注目・必聴のセッション
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Agentic Processに欠かせない“科学の目”─プロセスマイニングの最新像
百瀬 公朗
プロセスマイニング協会 代表理事/上智大学 特任教授
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現実のプロセスを立体的に捉えるObject-Centric Process Mining
Wil van der Aalst
独アーヘン工科大学 教授
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パナソニックの業務変革を加速させるプロセスマイニングとAIの取り組み
林 大介
パナソニック デジタル
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目指す究極の利便性を提供するビジネスプロセスのTo-Be像
木村 隆之
トラスコ中山
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可視化から設計・実行へ、“AIと共創できるプロセス”をどうつくるか
矢澤 篤志
CIO Lounge 正会員/日本データマネジメントコンソーシアム 理事
自律型AIがもたらす「Agentic Process」を見据えたアクションを!
──人知とAIの共創による、業務プロセスの可視化・分析・統制プロセスマイニングの本質と価値、先進企業の実践を知り、導入活用に動くための専門コンファレンス
企業・組織にとって業務プロセスは事業経営の鏡像。プロセスのリアルな実態を責任者・担当者の目に見えるようにして分析・改善を図ることは、あらゆる取り組みに先立つ根源の活動にほかなりません。その有効解となるのが、膨大なプロセスを精査して実態を浮き彫りにし、改善につなげる「プロセスマイニング」です。欧米をはじめ世界の先進企業がこぞって取り組んで成果を挙げ、近年は国内でも大手企業を中心に導入が進んでいます。
2019年の初開催以来、ビジネスと技術の潮流を踏まえて業務プロセス変革の本質を追ってきたプロセスマイニング コンファレンス。8回目となる今回は、プロセス変革の基本となる「可視化/分析」、RPAやBPM等との連携による「実行・自動化」に加えて、進化著しい生成AIやAIエージェントがこの領域にもたらす「Agentic Process」に注目します。
Agentic Processとは、事前に定義されたルールに従う静的な自動化から前進し、目標を与えられたAIエージェント群が、状況に応じて自律的に判断・実行・他システムとの連携を行い、指揮・監査役の人間と協働しながら遂行される“自律型・適応型のプロセス”を指します。その世界は、企業にとって価値ばかりではなく、運用を間違えばプロセスのブラックボックス化による予期せぬエラーや、ガバナンスの欠如といったリスクも孕みます。
なすべきは、リスクの排除と価値の最大化です。具体的には、各業務でのAIエージェントの自律実行を前提とした「プロセスの再設計」、人知とAIが安全かつ高度に協働するための「継続的なガバナンス」などの観点が重要になるでしょう。本コンファレンスでは、エキスパートや先進ユーザーの解説を通じて、プロセスマイニングとAIが導く業務プロセス変革の新局面を“深掘り”で考察します。
株式会社インプレス IT Leaders 編集部
河原 潤
登録/参加特典
★★ 事前登録+当日視聴特典 ★★
本ウェビナーに事前登録の上、当日のライブウェビナーをご視聴いただいた方の中から、抽選で50名様に書籍『プロセスマイニング 理解と実践─業務プロセス改革を進化させる最終手段』(インプレス刊)を進呈いたします。- ※当選のご連絡は書籍の発送をもって代えさせていただきます。ご当選の方には、事前登録で記載いただいた住所に送付させていただきます。

開催概要
イベント名
プロセスマイニング コンファレンス 2026 LIVE
Agentic Process──人知とAIが織りなす業務プロセス変革日時
2026年6月23日(火) 13:00~18:10
開催形式
ライブ配信ウェビナー
※Zoomウェビナーによる配信を行います。
主催
後援
参加対象
- ユーザー企業の経営層・IT部門(開発&運用)・事業部門、中堅~大手企業向け
- ユーザー企業の業務プロセス変革を支援するSIer/コンサルティングファーム/監査法人
※誠に勝手ながら、上記参加対象以外のお客様、当社およびスポンサー各社との競合関係にあるお客様、会社名のない個人でお申し込みのお客様におかれては、業種・職種などを含めた当社の判断により、参加ご希望に沿えない場合がございます。あらかじめご了承ください。
受講料
無料 (事前登録制)
お問い合わせ先
プロセスマイニング コンファレンス 運営事務局
E-mail:pmc-itl@event-entry.net
受付時間:10:00~18:00 (土・日・祝日を除く)
タイムテーブル
※プログラムは予告なく変更となる場合がありますので、ご了承ください。
K-1
オープニング基調講演
Agentic Processに欠かせない“科学の目”
─プロセスマイニングの最新像(仮)


講演概要
Agentic AIの業務適用が進み、AIが計画・実行・修正のサイクルを回してタスクを完遂するAgentic Processの世界が見えていますが、その自律性はプロセスのブラックボックス化も生みます。複雑に絡み合ったプロセスをそのままAIに委ねても、期待する成果は得られず現場は混乱するでしょう。AIを真に機能させるためには、前提となる業務プロセスの正しい可視化とデータの整流化が不可欠です。
そうした中、プロセスマイニング技術の進化形であるProcess Intelligence(PI)は、単なるプロセスの可視化にとどまらず、AIの挙動を監視してガバナンスを効かせるための監査、すなわち“科学の目”の役割をはたします。
プロセスマイニングはすでに試行のフェーズを終え、公には多く語られませんが、先進企業の間で “Silent Standard(隠れた標準)”になりつつあります。本講演では、Agentic Process時代のプロセスマイニングの最新像を解説します。加えて、ユーザー企業のコンサル/ベンダー任せから脱却し、自社でプロセスを設計・統制する「プロセスリーダー」育成の急務について語ります。
また、“プロセスマイニングの生みの親”である独アーヘン工科大学のウィル・ファン・デル・アールスト博士からは、AI時代のプロセスマイニングの重要な観点として、複数の要素が絡み合う現実のビジネスプロセスを立体的に捉える「Object-Centric Process Mining(OCPM)」を解説します。(※ビデオメッセージ予定)
S-1
セッション1
AI時代に成果を出す業務改革─「部門最適」からの脱却に向けた業務プロセス可視化の実践と事例紹介

AJS株式会社
インダストリービジネス事業部
業務改革企画室 エキスパート
横山 毅
講演概要
企業環境の変化により、DX推進やAI活用による業務改革は不可欠となっています。
一方で、業務プロセス全体を捉えないまま取り組むと、部門単位の最適化に留まり、効果が出にくいのが実情です。
本セッションでは、業務プロセス可視化とプロセスマイニングの事例をもとに、AI活用が進む中で、業務改革を成果につなげるために、なぜプロセス再設計が不可欠なのかを解説します。
K-2
ユーザー事例セッション
パナソニックグループの業務変革を加速させるプロセスマイニングとAIの取り組み(仮)

パナソニック デジタル株式会社
エンタープライズソリューションズ部 部長
林 大介
講演概要
2026年4月、パナソニックグループのIT組織再編によって誕生したパナソニック デジタル。設立に伴って、グループの業務プロセス最適化を支援する「ビジネスプロセスイノベーション課」が始動し、以前から取り組むプロセスマイニングに、AIやビジネスアナリシス(BA)を掛け合わせるアプローチで、業務プロセスの刷新・洗練に取り組んでいます。
本講演では、取り組みを牽引する林 大介氏が登壇し、業務プロセス変革のキードライバーと位置づけるプロセスマイニングの実践について、取り組みの過程で直面した諸課題や、AIの急速な進化を捉えた活用法、プロジェクトの成果など紹介します。
S-2
セッション2
AI×プロセスインテリジェンスの最前線とCelonisプラットフォームの紹介(仮)

Celonis株式会社
バリューエンジニアリング統括本部 本部長
兼 Applied AI本部 部長
寺田 有汰
講演概要
「No AI without PI(PIなくしてAIなし)」――。AIが真のビジネス価値を生むためには、業務プロセスの正しい理解が不可欠です。本セッションでは、プロセスインテリジェンス(PI)がAIに正確な文脈(コンテキスト)を与え、意思決定を高度化させる最前線の手法を解説。Celonisプラットフォームを基盤とした、AI活用の成功を決定づける実践的なアプローチと最新事例を紹介します。次世代のAI変革の鍵を紐解きます。
K-3
ユーザー事例セッション
トラスコ中山が挑む、「問屋が目指す究極の利便性を提供するビジネスプロセス」のTo-Be像

トラスコ中山株式会社
執行役員 デジタル戦略本部
情報システム部 部長
木村 隆之
講演概要
モノづくり現場のプロツール(工場用副資材)を取り扱うトラスコ中山は、必要なモノを、必要な時に、必要なだけ顧客に届ける“究極の問屋”を目指す独創経営で知られています。同社のデジタル戦略本部は、経営のビジョンを具現化して事業のケイパビリティを高めるために、早期からデジタルトランスフォーメーションを推進。その基盤となるビジネスプロセスの刷新と洗練に取り組んでいます。
本セッションでは、同社 執行役員 デジタル戦略本部 情報システム部 部長の木村隆之氏が登壇。活用が進む生成AI/AIエージェントをプロセスに組み込む際の課題や、デジタルとフィジカル(物理的な調達・物流)の融合を目指したサプライチェーン全体のプロセス再設計などの紹介を通じて、AI本格活用期における、同社の独創経営に資するビジネスプロセスのあるべき姿(To-Be)を紐解きます。
S-3
セッション3
AIエージェント時代に真価を発揮するSAPのBusiness Transformation Management

SAPジャパン株式会社
ビジネストランスフォーメーション事業部
シニアソリューションアドバイザリ
Magalingam Chandrakumar
講演概要
SAPは、企業の継続的なビジネス変革を支援するアプローチをBusiness Transformation Management(BTM)と定義し、「プロセス」と「アプリケーション」の両輪を、「人」が「データ」を利活用しながら推進する包括的なソリューションを提供しています。
本セッションでは、AIエージェントのパフォーマンス分析を実現するSAP Signavio、管理・監査を実施するSAP LeanIXの紹介を通じて、何故BTMが来るべきAIエージェント時代に真価を発揮するのか解説します。
K-4
クロージング基調講演
AI時代におけるビジネスプロセスマネジメント(BPM)の再定義─可視化から設計・実行へ、“AIと共創できるプロセス”をどうつくるか

CIO Lounge 正会員
日本データマネジメントコンソーシアム 理事
(元カシオ計算機株式会社 CIO/生産本部長)
矢澤 篤志
講演概要
DXやAI活用の成否を分けるのは技術の優劣ではなく、企業が自らの業務プロセスをどこまで正しく把握し、コントロールできているかという「マネジメントの土台」にあります。変化の激しい時代において、CIO/CDOや変革推進部門に求められるのは、高度なITスキルにとどまらず、事実に基づいて「あるべきプロセス」を設計・統制し、変革を完遂させる意志と実行力です。
本講演では、基幹システム刷新やサプライチェーン改革の最前線で直面した「業務のブラックボックス化」や「標準化の壁」をいかに乗り越えるかをテーマに据えます。プロセスマイニング等によって浮き彫りになる客観的な事実を起点に、それをBPMの視点からどのように整理・再設計し、現場が動ける形に落とし込んでいくべきか、ツールありきではないユーザー企業主体の「企画・要件定義」の実践知を共有します。
また、AIエージェントの活用を見据えた際、今求められるのは、複雑化したプロセスを整理し「データの連続性」を確保することです。既存のシステム資産を尊重しつつ、業務・データ・システムを一体で捉え、実行可能なプロセスとして設計していく重要性を、実務者の視点から具体的に解説します。





