|2015年3月18日(木)

本イベントは終了しました。
多数のご来場ありがとうございました。
『インプレスSmartGridニューズレター』2周年を記念してビジネスチャンスの場をご提供します

スマートグリッドは、急速な産業活動や活発化する社会活動の結果として生じているCO2増大に伴う地球温暖化や異常気象などの環境危機にも対応できる可能性を秘めていることから、その取り組みはいまや国際的なスケールとなっています。とくに日本においては、東日本大震災以降、その復興と深刻な電力・エネルギー危機の解決は急務となっており、これまでにさまざまな技術開発や制度的な取り組みが行われてきました。

2015年4 月には電力システム改革の第一弾である「広域的運営推進機関」が設立され、また同年7月には東京電力管内において、正式にスマートメーターのサービスが開始されます。さらに2016年には電力の小売全面自由化が始まり、これまでとは違ったまったく新しいビジネスが立ち上がる可能性を秘めています。

スマートグリッドに関する研究開発と実用化は、電力・エネルギー産業やICT(コンピュータ/ネットワーク)産業だけでなく、家電や半導体、住宅・建築、自動車産業などに至るまで、広範囲にわたって行われ、その市場の大きさにビジネスの拡大が期待されています。

このような背景のもと、本セミナーでは「電力自由化でビジネスはどう変わるか~スマートグリッド、スマートハウス、M2M/IoT環境が起こすパラダイムシフト」と題して、ダイナミックに進化・発展する、関連分野の最先端の情報を提供していきます。

またセミナー終了後には懇親会を予定しています。東京大学大学院・江崎浩教授をはじめとするニューズレター誌の編集委員の方々との交流の場であると同時に、スマートグリッド事業の中でいかにビジネスチャンスを得るのかといった点で協業を考えている多くの方々が参加する予定です。最適なパートナー企業様との出会いの場としてご活用いただければ幸いです。

開催概要

イベント名
インプレスSmartGridニューズレター2周年記念セミナー
電力自由化でビジネスはどう変わるか
スマートグリッド、スマートハウス、M2M/IoT環境が起こすパラダイムシフト
日時
2015年3月18日(水)
会場
〒103-0028 東京都中央区八重洲1-3-7 八重洲ファーストフィナンシャルビル3F
  • 日本橋駅 A7出口 直結(東西線・銀座線・浅草線)
  • 東京駅  八重洲北口 徒歩3分(JR線・丸ノ内線)
受講料
  • セミナー:無料(事前登録制)
  • 交流会:5,000円(当日支払い、領収書発行)
    ※編集委員参加による情報交換会です。お飲み物、お食事をご用意いたします
参加対象
  • 一般電力事業者
  • 特定電気事業者(新電力)
  • ガス・石油会社
  • システムインテグレーター
  • 情報通信事業者
  • 電気・情報・家電機器メーカー
  • 総合建設業者
  • マンション・ハウスメーカー
  • 不動産・ビル・工場オーナー
  • 自動車メーカー
  • 国・地方自治体
※弊社およびスポンサー各社との競合関係、業種、職種などを含めた弊社基準による判断により、参加のご希望にお応えできない場合もございます。あらかじめご了承ください。また、法人を対象としたセミナーのため、勤務先のない個人名義でのご登録はご遠慮ください。
募集人数
120名
※定員に達したため、受付は終了させていただきました。
主催
株式会社インプレス SmartGridニューズレター
URL
セミナー情報ページ
www.impressbm.co.jp/event/sgnl201503/
お問い合わせ先
株式会社インプレス イベント事務局
TEL:03-6804-1432
受付時間 10:00~18:00(土・日・祝日を除く)

タイムテーブル

13:00~13:45
基調講演
「スマートハウスにおけるHEMS新サービス創出のための取組」
経済産業省
商務情報政策局 情報経済課
係長
古市 悠
講演概要

スマートフォンが電話本来の機能を超えたところに価値を生み出したように、スマートハウスやそのキーコンポーネントであるHEMSの普及のカギは、エネルギーマネジメントに留まらない新サービスの創出です。講演では、我々の取組を御紹介します。

HEMS: Home Energy Management Systemの略。

講師プロフィール

2014年6月経済産業省 商務情報政策局 情報経済課の係長に就任。エネルギー管理システムの普及、拡大に向けた補助事業及び標準化に向けた業務に従事。

13:55~14:40
セッション1
加速するスマートグリッドへの動き
- 通信ネットワークの課題と革新 北米電力業界のトレンドを交えて
アルカテル・ルーセント
北米電力案件 統括責任者(Regional Vice President for North American Utilities)
マーク・マッデン
講演概要

スマートグリッドの実現に向けたアプリケーションの導入が加速するにつれ、電力向け通信ネットワークも新たな課題に直面しています。信頼性や安全性への要求が高まる一方で、レガシー系の通信テクノロジーは終焉を迎えつつあり、IPベースのネットワークの時代が到来しています。このような通信ネットワーク革新の最前線を、アメリカやカナダの実例を交えてご紹介します。

講師プロフィール

アルカテル・ルーセントの北米地域における電力事業者向け案件の責任者で、戦略立案、他社とのパートナーシップ構築及び事業開発を主導。ICT業界での経験は30年以上に上り、北米の電力業界では電力向け通信ネットワークの専門家として信頼を集めている。

前職では、アルカテル・ルーセントが提供する電力事業者向けビジネスコンサルティング・サービスに従事し、ミッション・クリティカルな通信システムに関わる戦略形成をサポートした。電力及びガスの分野での事業者が世界規模で集うUTC(Utilities Telecom Council)傘下のSmart Networks Councilの役員を務める。

14:50~15:20
セッション2
スマートライフに向けたソリューション
株式会社ユビキタス
取締役
研究開発本部長
間中 信一
講演概要

私たちは多種多様なデータを無意識に生成し、そしてそれらのデータに包まれて日々過ごしています。本セッションではこれらのデータに注目し、私たちの生活を豊かにしてくれる情報のベースとなる HEMS をはじめとしたエネルギーマネジメントシステムと Internet of Things ソリューションをご紹介します。

講師プロフィール

マイクロソフトにて基本ソフトウェアの開発およびエンタテイメント系オンラインサービスの開発に携わる。2011年4月より現職において研究・開発関連業務を担当。IoTプラットフォームの展開とエネルギーシステムに向けたクラウドサービスの展開を進めている。

15:20~15:50
セッション3
高速電力通信「HD-PLC」によるスマートソリューション
HD-PLCアライアンス
会長
荒巻 道昌
講演概要

高速電力通信技術「HD-PLC」は、国際標準規格IEEE 1901や、Echonet Liteの通信規格TTC JJ-300.20&21などの認定を受け、世界的な普及が図られています。その活用範囲は、実用化初期の家庭用ブロードバンド通信機器から、セキュリティやスマートグリッド用通信インフラ、無線技術との連携によるIoT用通信インフラ、更には、省線化の特長を生かし、機器やシステムの軽量化や省エネ化用ソリューションなどに広がっています。本セッションでは、海外含めた様々な活用事例を紹介し「HD-PLC」の最新動向をお伝えします。

講師プロフィール

1994年、九州松下電器(株)入社。2001年から2007年まで、米国パナソニックR&Dセンターにて、ITU-T、IEEE、NIST等で、無線LANや高速PLC等、通信技術の国際標準化活動に従事。現在、パナソニック(株)PLC事業推進室 参事。2010年より、HD-PLCアライアンス会長。

16:00~16:30
セッション4
スマートな社会を実現するエネルギーマネージメントのイノベーション
シュナイダーエレクトリック株式会社
エナジーソリューション事業開発室
ディレクター
梅村 周市
講演概要

エネルギーマネージメントのグローバルスペシャリストで、全世界で最もサステナブルな企業第9位のシュナイダーエレクトリックがグローバルで展開している様々なスマートインフラ向けソリューションをご紹介します。

デマンドレスポンスから電力自由化向けソリューションなど最新のエネルギーマネージメントの事例をご覧ください。

16:30~17:00
セッション5
サイバーリスクの増大に見え隠れする原理原則
株式会社サイバーディフェンス研究所
理事/上級分析官
名和 利男
講演概要

サイバー攻撃によるリスクは、その深刻さの高まりだけでなく、影響を受ける領域の拡大が目立ってきています。そして、その背景には、さまざなまな原理原則が見え隠れし、現状として、セキュリティの観点でコントロールすることが難しいところと、まだ十分に改善できる余地が複雑に混在しています。本講演では、その状況について、これまでの事例などを引き合いに出しながら、今後のあるべき姿について考えていきたいと思います。

講師プロフィール

航空自衛隊において、信務暗号・通信業務/在日米空軍との連絡調整業務/防空指揮システム等のセキュリティ担当(プログラム幹部)業務に従事。 その後、国内ベンチャー企業のセキュリティ担当兼教育本部マネージャ、JPCERT/CC早期警戒グループのリーダを経て、サイバーディフェンスに参加。

専門分野であるインシデントハンドリングの経験と実績を活かして、CSIRT構築及び、サイバー演習(机上演習、機能演習等)の国内第一人者として、支援サービスを提供している。 当研究所のCSIRTの設立者

17:10~17:50
パネルディスカッション
編集委員参加によるパネルディスカッションを行います。
江崎 浩 東京大学 大学院 情報理工学 教授
西 宏章 慶應義塾大学 理工学 システムデザイン工学科 教授
勝又 淳旺 エバーグリーン エナジー イニシアティブ CEO

上記3名のほか、数名の編集委員の方々にご登壇いただきます。

18:00~19:00
懇親会
お客様と編集部、編集委員との交流会
参加費:5,000円(税込)

参加費は当日懇親会会場にてお預かりいたします。
お支払いは現金のみ、釣銭のないようご準備をお願いいたしします。