注目・必聴セッション

  • 家子 弘彰 氏

    オープニング基調講演

    システム運用領域におけるAI活用の可能性

    株式会社野村総合研究所

    家子 弘彰

  • 山本 健文 氏

    ユーザー事例講演

    <みずほ>における運用高度化×AIの取り組み

    みずほ信託銀行株式会社

    山本 健文

パネルディスカッション

AIがもたらす運用変革!システム管理の未来を語る

  • 家子 弘彰 氏

    【パネリスト】

    株式会社野村総合研究所

    家子 弘彰

  • 山本 健文 氏

    【パネリスト】

    みずほ信託銀行株式会社

    山本 健文

  • 家子 弘彰 氏

    【モデレーター】

    クラウドWatch 編集長

    石井 一志

AIが変える!次世代のITシステム運用のあり方とは

テレワーク、オンラインミーティングが浸透するなどワークスタイルの多様化により、対応すべき新たな各種ツールやシステム導入が進み、加えていままで属人的、アナログで解決していた業務のデジタル化も加速しています。そのため、これらビジネスを支えるITシステムの運用は多くの課題を抱えているのが現状です。

ユーザー企業ではシステムの複雑化によるIT資産管理の煩雑さやセキュリティリスクの増加、不要コストの発生、そして人材不足といった問題が増加しており、社内のITシステムを効率的且つセキュアに管理運用していく必要があります。

このようなIT運用の課題解決にいま注目されているのが「AI」です。運用管理の効率化・自動化はもとより、セキュリティ強化やエネルギー効率の最適化、ITコストの最適化など、多岐にわたる役割を果たすことが期待されています。
運用担当者はこれらの課題を認識し、適切な対策を講じることで、IT運用を効率化し、ビジネスの成長に貢献していくことが求められているのです。

そこで本フォーラムでは「社内ITシステム」に焦点を当て、ITシステムをどう効率的に運用管理していくべきか?、AIが果たす役割は?について、それぞれの課題を事例中心に参加者と共有したうえで、何から取り組むべきか?そのために必要なソリューションは何か?を啓蒙、紹介していきます。

開催概要

イベント名

IT運用イノベーションフォーラム 2025
「社内ITシステム運用効率化×AI活用セミナー」
~AIが変える!次世代のITシステム運用のあり方とは~

日時

2025年6月26日(木) 10:25~16:05

[Googleカレンダーに登録する]

開催形式

ライブ配信ウェビナー
*Zoomウェビナーによる配信を行います

主催

株式会社インプレス株式会社インプレス
<クラウド Watch/クラウド&データセンター完全ガイド/IT Leaders/DIGITAL X/SmartGridニューズレター>

参加対象

  • ユーザー企業
    自社ビジネスのためのシステム企画、設計、構築、運用、活用の情シス、事業部門の責任者および担当者全般
  • マネージドサービスプロバイダ(MSP)
    ユーザー企業より委託を受け、システムの運用・保守・監視等サービスを提供する事業者全般
  • SIer
    ユーザー企業に向け各種運用効率化ツールを提供するサービス事業者全般

募集人数

250名

参加料

無料(事前登録審査制)

お問い合わせ先

「IT運用イノベーションフォーラム」運営事務局
E-mail:it-operation@impress.co.jp
受付時間:10:00~18:00(土・日・祝日を除く)

タイムテーブル

※プログラムは予告なく変更となる場合がありますので、ご了承ください。

10:2510:30(5分)

オープニングリマークス

主催者ご挨拶

石井 一志

株式会社インプレス

クラウドWatch 編集長

石井 一志

10:3011:00(30分)

K-1

オープニング基調講演

システム運用領域におけるAI活用の可能性

家子 弘彰 氏

株式会社野村総合研究所

ITアーキテクチャーコンサルティング部

シニアチーフエキスパート

家子 弘彰

プロフィール

プロフィール

略歴

1985年 野村コンピュータシステム(現NRI)入社。
メインフレーム全盛期からDC運用の運用技術部門に所属し、システム運用自動化/効率化のための技術開発・運用システム開発を経験。
その後オープンシステムへの運用方式設計工程実施によるシステム運用の標準化/効率化やITサービスマネジメント導入によるシステム運用高度化を実施。
現在はITサービスマネジメントの専門家として、社内外のシステム運用改善に関するコンサルティング業務に従事。

講演概要

昨今ビジネス領域では生成AIの活用が注目されている一方、運用領域ではツールの機能の高度化以外の生成AI活用事例は少なく、この領域での生成AI含めたAI活用はこれからと言えます。
本セッションでは、AIが自社運用にどう活用できるかという観点から、いくつかの具体的なユースケースを例示するとともに、システム運用を効率化や障害対応を担う運用エンジニアに着目し、将来的に運用エンジニアの活動自体が大きく変わっていく可能性について考察します。

11:0511:45(40分)

S-1

セッション

AIが運用を動かす時代へ ~Gen AI×Agentic AIが創る次世代IT運用~

鉄村 季哉 氏

HCLSoftware

HCL BigFix

エリアセールスダイレクター

鉄村 季哉

プロフィール

プロフィール

略歴

HCLSoftware において HCL BigFix を中心としたエンタープライズ向けセキュリティ運用・IT資産管理ソリューションのセールスを担当。大手企業・官公庁に対し、導入・活用提案から技術戦略まで幅広く支援する。セキュリティ、エンドポイント管理、運用自動化に関する深い知見を背景に、顧客の課題に即したソリューション提案を実践。特に、「攻めのIT運用と守りのセキュリティ対策の両立」を軸に、ゼロトラスト、生成AI、Agentic AI など最新技術の現場実装を推進している。

講演概要

企業のIT運用は“人が判断し、AIが支援する”時代から、“AIが判断し、行動する”時代へと進化します。
多くの企業では Gen AI を活用し、管理者への運用アドバイスやナレッジ活用、ユーザーからの問い合わせ対応といった「知識的支援」の自動化が始まっている。次の進化は、状況を理解し、最適な手段を選び、自律的にアクションを実行する Agentic AI である。Gen AIによるインテリジェントな支援と、Agentic AIによる自律的な運用実行を組み合わせた「次世代IT運用のあり方」を紹介する。

11:5012:30(40分)

S-2

セッション

AIを活用してIT運用のカオスから脱却するには?

原 洋介 氏

アトラシアン株式会社

シニアソリューションエンジニア

原 洋介

プロフィール

プロフィール

略歴

ソフトバンク株式会社で、数千万の顧客情報を扱うシステムの開発・運用に従事。サービスマネジメント管理の重要性を実感した経験を持つ。ServiceNow Japan合同会社では、ソリューションコンサルタントとして通信業や小売業のお客様にDX推進を支援。現在、アトラシアン株式会社のソリューションズエンジニアとして、Jira Service Management(JSM)を担当し、企業の業務効率化を実現。一貫してサービスマネジメントに携わってきた経験を活かし、JSMによる効率的な業務管理の知見を共有。

講演概要

Jira Service ManagementにAIを導入した企業は、アラートノイズが90%削減され、リソース検索が6秒で完了し、インシデント後のPIR作成が7倍速くなったと報告している。このセッションでは、AIがどのようにインシデント対応とオーケストレーションを最適化し、運用チームが迅速に優れたサービスを提供できるよう支援するかを探る。また今後提供予定の新機能についても紹介する。

13:0013:30(30分)

K-2

ユーザー事例講演

<みずほ>における運用高度化×AIの取り組み

山本 健文 氏

みずほ信託銀行株式会社

IT・システムグループ

執行役員 CIO

山本 健文

プロフィール

プロフィール

略歴

1993年現みずほリサーチ&テクノロジーズに入社、銀行システム中心に約20年システムエンジニアとして開発に従事。2014年から勘定系システム構築にて大規模プロジェクトマネジメントを経験。
みずほフィナンシャルグループ副CIO等を経て、2025年4月よりみずほ信託銀行CIO。

講演概要

メインフレーム、プライベートクラウド、パブリッククラウド等、複数の基盤を連携させたハイブリッドクラウド環境におけるシステムの運用業務は益々複雑化している。そうした環境のなか、<みずほ>では運用業務を効率化・変革、“より高いレジリエンスを保有した運用・保守”を目指しており、生成AIの活用事例を含めご紹介する。

13:3514:15(40分)

S-3

セッション

IT運用におけるログ分析の重要性:AIによる効率化と信頼性の向上

角田 勝義 氏

Dynatrace合同会社

ソリューション技術本部

オブザーバビリティエバンジェリスト

角田 勝義

プロフィール

プロフィール

略歴

ネットワークエンジニアとして、設計・構築などに従事。その後、アプリケーションデリバリーやセキュリティ製品の プリセールスエンジニアとして広くインフラ領域に携わる。 現在はクラウドネイティブ技術に興味を持ちコンテナやKubernetesを中心にオブザーバビリティの重要性を広めるために日々奮闘中。

講演概要

システムの異常を検知し、原因を特定するためのログデータは非常に重要だ。AIを活用することでログの意味をすぐに理解し、運用の効率化とシステムの信頼性向上が実現可能である。本セッションでは、DynatraceのAI技術を用いたログ分析の具体的な手法とその効果について事例を交えながら解説する。また、一歩進んだ観測可能な自律した運用を実現するオブザーバビリティのメリットについても説明する。障害対応の迅速化、復旧時間の短縮に課題を持つ方必見の内容である。

14:2015:00(40分)

S-4

セッション

なぜいま、SaaS管理が必要なのか?~AI時代のDXに潜む3つの危機~

園田 慎一郎 氏

ジョーシス株式会社

エンタープライズセールスチーム アカウントエグゼクティブ 兼
チャネル営業統括部 マネージャー

園田 慎一郎

プロフィール

プロフィール

略歴

新卒で住友商事株式会社に入社し、財務部門にて財務オペレーションと海外事業会社の資金調達・為替ヘッジ取引の支援業務に従事。2021年よりSansan株式会社 エンタープライズ営業部にて、総合商社・スーパーゼネコン・Sler・メーカー(製造・飲料)を担当し、名刺管理サービスSansanや請求書管理サービスのBill Oneを展開。2024年8月にジョーシス株式会社に入社し、チャネル営業統括部にてパートナー企業の立ち上げとアカウントエグゼクティブとしてエンタープライズセールス業務に従事。

講演概要

AIの活用とDX推進が加速する一方で、IT運用の現場では「誰が、どこで、何を使っているのか」が見えづらくなるという新たなセキュリティ課題が浮上しています。特に、コロナ以降の“SaaSの爆発”により、企業では「ガバナンスの形骸化」「セキュリティリスクの増大」「ITコストの不透明化」という3つの危機が顕在化しました。退職者アカウントの放置、部門ごとのSaaS利用によるシャドーITの増加、そしてデバイス管理の形骸化などが、IT運用に深刻な影響を及ぼしています。
本セッションでは、これらの課題を解決するために不可欠な“SaaS管理”の重要性を解説し、分散・属人化しがちなIT資産をどのように可視化し、安全かつ効率的に管理していくかをご紹介します。

15:0516:05(60分)

K-3

運用担当者パネルディスカッション

AIがもたらす運用変革!システム管理の未来を語る

パネリスト

家子 弘彰 氏

株式会社野村総合研究所

ITアーキテクチャーコンサルティング部

シニアチーフエキスパート

家子 弘彰

山本 健文 氏

みずほ信託銀行株式会社

IT・システムグループ

執行役員 CIO

山本 健文

モデレータ

石井 一志

株式会社インプレス

クラウドWatch 編集長

石井 一志