2019年5月度のクラウドネイティブ関連シリーズには、2018年3月から実施し、今回を加えて通算4回目の開催となる「AWS Lambda実践講座」が、Lambdaバージョン変更への対応は勿論、新たなセッション(事例特別講演)を加えて、「AWS Lambda実践講座2019」として再び実施いたします。
メイン講師の大澤文孝(おおさわ ふみたか)氏は、テクニカルライター/プログラマー、情報処理資格としてセキュリティスペシャリスト、ネットワークスペシャリストを取得、Webシステムの設計・開発とともに、長年の執筆活動のなかで、電子工作、Webシステム、プログラミング、データベースシステム、パブリッククラウドに関する書籍を多数執筆しています。
インプレス社刊の『AWS Lambda実践ガイド ~アーキテクチャとイベント駆動型プログラミング~』をベースにした講義・チュートリアル/ハンズオンの熱血授業は、毎回、受講者から高い評価を得ています。
授業の構成は、前半に「実践授業の前のPC持参環境の説明/ガイダンス」・「Lambda演習授業のための前提知識・環境の解説・演習」として、AWS Lambda利用の基礎知識と活用環境を手を動かしながら学習していただきます。
後半は、その知識をベースに、Lambdaを使った実践的なプログラミングの解説と課題演習を手を動かしながらサーバーレス・アプリ開発を体感していただきます。
今回のAWS Lambda実践講座2019では利用・解説するサンプルを刷新/パワーアップ。Webアプリケーションの開発に焦点を当てたものに一新し、写真と本文をアップロードして簡易な商品カタログを作れるサイトのアプリ構築をしていきます。
Lambdaを用いたファイルのアップロード、データベース操作、認証など、すぐに活用できる実践的な活用ケースをベースに演習及び演習指導をいたします。
また開発環境として、AWS Cloud9を利用。ブラウザだけですぐに開発できる環境を経験し、その理解を受講者の皆様には図っていただきます。
『AWS Lambdaの機能は理解したが、ビジネスシーンへの適用』、『これからAWS Lambdaを利用してみたいが、実際に利用している方にも話を聞きたい』などの声が多く寄せられた事もあり、今回は、特別講演枠を設定いたします。
株式会社野村総合研究所(NRI)から、「ヤマハ発動機株式会社」への顧客満足度を高めるPOSシステムを3カ月でサーバーレスのクラウドネティブアーキテクチャで構築、「岡三オンライン証券株式会社」で、従来の構築手法ならリリースに1年半にかかる(仮想株取引システム)を、1カ月半でリリースを実現、大手航空会社のWEBサイトでオリジナルツアーを作成・購入できるシステムを1週間で構築等のAWS Lambdaの導入事例/活用経験をベースに、その利用の狙い・経緯、導入時の留意点、活用後のメリット・留意点などを、忌憚なく講演をいただきます。
受講者の皆様には、聴講だけでは無く、授業全体を通じて、受講者も交えて、活発な質疑応答・ディスカッションをお願いいたします。
※ あくまでも授業カリキュラムに沿った教導のポイントの概要です。講座内容は予告無く変更される場合があります。また、授業の進捗により、遅速が生じる事があります。予めご了承ください。- 受講生の声(2018年3月開催アンケート)
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「AWS Lambda実践講座2018」
- ハマリ所も話しながらの説明で勉強になった
- 非常に実用的なサンプルで、Lambdaがどのようなものか分かりました
- 手を動かすことで、Lambdaのイメージや活用が身について良かったです
- 書籍の内容になぞる流れでしたが、先生の追加トピックも適当にあってAWSの最新コンソールでの操作確認も出来たので良かったと思います
- 受講生の声(2018年6月アンケート)
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「サーバレスアーキテクチャ基礎講座2018<AWS Lambda実践編>」
- 構築手順も日々変化している事が実感出来た
- 演習で想定されているケースが現実的で良いと思う
- 丁寧に教えていただきLambdaがどの様なものか、どんな事が出来るか分かりました
- 全体を通して資料が非常に分かりやすく、良かった
- 受講生の声(2018年10月アンケート)
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「第3回 サーバレスアーキテクチャ基礎講座2018<AWS Lambda実践編>」
- シンプルだが、応用がきく内容で最初の内容として良かった
- LambdaやCloud9の使い方だけではなく、動いている環境の実体についても解説があり、理解しやすい講座でした
- 先生の話が聞きやすく、質問もしやすかった。同じ先生でまた参加したいです。
- Lambdaを題材として色々なAWSサービスにふれられて良かったです。サービスを替えてまたやって欲しい。
※あくまでも授業カリキュラムに沿った教導のポイントの概要です。進行スケジュール及び製品変更・進行遅速により変更がありますのでご了承下さい。
また、「最後の方も演習できる時間があれば良かったです」、「内容が盛りだくさんで欲を言えば、あと1時間あると良かった」との声を、受講者の皆さまから多数いただいている事から、今回は授業の進行に応じ授業時間が延長する場合もあります。その旨、了解・理解の上、受講下さい。
※予定定刻以降の帰社・帰宅は自由です。
既に、AWS環境を有効活用している利用者・開発者の方は勿論、サーバーレスアーキテクチャに初めての方々、クラウドシステムの先端利用を検討している方々など、幅広い階層の方々に本講座の利用を通じて、同システムを有効利用/応用できる素養を身に付ける場として活用下されば幸いです。
更に、多くの皆様のご参加を心よりお待ちしております。
- 今回授業の特徴
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- AWS Lambdaを俎上に、サーバーレスコンピューティングのアーキテクチャとイベント駆動型プログラミングの基礎を理解する
- 講義は、「ハンズオン/演習/課題実習」を主体に、Lambda関数の基本理解から応用可能なサーバーレスシステム構築可能なテクノロジ・インフラ側面の実践的知識・スキルの習得を図る。
- 合わせて、実用的なサーバーレス・アプリ開発を演習・体感する事で、その利用用途の理解を図る
- 「活用事例講演」も追加。実ビジネスへの利用シーンへの応用指針を学ぶと共に、受講者との議論を元に、その留意点も考えられるよう構成
- 他の同様なタイプの授業よりも低価格(受講料、テキスト代含)な受講料を実現
インプレス・セミナーについて
インプレスでは、「データサイエンス・機械学習」の、その有用性にいち早く着目。
2013年秋からビッグデータ、AI研究の先端研究が進む東京工業大学大学院イノベーションマネジメント研究科/東京大学政策ビジョン研究センターに協力を仰ぎ、授業タイプのセミナーとして改めて企画し、2014年4月から「データサイエンス講座」として実施してまいりました。
現在では、「データサイエンス基礎講座シリーズ」、「ブロックチェーン基礎講座シリーズ」に加え、「クラウドネイティブコンピュータ/マイクロサービスアーキテクチャ基礎講座シリーズ」(Scrum基礎講座、AWS Lambda実践編、Kubernetes基礎実践編 等)など、最先端のテクノロジーにフォーカスした授業セミナーを連続して実施してきています。
データ分析担当者だけではなく、情報エンジニアリング部門、新規事業部門、品質管理部門の方々、先端外資系ITベンダー等、幅広い各層の方が参加し、延べ1,500名以上の方々に受講いただき、高い評価を受けています。
開催概要
セミナー名 | サーバレスアーキテクチャ基礎講座2019<AWS Lambda実践編>
~ 講義・ハンズオン・活用事例講演の充実構成 ~ |
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日時 |
全2回 |
会場 | Diagonal Run Tokyo(ダイアゴナル ラン トウキョウ) 〒104-0028 東京都中央区八重洲2丁目8番7号 福岡ビル4階
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主催 | 株式会社インプレス |
協力 | 株式会社野村総合研究所 |
特別協力 | フューチャーブリッジパートナーズ株式会社 |
受講対象 |
※上記知識について、事前に学習し受講に臨める方、上記サービスについて初めて取り組む方、興味のある方も受講いただけます 【留意事項】 AWS環境を活用している利用・開発者の方、サーバーレスアーキテクチャシステムに関する知識を習得したい方、または、この授業内容に必要な事項を事前に学習し、授業内容を理解できるレベルに達したと考える方等の要件を満たす方の受講を推奨 |
受講料 | 59,400円(税込) |
参加特典 | 【各回毎配布】
■初日終了後プレゼント
書籍 『AWS Lambda実践ガイド ~アーキテクチャとイベント駆動型プログラミング~』 |
お問い合わせ先 |
インプレス 基礎講座シリーズ事務局(担当:石川義貴) E-mail:jimukyoku@impress.co.jp 受付時間 10:00~18:00(土・日・祝日を除く) |
定員 | 50名(最少開講人数20名)
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注意事項
- 最少開講人数20名となります。
- 受講票は2019年5月13日(月)以降、順次電子メールにてご連絡させていただきます。
- 応募者多数となりました場合には、受講いただけない場合がございます。予めご了承ください。今回ご受講いただけないお客様には、次回の開講について、改めてご案内させていただきます。
- 講師・講座内容は予告無く変更される場合があります。予めご了承ください。
- 製品購入を前提としたり、製品販売促進のためのセミナーではありません。
- ロゴ、記載されている 製品およびサービス名は・会社名・団体名は、各社の商標または登録商標です。
重要:利用ソフト、持参PC等、機器について
- この授業前には、AWSアカウントを事前に作成して下さい
参考URL:https://aws.amazon.com/jp/register-flow/ - また、セキィリティ/コスト管理についても事前に了承下さい
2-1.本授業ではAWSの運用上必要となる「サービスのコスト管理や多要素認証(MFA)仮想デバイスの有効化などについては、事前の必要知識となります。
参考URL:Identify and Access Managementドキュメント
https://aws.amazon.com/jp/documentation/iam/
2-2.AWS利用前には、意図しない課金を避けるために、「無料枠のサービスの範囲(条件)、各サービスの料金体系、課金レポート及び予算設定などを、十分理解した上で、AWSのサービスを利用して下さい。
参考URL:AWS請求とコスト管理(AWS Billing and Cost Management)
https://aws.amazon.com/jp/documentation/account-billing/
参考URL:無料利用枠の使用
https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/awsaccountbilling/latest/aboutv2/billing-free-tier.html
2.3.本講習では、PCにSSHクライアントをインストールします。すでにお使いのSSHクライアント(PuttyやTera Termなど)があれば、インストールしておくとスムーズに進みます。
2-4.その他:書籍「AWS Lambda実践ガイド ~アーキテクチャとイベント駆動型プログラミング~」(著者・大澤文孝氏)を、1日目・5月22日(水)に同時に受講者へ配布いたします。2日目・5月28日(火)も、持参PCともに、できれば書籍も持参いただければ幸いです。 - 持参PC環境
※無線LANが接続可能であること。
※ssh, Chrome, リモートデスクトップ接続ができること
※上記が動作可能なスペックを持ったWindows OS, Mac OSの PC
※受講者PCを持参いただくとともに、受講者へは、改めて「演習環境(AWS)」・「利用ソフトウエア」についての利用方法・ダウンロード方法等をメール等でご連絡いたします。
また、受講時に、ダウンロード、インストールする際は、ご自身の責任において行っていただきます。無線LANが接続可能であること。
- ssh, Chrome, リモートデスクトップ接続ができること
- 上記が動作可能なスペックを持ったWindows OS, Mac OSの PC