期間限定[オンデマンド配信]のお知らせ

─専門イベントならではの濃密な講演をお聞き逃しなく!─

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配信期間:2024/7/10(水)12:00~7/31(水)18:00
※聴講登録は7/30(火)17:00まで

注目・必聴のセッション

  • 生成AIとプロセス分析
    小林 裕亨 氏
    小林 裕亨
    上智大学大学院
  • 脱PoC!導入の鉄則
    百瀬 公朗 氏
    百瀬 公朗
    プロセスマイニング協会
  • 業務分析で働き方改革
    山田 哲 氏
    山田 哲 ほか
    信州大学医学部附属病院
  • DXを導くプロセス変革
    大須賀 誠 氏
    大須賀 誠
    アフラック生命保険

プロセスマイニングの本質と価値、
先進企業の実践を知り、
導入活用に動くための専門コンファレンス

 事業経営の鏡像たる「ビジネスプロセスの見直しと進化」。経年で肥大化・複雑化し、部門や業務ごとの“人依存”にも陥ったビジネスプロセスは事業経営の実態把握を困難にします。すべての企業は「プロセスジャーニー=ビジネスプロセスへのたゆまぬ改善活動」を進む必要があります。そのためにあるのが、「プロセスマイニング=ビジネスプロセスを可視化・精査して実態を浮き彫りにするアプローチ」です。

 その過程で不可避の課題が、「ビジネスプロセスの見直しと進化」です。拡張と経年で肥大化・複雑化したビジネスプロセスは事業の実態把握を困難にし、サプライチェーンの停滞や不正処理リスクの増大を生みます。そんな状態ではDX推進はままなりません。その有効解として欧米先進企業を中心に活用が広がるのが 「プロセスマイニング──ビジネスプロセスをマイニング技術で精査して、その実態を浮き彫りにするアプローチです。

 開催6回目を数えるプロセスマイニング コンファレンス 2024では、基本となる「プロセスの可視化/分析」に加えて、RPAやBPM等との連携が成す「プロセスの実行・自動化」、業務現場主導/スモールスタート型の「プロセスマイニングの民主化」、そして最新潮流の「生成AIとプロセスマイニングの融合」など、種々のトピックにフォーカスして“プロセスジャーニーを進むための戦略とアクションを明らかにします。

 方針策定・製品選定から導入・構築、そして実践──プロセスマイニングを、エキスパートや先行ユーザーの解説を通じて詳らかにする本コンファレンスに、是非ともご参加いただきますようお願いいたします。

株式会社インプレス IT Leaders 編集部/編集長
河原 潤

開催概要

イベント名

プロセスマイニング コンファレンス 2024

生成AI時代のプロセスジャーニー
─業務プロセスのたゆまぬ可視化/分析/改善が導く競争優位─

日時

  • 会場開催:2024年6月28日(金) 10:00~17:20
  • オンデマンド配信:2024年7月10日(水)12:00~7月31日(水)18:00
    ※聴講登録は7月30日(火)17:00まで

会場

赤坂インターシティ AIR

東京都港区赤坂1-8-1

  • 銀座線南北線「溜池山王駅」、千代田線丸ノ内線「国会議事堂前駅」直結
  • 日比谷線「虎ノ門ヒルズ駅」徒歩約5分

主催

株式会社インプレス IT Leaders
株式会社インプレス

後援

参加対象

  1. ユーザー企業:経営層・IT部門(開発&運用)・事業部門、中堅~大企業向け
  2. プロセスマイニングのユーザー導入を支援するSIer/コンサルティングファーム/監査法人

※誠に勝手ながら、上記参加対象以外のお客様、当社およびスポンサー各社との競合関係にあるお客様、会社名のない個人でお申し込みのお客様におかれては、業種・職種などを含めた当社の判断により、参加ご希望に沿えない場合がございます。あらかじめご了承ください。

定員

250名

受講料

無料(事前登録制)

お問い合わせ先

プロセスマイニング コンファレンス 運営事務局
E-mail:pmc-itl@event-entry.net
受付時間:10:00~18:00(土・日・祝日を除く)

タイムテーブル

※プログラムは予告なく変更となる場合がありますので、ご了承ください。

10:0010:40(40分)

K-1

オープニング基調講演

生成AI時代のProcess Intelligence─プロセスマイニングの「進化と展望」

小林 裕亨 氏

上智大学大学院

応用データサイエンス学位プログラム 准教授

小林 裕亨

講演概要

業務プロセスの可視化から適合性/逸脱の検出、プロセスの再構築に至る継続的なサイクルで、事業経営にまつわる問題解決を図る──データサイエンス研究から生まれたプロセスマイニングが、今では企業・組織が取り組む業務プロセス変革のキーテクノロジーとして貢献しています。
技術の本質は変わらずとも、企業を取り巻く経営環境変化に対応すべくプロセスマイニングツールは進化を続けています。世界的メガトレンドの生成AIもやがてこの分野への補完と融合により、真のプロセスインテリジェンスを実現させようとしています。 オープニング基調講演では、データサイエンスの一環でプロセスマイニングの本質や活用法の研究に携わる上智大学大学院准教授の小林裕亨氏が登壇。プロセスマイニングの本質・基本および進化の展望、ユーザー企業における導入・活用の留意点など解説します。

講師プロフィール
講師プロフィール

K-1 オープニング基調講演「生成AI時代のProcess Intelligence─プロセスマイニングの「進化と展望」」

小林 裕亨
小林 裕亨

上智大学大学院

応用データサイエンス学位プログラム 准教授

東京大学工学部卒、カーネギーメロン大学MBA取得。アクセンチュア、アーサー・ディ・リトル、マイクロソフトなどを経た後、企業の自律的変革を支援するジェネックスパートナーズを2002年に共同創業、代表取締役を務める。2018年にCelonis日本法人を開設、代表取締役就任。日本におけるプロセスマイニングの誕生と揺籃期をリード。2023年から上智大学大学院 応用データサイエンス学位プログラム 准教授。知的資産経営学会員。著書に『反常識の生産性向上マネジメント』(日本経済新聞社)など多数。

10:5011:20(30分)

S-1

セッション1

AIを駆使した次世代プロセスマイニングソリューション: CelonisのProcess Intelligence GraphとCelonis BPMによるプロセス管理の高度化

寺田 有汰 氏

Celonis株式会社

バリューエンジニアリング本部/部長

寺田 有汰

講演概要

本講演では、Celonisの最新プロセスマイニングソリューション「Process Intelligence Graph」を紹介し、AIを活用してビジネスプロセスの問題を迅速に発見する方法を解説します。また、Celonisが買収したSymbio BPMと連携し、現状(As-Is)から理想状態(To-Be)までのデジタルツインを作成する手法についても説明します。Symbio BPMはプロセスデータを補足し、カスタマージャーニーのマッピングや組織図などの概念的なレイヤーを提供します。これにより、既存環境をエンドツーエンドで可視化し、改善に向けた詳細な分析を行う方法を具体例を交えて紹介します。

11:3012:00(30分)

S-2

セッション2

SAP SignavioとSAP Business AIによる次世代ビジネスプロセス管理

喜山 和典 氏

SAPジャパン株式会社

エンタープライズクラウド事業本部 ビジネストランスフォーメーション事業部/Presales

喜山 和典

講演概要

SAPは、プロセスマイニング機能を含む業務プロセス管理ソリューションSAP Signavioによる継続的なプロセス変革を支援しています。今回のセッションではSAP Signavioのソリューションコンセプト、包括的なプロセス管理機能そして、これらが今後SAP Business AIとの融合によって強化されていく展望をご紹介します。

12:1512:45(30分)

L-1

ランチタイムセッション

プロセスマイニング活用における本質的な課題と、新たなプロセスマイニングへの方策

井上 峻輔 氏

株式会社ジャパンプロセスマイニングテクノロジー

代表取締役

井上 峻輔

講演概要

業務プロセスに対する新しい視点として注目されるプロセスマイニング。市場はここ数年で大きな盛り上がりを見せています。しかし活用サイドの現状はどうでしょうか。プロセスマイニングの製品、機能、事例が多く出回り、知見も培われているように見える一方で、プロセスマイニングがデータ活用において比較的マイナーな立場であることも事実です。浸透が進まない背景には、概念そのものの難しさや必要なデータスキルの高さなど、浸透を阻む要素が存在します。私たちJPMTは一般社団法人プロセスマイニング協会で公開されている「みんなのプロセスマイニング」を開発した、日本で数少ないプロセスマイニングツールの開発実績を持つ企業です。その視点に基づき、利用におけるユーザーの課題の共有と、業務プロセスデータの力を最大限に引き出すためのプロセスマイニングとの向き合い方の提案を行います。

13:0013:40(40分)

K-2

アフタヌーン基調講演

プロセスマイニング[実践]の要諦─脱PoC/本番適用に進むために欠かせないこと

百瀬 公朗 氏

一般社団法人プロセスマイニング協会 代表理事

百瀬 公朗

講演概要

肥大化・複雑化した業務プロセスの見直しと、その前提であるプロセスの可視化。もちろん容易なことではありませんが、それらをデータサイエンスによる“科学の目”からの改善のアプローチで可能にするのが「プロセスマイニング」です。プロセスの発見から、適合性/逸脱の検出、遅延の予測、意思決定の支援、プロセス再構築の推奨まで、その能力は広範に及びます。
国内でも着実に成果を上げる企業が増える一方、「イベントログ収集の仕方がわからない」「PoCまで出来たが本番適用に至らない」といった声も聞かれます。アフタヌーン基調講演には、一般社団法人プロセスマイニング協会(APMJ)を通じて、国内企業への啓蒙・教育、導入支援にあたる、同協会代表理事の百瀬公朗氏が登壇。プロセスマイニングに対する誤解や先入観を解きつつ、脱PoC/本番適用に進むためのポイント・方法について解説します。

講師プロフィール
講師プロフィール

K-2 アフタヌーン基調講演「プロセスマイニング[実践]の要諦─脱PoC/本番適用に進むために欠かせないこと」

百瀬 公朗
百瀬 公朗

一般社団法人プロセスマイニング協会 代表理事

中央大学で会計を学び、1983年にアーサーアンダーセン共同会計士事務所に入所。事業分離後のアンダーセンコンサルティングでパートナーを務めた。その後、SAS Institute Japan筆頭副社長、電通マーチファースト社長、三菱総合研究所 コンサルティング部門副部門長などを歴任。2020年4月、上智大学 特任教授に就任し、プロセスマイニングを含むデータサイエンス領域を担当。同年6月、一般社団法人プロセスマイニング協会(APMJ)を立ち上げて、国内でのプロセスマイニングの普及活動に携わっている。

13:5014:20(30分)

S-3

セッション3

プロセスマイニングと生成AIによるプロセス改善の最前線

夏目 健 氏

UiPath株式会社

プロダクトマーケティング部/部長

夏目 健

講演概要

プロセスマイニングを利用することで、プロセスの全体像を可視化し、プロセスに存在する課題とその原因を理解し、データに基づいた改善アプローチを実行できます。しかし、プロセスマイニングの活用だけで真に改善を進めることはできるでしょうか。
このセッションでは、UiPath が提供する製品プラットフォームを活用し、多角的な課題の発見アプローチ、高度な自動化による解決アクション、プロセスの最適化手法についてご紹介します。さらに、ユーザーがより効率的にプロセス改善を進めるために、生成AIによって強化された多彩な製品機能についてもご紹介します。

14:3015:00(30分)

S-4

セッション4

Power Automate Process Mining: プロセス最適化の未来への一歩

ギークフジワラ 氏

日本マイクロソフト株式会社

クラウド&AIソリューション事業本部/Low-code Technical Lead & Evangelist

ギークフジワラ

講演概要

Microsoft Power Automate Process Miningは、マイクロソフトが提供する生成AI搭載のプロセスマイニングサービスです。本セッションでは、生成AIを用いたビジネスプロセスの特定、及びローコード技術を用いた一貫した業務改善手法をご紹介します。生成AIやローコード技術のトレンドを掴み、DXを推進する経営者、情報システム担当者やパートナー企業の方々におすすめのセッションです。

15:1015:50(40分)

K-3

ユーザー事例セッション

医療現場の働き方改革へ! 信州大学病院がプロセスマイニングの活用で目指すこと

山田 哲 氏

信州大学医学部附属病院

放射線科 医師

山田 哲

白木 康浩 氏

信州大学医学部附属病院

医療情報戦略室 室長

白木 康浩

佐渡友 裕之 氏

信州大学医学部附属病院

医療情報管理プロジェクト アドバイザー(プロティビティ LLC)

佐渡友 裕之

講演概要

長野県松本市の信州大学医学部附属病院は、特定機能病院/高度救命救急センター指定病院として、地域に最先端の医療を提供するだけでなく、高度医療人の育成や先端的な医学研究にも力を注いでいます。その中で同病院の放射線部門では、他部・科と密接に連携しながら画像診断や放射線治療等を担う過程で、業務が逼迫して医師やスタッフの業務過多の問題を抱えていました。
医療現場での働き方改革に向けて同部が着目したのがプロセスマイニングです。業務プロセスの可視化によって目に見えない種々の問題を掘り起こし、プロセスの改善・最適化と業務効率向上につなげるプロジェクトが進行しています。本セッションでは、国内医療業界におけるプロセスマイニング活用の先駆けとなる同病院の取り組みを、プロジェクトチームのキーパーソンが解説します。

講師プロフィール
講師プロフィール

K-3 ユーザー事例セッション「医療現場の働き方改革へ! 信州大学病院がプロセスマイニングの活用で目指すこと」

山田 哲
山田 哲

信州大学医学部附属病院

放射線科 医師

2000年信州大学医学部医学科卒業後、同大学医学部画像医学教室に入局。放射線科医として画像診断業務に従事。2009年米国シカゴ大学に研究留学、コンピュータ支援画像診断研究に従事。2024年度より信州大学医学部医療データサイエンス講座(寄附講座)を設立し、医療とデータサイエンスのハブ(連結役)となるような「人材育成」を目指した「医学生教育」「産学連携」の実践、「横断的医学研究」「病院業務改善」への貢献に取り組んでいる。医師、放射線科診断専門医、医学博士。

白木 康浩
白木 康浩

信州大学医学部附属病院

医療情報戦略室 室長

2004年信州大学に入職後、医学部附属病院、文部科学省(行政実務研修生)、信州大学財務部等を経験した後、2015年より再度、医学部附属病院で勤務。病院内では、購買業務実務責任者および、2020より病棟改修のプロジェクトマネジャーを務め、2024年度より医療情報戦略室 室長に就任。また、DXに関しては、2018年よりRPAを病院事務業務に適用するなど、医療における業務プロセスの改善に対し積極的に関与しており、院外においても、2022年長野県医療DXコミュニティ、医療RPAユーザー会を設立する等、医療DXの普及・推進に努めている。

佐渡友 裕之
佐渡友 裕之

信州大学医学部附属病院

医療情報管理プロジェクト アドバイザー(プロティビティ LLC)

アンダーセンコンサルティング東京事務所、デロイトコンサルティング ニューヨーク事務所、三菱総合研究所を経て、2019年よりプロティビティLLCのデジタルおよびBPI(業務パフォーマンス向上)プラクティス責任者。2023年よりアジア・太平洋地区デジタルプラクティス責任者を兼務。キャリアを通じ、最新のデジタルソリューションを活用した新規事業の開発をリード。プロセスマイニングには日本での黎明期にあたる2017年より関与、日本やアジア・太平洋地域での普及に従事している。

16:0016:30(30分)

S-5

セッション5

AIでどう変わる?効率化するプロセス改善とBPMの民主化
~AI搭載プロセス変革ツール「ARIS」によるアプローチ~

龍澤 昭悟 氏

ソフトウェア・エー・ジー株式会社

ARIS担当/シニアソリューションアーキテクト

龍澤 昭悟

講演概要

Software AGは30年以上、プロセスモデリング~プロセスマイニングのBPMフルサイクルで企業のプロセスエクセレンス・業務改善を支援しています。
今回は、生成AI搭載のビジネス変革ソリューション「ARIS」によってこれまでの業務がどう変わるか、AI機能のロードマップを交えてご説明します。また信州大学付属病院、日本信号、伊藤忠商事など国内外の活用事例も併せてご紹介します。

16:4017:20(40分)

K-4

ユーザー事例セッション

保険契約管理業務の抜本的変革へ─アフラックのプロセスマイニング活用

大須賀 誠 氏

アフラック生命保険株式会社

契約サービス部門変革トライブ トライブリード

大須賀 誠

講演概要

1974年に日本進出し、国内初となるがん保険を発売して以来、「生きるための保険」のリーディングカンパニーであり続けるアフラック生命保険。コアバリューに基づきCSV経営を実践する一方で、近年は、データドリブン経営やアジャイル型の働き方の推進を含む全社のデジタルトランスフォーメーションにも取り組んでいます。また2024年にはゼロベースで保険契約管理業務を抜本的に見直し変革する「プロジェクトZERO」を始動しました。その中で業務を可視化し、真の課題を導き出す技術としてプロセスマイニングに着目。保険契約管理業務全体に適用して成果を上げています。本セッションに、同社 契約サービス部門変革トライブ トライブリードの大須賀誠氏が登壇。取り組みの背景から導入の経緯、成果などについて紹介します

講師プロフィール
講師プロフィール

K-4 ユーザー事例セッション「保険契約管理業務の抜本的変革へ─アフラックのプロセスマイニング活用」

大須賀 誠
大須賀 誠

アフラック生命保険株式会社

契約サービス部門変革トライブ トライブリード

アフラック生命保険株式会社入社後、契約管理部門、営業・マーケティング部門で業務に従事。2022年より保険契約管理業務の抜本的な変革を推進するプロジェクトに携わり現在に至る。プロジェクトでは保険契約管理業務におけるコンタクトセンターの変革の他に、全領域の組織設計とプロセスマイニングを用いた変革とデータドリブン経営へのシフトを牽引している。