注目・必聴のセッション
- "Copilot"と"Agent"が
システム開発を変革する山根 圭輔
アクセンチュア - 開発効率向上に生成AIは
どこまで有効か長沼 佑樹
JCB - 生成AIがDXをさらに加速
システム開発での使いどころ友岡 賢二
フジテック
システム/アプリケーション開発は《生成AIの使いどころ》の本命
IT部門全体が一丸となり《情シスの開発力強化》に向かって、いざ実践へ
コーディングの自動化やテストケースの自動生成、デプロイ後の改善……生成AI技術の急速な進歩が、システム/アプリケーション開発にも革新的な変化をもたらそうとしています。この革新の恩恵・影響を受けるのは、ソフトウェア開発者/プログラマー/ITエンジニアに限りません。ビジネスが求めるスピードと信頼性をもって自社で利用するシステム/アプリケーションを提供するIT部門が一丸となって臨む必須・重要テーマと捉えるべきものです。
- コーディングの自動化
- テストケースの自動生成とテストの自動化
- デプロイの自動化、改善のフィードバック(DevOps)
- システムドキュメント・ユーザーマニュアルの自動生成・更新
- チャットボット/AIアシスタントの自社業務最適化・パーソナライズ、など
自社のシステム開発で生成AI/大規模言語モデル(LLM)を積極活用することで、IT部門の開発・運用チームは、より高度な設計スキルや問題解決能力へのフォーカスが可能になります。また、近年多くの企業で進む内製開発のさらなる促進にもつながるでしょう。実際、主要なローコード/ノーコードツールにはすでに生成AIによる開発支援機能が備わっており、コーディングスキルを持たない担当者がアプリケーション開発に参加できる環境が整っています。
一方、生成AIは発展中の技術であり、現時点では課題も指摘されています。技術特性上の問題だけでなく、全社での取り組みの定着に向けた教育も重要な課題となります。その取り組みは他ならぬIT部門のミッションと言えます。
- 生成されたコードの品質・セキュリティの問題
- 知的財産権・著作権の問題
- 開発プロセスのブラックボックス化の問題
本ウェビナーでは、上述の活用対象や課題にフォーカスし、生成AI時代のシステム/アプリケーション開発・管理について、企業のIT部門や事業部門のIT担当者にとって、取り組みの基本的な考え方から、実際の導入活用までを深掘りで考察します。
株式会社インプレス
IT Leaders編集部/編集長
河原 潤
開催概要
イベント名
事業成長のカギは[情シスの開発力]
生成AI時代のシステム開発
日時
2025年2月27日(木) 13:00~18:00
開催形式
ライブ配信ウェビナー
- ※Zoomウェビナーによる配信を行います
主催
参加対象
- ユーザー企業のCIO/CDO/IT部門長/システム・アプリケーション担当者、事業部門IT担当者
- ユーザー企業の導入運用を支援するSIer、コンサルティングファームなど
- ※誠に勝手ながら、上記参加対象以外のお客様、当社およびスポンサー各社との競合関係にあるお客様、会社名のない個人でお申し込みのお客様におかれては、業種・職種などを含めた当社の判断により、参加ご希望に沿えない場合がございます。あらかじめご了承ください。
定員
200名
受講料
無料(事前登録制)
お問い合わせ先
IT Leaders Tech Strategy LIVE 運営事務局
E-mail:itl-tech@event-entry.net
受付時間:10:00~18:00(土・日・祝日を除く)
タイムテーブル
※プログラムは予告なく変更となる場合があります。ご了承ください。
K-1
基調講演
DDXからAIXへ─今、DXのベースがより重要となる理由
《生成AI時代のシステム開発、変革へのチャレンジ》

アクセンチュア株式会社
執行役員 テクノロジーコンサルティング本部
CTA(チーフテクノロジーアーキテクト)
インテリジェントソフトウェアエンジニアリングサービス日本統括
山根 圭輔
講演概要
デリバリートランスフォーメーション(DDX)からAIトランスフォーメーション(AIX)へ──生成AI技術の著しい進化が、システム/アプリケーション開発の領域にも大きな変化を及ぼしています。企業・組織のITリーダーにおかれては、コーディングやテストの自動化など、既存の開発プロセスの一部に生成AIを取り入れて作業支援を得る形に加えて、人間とAIエージェントが協働してシステムを設計するような、生成AIによる新たな開発プロセスの創出にも着目する必要があるでしょう。本講演では、生成AI時代のシステム開発の最新像とこれからの進化方向について、IT部門や事業部門で開発に携わるチームが留意すべき点、なすべきアクションを詳らかにしていきます。
S-1
セッション1
生成 AI が開発を加速する!Gemini で実現する次世代開発体験

グーグル・クラウド・ジャパン合同会社
ソリューションズ アーキテクト
長谷部 光治
講演概要
Google の AI、Gemini が開発現場を加速する!本セッションでは、コーディング支援からツール連携まで、Gemini による次世代の開発をご紹介します。Gemini で開発がどう変わるのか、そのヒントが得られます。
S-2
セッション2
生成AIの力で変革するコード開発の未来

日本アイ・ビー・エム株式会社
テクノロジー事業本部
シニア・データプラットフォーム テクニカルスペシャリスト
藤原 陽子
講演概要
ビジネスの成長には、高品質なサービスを迅速に市場へ届けることが不可欠です。しかし、開発現場では、複雑化するシステムの維持・改修に多くのリソースが割かれ、新たな価値創出が阻まれています。生成AIは、この課題を解決する強力なツールです。本セッションでは、Javaをはじめとする既存環境のモダナイゼーションや、AIを活用したコーディングの事例・試行例を交えながら、生成AIがどのように開発プロセスを変革し開発全体のパフォーマンスを向上させるかをご紹介します。
K-2
ユーザー講演
開発効率向上に生成AIはどこまで有効か、JCBのGitHub Copilot活用と見えた課題

株式会社ジェーシービー
システム本部 デジタルソリューション開発部
主幹
長沼 佑樹
講演概要
昨今注目を集める生成AIでは業務やシステム開発の効率化が期待され、活用を避けては通れません。一方で、新しい技術のため費用対効果やリスクの観点から活用が難しいのも事実です。JCBでは2020年よりアジリティあるビジネス構築を実現すべく、クラウドネイティブな技術で構成されたプラットフォームによりシステムの内製開発に取り組んできました。迅速かつ効率的なシステム開発には、従来以上に大きな割合を占めるソフトウェアの開発効率化が不可欠です。この効率化に2023年からGitHub Copilotをはじめとした生成AI活用を推進しており、PoCを通して効果の計測やリスクへの対応を評価検討してきました。本セッションでは、この内容に加えて、PoC後に継続利用で得られた知見や今後の展望もご紹介します。
S-3
セッション3
日本企業と生成AIがちょうどいい関係を築くための3つのステップ
~国産クラウド事業者の視点から~

さくらインターネット株式会社
クラウド事業本部 事業開発部
マネージャー
西田 有騎
講演概要
生成AIはここ数年で一躍注目を集め、各社こぞってその利用を進めています。
しかし、生成AIはその特有の問題だけでなく日本の企業文化の観点から、活用が進めづらい背景があります。
本セッションでは、純国産のクラウド事業者から見た課題と自社や他社の取り組み、それらを踏まえてどのようなステップを踏むことが好ましいかをお話します。
S-4
セッション4
生成AIによるアプリ開発の将来像と、ガバナンスの確保

ServiceNow Japan合同会社
スペシャリストSC本部 クリエイターワークフロー部
シニアアドバイザリーソリューションコンサルタント
金井 盛隆
講演概要
増え続けるアプリケーションの開発要求に応えていくため、昨今では市民開発者によるノーコード開発が推進されています。その開発のハードル下げる1つの手段として、生成AIによるアプリケーション開発が注目を集めています。本セッションでは、ServiceNowが提唱する生成AIによるアプリケーション開発の将来像と、そのガバナンス確保の仕組みに関してご紹介します。
K-3
ユーザー講演
フジテックのDXをさらに加速─[システム開発×生成AI]の戦略とアクション

フジテック株式会社
専務執行役員 デジタルイノベーション本部長(CIO/CDO)
友岡 賢二
講演概要
エレベータ・エスカレータ・動く歩道を取り扱う都市空間移動システムの専業メーカーであるフジテック。同社のDX推進を担うデジタルイノベーション本部は、業務効率化・自動化やシステム内製化の過程で、生成AIの活用に早期から着手し、社内生成AIサービス「フジテック-GAI」の構築・運用をはじめ、さまざまな業務での活用に力を注いでいます。
本セッションでは、フジテックが全社のDXビジョンの下、生成AIをどう捉えて適用を広げているのか、そしてシステム/アプリケーション開発領域における生成AI活用の実践や課題の詳細をお伝えします。