ドローンと創る現場の未来:
建設業、インフラ業、製造業の現場を変える

ドローンは近年、建設現場において測量や調査、施工管理など様々な用途で活用が広がっており、インフラ業や製造業でも構造物の維持管理・保守といった分野で導入が進んでいます。これにより作業の効率化、作業者の安全性の強化など多くのメリットがもたらされています。一方で、ドローンの具体的な活用方法や導入技術の選択に悩む企業も多く、十分にその効果を発揮できていない現状もあります。本イベントでは、こうした課題を解決するため、現場での具体的な活用事例や最新技術の動向、さらに将来の展望について分かりやすく紹介します。これにより参加者は自社の業務に適したドローンの活用方法を学び、より効果的な導入が可能となることを目指します。本イベントを通じて、業界全体の発展と技術革新を促進し、建設業、インフラ業、製造業におけるドローンの活用をさらに広げていく場を提供します。

開催概要

イベント名

ドローンジャーナルコンファレンス 2025 秋

建設業やインフラ業界が求めるドローンの先進技術が集結

日時

2025年9月17日(水)
 講演 10:30~17:10(受付開始 10:00)
 展示 10:00~情報交換会終了時まで
 情報交換会 17:20~18:30

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開催方式

リアル開催

  • ※配信等のオンラインではご参加いただけませんのでご注意ください

会場

浅草橋ヒューリックホール&カンファレンス
〒111-0053
東京都台東区浅草橋1-22-16 ヒューリック浅草橋ビル 2F

JR総武線「浅草橋駅(西口)」より徒歩1分

都営浅草線「浅草橋駅(A3出口)」より徒歩2分

主催

ドローンジャーナル
株式会社インプレス ドローンジャーナル

参加対象

  • 建設業の方
  • インフラ業界で構造物やインフラの維持管理に携わる方
  • 製造業や不動産業などの現場で保守点検に携わる方

参加方法

事前登録審査制

  • ※参加の可否につきましては、主催者にて厳正に審査を行い、お申込みより1~2週間程度で審査結果を順次メールにてご連絡いたします。
  • ※参加対象以外の企業・団体の方、スポンサーの競合企業・団体に勤務されている方、住所やメールアドレスに不備がある方(gmail等のフリーアドレスの方など)の受講を、会場規模との兼ね合いでお断りさせていただく場合がございますので、予めご了承ください。

受講料

無料

お問い合わせ先

「ドローンジャーナルコンファレンス」運営事務局
E-mail:dronejournal-cf@impress.co.jp

タイムテーブル

※プログラムは予告なく変更となる場合がありますので、ご了承ください。

10:3011:00(30分)

K1

基調講演

無人航空機に係る制度運用の状況と最近の動き

清水 陽介 氏

国土交通省

航空局 安全部 無人航空機安全課

課長補佐(総括)

清水 陽介

プロフィール

プロフィール

略歴

2010年国土交通省入省。
海事局・自動車局・航空局を経験。本省における業務のみならず、東北運輸局において東日本大震災で被災した造船事業者の復興に携わる業務や、米国留学など幅広く経験。前職航空局航空ネットワーク部航空戦略室課長補佐(総括)において脱炭素政策や空港周辺環境対策業務等を担った後、本年8月より現職に着任。なお、ドローンのレベル4制度創設における法改正にも携わっている。

講演概要

無人航空機のレベル4飛行、レベル3.5飛行の創設などのこれまでの法改正の経緯を始め、無人航空機を活用する上で重要な制度全般(飛行許可承認制度やライセンス制度など)、各種制度の明確化を図る。また、無人航空機の事業化や社会実装を推進するために必要となる、多数機同時運航の普及拡大に向けた取組や運航管理システム(UTMS)の段階的導入などの最新情報及び将来の展望について紹介する。

11:0011:30(30分)

A-1

ソリューション講演

Coming soon

11:3012:00(30分)

A-2

ソリューション講演

最新技術を活用したドローンソリューションの事例

冨井 天夢 氏

株式会社アミューズワンセルフ

技術部

冨井 天夢

プロフィール

プロフィール

略歴

2021年株式会社アミューズワンセルフに新卒入社後、ドローン搭載型レーザスキャナシステム「TDOT3」「TDOT7」の開発に従事。製品の開発から、点群データの解析、ドローンパイロットなど幅広く業務を担当している。国立大学法人岡山大学環境生命自然科学研究科博士後期課程在籍中。

講演概要

当社のドローンソリューションは、さまざまな分野において現場での効率的な計測やデータ取得を支援し、作業の精度向上と生産性向上を実現することができます。新製品のTDOT 7 GREEN LITEをはじめ、多様な最新機器や技術を組み合わせることで、より複雑かつ高度な計測ニーズに対応したソリューションを提供しています。
本セッションでは、各分野での実際の利用ケースを通じて、当社のドローン技術が業務の効率化にどのように貢献しているかをご紹介いたします。

12:1512:45(30分)

L-1

ランチセッション

ドローン利用の自動化や内製化の実現と超えるべきハードル─ 安全運用に必要な教育とは

高野 耀 氏

株式会社スカイピーク

代表取締役

高野 耀

プロフィール

プロフィール

略歴

明治大学卒業後、教育事業やヘルスケア分野での新規事業開発を経て、2017年株式会社スカイピークに設立メンバーとして参画。2020年4月より同社代表取締役に就任。創立より一貫して産業ドローンの人材育成を軸に事業を展開。2017年に講習団体、翌年に管理団体、2022年12月施行日より登録講習機関として航空局に登録。また、2020年より目視外飛行オペレーター育成の取り組みをいち早く開始。講習業務や登録講習機関の支援だけでなく、上場企業や官公庁への講習プログラム作成や、経験豊富なパイロットによる実証実験を全国で実施。知見と技術を体系化し、多くの人や企業に提供することで、次世代人材育成を推進している。

講演概要

ドローン活用の自動化や内製化を目指す企業が増える一方、多くの現場で安全運用に向けた教育や社内体制構築がハードルとなっています。本講演では、鉄道会社や官公庁をはじめとしたドローン導入企業に教育サービスを提供するスカイピークが、資格取得だけではカバーできない、持続可能な内製化を実現するための、実践的な安全教育や遠隔オペレーション教育とともに、企業の取組事例をご紹介します。

13:0013:30(30分)

B-1

招待講演

建設業やインフラ業界のためのドローン飛行制度と実務ポイント解説

本間 貴大 氏

FwriteDown行政書士事務所

行政書士

本間 貴大

プロフィール

プロフィール

略歴

行政領域の総合支援サービスを行う行政書士事務所として、無人航空機(ドローン)事業支援を専門としている。ドローンショーやレベル3.5などのPoCサポート、登録講習機関の立上げ、防災分野で全国の消防署へのセミナーに登壇するなど幅広く対応。
また、ドローンの運用管理ができるクラウド「FwriteDown」を展開する行政手続きDX化事業会社を経営。ドローン事業者の法令遵守した管理体制をシステムによって支援する。

講演概要

ドローンの活用を適法かつ効果的に行うためには、より制度の正しい把握が求められてくる。しかし、常に制度の改正や運用の変更がある中で、適法かつ効果的な活用方法が把握しづらい現状がある。この講演では、建設業やインフラ点検業の方が活用しうる「補助者なし目視外飛行」、「係留飛行」、「機体認証機の活用」について、概略及び気を付けるべき点を解説する。

13:3014:00(30分)

A-3

ソリューション講演

ドローン × 3次元測量 本気で取り組む企業の活用事例をご紹介

小林 隼人 氏

株式会社スカイブリッジ

代表取締役 共同代表

小林 隼人

プロフィール

プロフィール

略歴

株式会社スカイブリッジ 代表取締役共同代表
1986年栃木生まれ、立教大学卒。
商社、電機メーカー、IT関連企業で、国内・海外営業・マーケティング、新規事業企画に従事。
家業である測量会社、藤成測量の建設業向けドローン活用x3D測量技術を軸に、建設業のみならず、製造業、航空宇宙、遊園地、レジャー施設等のあらゆる業界に向け、ソリューションプロバイダー兼オペレーションの業態で顧客を支援。

講演概要

本講演では、ドローンの様々な活用事例をご紹介いたします。

  • プラント設備点検、構内巡回と設備点検の自動化
  • 遊戯施設のドローン自動点検と3D測量技術を活用した2D/3D図面化
    (その他事例紹介可否確認中案件多数)

※DJI Dock3を含む自動飛行の事例も含まれます

14:0014:30(30分)

A-4

ソリューション講演

VTOLによるインフラ点検のいま─ エアロボウイングが実現する遠隔・長距離飛行とその展開

佐部 浩太郎 氏

エアロセンス株式会社

代表取締役社長

佐部 浩太郎

プロフィール

プロフィール

略歴

ソニー株式会社(現・ソニーグループ)に入社後、初代AIBOの商品化やQRIOの開発に携わる。顔認識技術を開発しスマイルシャッターなど商品へ展開。2015年、ZMPとの合弁でエアロセンスを設立し、ドローン事業を立ち上げる。2019年より代表取締役社長。2024年11月、国内で初めて飛行機型ドローンの無人航空機操縦者技能証明(二等)を取得。現場視点で固定翼型ドローンの社会実装をリードしている。

講演概要

少子高齢化や災害対応を背景に、インフラ点検ではドローンによる広域な運用が求められている。VTOL型ドローン「エアロボウイング」はLTE通信による長距離飛行が可能で、ドローンベースを活用したリモート運用も期待されている。また、第二種型式認証の取得により、レベル3.5飛行の申請が簡素化され、実装ハードルも下がっている。本セッションでは、運用事例や導入の動向を交え、社会実装に向けた展開を紹介する。

14:5015:20(30分)

B-2

招待講演

建築基準法12条(定期報告制度)におけるドローン外壁調査の変遷と現状

宮内 博之 氏

一般社団法人 日本建築ドローン協会

副会長

宮内 博之

プロフィール

プロフィール

略歴

2003年東京工業大学大学院博士(工学)取得。東京工業大学建築物理研究センター助教、National Research Council Canadaに派遣され、2008年に韓国・忠南大学校建築工学科に異動、副教授となる。2014年より建築研究所に勤務。東京理科大学客員教授、お茶の水女子大学客員教授。日本建築ドローン協会副会長。日本建築学会・ドローン技術活用小委員会主査。JADA安全教育講習会講師、JADA-JUIDAドローン建築物調査安全飛行技能者コースマスター講師、一等・二等無人航空機操縦士

講演概要

本発表では、建築基準法12条に基づく定期報告制度におけるドローンによる外壁調査の変遷と現状を概説します。まず、国土交通省建築基準整備促進事業T3の調査基準の検討およびNEDO事業でのドローンを活用した外壁調査に係る技術開発の基礎について示します。次に、赤外線調査(無人航空機による赤外線調査を含む)による外壁調査ガイドラインの概要と要点、及び実施体制に関わる人材育成の取組を紹介します。最後に、ドローンによる外壁調査に関わるヒアリングを通して、ドローン活用の優位性と課題について報告いたします。

15:2015:50(30分)

A-5

ソリューション講演

点検現場におけるSkydioX10およびSkyido Dockの有効活用事例

岡田正義 氏

株式会社ジャパン・インフラ・ウェイマーク

事業推進部 インフラDX担当

担当課長

岡田正義

プロフィール

プロフィール

略歴

株式会社ジャパン・インフラ・ウェイマーク(略称JIW)はNTT西日本の子会社として2019年に設立。
世界でいち早くSkydio社のドローンをインフラ点検の現場に導入。
東南アジア・日本の橋梁点検分野での独占的パートナーシップ契約を締結。
ドローンを用いた点検実績は累計6000件を超える。
東京電力様、大阪ガス様、JR西日本様などインフラ会社様から出資を受けドローンによるインフラ点検を牽引。

講演概要

SkydioX10に搭載された赤外線カメラによる外壁点検の有効性を解説。
専用ソフト3DSCANを利用し取得した3次元データの活用事例を解説。
SkydioX10でのトンネル及び立坑等の非GNSS環境下での暗所点検や夜間点検の活用事例を解説。
Skydio Dockの特性と有効活用方法を解説。

16:1016:40(30分)

A-6

ソリューション講演

超狭小空間点検ドローン「IBIS2」(仮)

林 昂平 氏

株式会社Liberaware

取締役

林 昂平

プロフィール

プロフィール

略歴

一橋大学卒業後、日本製鉄で自動車業界向け鋼材の需給調整・需要予測を担当。その後、東レにて浄水器の中国市場展開やアパレル製品の生産管理に従事。事業企画や海外業務の経験を活かし、ラクスルでは印刷+広告の新サービスを開発。2021年、株式会社Liberawareに入社。

講演概要

本講演では、わずか直径約20cmの空間も飛行可能な超小型ドローン「IBIS2」の技術的特長と活用事例を紹介します。従来困難だった狭隘部のインフラ点検を可能にし、安全性向上・省人化・コスト削減を実現する最前線の取り組みをお伝えします。

16:4017:10(30分)

B-3

招待講演

海外の建設分野におけるドローンの最新動向 (仮)

伊藤 英 氏

With World JP代表

ドローンビジネス調査報告書2024【海外動向編】著者

伊藤 英

プロフィール

プロフィール

略歴

1983年東京生まれ。カリフォルニア州立大学サンタクルズ校デジタルメディア学部卒。日本、米国、シンガポールの映像制作会社や広告メディア会社などで研鑽を高める。2018年にドローンのソリューションプロバイダーとして3年連続で世界第一位に選出されるAerodyne Groupの日本法人を設立し、CEOを務める。2023年より現職にて、公共及び民間のインフラ設備管理者向けに、ドローンをはじめとしたデジタル及び新技術を活用したDXソリューションの業務実装支援を行なっている。

17:2018:30(70分)

R1

情報交換会

  • ※講演者、スポンサー企業、ドローンジャーナル編集部、イベント参加者の皆様と共に情報交換を行っていただく場です。
    ささやかではございますが、立食形式にてお食事もご提供いたします。

ブース展示

株式会社アミューズワンセルフ

Coming soon

企業サイト
https://amuse-oneself.com/

エアロセンス株式会社

垂直離着陸と長距離飛行を両立するVTOL型ドローン「エアロボウイング(AS-VT02K)」を展示。全自動航行や長時間飛行、LTE通信を活用した飛行に対応した、従来機の信頼性・機能性を継承しつつ、防塵・防水性や運搬性を強化することで、現場での運用性をさらに高めた最新モデルです。山間部・河川・鉄道などアクセスが難しいインフラの点検や、災害時の空からの情報収集を強力にサポートします。実機展示のほか、企業・自治体における巡視・災害支援の活用事例、VTOLの遠隔飛行ソリューションやドローンベースについても紹介します。

展示品目/サービス
  • VTOL型ドローン「エアロボウイング」
  • 河川・鉄道・道路長距離点検ソリューション
  • 災害時の対応ソリューション
企業サイト
https://aerosense.co.jp/

NTTドコモビジネス株式会社

ドローンやAI、クラウドを活用し、社会課題の解決と現場のDXを支援する「docomo sky」。本ブースでは、工事現場の映像をデジタル空間上で再現し、現場管理、進捗管理を統合的にワンストップで実現できるデジタルツイン生成ソリューション「CupixWorks」、自律飛行と優れた障害物回避性能を持つ「Skydio 2+」、AI搭載で昼夜問わず高精度な飛行・解析が可能な「Skydio X10」を展示します。建設・インフラ・災害対応・警備など、幅広い現場業務の効率化と安全性向上を支える先端技術を、実機展示とデモ映像でご紹介します。

展示品目/サービス
  • CupixWorks
  • セルラードローン Skydio X10
  • Skydio2+
企業サイト
https://www.docomosky.jp/

株式会社ジャパン・インフラ・ウェイマーク

展示品目/サービス
  • SkydioX10
  • SkydioDock
  • Waymarknote
企業サイト
https://www.jiw.co.jp/

株式会社スカイピーク

Coming soon

株式会社スカイブリッジ

建設業、製造業、航空宇宙、遊園地、レジャー施設等、幅広く、深く、実案件に実績がある現場主義のスカイブリッジブースです。

プラント、インフラ、その他におけるあらゆる案件の事例をご紹介いたします。
貴社の課題に合わせて類似事例もご紹介可能です。
特定機体や特定ツールに縛られることがない、スカイブリッジのソリューション事例をご体感ください。

ご依頼業務・実証実験の対応だけでなく、ドローンスクール・機体販売・内製化サポートまでワンストップで支援。
お気軽に現場課題の解決に弊社の解決策をご提案いたします。

展示品目/サービス
  • ドローン手動/自動 点検・巡回
  • 図面化・デジタルツイン・BIM/CIM
  • DJI Dock3
企業サイト
https://www.skybridge-jp.com/

DRONE SPORTS株式会社

当社は日本初のプロフェッショナルドローンレーシングチーム『RAIDEN RACING』から始まり、現在では国産点検用ドローンブランド「Rangle(ラングル)」を事業展開しております。インフラ点検からイベント企画の多彩なサービスを展開しており、世界初となる「AIドローン vs 世界チャンピオン」のレースで話題となったAIドローンも当社が開発しております。イーロン・マスク氏からも注目を集めたその技術と映像を、ブースにてご紹介します。非GPS環境下や超狭所でも安定飛行を実現するホバリングアシスト機能搭載は初心者でも扱いやすく、自社開発機種だからこその低価格でご提供しています。ぜひ当日体感ください。

展示品目/サービス
  • 超狭所、非GPS環境下"ドローン点検
  • 小型ドローン『Rangleシリーズ』提供
  • 世界1位プロドローンレースチームの運営
企業サイト
https://dronesports.jp/service/

株式会社Liberaware

Coming soon

企業サイト
https://liberaware.co.jp/