予測不能の時代、種々のサイバー脅威に備えてDXを断行する!
─ [ゼロトラスト]移行の必然と“自社最適解”

 クラウド利用の常態化やテレワークの普及、ランサムウェアやEmotet等の猛威、自社のみならずサプライチェーンや顧客にも及ぶ攻撃対象、そして内部不正……長期化するコロナ禍や世界政情不安も背景に、企業・組織を襲うサイバー脅威/リスクは増大する一方です。

 そうした中で、従来の境界防御型モデルに代わって、企業セキュリティ/ネットワークの新たな前提となりつつあるのが「ゼロトラスト」。ユーザー、端末、ネットワーク、アプリケーション、データなど企業IT環境を形成する全リソースへの信用をゼロとしたうえで、通信・アクセスの真正性を各々のID権限に照らして逐一検証・可視化するモデルです。

 予測困難なVUCAの時代にあっても、全社で推進するデジタルトランスフォーメーション(DX)の歩を止めない──自社の事業環境に即したセキュリティ戦略・体制の確立とゼロトラストへの移行はもはや待ったなしと言えます。着手にあたって明確にしておく項目として以下が挙げられます。

  • ゼロトラストの正しい捉え方は? よくある誤解は?
  • どの技術を基盤にしてネットワークとセキュリティを設計し直すのか?
  • 構築のステップは? 既存のソリューションとの併用はありえるのか?
  • ユーザーの業務環境、クラウド移行やデータドリブンなどのIT施策への影響は?
  • ネットワーク/セキュリティ担当者に求められるスキルは?

 今回、 企業のITリーダーやセキュリティ/ネットワーク担当者の皆様に向けて、ゼロトラストの本質と価値、主要な技術・製品・ソリューションの特徴を詳らかにすべく、ライブウェビナー「IT Leaders Tech Strategy LIVE─凶悪化するサイバー脅威に確かな策を[ゼロトラストセキュリティ]の要諦を穿つ」を開催いたします。適用・移行の基本方針から、製品選定のポイント、先行事例/ユースケースまで、エキスパートの解説を通じて、戦略となすべきアクションに詳らかにする本ウェビナーに是非ご参加ください。

株式会社インプレス IT Leaders編集部/編集長
河原 潤

開催概要

イベント名

IT Leaders Tech Strategy LIVE

凶悪化するサイバー脅威に確かな策を
[ゼロトラストセキュリティ]の要諦を穿つ

日時

2022年8月31日(水) 13:00~18:00

[Googleカレンダーに登録する]

開催形式

ライブ配信ウェビナー

※Zoomウェビナーによる配信を行います。

主催

株式会社インプレス IT Leaders
株式会社インプレス

参加対象

  1. 情報セキュリティの強化に取り組むユーザー企業
    (CISO、CIO 、 IT 部門長、 IT インフラ セキュリティ ネットワーク担当者、経営層、事業部門など)
  2. ユーザー企業の導入運用を支援するSIer、コンサルティングファーム

※応募多数で定員を超える場合、抽選によるご案内となります。
誠に勝手ながら、上記参加対象以外のお客様、当社およびスポンサー各社との競合関係にあるお客様、会社名のない個人でお申し込みのお客様におかれては、業種・職種などを含めた当社の判断により、参加ご希望に沿えない場合がございます。あらかじめご了承ください。

定員

120名

受講料

無料(事前登録制)

お問い合わせ先

IT Leaders Tech Strategy LIVE 運営事務局
E-mail:itl-tech@event-entry.net
受付時間:10:00~18:00(土・日・祝日を除く)

タイムテーブル

※プログラムは予告なく変更となる場合がありますので、ご了承ください。

13:0013:40(40分)

K-1

基調講演

DX推進の前提となるゼロトラスト
―IT部門が押さえるべき要点と導入・移行のロードマップ

藤 俊満

株式会社アイ・ティ・アール

コンサルティング・フェロー

藤 俊満

講演概要

多くの日本企業でDX(デジタルトランスフォーメーション)の取り組みが本格化してきております。一方でコロナ禍によるテレワークへの移行やランサムウェア等のサイバー攻撃も増加してきており、DXにふさわしい新たなワークスタイルやITアーキテクチャが求められています。本講演ではDX実現に向けたゼロトラストアーキテクチャへの移行ロードマップとポイント、ゼロトラストアーキテクチャがもたらすDXの例をご説明します。

講師プロフィール
講師プロフィール

K-1 基調講演「DX推進の前提となるゼロトラスト
─IT部門が押さえるべき要点と導入・移行のロードマップ」

藤 俊満
藤 俊満

株式会社アイ・ティ・アール
コンサルティング・フェロー

2016年よりITRのアソシエート・フェローとして活動、2019年1月に入社し現職。専門分野はリスクマネジメント、情報セキュリティ、ITコスト最適化、アウトソーシング、データセンター/クラウドサービス、金融系/製造系/流通系システム。ITR入社以前は、外資系ITリサーチファームでITコストベンチマーキング手法を用いたITコスト最適化、ITリスクマネジメント、ベンダー評価などのITマネジメントコンサルティング業務に従事。また、国内大手証券系シンクタンクでは金融業界向けシステムコンサルティング、大手商社系SIerクラウド事業部門ではアウトソーシング、クラウド移行、システム事業継続計画(IT-BCP)策定などのコンサルティング責任者を務める。ITコンサルティングのみならず、金融・流通・製造業向けのビジネスコンサルティングやESG投資評価コンサルティングの実績も有する。

13:5014:20(30分)

S-1

セッション1

DXを支えるエンドポイントセキュリティ
〜ニューノーマル時代に巧妙化する脅威を可視化するこれからのセキュリティとは

浅子 良太 氏

サイバーリーズン・ジャパン株式会社

セールス・エンジニアリング本部

パートナー・セールス・エンジニアリング部 部長

河原 功志

講演概要

DXの必要性が浸透し、多くの企業がITを活用してビジネスモデルを変革すべくDXを推しすすめています。またコロナ禍とともに人々の働きかたも大きく様変わりをし、リモートワークやテレワークといった拠点にとらわれないITの提供が必須となりました。一方でこうした動向は侵入の糸口を容易にし、攻撃者にとって優位な状況をつくりだしています。本セッションでは巧妙化する攻撃を可視化して多層的な防御で被害を未然に食い止めるサイバーリーズンのセキュリティを最新動向とともにご紹介します。

14:3015:00(30分)

S-2

セッション2

セキュリティ侵害/データ流出は必ず起こる!を前提としたゼロトラストのセキュリティ対策とは?

佐野 節 氏

タレスDISジャパン株式会社

クラウドプロテクション&ライセンシング データプロテクション事業本部

チャネルアカウントマネージャー

佐野 節

講演概要

マルチベンダーのクラウドとオンプレミスが混在する複雑化したハイブリッドIT環境には、もはや境界線は存在しません。ゼロトラストを前提としたデータセントリックセキュリティによる様々な法規制への適合と、複雑化したセキュリティ管理をどのように簡素化するかをご紹介致します。

15:1015:50(40分)

K-2

ユーザー講演

中外製薬のDXを支えるデジタル基盤とサイバーセキュリティ態勢の目指す姿

小原 圭介

中外製薬株式会社

デジタルトランスフォーメーションユニット ITソリューション部長

小原 圭介

講演概要

新型コロナウイルスの出現や不安定な社会情勢、デジタル技術の急速な進歩によって、ビジネスをとりまく環境は急速な変化を続けています。高い品質の医薬品と製品情報を医療従事者や患者さんのもとへお届けする製薬会社の社会的責任は一層強く求められるようになりました。本講演では、中外製薬のDXを支えるデジタル基盤強化の取り組みや次期クラウドインフラストラクチャ構想、ゼロトラスト化を見据えたサイバーセキュリティ態勢の整備状況について紹介します。

講師プロフィール
講師プロフィール

K-2 ユーザー講演「中外製薬のDXを支えるデジタル基盤とサイバーセキュリティ態勢の目指す姿」

小原 圭介
小原 圭介

中外製薬株式会社
デジタルトランスフォーメーションユニット ITソリューション部長

1994年日本ロシュに入社。国内およびアジアパシフィック地域のセキュリティとネットワークインフラストラクチャの整備に従事。2002年ロシュと中外製薬の戦略的アライアンスにより中外製薬に転籍。2008年ロシュ社IT部門(スイス)に出向し、医薬品事業部のエンタープライズアーキテクチャに従事。帰任後、全社のIT統制を推進するマネジャーを経て、2019年より現職。

16:0016:30(30分)

S-3

セッション3

新しいアプローチ=リスクマネジメントで実現する、真のゼロトラストとは?

釜池 聡太 氏

トレンドマイクロ株式会社

ビジネスマーケティング本部

シニアプロダクトマーケティングマネージャー

釜池 聡太

講演概要

コロナ禍で一気に進んだデジタルトランスフォーメーション(DX)。その推進に欠かせないのがゼロトラストセキュリティという考え方です。本セッションでは、トレンドマイクロが考えるゼロトラストとは何かを紹介し、組織内のリスク評価に基づいた新しいアプローチを提案いたします。ぜひご視聴いただき、皆様のゼロトラスト戦略の策定にお役立てください。

16:4017:10(30分)

S-4

セッション4

次世代ゼロトラストアーキテクチャ
─ハイブリッドワークで見えてきた通信やアプリケーションセキュリティの課題を解決する次の一手─

日向 直人 氏

日本ヒューレット・パッカード合同会社

Pointnext事業統括

GreenLake&コンサルティング推進本部

コンサルティングビジネス推進本部

シニアコンサルタント

日向 直人

横山 博樹 氏

日本ヒューレット・パッカード合同会社

Pointnext事業統括

GreenLake&コンサルティング推進本部

コンサルティングビジネス推進本部

プリセールスコンサルタント

横山 博樹

講演概要

ここ数年のゼロトラストブームは軌道に乗り企業は検討フェーズから導入、運用フェーズに入りつつあります。
一方でオンプレミスの資産へのアクセスは従来型のセキュリティ方式を残し、ゼロトラストとのハイブリッド型で運用されているお客様が多いのが現状です。
本セッションではクラウド、オンプレミスを1つのポリシー、認証基盤、ネットワークで統合可能な、次世代のゼロトラストソリューションについてご紹介いたします。

17:2018:00(40分)

K-3

特別講演

DXを止めないための防御を―サイバー攻撃/犯罪の最新動向と攻撃者の観点

杉浦 隆幸

一般社団法人 日本ハッカー協会

代表理事

杉浦 隆幸

講演概要

サイバー攻撃からDXを止めずに事業を守るためにには、ユーザー自身が開発したり積極的なクラウド利用を進めたりといった、従来よりも一層積極的なセキュリティの防御策が必要です。実際の攻撃チームの観測から入手できた手法から、DXを成功させるために本当に有効なセキュリティ対策を考えます。さらに攻撃者の狙いのつけ方から、攻撃者にとってやられると嫌な対策を紹介します。また、DXで発生しやすいセキュリティ事故の事例をもとに事前に何を行うべきだったのかも解説します。

講師プロフィール
講師プロフィール

K-3 特別講演「DXを止めないための防御を―サイバー攻撃/犯罪の最新動向と攻撃者の観点」

杉浦 隆幸
杉浦 隆幸

一般社団法人 日本ハッカー協会
代表理事

2018年5月設立の一般社団法人 日本ハッカー協会で代表理事を務める。Winnyの暗号解読に初めて成功したホワイトハッカーの第一人者。ゲームのコピープロテクトの企画開発をはじめ、企業や官公庁の情報漏洩事件の調査コンサルティングやインシデントレスポンスを多数支援している。昨今では仮想通貨の安全性確保、Androidアプリの解析や、電話帳情報を抜くアプリの撲滅、ドローンをハッキングで撃墜するデモや、自動車のハッキングなどを行う。テレビなどマスメディアへの出演多数。