を研究テーマに三重大学地域イノベーション学研究科の博士課程へ進学
2018年、同大学院での研究テーマの社会実装の為、サービス業向けデータ解析サービスプロダクトを手掛ける株式会社EBILABを設立
2019年、三重大学地域イノベーション学研究科の博士課程を単位取得退学、引続き論文を執筆中。

常盤木 龍治

株式会社EBILAB

CTO・CSO・エバンジェリスト

常盤木 龍治

プロフィール

1976年、東京生まれ
2001年より国内外の数多くのNo.1シェアプロダクトに携わる
AI/IoT/Cloud/LeanUXを得意とするプロダクトデザイナー/軍師/エバンジェリスト
テンダ→B-EN-G→インフォテリア(現アステリア)→SAP→レキサス
2016年より日本の産業構造変革加速の為、パラレルキャリアで日本を代表するテクノロジー企業で様々なプロダクト企画/開発/事業戦略/マーケティング/人材育成に携わる
2018年初頭より、ゑびやに事業戦略アドバイザーとして参画
2018年 EBILAB創業と同時にファウンダーとして、CTO/CSO/ヱバンジェリストに就任

概要

伊勢の老舗食堂『ゑびや』はほんの数年前はそろばんを弾いて経営する昔ながらの食堂。
それが数年前にデジタルシフトに成功し、今や様々なメディアに取り上げらている。その経験をもとに日本中の悩めるサービス業のデジタルシフト支援を手がける老舗食堂発スタートアップEBILAB(エビラボ)を立ち上げた。どのようなステップで必要な技術を取り入れチーム組成をし“データをもとに考える経営”を成し遂げたのか、従業員を増やさず売上5倍利益10倍を実現した背景と、withコロナでのニュー・ノーマルに対応した経営術、明日からでも簡単に始められるデータ活用法を紹介

13:20-13:40(20分)

六本木スマート街路灯の設置とデータ利活用の取り組み

臼井 浩之

六本木商店街振興組合

理事長

臼井 浩之

概要

六本木商店街では既存の街路灯を新たなスタイルの「スマート街路灯」に建て替えている。「スマート街路灯」はカメラ、デジタルサイネージ、通信機器等を装備し24時間歩行者通行量を計測するとともにデジタルサイネージから各種情報発信を行なう。カメラからの計測データをもとにコロナ禍におけるまちの混雑度表示や購買データとの組み合わせを行った東京都データ利活用プロジェクトの結果を交え、まちの見える化から地域課題への取り組みについて語る。

プロフィール

1956年六本木生まれ。サラリーマン生活を経て写真業を営む。2002年より六本木商店街振興組合理事就任、2018年より理事長を務める。夜のイメージ強い六本木から昼も夜も楽しめるまちへ「アート&デザインのまち」をコンセプトとしてイベントを展開し環境変化に対応したまちづくりを推進。商店街としてのロゴマークやそのサインを六本木交差点首都高速に掲出、桁下にはデザイン照明を設置するなどまちなかの施設整備を推進。近年ではカメラ、デジタルサイネージなどを備えたスマート街路灯の設置とその活用の業務にあたっている。港区商店街連合会副会長。

13:40-14:20
(40分)
A-2 協賛講演

中小企業の生産性につながるデジタルトランスフォーメーションとは?共創の意識で臨む変革。

平良 学

株式会社フォーバル

コンサルティング事業推進本部

執行役員/コンサルティング事業推進本部 本部長

平良 学

概要

DX(デジタルトランスフォーメーション)という言葉が世間をにぎわせ、目覚ましいスピードで世の中がデジタルシフトしている。変化への対応という点では、企業規模問わず迅速さと柔軟さが求められているなかで、いま、中小企業が取り組むべきことを、創業以来中小企業の利益貢献を主軸に事業展開をしてきたフォーバルの事業責任者が、数々の事例をもとに紹介する。
国内企業の99.7%を占める中小企業が、共助と共創への意識を持ち、情報やデータを共有することによる新たな価値を生み出す未来を、今回のフォーラムを通して考えてみたい。

プロフィール

1992年フォーバル入社後、様々な事業責任者に就任。地方の赤字支社の立て直し、コンサルティング事業の立ち上げに成功。現在は全国のコンサルティング事業の全体統括、中小企業のための経営情報分析プラットフォーム(きづなPARK)の構築、中小企業の実態を集めた白書(ブルーレポート)の統括、国・行政との連携などを行うコンサルティング事業推進本部の責任者として活躍。

数々のメディア掲載実績を持ち、中小企業経営者を対象とした経営塾の講師、中小企業のデジタル化、DX(デジタルトランスフォーメーション)への指南を始めとするウェビナーにも数多く登壇。

14:25-14:55
(30分)
B-1 招待講演

データ活用の合言葉は『守り』と『攻め』

佐々木 潔

Zホールディングス株式会社

常務執行役員 グループチーフデータオフィサー(GCDO)

佐々木 潔

概要

ビジネスでデータを活用することは売上等の目標に向けての大きな武器となる一方、データ自体の扱いを疎かになることでレピュテーションリスクを引き起こす可能性も秘めている。
企業においてデータの利活用は「守り」と「攻め」とのバランスが重要になる。
本セッションでは、多数のデータカンパニーを傘下に持つZホールディングスのデータに関する取り組みと主軸企業でもあるヤフーが実践しているデータに対する「守り」と「攻め」についてご紹介する。

プロフィール

2009年、ヤフー株式会社に入社。ヤフーが提供するマーケティング事業の研究開発を担当。
2015年、ヤフー全体のデータ利活用を統括する部門設立に伴い、データ基盤の開発責任者 に就任。
事業部のデータ活用を後押しするデータサービス部門の責任者を経て、2017年に執行役員CDO(チーフデータオフィサー)に就任。
2020年4月Zホールディングス株式会社 グループチーフデータオフィサー(GCDO)就任。
2021年3月から現職。

14:55-15:35
(40分)
B-2 協賛講演

カートシステムのデータを利用したEC売上げアップの事例大公開

小売企業のカートシステム×データ活用最新事例

大薮 悟志

株式会社データX

Customer success Unit

Manager

大薮 悟志

概要

ECサイト運営企業の多くが利用している「カートシステム」。
一方で、カートシステムで取得したデータを有効活用出来ている企業はそう多くない。
本イベントでは、カートシステムのデータを活用し、売上を飛躍的に向上させた小売企業の事例をご紹介する。

プロフィール

「b→dash」のカスタマーサクセス業務に従事。
EC業界、人材業界、百貨店業界など幅広い業界のマーケティングに精通している。

15:40-17:00
(80分)
K-2 クロージング基調講演 パネルディスカッション

データ駆動型社会の中小企業におけるデータ利活用

越塚 登
モデレーター

東京大学

大学院情報学環

教授

越塚 登

プロフィール

専門は計算機科学 (Computer Science)。特に、Ubiquitous ComputingやIoT(Internet of Things)やOpen Data、Operating System、Computer Network、Human Computer Interface、Block Chainなどの研究に取り組んできた。近年は情報通信技術を活用した社会課題の解決や、社会基盤としての情報システムに関心を持ち、特にスマートシティ(特に都市OS)やデータ流通基盤の研究を中心に活動している。

大川 真史
パネリスト

東京商工会議所

「小規模製造業の好事例発信事業」ワーキンググループ

座長

大川 真史

プロフィール

大学卒業後、IT企業を経て三菱総合研究所に12年間在籍し2018年からウイングアーク1st(株)勤務。専門はデジタル化による産業構造転換、中小企業のデジタル化。 東京商工会議所学識委員、内閣府SIP My-IoT PFメンバー、Garage Sumida主席研究員、 、明治大学研究員など兼務。
国内最大のIoT勉強会「IoTLT」分科会、M5Stack UGなど複数コミュニティを主催。経済産業省・日本経団連・経済同友会・自治体・経済団体等での講演、新聞・雑誌の寄稿多数。直近では共著「マーケティングDX最新戦略」「最新マーケティングの教科書2021」(ともに日経BP社)

松島 桂樹
パネリスト

一般社団法人クラウドサービス推進機構

代表理事

松島 桂樹

プロフィール

一般社団法人クラウドサービス推進機構(CSPA)代表理事
公益財団法人ソフトピアジャパン理事長
日本アイ・ビー・エム(株)製造業担当営業部門、CIM主任スペシャリスト、エンジニアリング・システム企画担当、岐阜経済大学 経営学部 助教授、生産情報システム 担当、平成11年 経営学博士(専修大学)
主著:『戦略的IT投資マネジメント』(白桃書房,1999年)
『情報ネットワークを活用したモノづくり経営』(中央経済社,2004年)
近年、中小企業の共通EDIの活用などの支援活動

南雲 岳彦
パネリスト

一般社団法人スマートシティ・インスティテュート

専務理事

南雲 岳彦

プロフィール

地球環境と市民が共存し、誰もが幸福になれるグリーン&デジタルなまちづくりと国づくりに従事。
三菱UFJリサーチ&コンサルティング㈱専務執行役員、内閣府規制改革推進会議委員、経産省産業構造審議会委員、総務省独立行政法人評価制度委員会委員、IPAデジタルアーキテクチャ・デザインセンター・アドバイザリーボードメンバー、世界経済フォーラムC4IRフェロー、アジア・スマートシティ会議推進委員、東京データプラットフォーム協議会委員、京都大学経営管理大学院客員教授、タリン工科大学客員教授、東海大学客員教授、国際大学GLOCOM上席客員研究員等を兼任。

概要

日本は、将来の社会のビジョンとして、Society 5.0を掲げ、データ駆動型社会の確立を目指している。我が国でも政府によって包括的データ戦略が定められ、データプラットフォームとしてDSAによるDATA-EX構想がスタートした。東京都でも東京データプラットフォーム(TDPF)事業が始められている。また、欧州におけるInternational Data SpaceやGaia-X、インドのIndiaStackなど、海外でもデータ利活用に向けた基盤つくりが盛んに進んでいる。こうした動向を踏まえつつ、我が国の産業を支えている中小企業における今後のデータの利活用について、お話したい。