注目・必聴のセッション

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[人×AI]のコラボレーションで創る、新時代のビジネスプロセス
山本 政樹
株式会社エル・ティー・エス

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オペレーショナルエクセレンスへ─リコー流BPM「プロセスDX」の進化
浅香 孝司
株式会社リコー

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三菱UFJニコスが推進する、競争力/顧客体験向上に資するビジネスプロセス刷新
宮崎友和
三菱UFJニコス株式会社

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プロセスマイニングが必然である理由─導入企業が得た”話せない成果”
百瀬 公朗
一般社団法人プロセスマイニング協会
上智大学
プロセス可視化/分析/改善のレベルを上げる「プロセスインテリジェンス」
──AIやBPM、RPA等と融合しHyper Automation=超自動化へ
企業・組織にとってビジネスプロセス(業務プロセス)は事業経営の鏡像と言えます。事業の拡張や経年で肥大化・複雑化したビジネスプロセスに見直しがなされない場合、自社のビジネス実態の把握が著しく困難になり、製品・サービスの提供遅延や品質不良、不正処理の見逃しなどのリスクを生んでしまいます。したがって、社内のプロセスの状況を責任者・担当者の目に見えるようにして分析・改善していくことは、あらゆる取り組みに先立つ根源の活動となります。
そこで登場したのが「プロセスマイニング」。膨大なプロセスを精査して実態を浮き彫りにし、改善につなげるテクノロジーに、欧米をはじめ世界の先進企業がこぞって取り組んで成果を挙げ、近年は国内でも大手企業を中心に導入が進んでいます。
開催7回目を数えるプロセスマイニング コンファレンス 2025では、基本となる「プロセスの可視化/分析」、RPAやBPM等との連携が成す「プロセスの実行・自動化」、そして進境著しい生成AIも取り入れてプロセスの継続的な最適化をはたす「プロセスインテリジェンス」、そしてこれらの主要技術の融合で向かうハイパーオートメーション(超自動化)など、ビジネスプロセスの刷新で重要となるトピックを “深掘り”で考察します。
方針策定・製品選定から導入・構築、そして実践── プロセスマイニングをエキスパートや先行ユーザーの解説を通じて詳らかにする本コンファレンスに、是非ともご参加ください。
株式会社インプレス IT Leaders 編集部/編集長
河原 潤
登録/参加特典
★★ 事前登録+当日視聴特典 ★★
本ウェビナーに事前登録の上、当日のライブウェビナーをご視聴いただいた方の中から、抽選で50名様に書籍『プロセスマイニング 理解と実践─業務プロセス改革を進化させる最終手段』(インプレス刊)を進呈いたします。
開催概要
イベント名
プロセスマイニング コンファレンス 2025 LIVE
超自動化へ──プロセスインテリジェンスの時代
日時
2025年6月24日(火) 13:00~18:10
開催形式
ライブ配信ウェビナー
※Zoomウェビナーによる配信を行います。
主催
後援
参加対象
- ユーザー企業:経営層・IT部門(開発&運用)・事業部門、中堅~大企業向け
- プロセスマイニングのユーザー導入を支援するSIer/コンサルティングファーム/監査法人
※誠に勝手ながら、上記参加対象以外のお客様、当社およびスポンサー各社との競合関係にあるお客様、会社名のない個人でお申し込みのお客様におかれては、業種・職種などを含めた当社の判断により、参加ご希望に沿えない場合がございます。あらかじめご了承ください。
定員
400名
受講料
無料(事前登録制)
お問い合わせ先
プロセスマイニング コンファレンス 運営事務局
E-mail:pmc-itl@event-entry.net
受付時間:10:00~18:00(土・日・祝日を除く)
タイムテーブル
※プログラムは予告なく変更となる場合がありますので、ご了承ください。
K-1
オープニング基調講演
[人×AI]のコラボレーションで創る、新時代のビジネスプロセス
─生成AIをプロセス変革メンバーに育てる─

株式会社エル・ティー・エス
執行役員 CSO
山本 政樹
講演概要
生成AIの登場が、組織のビジネスプロセス変革にも大きな影響を与えています。「生成AIで人の仕事がなくなる」との声もありますが、現時点の生成AIは、人を支援し、能力を引き出すツールとして十分な性能を備えるに至っています。ただ、その活用にあたってはいくつか注意すべき点があり、「優秀だが、何も知らない新人をプロセス変革に資するメンバーに育てる」といった感覚も必要となります。本講演では、ビジネスプロセスマネジメントの基本を振り返った後、生成AI時代のプロセス変革のアプローチを提示します。そのうえで、真に業績に貢献するビジネスプロセスマネジメントのあり方を考察します。
S-1
セッション1
業務の“見える化”で終わらせないDX
可視化から始まる業務プロセス改革のすすめ

株式会社エヌ・ティ・ティ・データ・イントラマート
エンタープライズソリューション本部
エンタープライズ営業グループ 第3ソリューションチーム 課長代理
長南 学
講演概要
DX推進の第一歩は、業務プロセスを「見える化」すること。DX実現を目指す企業にとって、「プロセスマイニング」は解決の糸口となるでしょう。
しかし、真に重要なのは、可視化した結果から理想の業務像を描き、どう実行し継続していくかです。
本セッションでは、intra-martを活用することで、業務プロセスの可視化から、改善の設計・実行・定着までを一貫して推進する方法を、事例を交えてご紹介します。
K-2
ユーザー事例セッション
オペレーショナルエクセレンスへのたゆまぬ実践
─リコー流BPM「プロセスDX」の進化─

株式会社リコー
デジタル戦略部 プロセス・IT・データ統括 統括長
浅香 孝司
講演概要
グローバルメーカーのリコーは、企業理念の「“はたらく”に歓びを」の下、デジタルサービス企業への変革に邁進しています。その過程では、オペレーショナルエクセレンスを指向した業務プロセス改革をコアと捉え、早期から業務プロセスの可視化・最適化・デジタル化を実践するリコー流BPM「プロセスDX」を全社で推し進めてきました。
近年は、既存プロセスに潜む見えない課題の抽出/改善に繋げるプロセスマイニングや、部門のサイロから脱却し、エンドツーエンドでプロセス最適化を図るハイパーオートメーションなど、取り組みのギアを上げてオペレーショナルエクセレンスへの実践を継続しています。本講演では、取り組みの詳細と成果を、プロセスDXを牽引するリーダーである浅香孝司氏が解説します。
S-2
セッション2
「プロセスを理解しないAIは、企業を変えられない」Celonisのプロセスインテリジェンスによるデータドリブン経営の可能性

Celonis株式会社
バリューエンジニアリング統括本部 統括本部長
森 秀之
講演概要
AI導入が進む一方で、十分な成果を得られない企業も少なくありません。その要因の一つが、業務プロセスの可視化と知識の共有不足です。本セッションでは、Celonisによるプロセスインテリジェンスとナレッジの民主化を通じて、AIを業務に的確に活用するための実践的アプローチをご紹介します。
K-3
ユーザー事例セッション
三菱UFJニコスが推進する、競争力/顧客体験向上に資するビジネスプロセス刷新

三菱UFJニコス株式会社
デジタル企画部 部長
宮崎 友和
講演概要
三菱UFJフィナンシャル・グループの中核企業として、クレジットカード事業などを展開する三菱UFJニコス。顧客の決済ニーズの多様化をはじめとする事業環境の変化を捉え、デジタル技術を駆使して、顧客体験価値向上やコスト構造変革といった企業競争力の強化につなげるべく、ビジネスプロセスの刷新を推し進めています。
本セッションに、取り組みのコンセプトにハイパーオートメーションを取り入れて、プロセスの可視化と改善を進めるデジタル企画部 部長の宮崎友和氏が登壇。有効なアプローチの1つとしてのプロセスマイニングの可能性にも言及しながら、ビジネスプロセス刷新の戦略とアクションを紹介します。
S-3
セッション3
継続的なビジネス変革を支援するSAP Signavio

SAPジャパン株式会社
ビジネストランスフォーメーション事業部 ソリューションアドバイザリー
喜山 和典
講演概要
SAP Signavioは、業務プロセスの包括的な管理を行うスイート製品です。ビジネス変革を円滑に進め、効果を発揮することを目的としてSAP Business AIも連携し進化を続けています。今回のセッションではSAPの提唱するビジネス変革マネジメントのコンセプトを踏まえ、SAP Signavioのプロセスマイニングを含むプロセス管理機能と展望をご紹介します。
K-4
クロージング基調講演
プロセスマイニングが必然である理由─導入企業が得た”話せない成果”

一般社団法人プロセスマイニング協会 代表理事
上智大学 特任教授
百瀬 公朗
講演概要
肥大化・複雑化したビジネスプロセスの見直しと可視化。それらをデータサイエンスによる“科学の目”からの改善アプローチを可能にするのが、欧州発の「プロセスマイニング」です。プロセスの発見から適合性/逸脱の検出、遅延の予測、意思決定の支援、プロセス再構築の推奨まで、その能力は広範に及びます。
欧米での定着ぶりに比べれば、日本企業の取り組みはこれからではありますが、重要なのは導入社数ではなく、導入企業が実際に得た効果です。そこに着目し、難度の高いプロセス変革を遂げて顕著な成果を上げる先進企業の取り組みに学ぶ必要があります。クロージング基調講演には、一般社団法人プロセスマイニング協会(APMJ)代表理事の百瀬公朗氏が登壇。国内企業への啓蒙・教育にあたる百瀬氏が、プロセスマイニングに対する誤解や先入観を解きつつ、その導入が必然である理由や確かな成果をつかむための要諦を解説します。