EC物流フォーラム2022

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本イベントはオンラインLIVE配信での開催です

~ロジスティクス・SCM・流通分野のキーパーソンがEC物流を語る~

「EC物流フォーラム2022」は、株式会社ロジスティックス・パートナー、LNEWS、流通ニュースと株式会社インプレスの共同企画のもと経営戦略やロジスティクス・SCM・流通分野で注目企業のキーパーソンに、旬の講演テーマをお話しいただき、Eコマースにおける物流の役割、事例、最新情報が学べる1Dayフォーラムです。

Eコマースの発展により、インフラであるシステム・店舗流通・物流オペレーション・物流拠点は、より柔軟な対応が求められております。
物流に関して改善意欲の高い、物流担当・物流業界のエグゼクティブな方のお役に立つ最適な情報をお届けします。

開催概要

イベントタイトル
EC物流フォーラム2022
開催日時
2022年11月10日(木)11:00~17:55
配信方法
Zoom
主催
株式会社ロジスティクス・パートナー
流通ニュースLNEWS
共催
株式会社インプレス
参加対象
製造業・小売業・卸売業の経営企画、生産管理、システム部門、ロジスティクス部門、SCM部門、輸出入部門、物流子会社、3PL、倉庫、運送会社、行政、自治体、コンサルタント、研究者他
受講料
無料(事前登録制)
お問い合わせ先
株式会社インプレス イベント事務局
受付時間 10:00~18:00(土・日・祝日を除く)

タイムテーブル

11:00~11:45
L-1オープニング基調講演
ビームスのEC物流戦略&描く物流の未来
竹川 誠
株式会社ビームス
オペレーション本部 本部長 兼
株式会社ビームスホールディングス ロジスティクス本部 本部長
竹川 誠
株式会社ビームス
講師プロフィール

1997年、株式会社ビームスへ入社。社内物流センターのWMS構築(2002年)物流改革プロジェクトに参画(2004年)、基幹システム刷新PJのPL(2010年)を経て、2012年には、RFIDプロジェクトのPMとして、RFIDオペレーションの全店舗展開を完結させました。2016年には、自社オンラインEC物流の内製化を推進し、在庫一元管理を実現。2020年、コロナなどのリスク分散を目的に、BCP関西物流センターを開設し、現職にて次世代物流センターを構想中です。

講演概要

商品の保管から梱包、発送まで、自社物流を内製化しているビームスでは、小口配送の増加、人手不足、在庫などの課題に対し、RFIDを活用して課題解決につなげています。在庫の一元化、EC物流の内製化を実現したRFID活用を中心に、オムニチャネル戦略を支える在庫の一元化、物流内製化のアプローチや取り組みを解説。加えて、ビームスが描いているこの先、つまりEC物流の未来をお伝えします。

内容レベル

大規模店舗向け

12:05~12:45
L-2講演
物流DXを戦術とした変革
~はぴロジ/流通統合システムlogiecで築くEC物流のオペレーション~
木村 和弘
株式会社はぴロジ
代表取締役社長
木村 和弘
講師プロフィール

2007年関西大学法学部卒業後、新卒でりそな銀行に入社し法人営業に従事、その後事業会社へ転身し、Vietnam Tabuchi Electric Co., Ltd. President / General Directorなどを経て2019年12月株式会社ブレインウェーブ(現 株式会社はぴロジ)に参画、2020年4月 同 バイスプレジデント、2022年6月 同 代表取締役社長就任

講演概要

〜新規EC事業立ち上げ・既存EC事業の成長を加速させる〜

デジタルトランスフォーメーションがうまく進まない企業様も多いのではないでしょうか?
現状把握をし、解決策を考え、新しいEC物流の在り方を考える。
本セミナーでは、DXの本質をとらえ、EC運営の出荷時に起きうる様々な問題を、どのように解決していけるかをお伝えします。

また、当社の流通統合システムlogiecの具体的な事例をもとに、EC物流のポイントをお伝えします。

内容レベル

入門、脱初級、中級、上級、大規模店舗向け、中規模向け、小規模店舗向け、モール店舗向け、その他

参加対象者

新規EC事業を立ち上げたい方
既存EC事業の成長でお悩みの方
物流DX/戦略について知りたい方
出荷時のデータ連携でお困りの方
物流アウトソーシングをお考えの方
自社発送で運営をされている方

13:05~13:45
L-3講演
ECビジネスの成長を支える最適な在庫管理のポイント
小松 夕祐
Colabofact
代表
Bsidefunny株式会社 CDO
小松 夕祐
講師プロフィール

法政大学卒業後、株式会社メンバーズ入社。国内大手金融機関やメーカーのウェブサイト構築 / 運用ディレクション、プロジェクトマネージメントを6年半経験・同社マネージャーに従事。 2015年~Amazon Japan G.K.入社。 同社にてサイトマーチャンダイザーとしてデジタルマーケティングにおける戦略から実行、分析までを2年経験の後、バイヤーとして担当カテゴリにおける事業戦略、P/L管理、需要予測、商品企画を経験。 2019年3月~Principle Co.,Ltd.に参画。営業専任部門の立ち上げ、2020年10月より同社DX事業部の立ち上げおよび事業運営責任者を担当。2021年5月Bsidefunny株式会社にパートナー・CDOとして参画。2021年6月より個人事業主として独立。

太田 愛美
株式会社マクニカ
ネットワークス カンパニー
DX事業部 AIビジネス部 第1課
太田 愛美
講師プロフィール

EC業界を中心にAI活用によるビジネス変革を目指すお客様に対し、課題の設定、解決に向けた提案、実装、運用までの支援に従事。

講演概要

ECサイトの特徴である多品種小ロット管理、トレンドやイベントなどによる需要の急増/急減への対応に加え、コロナ禍で大幅に増加したEC利用や、足元の為替・経済状況の不透明感等から、EC物流における在庫管理業務は以前よりも複雑化しています。

在庫の適正化を実現することは、過剰在庫の削減によるキャッシュフローの改善や、欠品率低下による販売機会損失の削減等、企業にとってインパクトの大きい領域ですが、従来はエクセルベースで担当者の経験や勘に頼った属人的な運用になっていることが多いのではないでしょうか?

本セミナーでは、在庫適正化がEC物流にもたらすメリットと、ECサイトにおける欠品や過剰在庫を防ぐ最適な在庫管理のポイントを、AIによる需要予測を活用した具体事例も交えながらご紹介いたします。

内容レベル

脱初級、大規模店舗向け、中規模向け

参加対象者

・ECビジネスにおける需要予測・発注・在庫管理業務に携わるSCM・MD・物流部門の方
・在庫適正化に関連する業務の改善・システム化に携わられる方
・在庫適正化に課題を抱える企業の経営層の方

受講するメリット

ECサイトにおける過剰在庫や欠品を防ぐ在庫の管理・適正化方法が分かります

こんなニーズや悩みにこたえられる内容です

・在庫適正化業務が担当者の経験や勘に頼っており業務が属人化している
・過剰在庫による在庫管理費の増加やキャッシュフローの悪化
・欠品による機会損失の発生
・需要予測・発注精度が悪い
・EC取り扱い商品数の増加に業務が追い付かない

14:05~14:50
L-4ゼネラルセッション
クイックデリバリーが変えるO2Oマーケティング
~クイックコマースの台頭、消費行動の変化、中国事例などに見る物流新潮流~
小嵜 秀信
東海大学 総合社会科学研究所
客員教授
株式会社エニキャリ 代表取締役
小嵜 秀信
東海大学 総合社会科学研究所
講師プロフィール

Eコマース黎明期より大手企業のECサイト・通販運営に従事し、EC事業子会社代表を務める。その後、ECシステム会社、中国でのチェーンストア事業およびEコマース事業の代表を歴任。その後、自ら越境EC事業などを手掛ける傍ら、複数の大手企業にてEコマース事業に関しての顧問を務める。現在は、日本初のEコマース学術研究機関である東海大学総合社会科学研究所Eコマースユニットの准教授として研究・教育に従事しながら、クイックデリバリーインフラ事業を行う株式会社エニキャリの代表も務め、日本のラストワンマイル配達を牽引する。

講演概要

コロナ禍による新しい生活様式の浸透で、実店舗での集客や購買プロセスに大きな変化が生じました。一方で、フードデリバリーなどの利用増によって、“街中の商品が30分で手元に届く”といったクイックコマースが新たな広がりをみせています。現在広がっているフード分野だけではなく、今後は小売店、スーパー、ドラッグストアなど、多様な業種へ広がっていくことでしょう。今セッションでは、クイックコマースの現在地、可能性、それらの潮流に伴う新たなO2Oマーケティングについて、中国などの事例なども踏まえて、解説していきます。

内容レベル

入門、大規模店舗向け、中規模向け

15:10~15:50
L-5講演
労働力不足を乗り切るプロロジスの新ソリューション
~可視化×ロボット化が生み出すDX推進のヒント!~
本庄 哲太
プロロジス
開発部 物流コンサルティングチーム
シニアマネージャー
本庄 哲太
講師プロフィール

約13年間、大手物流企業において、国内及び東南アジアにて物流オペレーションの立上及びシステム導入プロジェクトに従事。2019年、プロロジスがコンサルティングを始めとするソリューションサービスを本格拡大することに伴い入社。同社では初となるITソリューション“ロジメーター”の共同開発を始め、パートナーとのソリューション構築、及び顧客のロボティクス導入等のコンサルティングを推進している。

中村 遼太郎
Gaussy株式会社
代表取締役社長
中村 遼太郎
講師プロフィール

2009年、三菱商事入社後、中国物流企業への投資業務を行う。その後、三菱商事ロジスティクスに出向し、中東中央アジアの物流事業の運営、新規営業に従事。
2015年以降、三菱商事にて新規事業開発担当としてシリコンバレーへの派遣後、海外スタートアップ投資及び倉庫ロボットRoboware事業、倉庫シェアリングWareX事業を立上げ。

岡澤 一弘
株式会社KURANDO
代表取締役
岡澤 一弘
講師プロフィール

大学を卒業後、株式会社キーエンスにて物流業界向けサービスのキャリアを開始。実際に現場を改善するのは ハードウェアそのものではなく、運用にある。という気づきのもと同社を退職、様々なコンサルティング業務や IT支援業務にその軸足を移す。
株式会社KURANDOを創業後、クラウド型倉庫内視える化サービス「ロジメーター」を提供。 一般社団法人日本マテリアルフロー研究センターにて調査委員会にも所属、物流現場のデータ利用を進めている。

講演概要

プロロジスは物流不動産開発のリーディング・プロバイダーとして、商流の変化や物流ニーズの多様化、そして技術革新によって高度化するカスタマーの物流課題に、具体的な解決策を提案できるパートナー企業との協業により、さまざまなソリューションをご提案しています。
今回は、生産性の可視化するクラウド型ツール「ロジメーター」のKURANDO岡澤氏と、プロロジスが新たに投資いたしましたロボットのサブスクモデルを提供する、Gaussy中村氏の対談形式で、成長を続けるEコマース市場における省人化と生産性の向上の課題解決に迫ってみたいと思います。

16:10~16:50
L-6講演
サステナビリティECを目指す
~物流拠点から変える、安全・環境・コスト~
清水 敢
コマツカスタマーサポート株式会社
建機・リフト事業部 営業推進部 営業サポートグループ
清水 敢
講師プロフィール

1999年 旧小松フォークリフト入社
15年間、フォークリフト営業の第一線で活躍。
2014年 コマツ フォークリフトマーケティング本部にて次世代電動式フォークリフトの市場導入に携わる。 
2018年 コマツカスタマーサポート(コマツ国内販売会社) 直轄事業部にて大手企業の物流現場における脱炭素化に取り組む。
2022年に現職。
営業現場とマーケティング部門で培った経験を活かし、さらなる物流現場の脱炭素化に向け、販促企画、営業員教育に従事。

武田 知久
コマツカスタマーサポート株式会社
建機・リフト事業部 営業推進部 営業サポートグループ
武田 知久
講師プロフィール

2006年 旧小松フォークリフト入社
15年間、フォークリフトのマーケティングに従事し、5年間のフォークリフト営業経験を経て、コマツダントツ商品のFEシリーズ・FHシリーズの販売企画・販促に携わる
2021年に現職。
2022年 最新電動式フォークリフトFE25G/FE30G-2(リチウムイオンバッテリ車)の商品化に携わる。 
「コマツ製品でお客様の現場をより良くする」をモットーに、クリーンな現場実現に日々邁進中。

講演概要

コマツは物流拠点における高稼働・環境配慮のお役に立つことを志し、電動式フォークリフトの普及に取り組んでいます。
今回のセッションでは、EC物流拠点がサステナブル経営を目指す中で抱える安全・環境・コストの課題に対して、稼働事例を交えながらコマツの考える課題解決方法をご提案。更に、長時間稼動する物流現場の環境対応に貢献できる、最新機種の概要についてもお話致します。

17:10~17:55
L-7クロージング講演
花王が挑む“サステナブルサプライチェーン”とは
山下 太
花王株式会社
SCM部門ロジスティクスセンター 
センター長
山下 太
花王株式会社
講師プロフィール

1990年花王株式会社入社、倉庫管理システム開発担当。
1992年物流センター稼働プロジェクトのシステム開発を担当。
2001年受注出荷、配送システムの構築プロジェクトを担当。
2010年物流センター建設~設備設計~倉庫管理システム開発を担当。
2015年花王ロジスティクス株式会社 代表取締役社長。
2019年より現職。

講演概要

政府が2022年6月に閣議決定した「総合物流施策大綱」は、「物流DXや物流標準化の推進によるサプライチェーンの最適化」「労働力不足対策と物流構造改革の推進」「強靱で持続可能な物流ネットワークの構築」を掲げました。新たなテクノロジーの台頭で大きな変革期を迎えた今、企業に求められるのはサステナブルなサプライチェーンです。そのためには、ESG、SDGs、サステナビリティの視点は欠かせません。加えて、個社での取組みには限界がきており、共創によるロジスティクス改革の機運が高まってきています。本セッションではこうした視点を踏まえ花王が挑むサステナブルサプライチェーンについてご紹介します。