注目のセッション
生成AI技術を「知る」から「使う」へ
生成AI(人工知能)技術は、もはや単なるバズワードではなく、ビジネスのあり方を大きく変えようとしています。その一方で、急速な技術の進化や、さまざまなサービスが日々、登場するなかで「自社に、どう活用すれば良いのか?」「具体的にどのような用途に導入されているのか?」「技術的な課題は何か?」といった疑問を抱かれている方も多いのではないでしょうか。
そうした疑問にお応えするため本セミナーでは、DX(デジタルトランスフォーメーション)に取り組む事業部門の担当者や、DX/IT部門、そしてAIシステムの開発・運用に携わる技術者の方々を対象に、それぞれの視点から生成AI技術の最新トレンドと実践的な活用法を掘り下げます。
DX推進のご担当者様には、生成AI技術がもたらすビジネス変革の可能性や経営戦略への組み込み方などを、DX/IT部門の方々には、導入に向けたロードマップの策定や組織への浸透方法などを、開発・運用技術者の方々には最新の技術動向から実際の開発・運用に役立つベストプラクティスまで、それぞれにお役立つ情報を紹介・解説します。
本セミナーは、皆様の組織における生成AI技術活用をさらに一歩前に進め、ビジネスを次のステージに導くきっかけになるはずです。是非とも、会場に足をお運びください。
開催概要
イベント名
生成AI Day 2025
~ビジネスに革新をもたらす生成AIの最新潮流~
日時
2025年9月18日(木) 10:00~17:05
会場
- ※本イベントは、オンライン配信の予定はございません。
東京都千代⽥区紀尾井町1-4 東京ガーデンテラス紀尾井町 紀尾井タワー 4階
「永田町駅」直結 (有楽町線・半蔵門線・南北線)
「⾚坂⾒附駅」D出口より徒歩1分 (銀座線・丸ノ内線)
主催
参加対象
生成AI技術を活用してビジネスや業務の変革に取り組む事業部門や経営企画部門、DX/IT の推進部門、開発・運用エンジニアなど
募集人数
700名
参加料
無料 (事前登録制)
お問い合わせ先
生成AI Day 運営事務局
E-mail:generative-ai-days@event-entry.net
受付時間:10:00~18:00 (土・日・祝日を除く)
タイムテーブル
※プログラムは予告なく変更となる場合がありますので、ご了承ください。
A-1
オープニング基調講演
未来は誰が創るのか──AIに支配されない組織と開発の在り方

Tably株式会社
代表取締役
及川 卓也
セッション概要
A-1 オープニング基調講演
「未来は誰が創るのか──AIに支配されない組織と開発の在り方」
生成AIは単なる「道具」ではないのかもしれません。AIがコードを書き、意思決定すら可能な時代に、私たちは何を担うべきなのでしょうか。本講演では、AIがもたらす開発・アーキテクチャのパラダイムシフトを俯瞰し、人間と組織の役割を問い直します。未来を創るのは、誰なのか。
講師
-
及川 卓也 氏
-
Tably株式会社
代表取締役外資系IT企業3社にて、ソフトウェアエンジニア、プロダクトマネージャー、エンジニアリングマネージャーとして勤務する。その後、スタートアップを経て、独立。2019年1月、テクノロジーにより企業や社会の変革を支援するTably株式会社を設立。著書『ソフトウェア・ファースト~あらゆるビジネスを一変させる最強戦略~』(日経BP)、『プロダクトマネジメントのすべて』(翔泳社)
B-1
オープニング基調講演
生成AIを用いた学術研究の最前線

東京大学
大学院情報理工学系研究科
教授
山崎 俊彦
セッション概要
B-1 オープニング基調講演
「生成AIを用いた学術研究の最前線」
生成AIは、産業界だけでなく学術界にも多大な影響を及ぼし、ある分野では「長年の難題が生成AIにより解かれた」との嘆きの声も聞かれます。一方で、私たちはこの技術革新を前向きに捉え、知的生産の一助とすることで、より本質的かつ困難な課題に挑む道が拓かれたと考えています。本セッションでは、生成AIを活用して実現した新たな学術的アプローチや、産学連携による研究事例を紹介します。
講師
-
山崎 俊彦 氏
-
東京大学
大学院情報理工学系研究科
教授東京大学大学院工学系研究科電子工学専攻博士課程修了、同大学院助手、講師、准教授を経て、現職。マルチメディア、コンピュータビジョン、パターン認識、機械学習を専門分野・領域とし、研究に従事。多くの産学共同研究や技術アドバイザ等を経験。2011-2013年、コーネル大学Visiting Scientist。
A-2
セッション
オブザーバビリティで生成AIとビジネスを可視化──複雑化するAIエコシステムを制し、ビジネス価値を解放する方法

New Relic株式会社
上席エバンジェリスト 兼 リードソリューションコンサルタント
清水 毅
セッション概要
A-2 セッション
「オブザーバビリティで生成AIとビジネスを可視化──複雑化するAIエコシステムを制し、ビジネス価値を解放する方法」
生成AI技術が日々革新される中、その価値を理解しながらも多くの組織が導入前のセキュリティやガバナンスへの懸念、導入後の効果測定や生成AIを組み込んだサービス・システム改善方法の課題に直面しています。本セッションでは、不安を払拭しながらAIシステムの効果を最大化する方法、ビジネス部門とIT部門の壁を超えた協働体制構築に肝要なオブザーバビリティ戦略を解説します。
講師
-
清水 毅 氏
-
New Relic株式会社
上席エバンジェリスト 兼 リードソリューションコンサルタント
B-2
セッション
属人化解消に挑む!『実務で使える』生成AIチャットシステム開発(仮)

アイレット株式会社
DX開発事業部 IoT×Cloudセクション
セクションリーダー
川村 彰
セッション概要
B-2 セッション
「属人化解消に挑む!『実務で使える』生成AIチャットシステム開発(仮)」
企業に根強く残る「知識の属人化」。この長年の課題に対し、生成AIを活用した社内チャットシステムで挑みました。生成AIの回答精度と持続可能なデータ管理を両立させることで、現場業務に直結する“実務で使えるAI”を実現し、業務DXを一気に加速させました。本セッションでは、アイレットが開発を支援したお客様事例を基に、現場目線でのシステム開発の成果と今後の展望をご紹介します。
講師
-
川村 彰 氏
-
アイレット株式会社
DX開発事業部 IoT×Cloudセクション
セクションリーダー2022年にアイレットへ入社。アプリケーション開発、プロジェクトマネージャー、プリセールスとして、幅広い案件に携わる。現在はDX・生成AI関連のプロジェクトを中心にお客様支援に従事している。
A-3
主催講演
JTCでも最新技術に追従しよう! AIエージェント構築のトレンド解説と事例紹介

KDDIアジャイル開発センター株式会社
テックエバンジェリスト
御田 稔(みのるん)
セッション概要
A-3 主催講演
「JTCでも最新技術に追従しよう! AIエージェント構築のトレンド解説と事例紹介」
ただでさえトレンドの移り変わりが激しいAI技術。足が重くなりやすいエンタープライズの組織では、どのようにキャッチアップし事業適用していくべきか?
本セッションでは、最初にAIエージェント関連の最新トレンドをおさらいしたうえで、KDDIアジャイル開発センターにおける「本部長AI(A-BOSS)」などの事例を紹介するとともに、大企業でも新技術をうまく社内導入するコツを紹介します。
講師
-
御田 稔(みのるん) 氏
-
KDDIアジャイル開発センター株式会社
テックエバンジェリスト技術の楽しさを伝える活動を行いながら、クラウドやAI領域の内製開発・プリセールス・技術コンサルティングに従事しています。AWS Community Hero、AWS Samurai、2025 Japan AWS Top Engineer & All Certs認定。著書『Amazon Bedrock 生成AIアプリ開発入門』『やさしいMCP入門』、近刊『AIエージェント開発/運用入門』
B-3
主催講演
東京ガス、全社に広げる生成AI活用の挑戦:業務スタイル変革からビジネスモデル変革へ

東京ガス株式会社
DX推進部 データ活用統括グループ
マネージャー
笹谷 俊徳
セッション概要
B-3 主催講演
「東京ガス、全社に広げる生成AI活用の挑戦:業務スタイル変革からビジネスモデル変革へ」
東京ガスグループでは、原料調達、設備保全、営業、マーケティング、カスタマーサービスなど一連のビジネスのバリューチェーンにおいて、データとAIを「使い倒す」ことで業務効率化と新たな価値創出を目指しています。本講演では、全社向けのツール導入による個々人の生産性向上と、自社開発アプリを利用したAIとの協働を前提とするビジネスモデルの再構築の両輪から進める東京ガスの生成AI活用の取り組みについてご紹介します。
講師
- 笹谷 俊徳 氏
-
東京ガス株式会社
DX推進部 データ活用統括グループ
マネージャー新卒で東京ガスに入社して以来15年以上一貫して、データ分析・AIを活用した業務改革・意思決定支援に従事。マーケティング、営業、設備保全、サプライチェーン、人事・経営管理など様々な領域のPJにデータサイエンティストとして携わると共に、近年はデータ基盤整備や人材育成など含めた全社大でのAI・データ利活用を推進。
A-4
ランチセッション
逐次通訳
生成AIが切り拓く次世代BI──Pyramid Analyticsが描く意思決定の未来

Pyramid Analytics
Chief Revenue Officer
Brian McCormac
セッション概要
A-4 ランチセッション [逐次通訳]
「生成AIが切り拓く次世代BI──Pyramid Analyticsが描く意思決定の未来」
Pyramid Analyticsは新たに台頭するアナリティクス分野を牽引する企業です。本セッションではCROのBrian McCormacが「Generative BI」という生成AIを活用した新しいアプローチを紹介します。従来のダッシュボードを超え、自然言語で質問し高度なインサイトを迅速に得ることで、より迅速かつ効果的な意思決定を可能にします。
講師
-
Brian McCormac 氏
-
Pyramid Analytics
Chief Revenue OfficerBrian McCormacは、Pyramid AnalyticsのCROとしてグローバルな事業成長を牽引。20年以上にわたりテクノロジー業界で営業・経営の要職を歴任し、特にデータ活用領域で豊富な実績を持つ。戦略的パートナーシップ構築と市場開拓に強みを発揮し、Generative BIをはじめ次世代アナリティクスの普及を推進している。
B-4
ランチセッション
活用が進むAIエージェントの事例と展望

BIPROGY株式会社
市場開発本部データ&AI技術部
部長
脇森 浩志

EAGLYS株式会社
代表取締役社長/CEO
今林 広樹
セッション概要
B1-4 ランチセッション
「活用が進むAIエージェントの事例と展望」
AIエージェントがユーザー業務を代行する未来は、どのように実現されるのでしょうか?
本セッションでは、AIエージェントの概要や成功の鍵となる構築ポイントをBIPROGYとEAGLYSが手掛けた最新の生成AI活用事例を交えてご紹介します。
講師
- 脇森 浩志 氏
-
BIPROGY株式会社
市場開発本部データ&AI技術部
部長BIPROGYで自然言語処理・統計解析・画像処理・数理最適化などのデータサイエンス領域における製品開発およびシステム構築に従事。現在、データ&AI事業の技術責任者として活動中。
- 今林 広樹 氏
-
EAGLYS株式会社
代表取締役社長/CEO米国でAIエンジニア、JST/CREST研究助手を経て、2016年EAGLYS創業。産業向けAIアーキテクチャ、プライバシー保護AI・AIセキュリティおよび産業データ連携基盤を専門に事業開発。プライバシーテック協会理事。
A-5
主催講演
エンジニアは今も必要なのか?リアル現場の生成AI最前線LT会 Presented by 生成AI EXPO

Givin' Back株式会社
取締役
田中 悠介

Shunkan AI株式会社
取締役CTO
神谷 亮平

studio veco
代表
伊藤 雅康

IKIGAI lab.
富士フイルムビジネスイノベーション株式会社
生産技術統括部
主任
髙橋 和馬
セッション概要
A-5 主催講演
「エンジニアは今も必要なのか?リアル現場の生成AI最前線LT会 Presented by 生成AI EXPO」
生成AIの進化が激しい現在、文系人材までもが生成AIを活用してプロダクトを開発する時代がやってきました。実際に生成AIを使い倒している人材は、どこまで進めているのか?個人事業主、スタートアップによる開発、大企業の組織定着のそれぞれの立場の3事例をLT形式で実施します。司会・登壇はNewsPicksやThink IT、こどもとITにて生成AIの記事を連載・監修しているIKIGAI Lab.のメンバーが担当。
- LT1 7万行規模のSaaSを2人月で開発ーAI時代の開発とエンジニアの進化
- LT2 10年の構想を2週間で実現した文系のVide Coding活用術
- LT3 コミュニティを活用した生成AIの組織定着
講師
-
<司会>
田中 悠介 氏 -
Givin' Back株式会社
取締役HRテック企業取締役。「生成AI EXPO」発起人として2025年6月、Google・AWS日本拠点で国内初の連続開催を実現。世界40都市展開の「AI Salon」名古屋会場オーガナイザー。Forbes掲載企業5社が登壇。東京都Nexs Tokyo、愛知県STATION Ai、バークレーSkyDeck連携プログラムにも参加し、国内外の官民AIエコシステムと連携。経産省・金融庁関与の人的資本経営コンソーシアムにも参画。
- <LT1>
神谷 亮平 氏 -
Shunkan AI株式会社
取締役CTO約20年前からAI技術を活用してきたエンジニア。製造業、ビッグデータ、IoT、不動産テック、Web業界で開発に従事。2023年秋には、新規事業企画のコミュニケーション課題を解決するAIエージェントを独自開発。翌年Shunkan AIを共同創業し、「システムエージェント」として製品化。7万行規模のSaaSを2人月、従来比約50倍の開発生産性で開発。その実践知を基に「AI適応開発」を提唱し推進中。
-
<LT2>
伊藤 雅康 氏 -
studio veco
代表studio veco 代表
一般社団法人教育AI活用協会 副代表
株式会社MetaHeroes AI事業部 プロジェクトディレクター
大阪・関西万博「メタバース・XR・AIアワード」内、AI HEROES COLLECTIONの企画・設計・運営・映像設計・監督・制作。
神戸市主催:KOBE AI SUMMER FESTIVAL2025企画運営総責任者。
クリエイティブと教育、エンターテインメントの融合を推進。革新的なプロジェクトで未来の体験を創造している。
- <LT3>
髙橋 和馬 氏 -
IKIGAI lab.
富士フイルムビジネスイノベーション株式会社
生産技術統括部
主任富士フイルムグループ横断で生成AI教育を実施。営業職や製造業、自治体業務など幅広い業種に対して、教育コンテンツを作成し社内の生成AI人材育成に携わる。社外では生成AIコミュニティ「IKIGAI lab.」のオーナーを務め、NewsPicksやインプレスにて年間200本以上の記事を執筆および監修。TechGALA、日揮ホールディングス、日本ペイント、ヤマハ発電機等、多数の講演実績あり。YouTube「ジェネトピ」で、AIを身近に感じられる話題をゆるくお届け中。
B-5
主催講演
日本触媒の生産領域におけるAI活用状況(仮)

株式会社日本触媒
DX推進本部
本部長
中川 博貴
セッション概要
B-5 主催講演
「日本触媒の生産領域におけるAI活用状況(仮)」
将来的な労働生産人口減少に対応することは製造業の喫緊の課題となっています。日本触媒の生産領域において、アルゴリズムを利用して非常に複雑な生産計画の作成を属人化から解放した事例と、AIを利用してプラントの自動制御に成功した事例についてご紹介します。また、姫路製造所で導入しているCognite Data Fusionのオプションで、これから導入予定の生成AIエージェントについてもご紹介します。
講師
- 中川 博貴 氏
-
株式会社日本触媒
DX推進本部
本部長新卒で株式会社日本触媒に入社後、大阪本社経理部に配属。その後国内外の製造所や子会社の経理部門で主に原価計算・損益計算等を担当する管理会計に従事したあと、2022年4月から現職。新しくできた組織での全く畑違いの業務に最初は戸惑ったが、姫路・川崎の両製造所勤務時代に「できるだけ現場に出て。そこで行われている業務の実態を知ること」に努めたことが今に繋がったのではないかと感じている。
A-6
セッション
生成AIの精度を高めるデータ作成/収集の正しいアプローチとは

FastLabel株式会社
ビジネス本部 マーケティング部
部長
小林 広紀
セッション概要
A-6 セッション
「生成AIの精度を高めるデータ作成/収集の正しいアプローチとは」
いま各企業がこぞって推し進める自社独自の生成AI開発においては、高品質な学習データが不可欠です。本講演では、権利問題をクリアした専門データの収集・作成の課題、非構造化データの整理方法などについて解説。当社の音声データの収集・アノテーション、VLM向け画像データ提供、RAG向けのデータ作成など、生成AIの精度向上を支援するサービスを併せて紹介します。
講師
-
小林 広紀 氏
-
FastLabel株式会社
ビジネス本部 マーケティング部
部長1999年、常陽銀行に入行し法人営業に従事。その後、ビックカメラの経営企画部、楽天グループを経て、2016年にビックカメラに復籍。ビックカメラと東芝の合弁会社代表、兼アップルソリューション事業部長を務める。2018年4月、CDP国内シェアNo.1の米国トレジャーデータ社の日本法人にてマーケティング・シニアマネージャーに就任。2024年4月より現職。
B-6
セッション
クライアントPC起点で考える、SLMの可能性と限界

レノボ・ジャパン合同会社
エバンジェリスト
元嶋 亮太
セッション概要
B-6 セッション
「クライアントPC起点で考える、SLMの可能性と限界」
2025年、クラウド上で動作する大規模な生成AI基盤モデルに加えて、Local LLMとも呼ばれる比較的軽量な基盤モデル、小規模言語モデル(SLM)の可能性に注目が集まりつつあります。本セッションでは、SLMの概念からその限界まで、ユースケースを模索するための第一歩となる情報を網羅的にご紹介します。
講師
-
元嶋 亮太 氏
-
レノボ・ジャパン合同会社
エバンジェリストセキュリティベンダーやクラウドサービスプロバイダーを経てレノボ・ジャパンで法人向けクライアントデバイスのプロダクトマーケティングとOSやデプロイメント関連のテクノロジーの製品企画に従事。
A-7
主催講演
AIを活用した冷凍食品の「需給管理自動化システム」を開発──DXを推進!より効率的で安定した冷凍食品の供給へ

株式会社日清製粉ウェルナ
ロジスティクス部 業務課
ロジスティクス部次長 兼 業務課長
西村 英雄

株式会社日清製粉ウェルナ
ロジスティクス部 業務課 需給グループ
グループリーダー
礒野 隼也
セッション概要
A-7 主催講演
「AIを活用した冷凍食品の「需給管理自動化システム」を開発──DXを推進!より効率的で安定した冷凍食品の供給へ」
当社は、AI技術開発を手掛けるグリッドと共同で「冷凍食品の需給管理自動化システム」を開発し、2024年10月に本格運用を開始しました。本システムの導入により、各計画の策定時間の大幅な短縮やオペレーションの効率化が可能となったほか、ノウハウの標準化によって業務の属人化リスクが解消されました。本プロジェクト導入までの経緯と、具体的な取り組みについてご紹介します。
講師
-
西村 英雄 氏
-
株式会社日清製粉ウェルナ
ロジスティクス部 業務課
ロジスティクス部次長 兼 業務課長2001年日清製粉ウェルナ(当時、日清製粉)入社。入社以来、需給管理部門、工場、物流会社への出向など、需給、受注、物流の領域に携わり、2022年6月ロジスティクス部業務課長を経て、2025年から現職。業務課長時代に、需給管理システムや、生産管理システムなど、システム導入の経験を活かし、今回のシステム導入の責任者としてプロジェクトに参画しました。
-
礒野 隼也 氏
-
株式会社日清製粉ウェルナ
ロジスティクス部 業務課 需給グループ
グループリーダー2001年日清製粉ウェルナ(当時、日清製粉)入社。入社以降17年間は常温家庭用製品の営業に従事し、2018年より現部署に所属。1年間常温パスタ製品の需給を担当した後、低温製品の需給・物流全般を担当。需給計画の策定や倉庫間の在庫移動等の実務から物流施策立案までをほぼ一手に担う形となりました。業務の属人化に危機感を持った中で、今回のシステム導入に担当者として参画しました。
B-7
主催講演
AI-CoEの活動とCX領域での生成AIによるナレッジ活用の取組み

JCOM株式会社
CX・マーケティング部門 DXデザイン本部 データビジネス企画部
部長
鎌田 幹生
セッション概要
B-7 主催講演
「AI-CoEの活動とCX領域での生成AIによるナレッジ活用の取組み」
J:COMグループではAI推進専門組織を設立し、全社を巻き込んだ改善機会の発掘と実装を推進中。デジタルマーケティングの高度化や放送・配信コンテンツのデータ自動生成、カスタマーセンターの管理など、グループ内での生成AIによる業務改革とナレッジ活用の実践事例を紹介しつつ、見えてきた課題と今後の展望をお伝えします。
講師
-
鎌田 幹生 氏
-
JCOM株式会社
CX・マーケティング部門 DXデザイン本部 データビジネス企画部
部長J:COMのデータサイエンティスト組織の立上げ時より参画し、以降テレビ視聴データ分析や番組レコメンドエンジン開発、機械学習の業務実装等のプロジェクトを推進。現在はビッグデータ・AI活用戦略の立案や新規事業開発、データサイエンス人財の育成等を担当。SIer、コンサルティングファーム等を経て2016年JCOM株式会社入社。
A-8
セッション
ビジネス貢献するための社内データ「AI Ready」化のポイント──回答精度90%を実現するデータ事前準備とは(仮)

株式会社セゾンテクノロジー
プロダクト企画部プロダクト企画課
課長
吉崎 智明
セッション概要
A-8 セッション
「ビジネス貢献するための社内データ「AI Ready」化のポイント──回答精度90%を実現するデータ事前準備とは(仮)」
講師
-
吉崎 智明 氏
-
株式会社セゾンテクノロジー
プロダクト企画部プロダクト企画課
課長セゾンテクノロジー入社後、データ連携製品の開発エンジニアを経て、SEとして様々なお客様システムの効率化・高度化の提案を行う。その後、新プロダクトの立ち上げをリードし、現在はプロダクト企画部門でiPaaSの製品企画チームの課長を務める。
B-8
セッション
AI抜きのDXはもう無理
──人手不足の現場を救うシリコンバレー式AI活用を解説

MODE, Inc.
事業開発シニアマネージャー
シニアテックエキスパート
道間 健太郎
セッション概要
B-8 セッション
「AI抜きのDXはもう無理──人手不足の現場を救うシリコンバレー式AI活用を解説」
慢性的な人手不足に悩む現場で、もはや「AI抜きのDX」は限界です。本セッションでは、ゼネコン・高速道路・鉄道などの現場で導入が進むBizStackの実例から、シリコンバレー式AI活用術を解説します。AIとIoTが融合した最新技術で、業務効率化や安全性向上を実現する具体的な方法や、導入のポイントまで幅広く紹介。次世代現場の実現に不可欠な最前線ノウハウをお伝えします。
講師
-
道間 健太郎 氏
-
MODE, Inc.
事業開発シニアマネージャー
シニアテックエキスパート日立グループでエンジニアとしてキャリアを積み、その後外資系企業で大型設備やセンサーのセールスエンジニアを担当。東大発のスタートアップでは鉄道・建設業界向けIoTソリューションの事業開発を主導。現在はMODE, Inc.にて日本国内の「BizStack」事業開発を統括し、現場特化型AIアプリケーションの普及と展開を推進する責任者を務めている。
A-9
クロージング基調講演
生成AIによるソフトウェア開発の革命が始まる。AI駆動開発の最前線と今後の開発スタイル&エンジニアの役割とは?

クリエーションライン株式会社
取締役 兼 最高技術責任者(CTO)
荒井 康宏
セッション概要
A-9 クロージング基調講演
「生成AIによるソフトウェア開発の革命が始まる。AI駆動開発の最前線と今後の開発スタイル&エンジニアの役割とは?」
生成AI・LLMの登場とその進化によりゲームチェンジと言えるほどの大きな変革が各種分野で始まっています。特にソフトウェア開発の現場では生成AIによる大きな変革とパライダイムシフトが起きつつあります。このセッションでは生成AIを前提にしたソフトウェア開発手法「AI駆動開発」についての概要・最新動向とそのインパクトを紹介すると共に、今後大きく変わる開発スタイルやエンジニアの役割&必要なスキルについて予想します。
講師
-
荒井 康宏 氏
-
クリエーションライン株式会社
取締役 兼 最高技術責任者(CTO)クリエーションライン株式会社 取締役 兼 最高技術責任者(CTO)
ChatGPT登場時からAI・LLMによる新たな開発スタイル「AI駆動開発」を提唱する。AI駆動開発勉強会主催やAI駆動開発カンファレンス実行委員長として、AI駆動開発の啓蒙・情報発信、コミュニティ育成に尽力。お気に入りのツールは、Cursor, Claude Code, Windsurf, Devin, bolt.newなど。
B-9
クロージング基調講演
キリングループにおけるDX戦略
「KIRIN BuddyAI」が拓く組織変革──持続可能な業務プロセス再構築への挑戦(仮)

キリンホールディングス株式会社
デジタルICT戦略部 DX戦略推進室
室長
野々村 俊介
セッション概要
B-9 クロージング基調講演
『キリングループにおけるDX戦略
「KIRIN BuddyAI」が拓く組織変革──持続可能な業務プロセス再構築への挑戦(仮)』
キリングループでは、2035年までのデジタルVISION「KDV2035」を策定し、実現に向け、事業部門とデジタル部門が連携し様々な取り組みを推進しています。特に生成AI「BuddyAI」などのAIツールを活用した業務プロセスの再構築により、少人数でも持続可能な業務プロセスを再構築し、従業員の働きがいを向上させることを目指しています。講演では、生成AI技術の事業への貢献と今後の可能性について、実際の取り組みを交えてご紹介します。
講師
-
野々村 俊介 氏
-
キリンホールディングス株式会社
デジタルICT戦略部 DX戦略推進室
室長2008年キリンビール株式会社に入社。需給担当としてキャリアをスタート。2016年コンサルティング企業への出向で経営戦略・新規事業探索・市場調査に従事。その後キリンビールのD2C事業でデジタルを活用したビジネス構築に挑戦。2024年からキリンホールディングス株式会社デジタルICT戦略部へ異動。2025年4月から同部 DX戦略室室長に就任し、全社のDXを推進している。