本コンファレンスは参加登録を締め切りました。
当日登録などは実施しておりませんのでご了承ください。
業務プロセス改革の本命、国内でもいよいよ導入期へ――
今回は「実際どのように導入し活用するのか」にフォーカス!
業務プロセス改革の本質的・抜本的なアプローチとして、欧米企業を中心に活用が広がるプロセスマイニング。2019年9月、IT Leadersはその全貌をいち早く伝えるべく「プロセスマイニングコンファレンス」を初開催しました。大手企業のCIO/ITリーダーをはじめとした多数のご来場は、まさにプロセスマイニングの“衝撃”と国内ユーザーの期待の大きさを裏づけるものとなりました。
そして今、国内の先進ユーザーの間で「プロセスマイニングの検討を始める/PoCを行う/導入・活用する」動きが加速しています。背景には、不確実性の時代に市場での生き残りを賭けた事業競争力の向上という大命題があります。海外企業の日本進出や他業種からの新規市場参入、先端テクノロジーを駆使する新興企業による“デジタルディスラプション”など競争激化に加えて、大手企業の眼前には、老朽化したシステムや業務プロセスを引きずって経営・事業のデジタル化に立ち後れ(2025年の崖)、世界水準において2周3周遅れ――という厳しい現状があります。課題解決に向けた第一手は業務プロセスの抜本的な改革・高度化にほかなりません。
今回、ライブ配信ウェビナーとして開催する「プロセスマイニング コンファレンス 2020 Summer LIVE」では、検討から導入活用へとフェーズが進む国内企業の皆様に向けて、プロセスマイニングを手にして臨む「実際の取り組み」にフォーカスします。既存の各種基幹業務システムからのログデータ取得から、業務プロセスの可視化、そこへの分析で得るプロセスの改善、RPAとの連携による最適化されたプロセスの自動化(Intelligent Process Automation)――。ライフサイクル全般における具体的なアクションを、先行ユーザー事例やエキスパートの解説を通じて詳らかにします。
開催概要
イベント名
プロセスマイニング コンファレンス 2020 Summer LIVE
導入フェーズへ! ――業務プロセスの可視化・分析が導く経営改革
日時
2020年6月30日(火) 10:00~16:00
開催形式
ライブ配信ウェビナー
※Zoomのウェビナーシステムによる配信を行います。
主催
後援
- 一般社団法人 プロセスマイニング協会
- 一般社団法人 日本情報システム・ユーザー協会(JUAS)
- 公益社団法人 企業情報化協会(IT協会)
- 特定非営利活動法人 ビジネスシステムイニシアティブ協会(BSIA)
参加対象
- ユーザー企業:経営層・IT部門(開発&運用)・事業部門、中堅~大企業向け
- SIer、コンサルティングファーム、監査法人
※応募多数で定員を超える場合、抽選によるご案内となります。
誠に勝手ながら、上記参加対象以外のお客様、当社およびスポンサー各社との競合関係にあるお客様、会社名のない個人でお申し込みのお客様におかれては、業種・職種などを含めた当社の判断により、参加ご希望に沿えない場合がございます。予めご了承ください。
定員
250名
受講料
無料(事前登録制 登録フォームはこちら)
お問い合わせ先
プロセスマイニング コンファレンス 2020 Summer LIVE 運営事務局
E-mail:pmc2020@event-entry.net
TEL:03-5510-4515
受付時間:10:00~18:00(土・日・祝日を除く)
タイムテーブル
※プログラムは予告なく変更となる場合がありますので、ご了承ください。
K-1
オープニングリマークス
プロセスマイニングの意義と最新状況

株式会社インプレス
編集主幹
田口 潤
講演概要
リモートワークや在宅勤務、ペーパーレス。それらに伴う新しい業務の進め方や勤務管理、あるいは業績評価……。新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急避難的な外出自粛の中で、多くの企業は急な対応を迫られました。慣れないゆえの不便はあったにせよ、オンラインならではのメリットもあったはずです。コロナ後に、そうしたメリットを日々の業務に取り入れ、生産性の向上や働き方改革、その先にあるデジタルトランスフォーメーションに繋げるにはどうすればよいのでしょうか? その答えがビジネスプロセスを可視化・分析し、見直して定着させるためのプロセスマイニングです。このセッションでは企業におけるプロセスマイニングの必要性や意義、および製品動向や欧米の先進事例をお伝えします。
S-1
セッション1
RPAのその先へ アフターコロナ時代にこそ実現する真のDXを!

株式会社NTTデータ イントラマート
代表取締役社長
中山 義人
講演概要
RPAは手軽さと即効性のある導入効果から急速な普及を遂げました。しかし、アフターコロナを前提とした働き方改革においては、個別最適の効果から「業務全体を見渡した業務改革」という真のデジタルトランスフォーメーション(DX)への転換が必要であり、また推進するチャンスでもあります。プロセスマイニングを活用した具体的な進め方を事例を交えて解説するとともに、「RPAのその先にある姿」を描き出していきます。
S-2
セッション2
日本の業務分析は、プロセスマイニングだけでは無理!!
タスクマイニングとプロセスマイニングで業務の把握から業務改善を!

ハートコア株式会社
代表取締役社長
神野 純孝
講演概要
プロセスマイニングが一般的になるにつれ、検討を始める/PoCを行う/導入・活用する企業が増えてきています。しかし、ほとんどの企業で導入に失敗しています。その最たる理由が基幹システム側に十分なログデータが無いことです。その場合どのように業務分析・改善を推進するか? 本講演では、タスクマイニングから詳細データを生成、基幹システムログと統合することで、プロセスマイニングを実行した事例と活用例をご紹介します。
K-2
特別講演
2025年の崖を越えて
――DXと業務プロセス改革の密なる関係

南山大学 理工学部 ソフトウェア工学科 教授
経済産業省「デジタルトランスフォーメーションに向けた研究会」座長
青山 幹雄
講演概要
コロナ禍で経済活動の世界的な停滞が危惧される中でも、自社の競争優位を築いて成長計画を描く――CIO/IT部門におかれては、皆様のミッションに照らして「“2025年の崖”の脱却とデジタルトランスフォーメーション(DX)の実現」というゴールに変わりはないはずです。本セッションでは、2025年の崖=DXレポートを発表した経済産業省「デジタルトランスフォーメーションに向けた研究会」で座長を務める、南山大学教授の青山幹雄氏が登壇。DXと業務プロセス改革の密なる関係、有効解としてのプロセスマイニングの捉え方、活用のビジョンを解説します。
S-3
セッション3
「業務可視化×プロセスマイニング」(仮)
~永遠の課題である業務生産性の向上をテクノロジーで実現した業務分析事例~

株式会社MeeCap
代表取締役社長
山田 輝明
講演概要
企業において業務生産性を向上させることは、究極の難題であり、永遠の課題です。しかし、現実に多くの企業では業務実態の把握、可視化さえできていません。2020年は、テレワーク拡大等でビジネス環境が大きく変化する中、わかってはいるものの、後回しになっていた業務改善、業務改革に今こそ取り組むことが必要ではないでしょうか? この業務実態の可視化と課題の抽出、さらには生産性の向上を、テクノロジーを活用することにより実現した、先進的な国内大手企業での導入事例、ストーリーをご紹介します。
S-4
セッション4
2020年はプロセスマイニング本格導入元年になる!

Celonis株式会社
代表取締役社長
小林 裕亨
講演概要
2019年に事業をスタートして以来、多数の企業がパイロットプロジェクトに着手、また、導入を決め動き出した企業は数十社になります。現在進行中の案件を考慮すると、2020年は日本におけるプロセスマイニング本格導入元年となるでしょう。さまざまな導入をご支援させていただいた経験を踏まえ、日本におけるプロセスマイニングの可能性及びチャレンジは何か、Celonisが描くプロセスマイニングの今後の姿は何かをご紹介します。
K-3
ユーザー実践ディスカッション
先進・先行ユーザーの実践に学ぶ、プロセスマイニング導入・活用の実際
講演概要
検証から実装へ──プロセスマイニングが自社の経営や事業にもたらす価値に着目し、検討・検証を経て導入に進む企業が国内でも増えています。本セッションでは、実際に導入プロジェクトを立ち上げたり、すでに活用を始めている企業のキーパーソン、国内外の導入・活用動向に詳しいエキスパートを迎えて、ユーザーの視点から「具体的になすべきこと/実際に直面したことや工夫したこと/得られた成果」にフォーカスしたディスカッションを行います。また、聴講者の皆様から頂いた質問にもお答えしていく予定です。
パネリスト

[現在進行形のユーザー3社のプロセスマイニング実践を紹介]
アビームコンサルティング株式会社
執行役員 プリンシパル P&T Digital ビジネスユニット
大村 泰久

[現在進行形のユーザー3社のプロセスマイニング実践を紹介]
伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
サービスデザイングループ
エグゼクティブエンジニア
松本 直樹

一般社団法人プロセスマイニング協会 会長
上智大学 特任教授
百瀬 公朗
モデレーター

株式会社インプレス
IT Leaders 編集部/編集長
河原 潤