ブロックチェーン基礎講座2018 ~ビヨンドブロックチェーン概論:斉藤賢爾編~ ブロックチェーン基礎講座2018 ~ビヨンドブロックチェーン概論:斉藤賢爾編~

本セミナーは受付を終了いたしました。

“あの”斉藤賢爾氏と直接話せる貴重な機会、見逃すな!

今回は、「ブロックチェーン基礎講座」シリーズで、メイン講師を務めていただいている慶應義塾大学 SFC研究所/環境情報学部 上席所員/講師の斉藤賢爾氏がインプレスから刊行した「信用の新世紀 ブロックチェーン後の未来」 (インプレス・NextPublishing)の上梓を記念した特別講演と、一般社団法人ビヨンドブロックチェーンが開発し、3月に発表した新たなブロックチェーン用基盤ソフトウェア「BBC-1 (Beyond Blockchain One)」の機能・特徴の理解を狙いとしたチュートリアルも授業で実施いたします。

BBc-1(Beyond Blockchain One)
「ブロックチェーンでできるとされていることを本当に」実現するため、そして現在のブロックチェーンが抱えている課題への解決策を提示するために生まれたソフトウェア。
BBc-1特徴
  • 既存のブロックチェーンよりも強固な改ざん耐性
  • ブロックやProof of Work(作業証明)といった、効率を損なう要因を取り払い、即時性、省資源およびスケーラビリティを達成できる設計
  • データの共有範囲を設定し秘匿性を達成できる、「ドメイン」と呼ばれるサブ ネットワーク
  • Bitcoinの考え方を踏襲した、(同一ドメイン内の) 第三者による検証可能性を 担保したデータ構造
  • プライベートな応用でもトランザクションの証明機能を提供
  • 初期にはBitcoinやEthereumといった既存のブロックチェーンと共に動作するこ とにより達成
  • 中長期的には履歴交差の考え方を応用した独自方式により達成
  • ユーザ識別子と公開鍵を分離することにより、秘密鍵が失われた場合の回復手段を提供
  • コア部ではベーシックな機能だけを提供することによる高度な拡張性

Think IT (2018年3月19日)

揺籃期にあるブロックチェーンを、未来への提言・事例講演・BBc-1のハンズオン等から構成し、未来を見つめながらも、現状を踏まえて、ビジネス・社会システム変革への途を多様な角度から理解を深めるよう構成いたしました。

この授業受講後には、ビジネス/業務分野に幅広くの利用・応用を検討できるようになると確信しておりますので、1人でも多くの方々の受講を心よりお待ちしております。

授業の特徴
  • メイン講師を務めていただいている慶應義塾大学 SFC研究所/環境情報学部 上席所員/講師の斉藤賢爾氏がインプレスから刊行した「信用の新世紀 ブロックチェーン後の未来」 (インプレス・NextPublishing)の上梓記念
  • 同著を問題提起としながら「事例講演」を加え、未来のブロックチェーンと現状利用との対比からブロックチェーンの理解を図る
  • 一般社団法人ビヨンドブロックチェーンが開発し、3月に発表した次世代のブロックチェーン用基盤ソフトウェア「BBC-1」の機能・特徴の理解をハンズオンを通じて理解を図る
  • 他の同様なタイプの授業よりも低価格(受講料、テキスト代含)な受講料で実施
  • 全3回。すべて就業後に参加し易い午後7時から授業を開始(1回:120分)

既にフィンテック、ブロックチェーンプロジェクトに参加している方は勿論、新規事業企画部門・担当スタッフの方など幅広い階層の方々等、多くの部門・皆様のご参加を心よりお待ちしております。

講師紹介

斉藤 賢爾 氏

慶應義塾大学 SFC研究所/環境情報学部で上席所員/講師(非常勤)、また、早稲田大学 大学院経営管理研究科で講師(非常勤)を務め、17年以上にわたりP2Pおよびデジタル通貨等の研究に従事し、最先端の分散台帳コンセンサス技術基盤環境に精通。白熱の授業と熱血のファシリテイトを展開していただきます。

充実のカリキュラム!

1日目:<講演・演習環境のダイダンス(演習)>
斉藤氏の自著「信用の新世紀 ブロックチェーン後の未来」をベースに、「Beyond Blockchain」論を中心に、その後に想像される非連続な社会システムのあり方を講演いただきます。
また、演習で利用する「BBc-1」の稼働環境のガイダンスを行います。
2日目:<事例講演・質疑応答>
同氏がCSOを務める株式会社ブロックチェーンハブのIndustry Analystである堀 鉄彦 氏から「ビジネス分野でのブロックチェーンの有効活用のために(ブロックチェーン導入事例等の紹介含)」の特別講演をしていただきます。
ブロックチェーンの目指す未来を特別講演と受講者との質疑応答を通じて講義を深めたいと考えております。
3日目:<演習・講義>
「実践!『BBc-1』ハンズオン」として、手を動かしながらBBc-1のコアシステムの機能・特徴の理解から、アプリケーション開発までを演習しながら理解を図ります。

<基本履修事項>
  • 記録の保存と検証・証明、更新、承認
  • レッジャーサブシステムとしての Ethereum の利用 (アンカリング)
  • Ethereum 実行環境のセットアップ
  • アンカリングのスマートコントラクト
  • マークル木の生成とアンカリング
  • ※昨年及びインプレスが実施している各種講座に参加いただいた方も、新たな知識・知見の取得の意も含め受講をお薦めいたします。

開催概要

セミナー名 ブロックチェーン基礎講座2018 ~ビヨンドブロックチェーン概論:斉藤賢爾編~
日時
  • 2018年6月13日(水)19:00~21:00(受付開始 18:30)
  • 2018年6月21日(木)19:00~21:00(受付開始 18:30)
  • 2018年6月29日(金)19:00~21:00(受付開始 18:30)

全3回

会場 ■1限目

インプレスグループ セミナールーム

東京都千代田区神田神保町1-105 神保町三井ビルディング23F

  • 三田線神保町駅[A9]徒歩1分
  • 新宿線神保町駅[A9]徒歩1分
  • 半蔵門線神保町駅[A9]徒歩1分
  • 東西線竹橋駅[3b]徒歩5分
  • 千代田線新御茶ノ水駅[B7]徒歩5分
  • JR線御茶ノ水駅[御茶ノ水橋口]徒歩8分

■2限目以降

Diagonal Run Tokyo(ダイアゴナル ラン トウキョウ)

東京都中央区八重洲2丁目8番7号 福岡ビル4階

  • JR線東京駅 徒歩約9分
  • JR線有楽町駅 徒歩約7分
  • 銀座線京橋駅 徒歩約3分
  • 有楽町線銀座1丁目駅 徒歩約4分
  • 浅草線宝町駅 徒歩約6分
主催 株式会社インプレス
協力 株式会社ブロックチェーンハブ
特別協力 フューチャーブリッジパートナーズ株式会社
参加対象 ブロックチェーンの企画・利用・実装・API開発等に携わる方 業務やIT利用に利用・活用を考えられている方 その他フィンテックに関する業務・企画をしている方々 等
  • ※「演習・ハンズオンがあります。演習に際して、ブロックチェーンに対する深い経験・理解はありませんが、必要最低限のIT利用経験(実務で2~3年程度の何らかのIT機器利用の経験を有する事、何らかのプログラム言語利用経験を有する事)があれば、より理解が進みます。
受講料 37,800円(税込)
参加特典
書籍 『Python機械学習プログラミング 達人データサイエンティストによる理論と実践』

※初日終了後プレゼント

書籍 『信用の新世紀  ブロックチェーン後の未来

お問い合わせ先

株式会社インプレス 基礎講座シリーズ事務局(担当:石川義貴)

E-mail:jimukyoku@impress.co.jp

受付時間 10:00~18:00(土・日・祝日を除く)

定員 50名(最少開講人数20名)
  • ※応募者多数となりました場合には、受講いただけない場合がございます。
    予めご了承ください。

※重要:利用ソフト、持参PC等、機器について

  • 授業の演習には、PCを利用します。ご自身のPCを持参ください。
    必要最低限のPCリソースで演習可能な内容です。
  • 受講時には、PCを持参・利用下さい
  • 受講生には、改めて使用プログラムの環境設定方法をメール等でご連絡いたします
  • PCでの演習時の機種・環境設定等は、ご自身の責任において行っていただきます

※受講に際しての留意事項

  • 実務で2~3年程度の何らかのIT機器利用の経験を有する事
  • 何らかのプログラム言語利用経験を有する事
  • 座学・講義受講のみを希望する方も受講可能

インプレス・セミナーについて

インプレスでは、「データサイエンス・機械学習」の、その有用性にいち早く着目し、2014年5月から「データサイエンス基礎講座」を企画・実施を皮切りに、「ブロックチェーン」・「MixedReality」など、今、IT/ビジネスで最も旬なテーマを取り上げ授業を企画・実施してまいりました。

この中で「ブロックチェーン基礎講座」シリーズとして、2016年9月、2017年2月・7月・10月、2018年2月と、通算5回を数えます。また、「ブロックチェーン基礎講座<概論編>」、「ブロックチェーン基礎講座<Hyperledger Fabric編>」と、タイプの異なる機能・製品形態を取り上げながらも、ブロックチェーンの基礎知識理解のための講義とコアとなる基盤環境を、受講者に実際に構築・ハンズオンしていただく授業セミナーを継続実施してきています。実施回は、いずれも多くの受講者に集まっていただき、授業内容についても高い評価を得ています。