2016年9月から開始した「ブロックチェーン基礎講座」も、既に7回の開始実績を数え、延べ200名以上が受講いただき、毎回、高い評価の声をいただいております。
また、ブロックチェーンも、仮想通貨のバックボーンミドルウエアからビジネス/社会インフラを支えるコアミドルウエアへの利用への移行、更に実証実験の段階から実装段階に入り、その成果を検証する時代に突入しつつあります。
インプレスでは、ブロックチェーンの基本機能・特徴を演習を交えて教導する:<リテラシー編>、Linux Foundationが推進するHyperledgerのブロックチェーン技術である:<Hyperledger Fabric>の詳解・演習をテーマに、授業セミナを実施して参りました。
今回、2018年9月度は、ブロックチェーンの基本機能の修得に加えて、如何にその機能を生かして効果的な業務アプリケーションを構築すべきか、という新たな観点に重点を置いて、「ブロックチェーン・アプリケーション開発力養成講座2018<シナリオ設計・構築演習編>」として、新シリーズを展開して参ります。
講師には、日本を代表する大手デジタル企業・日立製作所を迎えます。
同社が、独自に研究・開発し、ブロックチェーンの業務への適用を類型化した「ブロックチェーンパターンブック」(転売/又貸しの追跡、相互に調整可能な価値、流通経路の選択、支払元・支払先の割り振り、目的外使用の制限、累積された価値の保証、業界台帳のマッシュアップ、コミュニティ与信、最適化された解体と再編等々)を元に、受講者を小人数のチーム構成にし、講師の講義、チームでのワークショップ・実装演習により、ブロックチェーンアプリケーション開発の基礎知見の養成を図れるように企画いたしました。
- 授業構成
- 1日目
- <ブロックチェーン概論とブロックチェーンパターンブック>、<パターンブックを活用したユースケース創出演習>として、講義とアイスブレーク・ゲーミフィケーションを交えて、ブロックチェーンの基本機能の修得と、従来のIT構築手法とは異なるブロックチェーンアプリケーション構築の礎となるロジカルシンキングなシナリオ作成方法やビジネスエコシステムを、パターンブックを参考に、チーム構成で議論・演習しながら理解を図ります。
また、2日目実施するアプリケーション実装の演習を行うための授業利用環境のガイダンスを行います。 - 2日目
- 1日目のアイディアソンの成果を元に、<ブロックチェーンアプリ開発演習>として、アプリケーション開発手順とアプリケーションモデリングの講義・ハンズオンから、更には、演習課題を通じての実際のアプリケーション実装をチームで行います。
講義・アイディアソン・実装演習を通じて、ブロックチェーンアプリケーション作成を実際に体感し、その本質の理解を図る構成として予定しています。
既に、フィンテック・ブロックチェーンプロジェクトに参加している方は勿論、新規事業企画部門・担当スタッフの方など幅広い階層の方々等、多くの部門・皆様のご参加を心よりお待ちしております。
- 今回授業の特徴
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- ブロックチェーンの基本機能・特徴の把握と、ブロックチェーンをベースにしたブロックチェーンアプリケーション開発の基礎を講義・演習で理解を図る
- 特に、ブロックチェーンアプリケーションを開発するためのロジカルシンキング・デザイン思考をベースにしたビジネスエコシステムの考え方の体験を図る
- 通貨/決済などの金融業務への限定利用から、社会インフラへの利用へとシフトするブロックチェーンの利用トレンドの変化を実装を通じて体感する
- 他の同様なタイプの授業よりも低価格(受講料、テキスト代含)な受講料を実現
- 全2日。参加しやすい午後から集中的な授業を実施(1日(回):午後1時から午後6時)
※昨年及び前回実施した『データサイエンス基礎講座』を受講された方にも受講をお薦めいたします。
インプレス・セミナーについて
インプレスでは、「データサイエンス・機械学習」の、その有用性にいち早く着目し、2014年5月から「データサイエンス基礎講座シリーズ」(<数学知識ゼロ、プログラミング経験ナシ、から始める機械学習>、<Python演習編>、<IoT/ビジネスアナリティクス編>、<IBM Watson‐アプリケーション編>、<ディープラーニングの理論と実践編>等々)を始め、「ブロックチェーン基礎講座シリーズ」(<ビヨンドブロックチェーン概論>、<Hyperledger Fabric編>)、「マイクロサービスアーキテクチャ基礎講座シリーズ」(<Scrum基礎講座>、<AWS Lambda実践編> 等)など、最先端のテクノロジーにフォーカスした授業セミナーを連続して実施してきています。
デジタル事業部門、情報エンジニアリング部門、データ分析担当者、新規事業部門の方々、先端外資系ITベンダー等、幅広い各層の方が参加し、延べ1,000名以上の方々に受講いただき、実施回は、いずれも授業内容について高い評価を得ています。
開催概要
セミナー名 | ブロックチェーン・アプリケーション開発力養成講座2018 <シナリオ設計・構築演習編> |
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日時 |
全2回 |
会場 |
東京都千代田区神田神保町1-105 神保町三井ビルディング23F
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主催 | 株式会社インプレス |
協力 | 株式会社日立製作所 |
特別協力 | フューチャーブリッジパートナーズ株式会社 |
参加対象 |
今回の講座は、日立製作所が独自に研究・開発した「ブロックチェーンパターンブック」を利用してユースケースシナリオを設計し、Hyperledger Fabricを用いてごく小さな環境で、手を動かしながら「動作の検証・ビジネスエコシステムの実装などの特徴を掴む」事を主眼にした講義構成を予定しています。
必ずしもコンピュータ及びブロックチェーンに精通している必要はありませんが、必要最低限のIT利用経験(実務で2~3年程度の何らかのIT機器利用の経験を有する事、何らかのプログラム言語利用経験を有する事)があれば、より理解が進みます。 |
受講料 | 59,400円(税込) |
お問い合わせ先 |
株式会社インプレス データサイエンス講座2018事務局(担当:石川義貴) E-mail:jimukyoku@impress.co.jp 受付時間 10:00~18:00(土・日・祝日を除く) |
定員 | 50名(最少開講人数30名)
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注意事項
- 最少開講人数30名となります。
- 受講票は2018年9月3日(月)以降、順次電子メールにてご連絡させていただきます。
- 応募者多数となりました場合には、受講いただけない場合がございます。予めご了承ください。今回ご受講いただけないお客様には、次回の開講について、改めてご案内させていただきます。
- 講師・講座内容は予告無く変更される場合があります。予めご了承ください。
- 製品購入を前提としたり、製品販売促進のためのセミナーではありません。
- ロゴ、記載されている製品およびサービス名は・会社名・団体名は、各社の商標または登録商標です。
- Hyperledger Fabric は ブロックチェーン フレームワーク インプリメンテーションで、The Linux FoundationがホストするHyperledgerのプロジェクトの1つです。
重要:利用ソフト、持参PC等、機器について
- 授業の演習には、PCを利用します。ご自身のPCを持参ください。
- 必要最低限のPCリソースで演習可能な内容です。
- 受講時には、PCを持参・利用下さい。
- 受講生には、改めて使用プログラムの環境設定方法をメール等でご連絡いたします。
- PCでの演習時の機種・環境設定等は、ご自身の責任において行っていただきます。