注目のセッション

ルーカス・ゾールバッハ博士
独Manufacturing-X
ルーカス・ゾールバッハ
ベンジャミン・シューンフス 氏
世界経済フォーラム(WEF)
ベンジャミン・
シューンフス
助松 裕一 氏
株式会社荏原製作所
助松 裕一
吉井 清英 氏
コスモ石油株式会社
吉井 清英
植田 省吾 氏
株式会社ブリヂストン
植田 省吾
ルーカス・ゾールバッハ博士
独Manufacturing-X
ルーカス・ゾールバッハ
ベンジャミン・シューンフス 氏
世界経済フォーラム(WEF)
ベンジャミン・
シューンフス
助松 裕一 氏
株式会社荏原製作所
助松 裕一
吉井 清英 氏
コスモ石油株式会社
吉井 清英
植田 省吾 氏
株式会社ブリヂストン
植田 省吾

「知能」がつなぎ「技」が動かす
価値創出に向けた変革の実装

製造業はいま、効率化の追求を超え、新たな価値を創出するための抜本的な転換期にあります。多様化する顧客ニーズへの適応や、循環型経済(サーキュラーエコノミー)への対応、さらには地政学リスクを克服する強靭なサプライチェーンの構築。複雑な課題に対しては個社のみならず、業界の垣根をも越えた信頼性の高いデータ連携が、競争力の新たな基盤となりつつあります。

変革の中核を担う生成AI(人工知能)技術は、現場の”知能”として定着し始めています。製品設計におけるデザインの自動生成、需要予測に基づく生産ラインの最適化、ロボットやPLC(制御装置)のコード自動生成まで、その活用範囲は拡大しています。これを支えるデジタルツインは、熟練の技術者が培ってきた「匠の技」やものづくりの哲学をデジタル空間に写し取り、AI技術と共に次世代へ継承していく基盤になります。シミュレーションやXR(拡張現実)技術と融合し、検証可能にすることで、製造業のDX(デジタルトランスフォーメーション)は真に“人間中心”の形へと進化を遂げます。

本イベントでは、「技術と人の知恵」が高度に融合し始めた、国内外の先行事例を紐解きます。産業横断的なデータ連携から、予兆保全に向けたプラントの運用、そして日本独自の現場力を未来へつなぐ設計思想まで、DXの実践によって複雑な課題をどう乗り越え、持続的な成長を描くべきか。その具体的なシナリオを共有します。

過去3回、最新動向を届けてきた「Industrial Transformation Day」は第4回を迎えました。変化の激しい時代を勝ち抜き、日本の製造業が世界で再び輝くための、実践的なシナリオをお届けします。皆さまのご参加を、心よりお待ちしています。

開催概要

イベント名

Industrial Transformation Day 2026

~AI技術と共生する次世代の製造業を考える~

日時

2026年3月13日(金)10:40~17:10

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開催形式

オンラインLIVE配信(Zoom)

主催

株式会社インプレス DIGITAL X

株式会社インプレス DIGITAL X(デジタルクロス)

参加対象

製造業のDXを推進している方、事業変革を担っている方、経営者層、経営企画部門、事業部門、DX推進担当システム部門などの責任者・マネジャーなど

定員

500名

受講料

無料(事前登録制)

お問い合わせ先

DIGITAL X イベント 運営事務局
E-mail:dxday@event-entry.net
受付時間:10:00~18:00(土・日・祝日を除く)

タイムテーブル

※プログラムは予告なく変更となる場合がありますので、ご了承ください。

2026年3月13日(金)

10:4011:10(30分)

K-1

基調講演

同時通訳

産業用データスペース:新たなデータ共有手法への序章

ルーカス・ゾールバッハ(Dr. Lukas Sohlbach)博士

独VDMA Forum Manufacturing-X

RoX Tech Transfer and Harmonisation

プロジェクトマネジャー

ルーカス・ゾールバッハ (Dr. Lukas Sohlbach)

プロフィール

プロフィール

略歴

ルーカス・ゾールバッハは、学際工学(メカトロニクス)の工学士号とメカトロニクス・ロボティクスの修士号を取得している。フランクフルト応用科学大学とカディス大学の共同博士課程を修了し、ソフトロボットの人工筋肉駆動に向け、スパイキングニューラルネットワークに基づく生物模倣制御手法を研究テーマとした。現在は、独VDMAのManufacturing-Xフォーラム部門でプロジェクトマネジャーを務め、ロボット産業におけるデータスペースとエコシステム(RoX)に取り組んでいる。技術移転や関連イニシアチブとの調和を担当し、相互運用可能なデータスペース基盤のエコシステム実現に向けた標準とセマンティクス(意味論)に関する研究に重点を置いている。

講演概要

経済的圧力と世界的な不確実性の高まりにより、産業間の連携強化がますます必要とされています。しかし、企業や業界をまたいだデータ共有は依然として断片化され、拡大が困難な状況が続いており、生産性、レジリエンス、サステナビリティ、競争力におけるデジタル化の価値を制限しています。本講演では、今日の二国間連携を超えた信頼性のある相互運用可能なデータ交換の新たな基盤として、データスペースと連合型エコシステムを紹介します。また、この新興フレームワークを形作る「International Manufacturing-X」を含む、欧州、ドイツ、独VDMA(Verband Deutscher Maschinen- und Anlagenbau:ドイツ機械工業連盟)の現行活動との関連性を解説します。講演の最後にはRoXの内部事例を交え、データスペース基盤のエコシステムがAIベースのロボティクスをいかに実現可能にするかを示します。

11:2011:50(30分)

S-1

講演

GPUを研究設備のままにしない 製造業DX前提設計

諸井 登司也 氏

株式会社ハイレゾ

GPU事業本部 マーケティング部

部長

諸井 登司也

プロフィール

プロフィール

略歴

株式会社ハイレゾ マーケティング責任者。
B2Bマーケティング領域で20年以上、300名超の組織マネジメントを経験。現在は最先端GPUを活用したクラウド基盤を、国産・地方データセンターから低価格で提供し、製造業のDX・AI活用を構想から現場実装まで支援。コスト競争力と安心感を両立した地方創生型の事業モデル構築に取り組んでいる。

講演概要

生成AIやデジタルツインなど、製造業DXを支える技術はありますが、実際の活用は一部にとどまっているケースも少なくありません。その背景には、AIやデータ以前に「GPUをどう使う前提で設計しているか」という見落とされがちな課題があります。本セッションでは、外観検査AIやCFD・デジタルツインの事例を通じて、GPUを研究設備の延長として扱うことの限界と、業務インフラとして再設計する必要性を整理します。

12:0012:40(40分)

K-2

基調講演

同時通訳

テクノロジーを成果へ:先進的な製造業企業はいかにして世界水準の競争力をスケールさせているのか

ベンジャミン・シューンフス(Benjamin Schönfuß)氏

世界経済フォーラム(WEF)

アドバンスド・マニュファクチャリング・サプライチェーン部門

イニシアチブ・コミュニティ・リード

ベンジャミン・シューンフス (Benjamin Schönfuß)

プロフィール

プロフィール

略歴

ベンジャミン・シェーンフスは、世界経済フォーラム(WEF)の先進製造業・サプライチェーンセンターに所属し、グローバル・ライトハウス・ネットワーク(GLN)を統括している。グローバルに活躍する製造業およびサプライチェーン分野の経営・オペレーション責任者と密接に連携し、先進事例の共有や、実証済みの変革手法の横展開を支援している。これまでに、地域・業種を横断して40以上の工場を訪問・評価してきた。工学の修士号を有し、以前はケンブリッジ大学製造研究所にて、製造業におけるデジタルトランスフォーメーションの研究に従事していた。

講演概要

本講演では、世界経済フォーラム(WEF)が主導するグローバル・ライトハウス・ネットワーク(GLN)から得られた最新の知見を共有します。GLNは、先進技術を活用しながら、世界水準のオペレーショナル・パフォーマンスを大規模に実現するための、製造業・サプライチェーン分野における世界有数の学習コミュニティです。本プレゼンテーションでは、世界223カ所のライトハウス認定拠点における集合知と具体的な事例を基に、先進企業が技術導入をいかにして生産性向上、サプライチェーンの強靭化、顧客中心経営、人材育成、そして持続可能性といった具体的成果へと結び付けているのかを明らかにします。

12:5013:20(30分)

S-2

講演

AIは”プロセス最適化”だけでは足りない
部門をまたぐ合意形成で「強いものづくり」を取り戻すAI実践法とは

田中 和生 氏

ストックマーク株式会社

CPO / Aconnect 事業責任者

田中 和生

プロフィール

プロフィール

略歴

信州大学経営大学院に在籍しながら起業し、宇宙開発の裾野を広げる事業を推進。卒業後、株式会社日本能率協会コンサルティングにて、国内企業の新規事業創造及びビジネスモデル設計、R&D戦略立案に従事。その後、VALUENEX株式会社に入社し、事業開発責任者として他社とのコラボレーションによる同社の新規事業開拓を担うとともに、事業戦略コンサルタントとして様々な事業分野の新規事業立案や開発テーマ策定に携わる。2020年、ストックマークの自然言語処理技術の高さに魅了され入社し、現在に至る。

講演概要

「技術を磨きたくても、調整や要求対応に時間を奪われる」そんな声がものづくり現場から増えています。
AIによる工程ごとの効率化が個別最適にとどまり、部門をまたいだ判断や合意形成の難易度が上がっている組織は増えているのではないでしょうか。本講演では、外部情報と社内ナレッジを安全に循環させるAI活用により、部門間の意思決定を揃え、手戻りを抑えながら「強いプロセス」とものづくりの面白さを取り戻す方法を紹介します。

13:3014:10(40分)

K-3

事例講演

現場の“技”がAIを動かす ― 人間中心DXが拓く、次世代製造業の設計図

助松 裕一 氏

株式会社荏原製作所

CIOオフィス データストラテジーユニット

デジタルクリエイティブ&トランスフォーメーショングループ グループリーダー

助松 裕一

プロフィール

プロフィール

略歴

自動車業界にて20年以上、生産技術領域および開発業務に携わり、CADデータを起点とした製造・設計支援ソリューションを多数手がけてきた。現職では産業メタバースプラットフォーム「Beyondverse™」の開発と導入を主導。現場起点での課題構造化と、未来視点での技術実装をつなぐ“橋渡し役”として、多くのプロジェクトに従事している。

講演概要

AI技術やデジタルツインが急速に進化する一方、日本の製造業には「人の知・技・哲学」を未来へどうつなぐかという根源的課題があります。本講演では、熟練者の暗黙知を体系化する「DOJO」と、現場の全情報を3D(3次元)で統合する「Beyondverse」を軸に、人間中心のDX「EBARA-D3」の実践を紹介。AI技術と競うのではなく、育て、共生するための“日本型DX”の設計思想と、現場から始まる変革のリアルをお伝えします。

14:2014:50(30分)

S-3

講演

製造データを価値へ:CONNECTで変わる製造現場のデータ活用最新事例

村林 智 氏

AVEVA株式会社

プラットフォーム戦略開発部(アジア太平洋地域-日本担当)

CONNECT 担当部長

村林 智

プロフィール

プロフィール

略歴

AVEVAプラットフォーム戦略開発部にてCONNECTの日本市場における事業戦略をリード。
クラウドを利用したデータ基盤戦略と製造業向けソリューションの導入を推進し、AIを取り入れた現場データ連携やリアルタイム可視化によるデジタル変革の高度化に取り組む。多様な業種のデータ利活用プロジェクトを支援し、生産性向上や運用最適化、企業全体でのデータ統合に向けた実践的アプローチをリードしている。

講演概要

製造業のDX推進、AI利活用促進が叫ばれる中、あらためて現場データが課題解決や企業の進化、バリューチェーン全体での価値創出にどうつながるのかといったデータの実践的な活かし方が業界共通のテーマとなっています。AVEVAは幅広く深い業界知見を基にクラウドプラットフォームCONNECTでお客様の課題解決を支援。本セッションではデジタル化やAI活用の取り組みを具体的なユースケースとともに紹介します。

15:0015:40(40分)

K-4

事例講演

データ統合基盤とAIを活用したコラボレーティブメンテナンスの実現

吉井 清英 氏

コスモ石油株式会社

工務部

保全戦略グループ

吉井 清英

プロフィール

プロフィール

略歴

1998年にコスモ石油株式会社に入社し、製油所のメンテナンスエンジニアとして従事。
専門分野は製油所におけるIntegriy(静機器検査)、信頼性、回転機の保全管理。
現在は製油所の保全戦略を中心に中期経営計画の立案やDX推進のプロジェクトを管理を実施。

講演概要

労働生産人口の減少に伴って、プラント業界の将来を担うエンジニア不足が顕在化しつつあります。本講演では、生産性を高め、より高付加価値な業務にシフトすることによって、従来よりもさらに安全かつ安定的な操業を実現するための取り組みについてご紹介します。コスモ石油では、製油所デジタルプラント化施策の1つとして、産業向けデータ基盤を導入しました。国内にある3カ所の製油所、発電、物流基地、計5カ所のエンジニアリングデータを仮想空間上に集約することでデジタルツインを構築し、さらにAI技術を活用して、エンジニアの業務効率化や設備の信頼性向上を目指しています。また、導入に至るまでの背景や目的、パートナーとしてプロジェクトの成功に至るまでのカギについてもご紹介します。

15:5016:20(30分)

S-4

講演

なぜ今、組織全体のアジリティが必要なのか?
AIの進化を阻む「見えない壁」を壊すリーン・アジャイル変革

中谷 浩晃 氏

Scaled Agile-Japan合同会社

ストラテジックアドバイザー、SAFeフェロー、SPCT

中谷 浩晃

プロフィール

プロフィール

略歴

人初のSAFeフェロー(世界で44人目)であり、最高位資格SPCTを保有する第一人者。Scaled Agile, Inc.のストラテジックアドバイザーとして、経営層へのコーチングを通じグローバルな普及を牽引する。日立中央研究所での研究経験に基づく高度な「論理的アプローチ」が最大の武器。日米アジアを横断する大規模変革をリードし、企業の「真のアジリティ」獲得を強力に支援している。

講演概要

AI技術が急進する中、ソフトとハードの「速度の乖離」という見えない壁がイノベーションのボトルネックとなっています。本講演では、グローバル企業の組織変革を数多く支援してきた知見に基づき 、この壁を打破し、組織全体のオペレーティングシステム(OS)を刷新する変革を提言します。開発現場に留まらず、ビジネス全体でアジリティを確保し、AIとの共生を真の競争力へと変えるための戦略と、全体最適を実現するための組織づくりの核心を解説します。

16:3017:10(40分)

K-5

事例講演/クロージング講演

3D・XR技術によるエンジニアリング業務改革

植田 省吾 氏

株式会社ブリヂストン

エンジニアリング業務支援標準管理部

植田 省吾

プロフィール

プロフィール

略歴

1988年入社。生産技術で必要になった応力計算やセンサー信号解析などのCAEプログラムを当初は自作していたが、1996年より市販3Dアプリケーションを使用するようになった。3Dスキャナ・デプスカメラ・XR・IoTなどを業務利用するにあたりプログラム作成を再開し、そうした3Dデジタル技術を使ってエンジニアリングチェーンの業務改革を進める検討を始め現在に至る。

講演概要

当社では、エンジニアリング業務での事前確認や検証において、実寸大の工場や設備のデジタルモデルをXR(拡張現実)技術で再現する取り組みを進めています。工場や生産ラインのような大きなプロダクトのユーザー視点検証は3Dビューアでは判断が難しく、人間の動きや使い勝手などを実感に基づいて評価できるXR技術が有効となります。本講演では、ゲーム開発ツールを使用して、自社業務に適したXRアプリケーションを企業内リソースで実現した成果をお話しします。