5G基礎講座2020<5GのためのLTE/EPC編><5G RAN/5G CORE編> 5G基礎講座2020<5GのためのLTE/EPC編><5G RAN/5G CORE編>

2020年6月度は、昨年11月に実施し、大好評を博した「5G基礎講座2019~高速・大容量・低遅延を実現する5Gの基本アーキテクチャを理解せよ!!~」の授業内容・構成を拡充し、前回に引き続き、エリクソン・ジャパン株式会社の協力を得て、「5GのためのLTE/EPC編」と「5G RAN/5G CORE編」の2部構成として実施いたします。
それぞれを単独で受講していただくことも可能ですが、あわせて受講していただきますとより理解が深まります。

今回授業の特徴と習得可能な知見

  • 5Gが産業にもたらす変化を知ることができる
  • 5Gを理解するためのモバイルネットワーク基礎を短時間で習得
  • 4Gから5Gへ進化するネットワーク機能をわかりやすく解説

※他の同様なタイプの授業よりも適正な受講料(受講料、書籍、テキスト代含)で実現

授業構成

6月16日

「5Gを理解するためのモバイルネットワーク 5GのためのLTE/EPC編」

ビジネスの為の5Gコンセプト

5Gを活用するユースケースや、幅広いユースケースをサポートするための5Gシステムのコンセプト、超低遅延を実現するための仕組み、4Gから5Gへの移行シナリオについての説明。
5GのためのLTE/EPC概説

5G無線技術およびコアネットワークは4Gの仕組みをベースとしているため、5Gを学習するための前提としての基礎知識を解説。
  • 4Gのシステムアーキテクチャ
  • E-UTRAN(LTE)およびEPCの主要ノードの役割
  • 4Gの音声サービス対応
  • LTE無線インタフェース概要(OFDMA、SC-FDMA、フレーム構造、MIMO)
  • セルラLPWA(Cat-M1, NB-IoT)
  • QoSの仕組み(ベアラコンセプト)
  • モビリティの原理(位置情報の管理、ハンドオーバ)
6月17日

「5Gを実現するための具体的な技術 5G RAN/5G CORE編」

  • 5Gのネットワーク構成 (E-UTRA/5G NR, EPC/5GC)
  • 超低遅延を実現するための5G無線アクセス技術
  • ビームフォーミングのコンセプト(Massive MIMO)
  • NSAの動作原理と特徴(EN-DCのデータ送受信、モビリティ)
  • 4Gのパケット・コア4G EPCから5G世代のパケット・コアへの進化
  • 「5Gコア」のアーキテクチャの基本的な機能概要
  • ネットワーク機能の柔軟な分離・共有を可能とする5Gのネットワーク・スライシング
  • ネットワーク機能の最適な地理的分散配置を可能とする分散クラウド
  • ネットワーク機能の仮想化技術NFV
  • SW制御に基づくネットワーク技術SDN
  • 効率的な運用のための5Gコアオーケストレーションと管理の基本概念
  • 4G LTE/EPCから5G無線アクセスを導入していくネットワーク発展シナリオ
  • 全体まとめ/質疑応答

1日目は、4Gから5Gへの段階的移行を踏まえ、ベースとなるモバイルネットワーク(LTE/EPC概説)から解説し、5Gを学習する為の前提としての基礎知識の習得を狙いとします。続いて2日目は、5Gを支える技術的特徴を詳解・解説いたします。
全2日の講義を通じて、5G全体の基礎的技術の理解と知見の養成を図れるよう構成いたしました。

既に、5G・5G関連のプロジェクトに参加している方は勿論、5Gアプリケーションやクラウドサービス/データセンターサービスなどの新規事業企画部門・担当スタッフの方など幅広い階層の方々等、多くの部門・皆様のご参加を心よりお待ちしております。

※講師・講座内容等、構成・内容は予告無く変更される場合があります。予めご了承ください。
※あくまでも授業カリキュラムに沿った指導のポイントの概要です。進行スケジュール及び構成内容・進行遅速により変更がありますのでご了承下さい。

尚、インプレスでは5G基礎講座2020「5GのためのLTE/EPC編」、「5G RAN/5G CORE編」に引き続き、「5G/ローカル5G政策・制度設計編」、「ローカル5G技術編」の開催を9月に予定しています。「5G技術」の基礎知見の習得から、政策・制度・技術までの基礎知識を学習できるようラインアップを揃えています。是非、この機会を利用して合わせての受講をご検討下さい。

インプレス・セミナーについて

インプレスでは、「データサイエンス・機械学習」の、その有用性にいち早く着目。
2013年秋からビッグデータ、AI研究の先端研究が進む東京工業大学大学院イノベーションマネジメント研究科/東京大学政策ビジョン研究センターに協力を仰ぎ、授業タイプのセミナーとして改めて企画し、2014年4月から「データサイエンス基礎講座」として実施してまいりました。

現在では、「データサイエンス基礎講座シリーズ」、「ブロックチェーン基礎講座シリーズ」に加え、「クラウドネイティブコンピュータ/マイクロサービスアーキテクチャ基礎講座シリーズ 」(Scrum基礎講座、AWS Lambda実践編、Kubernetes基礎実践編 等)など、最先端のテクノロジーにフォーカスした授業セミナーを連続して実施してきています。

デジタル事業部門、Web系システム、オープンシステム系システムの担当者だけではなく、IT部門、情報エンジニアリング部門、新規事業部門の方々、先端外資系ITベンダーや、デジタルプレイヤー等、幅広い各層の方が参加し、延べ2,000名以上の方々に受講いただき、高い評価を受けています。