MBD(モデルベース開発)とモデル流通を促進し
国際的に強い自動車産業を目指す

100年に一度の大変革期を迎えている自動車業界においては、従来の実物ベースの開発プロセスから脱却し、デジタルモデルの利活用による効率化や高品質化が追求されています。これを牽引するように、MBD(Model Based Development)やMBSE(Model-Based Systems Engineering)が必要とされています。

また、環境規制や安全基準がグローバル規模で厳格化する昨今において、すべてのプレイヤーがモデルでつながり高効率な研究開発を推進することは、迅速な仕様変更や正確な製品開発を行いグローバル競争に負けない日本を目指すうえで、不可欠な要素となってまいりました。

つきましては、本イベントでは、自動車開発におけるMBDに関わる先端事例やソリューションと、モデル流通の最新動向、将来展望について、第一線で活躍する専門家や実務を担っているエンジニアをお招きし、講演やパネルディスカッションを展開いたします。
なお、最新のツールやソリューションを直接体験できる協賛企業の展示や、オンデマンド形式でご覧いただけるオンライン展示、そして会場で行われる懇親会など、様々なプログラムを通じて、知識の習得や、新たなパートナーシップを構築できる場としてもご活用いただけます。

自動車産業における技術革新の潮流を捉え、自動車設計の未来を共に創造するこの機会を、より多くの方にお届けできることを願っております。

開催概要

イベント名

Model-Based Engineering Summit 2026

~変わり続ける時代に立ち向かう自動車のデジタル開発~

日時

  • 2026年9月2日(水)
    ⁻リアル+オンライン講演会 10:00~18:05
    -リアル会場限定 MBE/CAE最新技術展示会 9:30~19:15
    -リアル会場限定 情報交換会 18:10~19:15
    [Googleカレンダーに登録する]

  • 2026年8月19日(水)~9月3日(木)
    -オンライン限定 MBD/CAE最新技術展示会

開催方式

リアル&オンラインハイブリッド開催

会場

浅草橋ヒューリックホール&カンファレンス
東京都台東区浅草橋1丁目22-16 ヒューリック浅草橋ビル

JR総武線「浅草橋駅(西口)」より徒歩1分

都営浅草線「浅草橋駅(A3出口)」より徒歩2分

JR京浜東北線・山手線「秋葉原駅(昭和通り口)」より徒歩10分

東京メトロ「秋葉原駅」より徒歩10分

主催

「Model-Based Engineering Summit」プログラム委員会/株式会社インプレス

共催

一般社団法人MBD推進センター

後援団体

公益社団法人自動車技術会(JSAE)
公益財団法人ひろしま産業振興機構 ひろしまデジタルイノベーションセンター
自動車用内燃機関技術研究組合(AICE)
一般財団法人日本自動車研究所(JARI)

参加対象

自動車業界はじめ製造業にお勤めの方(特に企画・開発、生産技術、経営層、リーダー層)、研究機関、官公庁、地域振興団体など

参加方法

事前登録制

  • リアル会場でのご参加は席数の限りがあるため招待制といたします。
    参加申込時にご希望をお伺いし、来場をご希望の方にはお申込み受領後1週間以内に順次メールにてご案内可否をご連絡いたします。
  • ※リアル会場での参加をお断りさせていただく場合でも、オンラインでのご参加が可能です。

受講料

無料

お問い合わせ先

「MBEサミット」事務局
E-mail:mbe-summit@impress.co.jp
受付時間 10:00~18:00(土・日・祝を除く)

プログラム委員会

委員長
白坂 成功

白坂 成功

慶應義塾大学大学院 システムデザイン・マネジメント研究科
研究科委員長/教授

委員
筒井 洋

筒井 洋

株式会社アイシン製品開発センター技術開発本部長/
VC事業センター新事業創生ラボ長/
カーボンニュートラル・環境推進センター技術開発領域担当

米山 博

米山 博

アルプスアルパイン株式会社 執行役員 モビリティ事業本部
デジタルキャビン2・モジュール事業担当

藤貫 哲朗

藤貫 哲朗

株式会社SUBARU 取締役専務執行役員 CTO

武内 裕嗣

武内 裕嗣

株式会社デンソー
経営役員/CTO/CDO/
研究開発センター長/生産革新センター長

石島 崇弘

石島 崇弘

トヨタ自動車株式会社 クルマ開発センター センター長

藤本 直也

日産自動車株式会社 常務執行役員/
カスタマーパフォーマンス&車両性能技術開発本部

水山 正重

水山 正重

パナソニックオートモーティブシステムズ株式会社 代表取締役/副社長執行役/CTO/
チーフ・インフォメーション・セキュリティ・オフィサー(CISO)/知的財産担当

林 賢一郎

林 賢一郎

株式会社本田技術研究所 四輪研究開発センター 執行役員

人見 光夫

人見 光夫

マツダ株式会社 特別顧問

タイムテーブル

※プログラムは予告なく変更となる場合がありますので、ご了承ください。

10:0010:05(5分)

OP1

オープニングリマークス

開会のご挨拶

藤貫 哲郎 氏

一般社団法人 MBD推進センター

理事

株式会社SUBARU

取締役専務執行役員 CTO

藤貫 哲郎

10:0510:45(40分)

K1

基調講演

※講演者様の急なご事情によりビデオ講演となりました。講演内容や皆様のご参加方法に変更はございません

自動車開発におけるAI活用の取り組み

林 賢一郎 氏

株式会社本田技術研究所

四輪研究開発センター

執行役員

林 賢一郎

プロフィール

プロフィール

略歴

株式会社 本田技術研究所 四輪研究開発センター 執行役員。
四輪事業本部 四輪開発センター パワーユニット開発統括部長、四輪開発本部 開発改革統括部長等を経て、現在は四輪研究開発センターの戦略統括執行役員として、四輪開発の機能戦略から開発改革まで幅広く担当。

講演概要

本講演では、100年に一度の変革期を迎える自動車業界において、開発の在り方をどう変えていくのかをご紹介します。新興OEMの台頭、顧客ニーズの多様化、SDV化による競争ルールの変化を背景に、いま求められるのは「魅力ある商品を、より短期間で社会に届ける力」です。CAEによるデジタル開発の先になお残る属人性と手戻りの課題に着目し、工程ごとの局所最適から、企画〜サービスまでをAIでつなぐエンジニアリングチェーン改革を進めています。歩行者保護性能を満たすデザインの自動生成や、AI人材が活躍できる人事制度等の実例に加え、AIを「使える」から「任せられる」へ引き上げるための技術課題と、AIが自律的に判断できるための知識を蓄積する構想までをお話しします。

10:5011:10(20分)

S1

特別講演

AI×物理モデルが変える1D CAEの未来:GT-SUITEが実現するモデル自動化・縮退化と、IDAJが支えるMBDプロセス変革

野坂 俊和 氏

株式会社IDAJ

MBDプロセス・ソリューション本部 解析技術2部 2課

課長

野坂 俊和

プロフィール

プロフィール

略歴

1999年、シーディー・アダプコ・ジャパン(現IDAJ)入社。2000年よりGT-SUITEの技術サポートならびにエンジニアリングコンサルティングを担当。自動車・輸送機器メーカー様に対して、熱マネージメントや冷凍空調サイクル等のシステムシミュレーションモデルの構築を支援。現在は、解析や設計環境の構築までをカバーするコンサルティングも手掛けている。

講演概要

自動車をはじめとするエンジニアリング・プロダクトのシステム設計の現場では、いまやモデルベース開発(MBD)の考え方は欠かせないものとなっている。特に、GT-SUITEが分類される1D系システムシミュレーションモデルは、システム全体やサブシステムの物理的・工学的な成立性を、モデルベースで俯瞰するために発展した分野である。本セッションでは、近年のMBDに求められるトレンドに対するGT-SUITEのアプローチと、IDAJが提供するエンジニアリング・サービスによるモデルベース開発支援について紹介する。

11:3511:45(10分)

Aw1

特別表彰式

JAMBE MBD活用実践事例大賞 表彰式

プレゼンター
人見 光夫 氏

一般社団法人 MBD推進センター

代表理事

マツダ株式会社

特別顧問

人見 光夫

講演概要

JAMBEでは毎月、OEMやサプライヤー会員によるMBD活用実践事例報告会を開催しています。
MBD適用の成果だけでなく、技術・人材・ツール・組織面などの適用上の課題とその克服方法まで共有されるのが特徴です。報告後には双方向での活発な議論の時間も設けており、毎回400名・70社以上が参加する非常に人気の高い会となっています。
特に「MBDの効能理解が深まった」「自社の課題解決に役立った」と評価された2件について、表彰を行います。

11:5012:15(25分)

A1

招待講演

~JAMBE MBD活用実践事例報告会 大賞 受賞~

2026年版 MBSE取り組み事例紹介

二上 文人 氏

アルプスアルパイン株式会社

第1ソフト技術部

主幹技師

二上 文人

プロフィール

プロフィール

略歴

20年以上にわたり自動車関連製品のソフトウェア開発に従事。Automotive SPICE、機能安全(ISO 26262)、サイバーセキュリティ(ISO/SAE 21434)への対応を通じ、システムズエンジニアリングを実践してきた。現在は社内におけるMBSEの確立・定着をテーマに、プロジェクトへの伴走支援、開発プロセスの改善、人材育成を推進している。

講演概要

JAMBEの第24回MBD活用実践事例報告会では、メカ・エレ・ソフトを統合した対象を「システム」として捉え、その境界領域の整合(いわゆる隙間の解消)を図るシステムズエンジニアリングを開発プロジェクトへ適用した、2024年当時の事例を紹介した。
本講演では、既報の事例紹介に加え、その後2年間の取り組みを踏まえた最新事例についても併せて報告する。

12:2512:45(20分)

S2

特別講演

※この時間はリアル会場でのご参加をいただく皆様にはお弁当を配布します。

AIとクラウドで進化するCAE ― 設計・解析プロセスはどう変わるのか ―

大川 瑞葉 氏

株式会社構造計画研究所

SimScaleビジネス室

室長

大川 瑞葉

プロフィール

プロフィール

略歴

2011年に株式会社構造計画研究所に入社、熱流体解析および電磁界解析の技術担当を務める。
2017年からは技術リーダとして顧客の設計業務の自動化に従事。
その後、経営企画室の室長を経て、2024年より現職。

講演概要

製品開発の高度化・複雑化に伴い、より多くの設計案を、より早い段階で検証することが求められています。一方で、従来のCAEには、専用ソフトウェアや高性能な計算環境、専門知識が必要であり、解析の実施や活用が一部の担当者に限られるという課題があります。
本講演では、AIとクラウドで進化するCAE「SimScale」を通じて、クラウドの活用によって解析環境の準備や計算リソースの制約をどのように軽減できるのかをご紹介します。
さらに、解析条件設定や結果確認を支援するエージェントAIをはじめとしたAI機能によってCAEの操作や設計・解析プロセスがどのように進化していくのかを、実際の操作画面を交え解説します。

13:1513:40(25分)

K2

基調講演

自動車業界における知能化領域の拡大に伴う政府の取組

鈴木 翔 氏

経済産業省

製造産業局 自動車課

課長補佐(企画・SDV担当)

鈴木 翔

プロフィール

プロフィール

略歴

2022年経済産業省入省。商務情報政策局情報経済課・国際室にて3年間にわたりデジタル政策を担当、大臣官房総務課にて1年間にわたり省全体の取りまとめ業務や若手有志職員による政策立案プログラムの運営等を担当した後、2026年7月より現職。SDVやデータ連携、AIを含めた自動車のDX領域における政策立案を担当。

講演概要

自動車産業ではソフトウェアの重要性が増大し、SDV化の進展や自動運転技術の実装、新たなモビリティサービスの展開など、大きな変革期を迎えている。企業の組織構造や業界の在り方、アナログ対応の是正など、業界全体での対応も求められている。経済産業省では、「モビリティDX戦略」に基づき、特にSDVのグローバルシェア3割獲得を目標に掲げ取組を進めている。こうした自動車産業の現状を踏まえた政府の課題認識や取組・方向性について概説する。

13:4514:05(20分)

S3

特別講演

AI活用とSPDMはセットで考える "そのうちやる"では間に合わない理由

細井 理央 氏

株式会社電通総研

製造エンジニアリング本部 ENG第1U SPDM技術部 東日本グループ

エンジニア

細井 理央

プロフィール

プロフィール

略歴

株式会社電通総研入社以来、製造業向けSPDMソリューション「i-SPiDM」の導入・活用支援に従事。
設計・解析・実験領域におけるデータ管理基盤の構築や業務プロセス改善をテーマに、提案、要件定義、システム構築、導入・定着支援まで一貫して担当。
近年はSPDMを核とした設計開発DXに加え、生成AIやデータ活用を組み合わせた業務変革支援にも取り組み、製造業におけるMBD・デジタルエンジニアリング推進を支援している。

講演概要

AI活用が叫ばれる今、多くの製造業が「解析データが見つからない」「AI活用が進まない」という課題を抱えている。電通総研が実施した267社調査では、72.3%がSPDMの情報収集段階にとどまる一方、すでに活用を始めた企業も存在する。本講演では、50年のCAE実績と20年のSPDM開発経験を持つ電通総研が、AI活用の実事例を交えながら、なぜ今SPDMに取り組むべきなのかを調査データとともに解説する。あわせて、解析データの一元管理から検証・実験プロセスのDXまでを支える自社SPDMソリューション「i-SPiDM」を紹介し、AI時代の検証・評価業務の革新に向けた最初の一歩を提示する。

14:2514:50(25分)

A2

招待講演

~JAMBE MBD活用実践事例報告会 特別賞 受賞~

MBSEと生成AI (LLM) 活用によるe-Axleシステム 開発の効率化

勝城 勝 氏

ジヤトコ株式会社

ものづくり部門 開発本部 イノベーション技術開発部

勝城 勝

プロフィール

プロフィール

略歴

2005年ジヤトコ株式会社入社。油圧系の実験および先行開発に従事。2022年よりMBSEに携わり、現在はMBSEと生成AIを活用したプロセス改善に従事。

講演概要

近年、開発現場では製品の複雑化や開発期間の短縮に加え、労働人口減少を背景とした開発リソース不足への対応が求められている。そのため、品質を維持しながら開発を効率化する取り組みの重要性が高まっている。本講演では、e-Axleシステム開発を題材に、MBSEの導入とナレッジグラフ化による生成AI連携を活用した開発効率化の取り組みについて報告する。

14:5515:15(20分)

S4

特別講演

生成AIを活用した1D-CAEモデル開発プロセスの一貫支援

市村 純一 氏

ニュートンワークス株式会社

CAE総合開発センター

主任

市村 純一

プロフィール

プロフィール

略歴

2016年ニュートンワークス株式会社入社。1D-CAEツールの技術サポート・製品開発から、車両・パワートレインのモデル構築やEV/BEVの熱マネジメント向けライブラリ開発、MBD/CAEコンサルティングまで幅広く従事。近年はモデル構築の自動化に取り組み、現在は生成AIを活用した1D-CAEモデル開発に従事している。CAE総合開発センター 主任。

講演概要

1D-CAEでは、同一の対象でも目的に応じて多様なモデル表現がありうる。そのため、何をどこまでどのようにモデル化するかの整理がモデルの質・活用範囲を左右する。本講演では、生成AIと人との対話を軸に、モデル化の要求整理から実装、要求との整合性確認までを一貫して支援する取り組みを紹介する。各工程で生成AIを活用しつつ、人が確認・修正しながら進めることで、属人的になりがちなモデル化の判断を体系化し、品質と効率の両立を図る。具体的な適用事例を交えながら、生成AIと人の役割分担によるモデル開発の可能性と今後の展望を示す。

15:4016:05(25分)

A3

招待講演

金型メーカーのデジタル革新
デジタルツール活用による業務プロセスのフロントローディング化

成本 聡 氏

南工株式会社

代表取締役社長

金型事業部

成本 聡

プロフィール

プロフィール

略歴

2000年に4年間の電子部品製造メーカー営業職を経て父親が創業した南工株式会社に入社。入社当初は事業の構造不況に見舞われ、以来2度の外部環境変化に伴う不況を経験対応し現在に至る。その過程で企業にとって最も重要なことは、カタチを創る、チームでワーク、総力で事にあたる、ことを学んだ。これからは誰も経験したことのない時代の変容に直面するが、自分の信頼をベースに経営に意志入れをし取組んでいく次第である。

講演概要

これからの企業経営は誰も経験したことのない時代の変容に直面する。時代の変容は市場ニーズの急激な変化をもたらす可能性もあり、既存の企業のあり方を根本的に問う契機となる。特に中小企業の特質から見ても、限りのある「時間」を如何に有効活用するかが企業永続のキーワードとなる。その解決の一つとして、考え方、落とし込み方によって劇的な変化をもたらしうるものがデジタル化である。そんな中、デジタルツール活用によるフロントローディング化の先駆けとなった解析ソフトAutoForm活用事例を中心に紹介する。

16:1016:30(20分)

S5

特別講演

複雑化するシステム開発におけるMBSEの導入とシミュレーションの活用

大西 雄介 氏

アンシス・ジャパン株式会社

技術部

アプリケーションエンジニア

大西 雄介

プロフィール

プロフィール

略歴

2024年にアンシスジャパン株式会社に入社。
Ansys ModelCenter製品を担当し、シミュレーションの接続、自動化、MBSE-MBD連携の技術サポートに従事。
2025年からSysML version2.0に対応した製品Ansys System Architecture Modelerのサポートにも従事し、アプリケーション側からのSEやMBSE、MBDの導入サポートを行っている。

講演概要

デジタルモデルを活用したシステム開発手法は、多機能化、複雑化するシステムに対して効率的な開発環境を提供する。
デジタルツールは環境構築に使用される道具であるが、単に記述モデルや解析モデルを作る道具としてではなく、方法論の中でどの様に活かされる道具なのかという視点が重要である。
本講演では、弊社デジタルツールがどの様にMBSE導入に貢献できるのか、ePowerTrain設計を事例にその全体像をご紹介する。

16:5017:10(20分)

A4

招待講演

JAMBEモデル流通プラットフォームを活用したOEM協業の事例紹介


武田 健二 氏

マツダ株式会社

MBD革新部

上席エンジニア

武田 健二

プロフィール

プロフィール

略歴

1997年マツダ株式会社入社。車両運動性能領域におけるMBD(Model-Based Development)技術の開発・適用を推進し、車両システムモデルを活用した性能設計および開発効率向上に取り組んできた。近年は複数領域のモデル連携による開発プロセス高度化とモデルベース技術の適用領域拡大を推進している。

森川 拓哉 氏


トヨタ自動車株式会社

車両デジタル開発部

グループ長

森川 拓哉

プロフィール

プロフィール

略歴

2011年にトヨタ自動車株式会社入社。エンジン先行開発および電動車パワートレーン制御開発を対象に、MILS/SILS/HILSや1D-CAEを活用したMBD環境開発とプロジェクト適用を推進。現在はパワートレーン制御のMBD環境開発を担当し、開発プロセス高度化に取り組んでいる。

講演概要

トヨタハイブリッドシステムを搭載したマツダCX-50の開発では、従来の実車ベースの開発に加え、開発期間短縮とコスト低減を目的としてMBDを導入した。しかし、両社のモデルには機密情報が含まれるため、相手先へ直接提供できないという課題があった。課題解決のためにJAMBEのモデル流通プラットフォームを活用し、モデルを開示せずに分散連成シミュレーションを実施することで機密性を確保しながら、効率的な共同開発を実現したのでその内容を紹介する。

17:2018:00(40分)

P1

パネルディスカッション

変わり続ける時代に立ち向かう自動車のModel-Based Engineeringについて徹底討論

パネリスト
足立 智彦 氏

一般社団法人MBD推進センター

企画統括委員会

委員長

マツダ株式会社

R&D戦略企画本部 兼 MDI&IT本部

Supreme Principal Engineer(技監)

足立 智彦

プロフィール

プロフィール

略歴

1990年にマツダの技術研究所でキャリアをスタートし、マツダのMBD(Model-Based Development)戦略立案とその推進に取り組んできた。特に企画から生産までの一貫したプロセス構築に注力した。2021年に設立されたモデル流通によるSURIAWASE2.0を実現するJAMBE(Japan Automotive Model-Based Engineering center)において企画と国際連携をリードしている。

二上 文人 氏

アルプスアルパイン株式会社

第1ソフト技術部

主幹技師

二上 文人

プロフィール

プロフィール

略歴

20年以上にわたり自動車関連製品のソフトウェア開発に従事。Automotive SPICE、機能安全(ISO 26262)、サイバーセキュリティ(ISO/SAE 21434)への対応を通じ、システムズエンジニアリングを実践してきた。現在は社内におけるMBSEの確立・定着をテーマに、プロジェクトへの伴走支援、開発プロセスの改善、人材育成を推進している。

勝城 勝 氏

ジヤトコ株式会社

ものづくり部門 開発本部 イノベーション技術開発部

勝城 勝

プロフィール

プロフィール

略歴

2005年ジヤトコ株式会社入社。油圧系の実験および先行開発に従事。2022年よりMBSEに携わり、現在はMBSEと生成AIを活用したプロセス改善に従事。

成本 聡 氏

南工株式会社

代表取締役社長

金型事業部

成本 聡

プロフィール

プロフィール

略歴

2000年に4年間の電子部品製造メーカー営業職を経て父親が創業した南工株式会社に入社。入社当初は事業の構造不況に見舞われ、以来2度の外部環境変化に伴う不況を経験対応し現在に至る。その過程で企業にとって最も重要なことは、カタチを創る、チームでワーク、総力で事にあたる、ことを学んだ。これからは誰も経験したことのない時代の変容に直面するが、自分の信頼をベースに経営に意志入れをし取組んでいく次第である。

モデレーター
白坂 成功 氏

「Model-Based Engineering Summit」プログラム委員長

慶應義塾大学大学院

システムデザイン・マネジメント研究科

研究科委員長/教授

白坂 成功

プロフィール

プロフィール

略歴

東京大学大学院修士課程修了(航空宇宙工学)、慶應義塾大学大学院後期博士課程修了(システムエンジニアリング学)。大学院修士課程修了後、三菱電機にて15年間、宇宙開発に従事。HTV、準天頂衛星などの開発に参画。2010 年より慶應義塾大学大学院SDM研究科准教授。2017年より同教授。2023年10月〜同研究科 委員長に就任。大学では大規模複雑・高信頼性システム構築からイノベーション創出方法論にいたるまで、幅広い方法論構築の研究に取組む。内閣府宇宙政策委員会委員、経済産業省グリーンイノベーションプロジェクト部会WG3座長等、政府の各種委員を務める。

18:0018:05(5分)

CL1

クロージングリマークス

閉会のご挨拶

武内 裕嗣 氏

一般社団法人 MBD推進センター

理事

株式会社デンソー

経営役員/CTO/CDO/
研究開発センター長/生産革新センター長

武内 裕嗣

18:1019:15(65分)

MBD/CAE最新技術展示会

※スポンサー各社の表示は五十音順

株式会社IDAJ

Gamma Technologies社開発のGT-SUITEを核とした、0D/1D-3DマルチフィジックスシミュレーションとAI活用によるモデル自動化・最適化を統合し、MBSE/Digital Twin実現を支援するシステムシミュレーションプラットフォームをご紹介します。単一環境で熱・流体・構造・電気現象を高忠実度物理モデルで連成解析でき、制御設計やHIL/MIL/SIL環境ともシームレスに連携可能。電動化・エネルギーマネジメント・パワートレイン開発などの幅広い分野で開発効率化とシミュレーション精度向上を実現し、お客様のモデルベース開発を加速します。

展示品目/サービス
  • 0D/1D-3Dマルチフィジックス解析
  • AI活用による効率化・自動化・最適化
  • MBSE統合・デジタルツイン構築
  • 電動化システム開発支援
企業情報
https://www.idaj.co.jp/

IPG Automotive株式会社

IPG Automotiveは「Solutions for Virtual Vehicle Development」を掲げ、バーチャルから開発全般を一気通貫で支援します。
ブースでは、高精度な車両開発を支える統合シミュレーションプラットフォーム「CarMaker」の最新機能、ADAS/AD向けソリューション、Euro NCAP 2026対応ソリューション、DUNLOP x Automax x IPG Automotiveで実現した車両デジタルツインの事例を紹介します。開発初期のモデル検証から実機評価までをシームレスにつなぎ、効率的で再現性の高い検証プロセスを実現する技術をご確認ください。

展示品目/サービス
  • 車両シミュレーションソフトウェア
  • ADAS/AD向けシームレスな開発テスト
  • 車両デジタルツイン構築
  • Euro NCAPに対する包括的サポート
企業情報
東京都港区六本木1-4-5
アークヒルズサウスタワー 9F
https://www.ipg-automotive.com/jp

AZAPA株式会社

AZAPA株式会社は、自動車業界の独立系「Tier0.5」プレイヤーとして、モデルベース開発(MBD)による機能・性能設計、制御最適化、計測適合を中核に、高度なシミュレーション技術と先進技術を活用した開発支援を行っています。さらに、モビリティ・エネルギー・ライフ分野へ領域を拡張し、車両システム設計からAI・データ解析、エネルギー最適化、感性領域に至るまで、スマート社会を支える革新的なコンサルティングサービスと統合ソリューションを提供しています。

展示品目/サービス
  • AZAPA Total Design Management Process_CPS
  • SYSTEM INTEGRATION FOR X_MBD
  • 性能シミュレーション_機能と性能の合意形成の手段で「競争力」を構築_SD
  • 性能シミュレーション_先行車両開発によりPoCフィードへ早期社会実装_SD
企業情報
名古屋市中区錦2-4-15 ORE錦二丁目ビル 2階
モデルベースカンパニー
052-221-7350
https://azapa.co.jp/

アンシス・ジャパン株式会社

複雑化するシステム開発において、要求・アーキテクチャ設計から検証までをつなぐMBSEの実践が求められています。アンシス・ジャパンでは、Ansys System Architecture Modeler(SAM)とAnsys ModelCenterを中心に、MBSEとシミュレーションを連携させるデジタルエンジニアリング環境をご紹介します。さらに、テスト自動化ソリューションのTPT、システムシミュレーションのSaber、AIを活用した最新ソリューションも展示し、開発効率向上へのアプローチをご紹介します。

展示品目/サービス
  • MBSE 「Ansys SAM」
  • モデル連携 「ModelCenter」
  • システム解析 「Saber」
  • テスト自動化 「TPT」
企業情報
https://www.ansys.com/ja-jp

Crystal株式会社

Crystalは、既存のV字開発プロセスと連携しながら、設計判断に必要な情報整理と初稿作成を支援するAIオーケストレーション基盤を出展します。要件書・仕様書・過去設計資料などをアップロードするだけで、要約・論点・タスク分解・設計書・ブロック図・Simulinkモデルが実務レベルの初稿を自動出力。部門間齟齬や規格違反を上流フェーズで先回り検出し、レビュー結果をナレッジとして蓄積することで、設計・テスト・レビュー工数と品質リスクの低減を目指します。

展示品目/サービス
  • 設計支援AIオーケストレーション基盤
企業情報
愛知県名古屋市西区那古野2-14-1
なごのキャンパス シェアオフィスNorth
エンジニアリング事業部
052-526-3692
https://www.crystal-tec.co.jp/

株式会社構造計画研究所

Coming Soon…

シーメンス株式会社

エンジニアリングの洞察を早期に取得
Simcenter システムシミュレーションは、異種システムのシミュレーションアーキテクチャを迅速に作成し、デジタルツインの概念をソフトウェアエンジニアリングへと拡張するツールです。エンジニアは以下を実現できます:

機械、電気、電子、制御を含むスマート、自動化された電化製品の複雑さを解決
グローバルなエンジニアリングチームとモデルを共有し、製品を迅速に市場へ投入

展示品目/サービス
  • System Simulation
  • Simcenter Amesim
  • Simcenter Studio
  • Client for Git
企業情報
https://www.siemens.com/ja-jp/

株式会社図研

複雑化するシステム設計をデジタル化するMBSEソリューションを展示します。GENESYSは情報をデータベース化し、論理的一貫性とトレーサビリティを確保する「真のモデルベース」環境を実現。最新版「GENESYS 2026」では、Web共有機能「SIDEKICK」によりチーム間の迅速な合意形成を支援します。SysMLv2時代のオープンエコシステムの実証デモも展示いたします。
上流設計を詳細設計(CR-8000)へ繋ぐ独自の連携ソリューションや、導入から定着までを導く包括的な支援メニューも事例を交えてご紹介します。

展示品目/サービス
  • MBSEツール「GENESYS」
  • MBSE導入・運用伴走支援サービス
企業情報
https://www.zuken.co.jp/solution/mbse/

図研モデリンクス株式会社

自動車業界に関わらずMBD領域の課題を図研モデリンクスが上流工程から一気通貫で支援致します。

「どの段階で何を検証するか」
実績豊富なコンサルタントがお客様の製品特性や開発体制に合わせた検証プロセスの設計を支援しています。過去事例をご用意しておりますので、まずはお気軽にブースへお越しください。

展示品目/サービス
  • 図研モデリンクスのMBDサービス概要
  • MBDエンジニアリングサービスの実績紹介
企業情報
東京都港区新橋5-8-11
営業推進部
03-6453-0045
https://modelinx.co.jp/

株式会社電通総研

多くの製造現場で蓄積されてきた解析・実験データは、活用されないまま「眠る資産」となっていないだろうか。本ブースでは、検証データをAI活用につなぐデータ基盤としてのSPDMの役割と、自社ソリューション「i-SPiDM」が実現する検証業務の革新像を紹介する。Web経由でどこからでもアクセス可能な一元管理基盤、生成AI連携による要約・質問応答、CAEサロゲートモデルによる評価の超高速化など、AI時代の検証・評価業務を支える具体的なユースケースを展示。50年のCAE実績と20年のSPDM開発経験で培ったノウハウとともに、眠るデータを競争力に変える最初の一歩を提案する。

展示品目/サービス
  • SPDMソリューション i-SPiDM
企業情報
https://www.dentsusoken.com/

株式会社東芝

東芝のデジタルインフラソリューションビジネスセグメントは、東芝グループで培ってきた幅広い事業領域の知見とAI/IoTのデジタル技術を融合し、更なる価値を提供します。 本展示では、モデルベース開発(MBD)の適用範囲を拡大する「分散・連成シミュレーションプラットフォーム VenetDCP」をご紹介します。複雑なシステムの開発において、設計の前倒し、手戻りの削減、品質向上、生産性向上に寄与します。

展示品目/サービス
  • 分散連成シミュレーションプラットフォーム
  • GridDB
  • SQBM+
企業情報
川崎市幸区堀川町72-34
https://www.global.toshiba/jp/top.html

ニュートンワークス株式会社

物理モデリングソフトウェア「SimulationX」及びSimulationXを中心としたソリューションを展示しています。
設計開発の上流でシステム全体の機能・性能を計算し評価することで、システム設計レベルの分析・可視化が出来ます。
また計算で得た結果に対してデータ分析・探索を行い、システム全体の性能やバランスをより良い方向へ検討する手法をご提案します。

展示品目/サービス
  • 生成AI×対話で創る1D-CAEモデル
  • 電動デバイスの発熱・冷却性能予測
  • 1DCAEによるパワーバランス設計
  • KPIによる車両運動指標-物理値ひもづけ
企業情報
https://www.newtonworks.co.jp/

株式会社ネクスティ エレクトロニクス

ネクスティ エレクトロニクスは、豊田通商グループのエレクトロニクス商社として、車載分野ではトップクラスの規模を誇ります。自動運転などの最先端技術を、他の産業分野に積極的に展開することで、技術・商材を中心に、幅広い分野でお客さまや社会のニーズに応え、社会課題の解決に貢献しています。また、豊田通商グループのグローバルネットワークを活用し、地域や分野を超えた最適なソリューションを提供しています。
ブースでは、デジタル空間での協調開発を促進するプラットフォーム『moderix』をご紹介します。

展示品目/サービス
  • moderix
企業情報
東京都港区港南2-3-13 品川フロントビル
https://www.nexty-ele.com/

パーソルクロステクノロジー株式会社

パーソルクロステクノロジーの強みは、多様な業界に対応できるエンジニアの技術課題解決力にあります。
研究開発・ものづくりの領域において、自動車・航空宇宙関連機器・家電・ロボットの設計・開発・実験におけるモデルベース開発(MBD)などを提供し、IT領域においては情報通信、IT/インターネット、EC分野を中心にシステム開発・インフラ設計・評価検証業務などを提供しています。
特にモデルベース開発(MBD)では、今後ますます重要となってくる自動車関連のモデルベース開発領域において、製品を熟知していて製品設計もできるMBD技術者が、お客さまのご要望に沿ったサービスを提供いたします。

展示品目/サービス
  • 新領域のMBD支援
  • MBD教育サービス
  • MBD×実験ソリューション
  • UI開発や高度な自動化の開発支援
企業情報
愛知県名古屋市西区牛島町6番1号
名古屋ルーセントタワー23階
エンジニアリング事業管掌 技術開発統括本部
第2電子・制御設計本部 第2設計部
https://persol-xtech.co.jp/

株式会社ライトウェル

本ブースでは、設計とシミュレーションを一体化するMODSIMの最新アプローチをご紹介します。構想設計から詳細設計、解析、最適化までを同一プラットフォーム上でつなぎ、手戻り削減、開発期間短縮、品質向上を実現する活用イメージをご覧いただけます。トポロジー最適化、ラティス構造設計、流体・構造解析などを通じて、ものづくり現場の課題解決と競争力強化につながる実践的なヒントをお持ち帰りいただけます。株式会社ライトウェルは、住友重機械グループの一員として、ITソリューションとサービスを提供し、豊富なユーザ経験を背景に実践的なソリューションを提供します。

展示品目/サービス
  • 構造トポロジー最適化は次のフェーズへ!
  • ラティスで拓く、未来のものづくり
  • 配管・冷却路を“最適流路”へ進化させよう
企業情報
東京都千代田区神田和泉町1番地9の2
住友不動産神田和泉町ビル4F
セイフィ ダリューシ
03-5809-3461
https://www.lightwell.co.jp/

一般社団法人 MBD推進センター(JAMBE)

JAMBE(ジャンビー)は、日本の自動車産業におけるモデルベース開発(MBD)の普及と高度化を目的に2023年に設立された一般社団法人です。
仮想空間上での「すり合わせ(Suriawase)」を通じて、OEMとサプライヤー間の開発連携を効率化し、品質向上と手戻りの削減を図ります。これにより、カーボンニュートラルやCASEなど、次世代技術への迅速な対応を可能とし、日本のものづくりの競争力強化に貢献します。こうした目的の実現に向けて、JAMBEはMBD人材育成、モデル流通のガイドライン整備、国際連携、共通課題の解決支援などを推進しています。

運営会員(50音順):アアルプスアルパイン株式会社、株式会社アイシン、株式会社SUBARU、株式会社デンソー、トヨタ自動車株式会社、日産自動車株式会社、パナソニックオートモーティブシステムズ株式会社、本田技研工業株式会社、マツダ株式会社
このほか、正会員、パートナー会員、一般会員、準会員、アカデミア会員、モデル流通連携団体、MBD普及連携団体など、多様な会員構成により運営されており、2026年7月末時点で合計212の企業・団体が参画しています。

企業情報
https://www.jambe.jp/